・論点のズレって具体的にどういうこと?
・論文で高得点できるコツとか鉄板のフレーズがあれば知りたい!
このような疑問や不安を解決する記事になっています!
特別区の論文試験では、問題文の意図を誤って解釈してズレた論点で書いてしまってる受験者も少なくありません。
また、書いているうちに何だかバランスの悪い論文に仕上がってしまうことも本当によくあります。
論点ズレのミスをするとどうなるかと言うと、減点されてしまう、もしくは一発アウトで不合格になってしまうことも・・・。
配点が高いと言われている論文試験で失敗しないためにも、減点されないためのテクニックを身につけておきたいですよね?
というわけで、
本文では、
論点ズレにならないために意識すること
について解説しています。
また、記事の後半では『高得点に繋がる鉄板のワード』を知る方法も紹介しています。
論文で高得点をあげ、一気に合格へ近づくためにも特別区を目指す方はぜひ記事の最後までお付き合いくださいね!
論点がズレると減点されてしまう
論文で一番大事なのは、「問題文で問われていることについてしっかりと論じることが出来ているかどうか」になります。
この、問われていることに対して主張が的外れになる、いわゆる「論点がズレている」というミスをする受験者は意外と多く、試験に落とされる人が後を断ちません。
でははじめになぜ論点がズレるのか?ですが、特別区の論文試験は問題文が長いため、どこが趣旨なのか分かりにくいといった問題があります。
しかし、問題文の紐解き方をマスターすれば問われている趣旨から外れるというミスが無くなります。
【令和3年度】
東京都では昨年、転出者数が転入者数を上回る月が続きました。転出超過等によって人口が減少すると、税収の減少や地域コミュニティの衰退など様々な問題をもたらします。
また一方で、特別区の抱える公共施設の多くが老朽化しており、人口減少がもたらす更なる社会変化に対応した、施設の企画・管理・利活用が求められています。
このような状況を踏まえ、区民ニーズに即した魅力的な公共施設のあり方について、特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。
【令和2年度】
近年、これまで人間が行っていた定型業務の自動化や、AI(人工知能)によるビッグデータの分析等、先端技術を活用した業務効率化の取組が急速に進んでいます。一方、これらの取組を推進する上では、コストや情報セキュリティ、人材面等における課題もあるとされており、自治体職員は、こうした変化に対応していかなければなりません。 このような状況を踏まえ、先端技術を活用した区民サービスの向上について、特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。
上記は特別区Ⅰ類の論文試験の問題文ですが、両方、問題文が長いため、何やら論文を書くには難しそうな印象を受けます。
しかし、実は特別区の問題文は毎年同じ3つの構成になっています。
どういう事か分かりやすく解説するために、先ほどの問題文を構成ごとに分けてみます。
【令和3年度】
東京都では昨年、転出者数が転入者数を上回る月が続きました。転出超過等によって人口が減少すると、税収の減少や地域コミュニティの衰退など様々な問題をもたらします。また一方で、特別区の抱える公共施設の多くが老朽化しており、人口減少がもたらす更なる社会変化に対応した、施設の企画・管理・利活用が求められています。
このような状況を踏まえ、区民ニーズに即した魅力的な公共施設のあり方について、特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。
【令和2年度】
近年、これまで人間が行っていた定型業務の自動化や、AI(人工知能)によるビッグデータの分析等、先端技術を活用した業務効率化の取組が急速に進んでいます。一方、これらの取組を推進する上では、コストや情報セキュリティ、人材面等における課題もあるとされており、自治体職員は、こうした変化に対応していかなければなりません。
このような状況を踏まえ、先端技術を活用した区民サービスの向上について、特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。
上記を見れば一目瞭然、3つの構成になっているのが分かりますよね?
- 特別区が置かれている現在の状況
- ①の状況によってもたらされる特別区への課題や問題
- ②の課題・問題に対して特別区の職員としてどのように取り組みべきか
長い問題文なので惑わされがちですが、問われているのは「問題に対して特別区の職員としてどのように取り組むべきか?」なわけです。
難しく考える必要はなく、この問いかけに対して特別区の職員としてやるべき対策方法について論じていけばいいのです。
重要視すべきは③のパートですが、多くの人は①と②のパートに気を取られすぎるあまり、論点がズレてしまうというミスをしてしまっています。
令和3年度の論点で言うと、「人口や税収の減少」について論じたり、「公共施設の老朽化」について論じてしまう受験者が多くいます。
しかし、これをしてしまうと減点、もしくは一発アウトになる可能性もあります。
繰り返しになりますが、問われているのは③のパート、令和3年度で言えば「区民ニーズに即した魅力的な公共施設のあり方」であり、令和2年度でいうと「先端技術を活用した区民サービスの向上について」です。
特別区は論文の配点が圧倒的に高いという、他の自治体にはない特殊な採用試験となっています。
そのため、受験者のために問題文で状況説明を前半から中盤部分にかけて丁寧に説明してくれていますが、これが逆に多くの人を惑わせてしまっています。
前半から中盤部分にかけては状況説明を補足すればよく、あなたの主義主張を入れる必要はありません。
あなたが考える対策方法を論じるのは③のパート部分のみだということを必ず守ってください!
特別区の職員になった気持ちで書く
特別区の論文の問題文では、「特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい」という文章で終わっています。
したがって、論文は特別区の職員の目線、職員になったつもりで書かなければいけません。
もし特別区の職員の目線で書いていなかったり、特別区の職員ではできない対策方法を書いてしまった場合は減点されてしまうので注意が必要です。
ちなみに、課題解決方法を論じる際に避けた方がいい施策は次の通りです。
- 補助金を交付
- 法改正、法整備で対応
まず①ですが、金で解決!というのは一見手っ取り早く効果が早急に出そうですが、アイデアに欠けるため論文の評価としては低ランクになってしまいます。
また②ですが、イチ公務員には法律や憲法を改正することは出来ないため、これも解決方法として論じるにはNGとなります。
特別区の論文の鉄板ワードは『住民や事業者との協働』です。
住民と共に解決していく、企業や学校との橋渡しなど、特別区の職員として住民とコミュニケーションを取りながら地域社会の問題解決に取り組む旨を論文に書くことが高得点に繋がります。
なので、少子高齢化や資源リサイクル、住民関係の希薄化など、どんな論文テーマが出題されようと基本路線は『住民や事業者との協働』で書くことをオススメします。
さいごに
何度も言いますが、論文試験は特別区の採用試験に合格したいなら絶対に失敗できません!
大袈裟かもしれませんが、論文さえ上手くいけば合格できると言ってもいいくらいです。なので、
- 試験に合格したい
- 公務員になって定年まで安定して働きたい
- 今の仕事から公務員に転職して人生を変えたい
上記の思いがあるなら、論文対策だけは万全にしておく必要があるのですが、対策方法で最もオススメなものを最後に紹介します。
あなたの素晴らしい未来のために、最善の努力と自己投資をしてみませんか?
特別区の論文試験で大失敗したくないあなたはこのテクニックを使うべき!
特別区の合否を左右する負けられない戦い。それが論文試験です。
誰もが苦労する論文試験に臨む前に、1つだけあなたに勧めたい武器がある。
それは魔法のテクニックでも、予想的中のテーマでもなんでもない。
論文試験で最も威力を発揮するものが1つだけある。
それがこの『【特別区の論文攻略法】絶対に負けられない試験を制するパーフェクト解析術」』
他でもないこの解析術を知っていないばかりに、特別区の論文試験で大失敗する苦い思い出をあなたに味わって欲しくないからオススメしています。
あなたも知っていると思いますが、特別区の論文試験のテーマは難しい。
説明文が長いし、書いていくうちに論点がズレてしまうなんてこともザラに起こり得ます。
合格できる論文を書くには、論文の書き方、構成の方法、自分の意見の入れ方を身につけてないといけませんが、
ここで『【特別区の論文攻略法】絶対に負けられない試験を制するパーフェクト解析術』を読まないと大変な思いをするでしょう。
ご存知かもですが、特別区は論文試験の比重がむちゃくちゃ高い。
今も昔もその採用システムはずっと変わらないでいます。
なのであなたが論文試験の対策方法を我流で身につけようとすると、予想以上に労力がかかります。
いや、むしろ頑張ってはみたものの結局上手くいかず試験本番で失敗する羽目になる。
これが多くの人がやってしまう失敗なんです。
考えてみてください。
我流で何とかなると思ってたけどなんともならず、年に一度しかチャンスのない採用試験に落ちてしまうことを。
「またもう1年勉強しなければない・・・」というガッカリな状況を。
「今年がラストチャンスだったからもう特別区の公務員になれない・・・」という絶望を。
そもそも、我流で身につけた論文の書き方が間違っていたら?
一瞬で論文が台無しになること間違いありません。
「論文はそこそこ点を取れればいい」
「教養と専門で点を取ればいい」
そう考える人もいるかもしれない。
たしかに特別区でなければその考えでもいいかもしれない。
でも、特別区は違うんです!
1次試験の配分を論文は6割を占めると言われているので、ぶっちゃけ論文に失敗すると即終了なんです。
途中で論点がズレてしまったり論文の構成が悪かったら最後、競争率の高い特別区の採用試験で不合格になる羽目になる。
そんな悔しい思いをあなたはしてもいいのでしょうか?
『【特別区の論文攻略法】絶対に負けられない試験を制するパーフェクト解析術』を学ぶだけで、あなたはきっと笑顔になる!
この機会に行動を起こしてそうなって欲しいと心底願っています。
特別区の採用試験に合格するには、論文対策からは絶対に避けられない。
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