仕事を辞めて公務員を目指すのに、まずするべきことが何かあなたはご存知ですか?
結論から言いますと、以下の2つです。
- 失業保険の申請
- 公務員専門学校のリサーチ
①の失業保険の申請については、以下の記事で解説していますので、まずは読んでみてくださいね。
続いて公務員専門学校のリサーチですが、公務員を目指す人の中には「公務員専門学校は利用せずに独学で勉強しようと思う」という人もいるでしょう。
公務員専門学校、独学どちらでも、基本的には自分の状況に合わせた選択でいいと思います。
しかし、公務員専門学校の利用を考えていない人も、まずは資料請求をしてリサーチだけでもしてみることをおすすめします。
本文では、
「公務員専門学校のリサーチ」だけでもするべき理由
について解説しています。
本文を読んで、公務員専門学校のリサーチだけでもまずはしてみて、そのメリットについて触れてみましょう。
記事を読み終わる頃には、公務員試験に合格するために専門学校を利用することがどれだけ利点が多いかが理解していただけると思います。
もくじ
最初にするべきことは公務員専門学校の資料請求
・仕事を辞めてまずは気分転換に旅行したい
・服やアクセサリーなど欲しかった物をこの機会に買いたい
・何か美味しい物を食べに行きたい
今まで過酷な労働を強いられていた方は、公務員を目指すという次の大きな目標に向かう前にリフレッシュするのもいいと思います。
ただし、リフレッシュと同時進行で必ずでやって欲しいことがあります。
それは、公務員専門学校について調べることです。
公務員専門学校とは資格のスクールなどが運営している学校(予備校)のことで、公務員試験に合格するための勉強を教えてくれます。
ちなみに公務員専門学校だと以下の学校が有名ですね。
- LEC
- TAC
- クレアール
- 資格の大原
- 東京アカデミー
- 資格スクール大栄
独学で勉強して公務員試験を目指すか、それとも専門学校に行って勉強するかを決めかねている方もたくさんいるのではないでしょうか?
最近では公務員専門学校も数が増え、利用者もかなり増えてきています。
ちなみに、おすすめの公務員専門学校については以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。
合格者の大半は公務員専門学校利用者
私の勤めている市役所でも、新規採用で入ってくる人はだいたい公務員専門学校で勉強してた人たちです。
「試験に合格したかったら公務員専門学校に行くべき!」みたいな風潮があるのは事実ですね。
とはいえ、公務員専門学校に行くとなるとお金がかかるので、学校に行くか悩む人も多いと思います。
できることなら公務員専門学校に行った方がいいのは解ってはいるけど、お金のかかる事なので出来る事なら出費はおさえたい・・・というのが正直な思いではないでしょうか。
しかし、いつまでも悩んでいても時間の無駄なので、まずは公務員専門学校についてさっさと調べることから始めましょう。
資料請求だけでもしておくべき
近年は情報に溢れているので、ネットを使ってある程度の情報は得られるかと思います。
ただし、ネットで得られる情報はせいぜい以下の通りです。
- 受講料がいくらかかるか
- どんなコースがあるか
- ウソかホントかよくわからないクチコミ
あなたが本当に知りたい情報は、
- その学校がどのようなカリキュラムの授業を行うのか
- 実際どれくらいの合格者を出しているか
- 他社の学校に比べて強みは何なのか
- 合格に導いてくれる先生はいるのか
上記でして、そのようなネットでは知ることが出来ない情報を得るには、まずは資料請求をしてみましょう。
行く、行かないはその後に考えればいいんです。
「資料請求したからといって公務員専門学校に行かなければいけない」なんて事はないのですから。
ちなみに公務員専門学校を比較するなら、以下の学校に資料請求してみて各校の強みや料金を見比べてから考えてみましょう。
公務員試験に合格するには勉強を頑張ることが前提ですが、同じくらい大切なことは「情報」であると思います。
現代は何事も「情報戦」です。
勝負に勝つには情報強者になって、物事を有利に進めることが大切です。
ちなみに、公務員専門学校のメリットとデメリットについては、実際に公務員専門学校を利用して試験に合格した私が感じた生の感想を以下の記事で紹介しています。
公務員試験の問題集をとりあえず1冊買ってみる
独学で公務員試験合格を目指すのに最低限しないといけないのは、問題集や参考書を買うことです。
独学で勉強する人だけでなく、公務員専門学校に行くかどうか悩んでいる人も、まずは1冊だけでも問題集を買ってみることをおすすめします。
ちなみに、まずは1冊だけでも問題集を買うことをオススメする理由は以下の通りです。
- 公務員専門学校に行くか悩んでるその時間が無駄
- 公務員試験の難易度に触れ、独学では無理なのかどうか早く決断するため
公務員試験の問題の難易度に触れてみて、「これはとてもじゃないが独学では無理・・・!」となったらなるべく早く公務員専門学校を利用するにこしたことはないですからね。
ちなみに私も民間企業で働いていた時は、問題集を何冊か買って仕事から帰って少しの時間だけでも勉強していました。
なので、時間がなくて勉強なんてできない・・・という社会人の方も、1ページ進めるだけでもいいので毎日勉強する習慣を作りましょう。
公務員試験の問題について
突然ですが、あなたは公務員試験にどんな問題が出題されるかご存知でしょうか?
公務員試験はセンター試験とは比べ物にならないくらい様々な科目から出題されます。
日本史、世界史、国語、英語、物理、生物、化学、数学など幅広く勉強する必要があるため、これらをコツコツと毎日勉強していかなくてはならないという過酷さが待ち構えてます。
しかし、いきなりすべてを勉強していくというのは挫折の原因になります。
なのでまずは、「数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)」の勉強から
していく事をおすすめします。
ちなみになぜ数的処理から勉強を始めればいいかは、こちらの記事で詳しく解説しています。
とりあえず1冊買うのにオススメの問題集は?
最初にとりあえず買ってみるのにお勧めの問題集は、以下を参考にしてみてください。
- 地方上級 教養試験 過去問500:全体的にまんべんなく勉強したい人
- 公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 数的推理:定番の問題集。難易度は高め
- 公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 判断推理:数的推理と同時購入がおすすめ
- 数的推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱 :難易度が低めで解説が丁寧
「地方上級 教養試験 過去問500」は各分野どんなレベルの問題が出題されるのかを知るのには丁度いい問題集です。
デメリットとしては「解説が雑」ということですね。
数的処理(数的推理・判断推理)が苦手な人は、解説が丁寧で問題の難易度も低めの解法の玉手箱から始めるのをおすすめします。
受けたい都道府県、市町村の試験日程の確認
「公務員になりたい」と目標にしてみてはいいけど、その公務員の中でもあなたはどのような職に就きたいか決まっていますか?
市役所の事務職(窓口の職員)、警察官、消防士、保育士、機械・電気・土木の専門職など公務員と言えどもその職種は様々です。
もしあなたがなりたい職種が決まっていたら、次はどの都道府県もしくは市町村で働きたいかを決めましょう。
例えば、警察官は都道府県別に採用されます。
神奈川県警に入りたい人が千葉県警を受けて採用されても、いつまで待っても神奈川県警に異動という事はありません。
どの都道府県・市町村の採用試験を受験するか決まれば、次は今年その職の採用があるかどうかを調べましょう。
調べ方は、都道府県・市町村のホームページに行けば「職員採用情報」といった項目がありますので、興味のある自治体のホームページはこまめにチェックしておきましょう。
また、採用があった場合その試験がいつ行われるのかを確認し、試験日までの残り日数から逆算して勉強の計画を立てる必要があります。
ちなみに、公務員試験の日程や科目については以下の記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。
公務員試験合格の為に自己投資する
仕事を辞めて公務員を目指す前にするべき事は「失業保険をもらう手続き」の記事では、会社を辞めてハローワークに「失業保険」をもらう手続きの手順について解説しましたが、
その失業保険で得たお金は、出来るだけ自分へのご褒美ではなく自分への投資に使いましょう。
ここでの自分への投資とは、以下の2点です。
- 公務員専門学校を利用する費用
- 公務員試験の問題集や参考書
もちろん冒頭で述べたように、自分へのご褒美もあってもいいと思います。
ただし、いくらか自分へご褒美をあげた後は勉強へ向かうスイッチを入れましょう。
ぶっちゃけ合格したかったら自分への投資は絶対にするべきですね。
自分への投資は近い将来必ずリターンがあるので。
公務員専門学校こそが合格への最短ルート
資料請求をすると、おそらく大半の方が公務員専門学校の重要性が分かると思います。
私は民間で働きながら独学で公務員試験の勉強をやろうと当初考えていましたが、なかなか独学での勉強は時間的にもメンタル的にもしんどかったですね。
というのも、勉強すればするほど以下のような気持ちになり独学の限界を感じました。
- どれだけやれば合格するのか
- そもそも自分の勉強のやり方はあってるのか
- こんな事してたんじゃ専門学校に行ってる人たちには勝てる訳がない・・・
このように不安ばかり感じて、焦りが頭の中をグルグル駆け巡っていました。
そして「このままじゃいけない」と思って、まずは公務員専門学校について調べてみる事にしたんです。
独学の最大のデメリットは、勉強してて現在の自分の状況を他人と比べることが出来ないことですね。
自分で言うのもなんですが、参考書を買ってしっかり勉強していたので、独学でもいつかは合格出来ていたとは思います。
しかし公務員専門学校へ通っていなければ、半年という早さで合格は出来ていなかったと思うので、
確実性、そして合格への最短ルートは間違いなく公務員専門学校だと思います。
公務員になれば公務員専門学校費用は給料で取り戻せる
公務員専門学校は当然お金がかかります。
学校によって受講料はバラつきはありますが、安い学校を選んだとしても20万円はかかります。
公務員専門学校に通うかどうかで一番の悩みどころはやはりお金の問題だと思います。
LECやTACといった大手を選んだ場合、40万円以上受講料が必要ですからね。
しかし、私がアドバイスするなら「お金はケチるな!」ということ。
公務員になりさえすれば給料、そしてボーナスがあります。
独学で年数をかければかける程、その年収分が機会損失となるわけです。
一方、最短で公務員になれれば数十万円の専門学校費用など初年度のボーナスだけで返済できますからね。
それと、お金の問題以外にも「勉強の継続性」の観点から言っても公務員専門学校を利用した方が圧倒的なメリットがあります。
というのも、ぶっちゃけ独学で長い間勉強するのは本当に精神的にツライ。
実は公務員試験を受ける前に、その勉強の辛さから諦める人が本当に多いんです。
なので、独学で公務員を目指すには相当のメンタルがないと成し遂げることは難しいといえます。
その点、務員専門学校はメンタルの鼓舞もしてくれるから心強いですね。
まとめ
- まずは公務員専門学校に資料請求して調べてみる事から始める
- とりあえず1冊でも問題集を買ってみる
- 最初からまんべんなく勉強したい人は【地方上級 教養試験 過去問500】が
おすすめ - 効率良く勉強したい人は【新スーパー過去問ゼミ5 数的推理】か
【新スーパー過去問ゼミ5 判断推理】から始めるのがおすすめ - 受けたい市町村のホームページにアクセスして職員採用情報を調べる
- 自分への投資、すなわち公務員専門学校や問題集購入にお金を惜しまない
- 公務員試験合格への最短ルートは専門学校に通うこと
- 公務員専門学校の受講料は一日でも早く公務員になって給料で取り戻せる
公務員を目指すのに最初にするべき事は公務員専門学校のリサーチについてまとめてみました。
公務員を目指すとなると「本当に合格できるのか・・・?」といったように不安なこともたくさんあるとは思いますが、
あれこれ考える前にまずは公務員専門学校に資料請求してみて、合格への第一歩を踏み出しましょう。
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