タイトルにある通りなんですが、新NISAを1年間、上限の360万円を投資したらどうなったか?
についてお話していくわけですが、もったいぶるのも面倒なのでいきなり結論を言ってしまいます。
360万円分、新NISAでインデックス投資をした結果は次のとおりになります。
投資期間 | 2024年1月~12月 |
投資元本 | 360万円 |
評価額 | 468万1,840円 |
リターン | 108万1,840円(+30.05%) |
まぁ、新NISAは20年、30年と運用していこうと思っているので、単年の成績とかどうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね。
大事なのは、この結果に至るまでの過程や要因を自分の中で整理・理解し、一喜一憂することなくこれからも淡々と継続していくことです。
というわけで、
本文では、
- 新NISAを1年やってみた結果の詳しい話
- これからの新NISAで注意すべきこと
についてお話していきます。
この記事を最後まで読めば、新NISAでの投資の失敗を防ぐことができ、お金に困らない余裕のある生活に繋げることができます。
もくじ
新NISAを1年やってみた結果の詳しい話

冒頭での結果を詳しく見ていきます。
まず2024年の私の新NISA戦略というか運用方法を最初にお伝えすると、
成長投資枠は年初(1月頭)に一括、240万円をeMAXISSlim S&P500に、
つみたて投資枠は毎月5万円ずつ「eMAXISSlim S&P500」と「eMAXISSlim 全世界株式(オールカントリー)」を買っています。
成長枠 | つみたて枠 | |
全世界株式 | ー | 60万円 |
S&P500 | 240万円 | 60万円 |
両方とも人気のインデックスで、新NISAではド定番と言っていいインデックスです。
まぁ、ぶっちゃけこれで勝てなかったら投資で勝つのは無理なんじゃない?ってほど手堅いリターンを期待できるインデックスです。
さて、冒頭では新NISA全体での運用結果をお伝えしましたが、次は成長投資枠とつみたて枠のそれぞれの運用結果を見てみると、
成長投資枠は、
S&P500の元本が240万円のところ、評価額が329万8,495円、
含み益は89万8,495円で、リターンは+37.43%
つみたて投資枠は、
S&P500の元本が60万円のところ、評価額が70万4,395円、
含み益は10万4,395円で、リターンは+17.39%
全世界株式(オルカン)の元本が60万円のところ、評価額が67万8,950円、
含み益は7万8,950円で、リターンは+13.15%
を得られました。
元本 | リターン | |
全世界株式(つみたて枠) | 60万円 | 67万8,950円 |
S&P500(つみたて枠) | 60万円 | 70万4,395円 |
S&P500(成長枠) | 240万円 | 329万8,495円 |
なお、S&P500や全世界株式の年平均リターンは5〜8%と言われています。
それに対して2024年は1年で30%程度のリターンがあったわけですから、控えめに言って「バブルだった」という気はしますよね。
ちなみに、毎月30万円ずつ12回つみたてする戦略を取っていたYouTuberもたくさんいたようですが、その人たちのリターンは14%くらいだったみたいです。
結果だけを見ると、私の2024年新NISAのリターンが30%だったので、
成長投資枠分の240万円を年初に一括でぶち込んだ私の戦略は正しかった
と言えますね。
先ほど、「2024年の結果はバブルだった」と言いましたが、じゃあ、なぜ2024年はこんなにも大きなリターンを得られたのか?
この要因をしっかりと理解しておけば、来年以降の投資活動の上で非常に大事なので、ぜひ一緒に考えていきましょう。
2024年、インデックスが好調だった要因

まず1つ目が「株価の上昇」です。
2024年も、
- Apple
- Microsoft
- グーグル
- Amazon
- メタ
- エヌビディア
- テスラ
といった、アメリカのテック株と呼ばれる企業が好調でした。
S&P500や全世界株式はなんだかんだ、上がるも下がるもこれらの巨大な企業の株価に引っ張られるので、その恩恵を受けた形になりました。
そして、2つ目が「円安」です。
S&P500にしろオルカンにしろ、ドル建ての資産ですので、円安になると円換算したときの評価額が上がります。
2024年は141円台からスタートして158円台で終わったため、それがリターンに影響を与えたということですね。
これからの新NISAで注意すべきこと

私が2024年、新NISAで100万円以上も儲かったというのは、私が優秀だからとかそんなんじゃなく、ただS&P500と全世界株式の勝ち馬に乗れた。
株価の上昇と円安に乗れたってだけなんですよ。
あとは年初に240万円を一括でぶっ込む「ちょっとした勇気」だけ。
だから、私と同じように新NISAでインデックス投資をしている人であれば、同じくらい儲けることができるたハズなんです。
で、ここからが「これからの新NISAで注意すべきこと」というテーマの中で本当に伝えたいことなんですけど、
先ほど、「2024年はバブルだった」と言ったように、何やら昨今の状況は危なっかしい状況なのではないか、という気がするんですよ。
あと、2025年は新NISA2年目になるわけなので、みんな1年目が調子良かったからといって、ちょっと大胆にもなりがち。
そういった事を踏まえて投資をしていかないと、今後誤った判断をして、大損を喰らうかもしれません。
そこで、これからの新NISAで注意すべきことを5つほどお話していきます。
①:ハイリターンが続くと思わない
先ほどからお話したとおり、2024年は新NISAでインデックスを購入した人に対してとってウハウハの一年でした。
しかし!
これはある意味バブルであり、年間のリターンが30%超えみたいなことがこれからも続くとは思わない方がいい、と思います。
これまでS&P500やオルカンの年平均リターンは5〜8%、良くて10%ですから、長期的に見るとおそらくマイナス局面が必ずきて、その平均に落ち着くと思うんです。
中には、
みたいな声も聞こえてきますが、プロの投資家の予想ってプロのくせに全然当たらないんですよ。
実際、2024年は多くのプロ投資家が悲観的な見通しを発表していましたが、終わってみれば爆上がりだったわけですからね。
まぁ、未来の株価の動きなんて誰にも分からないけど、大きな期待は持たないでコツコツと購入していくのがイイのではないか、という気はしますね。
②:SNSの誘惑に気をつけろ!
SNSの投稿に惑わされて、誤った投資判断をしない、身の丈に合わない投資をしないっていうのも大事ですね。
すでにお話したとおり2024年なんかはもの凄いリターンを得ることができた訳ですが、その最中には、
みたいな声がSNSでたくさん見かけられました。
それとか、
みたいな意見はメチャクチャよく見ましたね。
あと、冒頭でもお伝えしたように、昨今の株の好調を支えているのはアメリカのテック企業です。
なので、テック企業にフォーカスしたNASDAQ100とかFANG+といったインデックスに投資していた人は当然、S&P500やオルカンよりもリターンが大きかったので、
そういう結果を見るとうらやましくなってついつい、
って思うこともあるでしょう。
ただこのようにSNSの投稿に判断を煽られると、今後大きな失敗をして後悔することになりかねません。
あまりトレンドを追いかけすぎず、淡々とインデックス投資を続けていくのが正解なのかな、という気がしますね。
③:為替リスク
為替リスクに対してきちんと理解し、注意を払うのは今後なが~く投資を続けていく上でメチャクチャ大事ですね。
S&P500やオルカンといったインデックスはドルなどの外貨建ての資産です。
簡単に言えば、インデックスに投資してる人からすると、下記のような認識でOKです。
円安 | 資産がかさ上げしてリターン増加 |
円高 | 含み益が吹き飛ぶ(資産が減る) |
具体的に言うと、1ドル150円 → 120円になると、それだけで評価額は2割減り、
1ドル150円 → 100円になると、3割以上減る計算になります。
まぁ、経済成長が30年間止まってる日本円が強くなることは想像しにくいので、1ドル100円になる可能性は低いと言えますが、それでも未来がどうなるかは誰にもわかりません。
なので、為替リスクについては必ず注意しておくべき、と思いますね。
こういう話をすると、
って考え人もいるかもですが・・・絶対やめた方がいいです。
先ほども言ったように日本って30年間も経済成長してないんで、ぶっちゃけ上がり目がない。
日本株は上がるよりも下がる可能性の方が高いし、上がったとしてもアメリカのテック株などに比べて上がり幅が少ない。
だから、ぶっちゃけ買う理由がないんですよ。
そりゃ爆上がりのチャンスを秘めてるっちゃ秘めてるけど、投資って可能性の高いやつに賭けるってのが正攻法なんですよ。
なので、確率高くお金を増やしたいなら悪いことは言わないのでS&P500を買うことをオススメします。
④:時間を味方につける
日本株はダメ、アメリカのインデックスは為替リスクがある。
じゃあ、どうすればいいの?ってところだと思うんですけど、結論から言うと、
10年、20年、なんなら30年間、S&P500を持ち続けること。買い続けること。
これだけです。
S&P500の年平均リターンは5〜8%って言いましたけど、これって、
10年で2倍、20倍で4.5倍くらい資産が増える計算になるんです。
10年 | 2倍 |
20年 | 4.5倍 |
ってことは20年くらい持ち続けたら、買い続けたら、長い目で見たら、為替のリスクなんかしっかり飲み込んでくれるので、
まぁ、一喜一憂することなく、インデックスは長く持てば持つほど儲かるよ、くらいの楽観的な気持ちでいることが大事なのではないか、と思いますね。
さいごに:新NISAを1年間やった結果

新NISA1年目の2024年はどデカいリターンを得ることが出来ました。
投資期間 | 2024年1月~12月 |
投資元本 | 360万円 |
評価額 | 468万1,840円 |
リターン | 108万1,840円(+30.05%) |
上記の私の結果のように、この記事を読んでいる皆さんの中にはおそらくかなりの含み益が出ている人も多いのではないでしょうか。
ただ、「上手くいってる時ほど気をつけろ!」とはよく言ったもので、調子が良い時ほど気持ちが大きくなってさまざまな誘惑に襲われやすくなります。
投資を成功できるかどうかは、「慎重になれるかどうか」みたいなところがあるので、ぜひ誤った判断をしないように常に冷静でいるように心掛けてみてください。
私がブログでいつも口を酸っぱくして言ってることは、
これだけです。
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私は次なる2億円、3億円を目指しています。
ぜひ私と一緒に貯金・資産形成を頑張って豊かで楽しい人生が送れるように頑張っていきましょう。
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