・参加しないとマイナスに働く要素ってある?
・合同説明会について詳しく知りたい!
このような疑問を解決する記事になっています!
特別区(23区)の合同説明会は、年始になると開催されるのですが、令和4年も去年同様、オンラインでの配信となります。
さて、この合同説明会ですが、参加しなければいけないのかどうか気になりますよね?
近年はオンラインなので参加へのハードルが低いですが、これまでは他府県からの参加だと時間的にも金銭的にも負担になってました。
なので、行かなくてもマイナスに働かないなら行かずに勉強してたい・・・という人もいるでしょうし、希望する区は決まっているから説明を聞かなくても別にいいやという人もいると思います。
そんなあなたに結論から言いますと、
絶対に参加した方がいい
ということ。
本記事では、特別区(23区)の合同説明会に参加した読者様の実体験を元に解説していきます。
特別区を目指す方にとって有益な情報となっていますので、ぜひ記事の最後までお付き合いくださいね!
もくじ
特別区(23区)の合同説明会とは
今年の開催はいつ?
令和4年度は以下の日程でオンライン形式で配信されました。
令和4年1月11日〜令和4年1月20日
また、ZOOMを利用して行う質疑応答型のオンライン説明会は随時行われています。
詳しい日程は以下のリンクから確認してみてください。
各区ごとに個別ブースを開いて説明会を実施
まず始めに特別区の合同説明会は、各区個別の説明会を同じ会場で行います。
特別区全体の説明ではないため、たとえば港区に興味がある人は港区のブースに行って説明を聞くといった感じになります。
ちなみに、合同説明会は以下の流れになります。
- 会場に入りパンフレットをもらう
- 各区がいつ、どの部屋で説明会をするかパンフレットをチェック
- 説明会が行われる時間までに所定のブースに入り、説明を聞く
上記の感じですね。
中には複数の区が合同で説明会を行うケースや、個別相談ができる区もあります。
ちなみに1つの説明会は約1時間なので、頑張れば5つくらいのブースを回ることが出来ます。
定員があるので注意!
各区ごとに説明会を開くため、参加者が多い区もあればほとんど人のいない区もあります。
ここで一つ注意点があるのですが、ブースで行う以上、当然定員があります。
定員になるとそれ以上は入れてもらえないため、人気の区の説明会に参加したい場合はなるべく早めに並ぶことをオススメします。
とは言え、その日のうちに一つの区が何回も説明を行うので、仮に満員で入らなくなっても次の回を狙えばOKです。
説明会を回る戦略を立てよう
繰り返しになりますが、人気の区と不人気の区がハッキリするため、回る順番はよく考えて戦略を立てるといいですね。
たとえば、説明会を聞きたい区を5つくらいピックアップし、第一希望から第五希望までザックリと優先順位をつけましょう!
そして、それぞれの区が何時にどこで説明会を行うのかをチェックします。
そして、優先順位の高い区から説明会に参加していくスタイルが良いですね。
合同説明会に参加すべき4つの理由
現役職員と話すことが出来る
説明会で話をしてくれるのは各区の現役の職員です。なので、その区のリアルで生の情報を聞くことができる大変貴重な機会になります。
行政の情報は常にアップデートされているため、最新の生の情報を得ることは受験者にとって大きな情報材料となるはずです。
説明会の内容についてですが、基本的にその区がそれぞれ自由に行うので非常に個性がよく出ています。
若手公務員が若手ならではの視点でフランクに話をしてくれる区もあれば、ベテラン公務員が真面目に話をしてくれるところも。
そういった所からも区役所の雰囲気とかが垣間見れるので、希望区を決める判断材料にするといいですね。
また、各区はこの説明会のために作成した区のパンフレットを参加者に配ってくれます。
そこには論文試験で使えるかもしれないデータや、区面接で役に立つ情報が載っているため、説明会が終わったあとも捨てずに大切に持っておきましょう。
希望区選びが明確になる
合同説明会に参加してほしい理由No.1がこれですね。
これはよくある話なんですが、
「合同説明会に参加することによって希望区が変わった」
というのは本当によくあることなんです。
第一希望として考えていた区の説明会に参加したけど、イマイチ自分にはピンと来なかった。なんか職場環境が暗そうでイメージと違った、ということは珍しいことではありません。
逆にそれまで希望区として考えていなかったけど、若手職員が生き生きとしており、働きやすい環境なのかなと感じさせてくれたり、政策も興味を惹いた、といったこともあります。
当メディアの読者さんの中にも、
「説明会で話を聞いて希望区を変更した」
という人はけっこうたくさんいます。ていうか、最初から最後まで希望区が変わらない人の方が珍しいかもしれません。
このように、説明会で職員の方のリアルな声を聞くことが希望区選びの大きな判断材料となることを覚えておいてくださいね!
倍率が高くなりそうな区を察知できる
ここまでにすでにお話しましたが、合同説明会では人気・不人気の区が一目瞭然になります。
もちろん、「合同説明会で人気=区面接で倍率が高い」とは一概には言えませんが、それでも一つのバロメーターになることは間違いありません。
特別区の採用試験は倍率を公表していますが、区面接の倍率は公表されていません。
なので、こういった視認性のある情報は受験者にとって役に立つ材料の一つになります。
ライバルを感じることで勉強に身が入る
説明会に参加している周りの人は全員あなたのライバルです!
また、同じブースに参加している人は希望区が同じ可能性が高いため、かなり身近な競争相手と言えます。
公務員予備校に通っている人はライバルを日頃から感じることが出来ますが、独学の人はなかなか競争相手を肌で感じる機会はないですよね?
こういった場所でライバルを感じることでより一層勉強に身が入るため、モチベーションを上げるためにも合同説明会には絶対に参加すべきだと思います。
参加しなかったら合否の判断材料にされるの?
結論から言いますと、参加しなかったからといってペナルティはありませんし、参加したからといってその行為自体がプラスに働くことはありません!
実際に特別区も合同説明会の参加の有無が選考の合否に影響しない旨を明記しています。
※本説明会への参加が、特別区職員採用試験・選考の合否に影響することはありません。
とは言え、区面接の選考に使わないとは明記されていないんですよね。
従来の説明会では区によって名前記入ありのアンケートが求められます。つまり、区側からこの説明会に誰が参加したか分かるようになっているんです。
もちろんこのアンケートが「区面接で合否の判断材料にされる理由」としては信憑性に欠けるかもですが、区面接に呼ばれやすくなる、区面接での評価が上がる可能性があるなら参加するに越したことはないですね。
まとめ:合同説明会に参加すべき4つの理由
- 現役職員と話すことが出来る
- 希望区選びがハッキリすら
- 倍率が高くなりそうな区を察知できる
- ライバルを感じることで勉強に身が入る
特別区の公務員になりたいなら合同説明会に参加すべき4つの理由についてお話しました。
各区の雰囲気や先輩職員の感じなどを知ることができ、また、現役職員の生の声を聞くことができる合同説明会。
ぶっちゃけ特別区の公務員になりたいなら参加しない理由がないですよね!
そんな時間があったら勉強に時間を使いたい!という気持ちも分からないでもないですが、合同説明会で得ることが出来る情報はきっとあなたの役に立つはずです。
特別区で配点が圧倒的に高いと言われている論文に使える区のデータがなにか分かるかもしれませんし、区が独自に行っている施策を論文で使えるかもしれません。
また、区面接で聞かれても困らない知識を合同説明会で得ることが出来るかもしれません。
つまり、合同説明会に参加することは特別区の試験勉強を行うことになるんです。しかも、超有意義な対策になるかもしれない勉強です。
特別区を目指すあなたにとって貴重な話を聞けるまたとない絶好の機会なのは間違いありません。なので、絶対に参加することをオススメします!
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特別区の論文試験は正しい書き方を知るかどうかで9割決まる!
これで特別区の面接試験はもう怖くない!