【神戸市：採用試験の難易度】ボーダーライン・合格率・偏差値を解説します

 

神戸市の職員を目指す人からすると、試験の難易度やボーダーラインがどれくらいなんだろう・・・ってすごく気になるポイントですよね？

また、

 

こんな疑問や不安をよく耳にします。

というわけで、

 

 

この記事は、神戸市の採用試験の難易度が気になる方の疑問を解消し、「自分には合格するの無理かも・・・」と弱気になっている方の背中をガッツリと押す内容となっています。

ぜひこの記事を足掛かりとし、神戸市の公務員になる夢を叶えていただきたいと思います。

神戸市：採用試験の難易度・合格率はどれくらい？

まず、神戸市：事務職の採用試験の試験倍率を見てみましょう。

 

令和6年度の採用試験結果

試験区分	受験者	1次合格	2次合格	最終合格	倍率
大卒(適性検査)	455	98	45	20	22.8
大卒(基礎能力)	196	126	66	31	6.3
高専・短大卒	12	8		3	4.0
高卒	17	5		2	8.5
社会人	165	40		16	10.3

 

令和5年度の採用試験結果

試験区分	受験者	1次合格	2次合格	最終合格	倍率
大卒(適性検査)	363	73	34	11	33.0
大卒(基礎能力)	226	156	93	45	5.0
高専・短大卒	64	11		5	12.8
高卒	13	4		2	6.5
社会人	123	42		27	4.6

 

年度により多少の誤差はありますが、大卒(適性検査)区分で23〜33倍程度、

大卒(基礎能力)区分で5〜6倍程度、

高専・短大卒区分で4〜13倍程度、

高卒区分で7〜9倍程度、

社会人区分で5〜10倍程度、になります。

他の自治体の大卒の行政職の平均倍率は7～10倍のため、神戸市(基礎能力区分)は若干倍率が低いと言えますね。

 

次に、1次試験を突破する倍率を見てみましょう。

 

令和6年度

試験区分	受験者	1次合格	倍率
大卒(適性検査)	455	98	4.6
大卒(基礎能力)	196	126	1.6
高専・短大卒	12	8	1.5
高卒	17	5	3.4
社会人	165	40	4.1

 

令和5年度

試験区分	受験者	1次合格	倍率
大卒(適性検査)	363	73	5.0
大卒(基礎能力)	226	156	1.5
高専・短大卒	64	11	5.8
高卒	13	4	3.3
社会人	123	42	2.9

 

こちらも年度によって倍率の高い・低いはありますが、大卒区分ではだいたい倍率にして約2倍程度、つまり、

 

 

ということが分かります。

近年は面接による「人物重視」の採用基準で行う自治体は、多いところでは受験者の7割を2次試験に通過させることも珍しくありません。

それに比べると、神戸市は1次試験からガツンとふるいにかけられるため、人柄やコミュニケーション能力はもちろんのこと、基礎学力もしっかりと重視されることが分かります。

では次に、2次試験の倍率を見てみましょう。

 

令和6年度

試験区分	2次合格	最終合格	倍率
大卒(適性検査)	45	20	2.3
大卒(基礎能力)	66	31	2.1
高専・短大卒	8	3	2.7
高卒	5	2	2.5
社会人	40	16	2.5

 

令和5年度

試験区分	2次合格	最終合格	倍率
大卒(適性検査)	34	11	3.1
大卒(基礎能力)	93	45	2.1
高専・短大卒	11	5	2.2
高卒	4	2	2.0
社会人	42	27	1.6

 

2次試験に進んだ受験生のうち、最終合格を勝ち取るのは約2人に1人が合格できることがデータから分かります。

先ほど、神戸市の採用試験は学力も重視されると言いましたが、公務員試験の山場はやはり面接試験でして、面接で高い評価を得ることが出来るかどうかが合格を大きく左右するのは間違いありません。

しかも2次試験は厳しい1次試験を通過した「本気の人たちでの競争」なので、2次試験は倍率以上に厳しい戦いになります。

神戸市：ボーダーライン・偏差値

神戸市：ボーダーラインと偏差値はどれくらい？

公務員試験は採用人数や、その年の受験者数によって倍率や難易度が変わるため、一概に「何割取れたら合格できる」とは言えないのですが、神戸市の場合、

 

1次試験は6割、

最終試験は6～7割取れれば通過（合格）できるでしょう。

 

ただ、これはあくまで目安なので、実際は「6割以下しか取れなかったけど2次に進めた」なんてことも当然ですがあります。

先ほどもお話した通り、神戸市の採用試験で最難関は間違いなく面接試験ですが、そこに進むには筆記試験で点を取らなければいけません。

また、ご存知の方もいるかもですが、教養試験はかなり広い科目・範囲から出題されるため、

 

 

といった感じに、弱音を吐く人も少なくありません。

ですが、これはほぼ全ての受験生が同じ思いをしているため、苦しいのはあなただけじゃないので、何も気負うことはありません！

教養試験は数的処理と文章理解の出題数が多いため、そこを重点的に勉強するなど、「効率の良い勉強」をすればそれほど難易度って高くないんです。

 

 

神戸市の採用試験の難易度は一般的には中程度と言われています。

具体的な難易度は、応募する職種やその年の採用数によって異なりますが、一般的には試験内容が幅広く、競争率も高い傾向にあります。

また、神戸市は人口の多い地域であるため、多くの受験生が存在し、競争が激しい傾向があります。そのため、試験の合格率は一般的に高めであり、合格するためには十分な準備と対策が必要です。

そのため試験科目の傾向や出題形式をよく把握し、対策を立てることが重要です。また、面接などの選考においては、自己PRや志望動機、適性や人柄などをアピールすることが大切です。さらに、神戸市の組織や業務内容、行政が抱える課題や社会情勢などについても事前に調べておくと良いでしょう。

神戸市の人が有利？学歴は必要？

公務員になりたい人のよくある疑問で、下記があります。

 

 

結論から言うと、他の都道府県の人でも合格できますし、逆に神戸市出身だからといって優遇されることはありません。

神戸市の採用試験は完全に実力主義の試験です！

出身がどこだとか、現在どこに住んでいるとか、偏差値の高い学校を卒業しているとか、そういうのは一切関係ありません！

誰もが一発勝負で、試験で点を取れれば合格できる。

ただそれだけです。非常にシンプルです。

なので、あれこれ余計なことを考えず、試験本番に向けて最高の準備をするために行動するのみ！ですね。

神戸市の公務員になりたいあなたへ

神戸市の公務員を志望するあなたへのアドバイスは以下の通りです。

 

災害への理解と対応力：神戸市は過去に大規模な地震などの災害に見舞われた経験があります。採用試験では、地域の災害への理解とそれに対する対応力が問われることがあります。災害への備えや地域の防災活動について調査し、自身の対応力を示すことが重要です。

地域資源と文化の活用：神戸市は豊かな自然環境や歴史的な資源を有しています。採用試験では、地域資源や文化を活用した取り組みが求められることがあります。地域に根差したプロジェクトや活動に関心を持ち、それらを積極的にアピールしましょう。

国際性と多文化への対応力：神戸市は国際都市として知られ、多様な文化が共存しています。採用試験では、国際性への対応力や異文化への理解が求められることがあります。自身の国際経験や異文化への理解を示し、国際交流への意欲をアピールすることが重要です。

地域住民とのコミュニケーション力：神戸市では地域住民とのコミュニケーションが重視されます。採用試験では、地域住民とのコミュニケーション経験や関わりを示すことが重要です。地域住民との交流や意見交換を通じて、地域の課題やニーズを理解しましょう。

自己成長と地域貢献意欲：神戸市の採用試験では、自己成長への意欲と地域貢献意欲が重要視されることがあります。自己成長に向けた努力や学習経験、地域への貢献への意欲を具体的に示し、自身の成長と地域への貢献意欲をアピールしましょう。

 

以上の要素に加えて、自己の意欲や誠実さ、チームワークやコミュニケーション能力など、応募する職種に応じた重要な要素もあります。試験前には充分な準備と研究を行い、自己を最大限にアピールできるよう努力しましょう。

 

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