あなたは本を読んだりネットで有意義な情報に触れた時や人からアドバイスを受けた時、ただちに行動していますか?
「記事を読んでとりあえずインプットできたから、そのうちやってみとくよ」
なんて後回しにする人に限って絶対にやらないし、2日もすればその情報のことなんてすっかり忘れてしまいます。
せっかく情報を自分から集めに行くという行動を起こしたにも関わらず、結果的に忘れてしまっては最初から何もしなかったのと同じですよね。
本文では、
情報をインプットした時に即座に行動(アウトプット)できる方法
について解説しています。
どの方法も難易度の高い方法ではないので、あなたがすぐに行動を起こすのが苦手だったとしても簡単に取り入れることができて、それでいて効果がすぐに期待できる方法ばかりなのでぜひ試してみてくださいね。
情報をノートや紙に書いておく
ノートでも紙でもいいので、何か有益な情報に触れたらそれを書き留めておきましょう。
ノートにはとりあえず「これは自分にとって役に立ちそうな情報だ」と思ったら片っ端からメモしておきましょう。
- 公務員試験の勉強方法
- 面接のコツ
- やる気を出す方法
- 苦手科目の克服方法
すぐに行動できるできないはひとまず置いといて、あなたがこれまで知らなかった事や、なるほど!と思った事を書いていってください。
本やインターネットで読んだだけでは情報はすぐ頭から消えてなくなってしまいます。
忘れてしまっては行動を起こそうにもどうしようもないですからね。
書くという一手間を加えるだけで記憶に残りますし、形に残すことで後から再確認することもできます。
騙されたと思ってとにかく行動してみる
「あとでやってみよう」という考えでは、いつまでたってもやりません。
しかしとりあえずでもいいからやってみると、その行動によってあなたは何かしらの経験を積むことができます。
たとえば、「公務員試験の勉強では数的処理が最も重要なので真っ先にやりましょう!」と聞いて、すぐその日のうちに数的処理に取り掛かる人は次の2つのうちのどちらかを経験をすることになります。
- 数的処理が難しくてこれからも力を入れて勉強しなければヤバイ・・・という事に気付く
- 勉強をすることで数的処理がよく解けるようになって勉強の楽しさが分かる
このどちらの経験をしたとしても、すぐに行動に移した人は今後数的処理で点を取れるようになるでしょう。
そして数的処理が解けるようになれば公務員試験で最も出題される科目をカバーできるので、合格へ大きく前進できることになります。
人間というのはどんなに優秀な人でも本来なまけ癖のある生き物なんです。
あとでやろう、と言ってても絶対やりません。
明日になったらその事を忘れてしまっている可能性だってあります。
まずは騙されたと思ってでもいいので、「いいな」と思えた情報があればすぐ実践してみましょう。
まずは準備だけでもしてみる
すぐやってみるのが良いことは分かるんだけど、行動が遅い人にとってとりあえずでもやってみるって意外と難しいですよね。
公務員試験の勉強は自分のためとはいえ「勉強」なので、遊ぶことに比べて動きだすのに重い腰が上げれないという人もいるでしょう。
そんな人はまずは準備してだけでもいいのでしてみましょう。
先ほどの話だと、数的処理が大事と言われても勉強を始めなくてもいいんです。
まずは問題集を買う。
もうすでに問題集を持っている人は机の上に問題集を開いて置いてみる。
準備をして視界に入る状態にさえしてしまえば、「やらなくちゃ」という気持ちになります。
あなたは「勉強をしなければならない」というのは頭では分かっているんです。
ただやる気が起きないだけなので、ほんの少しエンジンがかかりやすい状態に持っていってあげることが重要なのです。
ちなみに、買って損しない公務員試験の問題集については以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。
すぐに行動に移せる人を観察する
「すぐにアドバイスを実行できる人になる」には実は良い方法があるんです。
それは、普段から「初動力」の高い人と一緒に行動したり観察するという方法です。
「初動力」というのはザックリ言うと、まずはやってみるという動き出しの早さのことで、この初動力の高い人と行動をともにすると色々と勉強になります。
というのも一緒にいる人のやる気や行動力というのは、あなたが思っている以上に周囲の人に良い意味で伝染します。
なにかと理由をつけて「やらない」「すぐに文句を言う」人とばかり一緒にいるとあなたもすぐに逃げ出す癖がついてしまい、どんどん行動を起こせない人になってしまうんです。
もしあなたの周りに普段から言い訳ばかりで頑張ろうとしない、行動しようとしない人がいたら悪いことは言わないので距離を置くべきです。
もちろんすぐに行動を起こせない本質は自分自身に原因があるのですが、人間は簡単に周りから影響を受けてしまいます。
だったら、どうせならすぐに行動に移せるバイタリティーのある人と一緒にいた方があなたにとってプラスなのは言うまでもないですよね。
普段から人のアドバイスをちゃんと聞ける人、そしてそのアドバイスを受けて一生懸命努力ができる人と一緒にいると、始めは「すごいなぁ、真似できるかなぁ」と感じるかもしれません。
しかし、一緒にいることでだんだんとその人の行動が当たり前になっていきます。
目標に向かって努力すること、そしてそのために試行錯誤する姿を見ていると「そのうちやる気が起きたらやるか」なんて悠長なことは言ってられなくなります。
なので行動を起こせるようになりたい、やる気を出したいという人は、「初動力」の高い人と行動をともにする、もしくは観察することで良い影響を享受しましょう。
ハッピーエンドをイメージする
勉強が思うように進まない時は、モチベーションがガクっと下がってしまいますよね。
本当は思うようにいかない時こそ踏ん張りどころで、その壁を乗り越えた人だけが次のステージに進むことができるのですが、多くの人はそこで諦めて脱落してしまうんです。
そんな時に諦めて脱落しないためのコツが、ハッピーエンドをイメージすることです。
ハッピーエンドをイメージしておけば、途中どんなに苦しかったり上手くいかなくても、それはゴールまでの1つのシナリオに過ぎないと捉えることができます。
多くの人が苦しい時、不安な時になぜ諦めてしまうのかというと、バッドエンドをイメージしてしまうからです。
- 本当に試験に合格できるのだろうか
- 結局は結果が出ないで努力が水の泡になるんじゃないか
- やっぱり自分は民間企業で働くしかないのか
このように人は不安の中にいると、ついつい自分の未来をバッドエンドにしてしまいがちです。
目標に向かって順調に進んでいるうちはいいのですが、いざ壁に当たるなど想定外のイベントが発生すると「自分にはやっぱり無理だ」と、まだ頑張れるはずなのに諦めて離脱してしまうんです。
でもあなたの人生って、今まで壁が1つもなく平坦なものではなかったはずですよね?
人生は上手くいかない事も多々ありますが、あなたは今まで全てじゃないにしても壁を1つ1つ乗り越えてきたはずなんです。
そして人生は山あり谷ありだから面白いんです。
だから上手くいかない時があったとしても、簡単に自分の人生をバッドエンドにしないでください。
「この苦労はこの先公務員試験合格というゴールの途中の1イベントに過ぎない」
それくらいの気持ちで目標にに向かって進んで行けば、少し思うようにいかない事があっても諦めずに頑張り続けることができますよ。
さいごに

- 情報をノートや紙に書いておく
- 騙されたと思ってとにかく行動してみる
- まずは準備だけでもしてみる
- すぐに行動に移せる人を観察する
- ハッピーエンドをイメージする
人からアドバイスをもらってもすぐ行動に移せない、何事も動き出しが遅い人がすぐ行動できるようにするために取り入れてほしい5つの方法を紹介しました。
難しいことを考えずにまずはやってみる、行動力のある人を観察したり真似てみるだけでも意識は全然変わってきます。
「言ってることは分かったので、気が向いたら後でやってみる」という考えではいつまでたっても有益なアドバイスが身につくことはありません。
ぜひできる事からでいいので、行動に移してみてくださいね。
公務員試験に絶対合格したい人がやるべきこと
「公務員試験の勉強をもっと効率的にやりたい」
公務員試験は限りある時間の中で多くの科目を勉強しなければならないので、できるだけ効率的に無駄なくやりたいですよね。
「独学でやってると、この勉強方法が合ってるのか不安になってくる・・・」
そう思ったら公務員専門学校を利用し、あなたの希望する自治体(職種)に最短ルートで合格しましょう。
実際に公務員になると分かりますが、毎年採用される新規職員の大半は公務員専門学校で勉強してきた人たちなんです。
言いかえると、よほど自分に厳しく頑張れる人じゃないと独学で公務員試験に合格するのは年々難しくなってきています。
- 必ず1年間のうちに公務員試験に合格したい人
- 自分に甘いのでガッツリ追い込んで勉強する自信がない人
こういった人はぜひとも公務員専門学校を利用して勉強しましょう。
実際に私も最初は独学で勉強していましたが、途中で独学の限界を感じました。
そして公務員専門学校に通うことにしたのですが、控えめにいって効率が良いことばかりでした。
公務員専門学校を選ぶ方法
公務員専門学校はたくさんあります。
従来の生講義型のスクールや、学校にわざわざ通わなくてもいい「WEB通信」というオンライン学習に特化したシステムを持つ公務員専門学校など様々。
公務員専門学校を利用するとはいえ、いきなり決めることは出来ないと思います。
なので、まずは気になる公務員専門学校に資料請求してみて各社の特色や料金を調べてみてください。
そうすればきっとあなたが「ピンとくる公務員専門学校」が見つかるはずです。
資料請求したからといって絶対受講しなければならないという決まりは当然ないので、あなたにふさわしい公務員専門学校があるかどうか調べるだけ調べてみましょう!
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