公務員になって間もない方にとって、公務員の世界は新鮮でもあり、でも思ってたのとチョット違うぞ・・・みたいな、良いことも悪いこともフィフティフィフティって感じではないでしょうか?
そんなあなたは職場では「公務員の心構え」といった類いの倫理研修を耳にタコが出来るかのごとく聞かされ、そんな話にもうウンザリしていますよね。
残念ながらこの記事もそういった類いの記事の1つなのですが、せっかくなのでなるべく職場の研修では教えてくれないようなアドバイスをしたいと思います。
私が一点だけアドバイスしたいのは、
「公務員になったら職場以外の交友関係を大切にしよう」
というものです。
公務員になると、上司・先輩から「同期と仲良くしろ」みたいな話を聞かされることもあります。
しかし、私からすると「同期って言っても年齢も趣味も違うんだから仲良くしようがないし、する必要もない」と思うんですね。
もちろん、仲良く出来そうな同期がいれば仲良くするに越したことはないのですが、同期とさえ仲良くしてれば何とかなるか、みたいな考えは非常に良くないです。
むしろ公務員は、同期や同僚以上に「職場外での友人・知人」を大切にしなければいけません。
あなたの職場に「同僚とばかり飲みに行く」とか「同僚とばかりゴルフに行く」みたいな人っていると思いますが、なるべく真似しないようにしましょう。
おそらくですが、その人と関わって学ぶことはあまり無いかなと思います。
一見、職場の人と仲良くするのはメリットが多いように感じるかもしませんが、自分の成長にフォーカスすると、むしろ職場内の人間関係とかけっこうどうでも良くて、仕事以外の人間関係の方が何倍も大切だったりします。
「人間関係の比重を職場に大きく置くと何がまずいの?」と疑問に思う方もいるかもですが、職場でしか人間関係が築けないと、最終的には井の中の蛙状態で、学ぶを得る機会から大きく遠ざかってしまいます。
もくじ
職場の世界は思ってるよりもずっと狭い

すべての公務員の方に声を大にして伝えたいのは、
ということです。
日本には何千万人ものサラリーマンがいますが、あなたの勤めている自治体、そして関わりのある同じ部署の同僚なんて、そのうちの一部分でしかありません。
よほど規模の小さい自治体じゃない限り、定年まで顔を見たことも名前を聞いたこともない職員なんていくらでもいるでしょう。
あなたが仕事で関わる交友関係なんて、それぐらい小さなものです。
ところが、公務員として一年、二年と働いていくにつれて、「自分の職場の常識 = 世の中の常識」と勘違いするようになってきます。
職場の人事異動や評価が自分の評価の絶対になり、「職場で評価される = 自分は優秀」みたいな飛んだ勘違いヤロウになってしまい、こうなると本格的にヤバいです。
世間の人たちからすると、利益を追求しない生ぬるい仕事をしてる連中みたいなもんなので、その狭い世界の中で勝った、負けた、うれしい、悲しいなどとやっていてもなんだか虚しいような気がするんですよ。
そんな世界で神経をすり減らしながら生きるよりも、承認欲求を満たす物差しを外部に向けた方がよっぽど楽しいのではないか、と私は思います。
今の環境にずっといられると思わない方がいい

公務員という狭い世界でああだこうだ言うことの問題点は、シンプルに虚しいというだけではありません。
公務員の世界にどっぷり浸かってしまうと、たとえば転職や起業といった方法で公務員を辞めるという選択肢が持てなくなる恐れがあります。
まぁ公務員は令和の時代でも終身雇用が約束されていて、定年までずっと勤める人が大半なのは間違いないのですが。
でも、「無駄な残業を減らせ!」という号令のもと、給料面はどんどん厳しくなる一方だし、だったら条件の良い仕事に転職したくなるし、自分自身がやりたい仕事も変わってきます。
つまり、今は公務員として働いていることに何の疑問も無いかもしれませんが、本当に辞めるかどうかは置いといて「公務員辞めたいな」と思う時が高確率でやってくると思っておいた方がいいと思います。
そういう時に重要になるのは、公務員以外の人との繋がりです。
外部の繋がりがきっかけで転職先が決まることもありますし、そうでなくても公務員ではない人の話を聞くことで「自分がこの先どうあるべきか、どうしたいのか」が言語化できることもあります。
公務員になりたての若い人がこの話を聞いてもピンとこないかもですが、遅かれ早かれ誰にでも「公務員として働くことに疑問を持つこと」って訪れるんですよね。
公務員を辞めたくなった時に、失敗しない選択をするためにも、外部の人との人間関係は大切にしたいものです。
職場以外の人との比較で見えてくるものがある

公務員を辞めるかどうかはともかく、今いる職場が良い職場なのかどうかを判断するという点でも外部の人との繋がりは重要になります。
職場以外を見ることで、「比較する目線」を持つことが出来るようになるからです。
たとえば、今の職場の給料は恵まれているのかそれとも悪いのかは、外部と比べることで明確に判断できるようになります。
職場以外の人と飲みに行って色々と話を聞いてみると、自分の職場の良いところ・悪いところが分かるのでどんどん情報を得ることをオススメします。
同僚と居酒屋で愚痴を言い合うよりも、ずいぶん生産的な話が聞けるのではないでしょうか。
(ただし、公務員は守秘義務があるので、うっかり何でもかんでもしゃべり過ぎないように注意しましょう)
また、異業種の人の話を聞くと様々な学びがあります。
自分の仕事の領域では知ることも無かった知識を得ることが出来たり、自分の仕事に活かすことが出来るヒントをもらえることもよくあります。
職場以外の人と繋がる方法

職場以外の人間関係を構築しようにも、どうすればいいか分からない・・・という人も多いと思います。
そこで、職場以外の人間関係を構築する方法をいくつか紹介したいと思います。
①:SNSを活用する
一番現代的な方法は、SNSを活用する方法です。
中でもX(旧Twitter)だと、趣味・関心が似た者同士が繋がりやすい土壌ができているので、加速度的に生活範囲外の知り合いが増えていきます。
自ら新しいコミュニティに飛び込むのは勇気がいる・・・といったような「物怖じするタイプ」の人にとってはマッチする方法なのではないでしょうか?
②:趣味を活かす
私がこのタイプなのですが、新しいコミュニティにどんどん飛び込んでいけるバイタリティのある方は、趣味を通じて仲間を作る方法がいいですね。
テニス、ゴルフなど、趣味があれば仕事関係以外の人間関係が広がっていきます。
ここで重要なのは、人間関係のハブになれるような、社交的な人と繋がることです。
自分が周りを巻き込めるタイプならいいのですが、そうじゃないなら「何かしらの会」を主催できる人とお近づきになり、積極的に集まりに顔を出していけば知り合いはどんどん増えていきます。
この方法なら、積極性がない人でも割と何とかなるのでオススメです。
③:勉強会に参加すら
勉強会に参加しているのもいいですね。
自分が興味のある資格とか、何かしらのセミナーとかですね。
YouTubeに興味があるならYouTubeの講習会みたいなのに参加してみればいいし、ITの知識を学びたいならそういった勉強会に参加してみるとイイ時思います。
その際には、事前にSNSやブログなどで少しでも情報発信をしておくとそれが名刺代わりになって覚えてもらいやすくなります。
ぜひ、職場の内だけでなく外にも自分の世界を広げてみてください。
自分の強みが分からない方へ

記事内でお話したように、職場外の交友関係を広がるほど自己成長につながるのですが、
「自分に強み」があれば、周りと繋がる速度・範囲が加速度的にアップします。
どうせ繋がるには何か一芸一能というか、面白みとか強みがあった方が関心を持つものなので、
人間関係を拡大したいなら「自分の強み」を生かすことで有利になる場面を多く創る方がいい、のは言うまでもないですよね。
でも実はまだ、自分の強みが分からないとか、得意なことって言われても・・・って方も多いと思うんですよ。
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