・公務員の仕事が忙しい理由とは?
・具体的にどのくらい激務なの?
上記の疑問や解決する記事になっています!
私は某政令指定都市の公務員として15年以上働いた経験がありますが、この記事では『公務員を辞めていった同僚たちの話』を元に公務員の実態を赤裸々に書きます。
さすがに、自分の経験談を書くと身バレするのも嫌なのでこれまで見てきた同僚たちの話が中心です(笑)
本文では、
激務でブラックな公務員の世界
について解説します。
私が渡り歩いてきた部署は比較的ホワイトな環境でしたが、同じ自治体でも部署が違うと月とスッポン!
毎月の残業時間が100時間超えなんて当たり前!みたいな所もけっこうありました。
そんな話を包み隠さずにお話していきますね。
もくじ
公務員は本当に激務なの?
すべてじゃありませんが、公務員には激務な部署が多々ありますよ。
ブラック企業ばりに忙しい所も余裕で存在します。
具体的には、8時前に出勤し、延々と無駄で効率の悪い仕事を続け、庁舎を出るのは日付が変わっていることも珍しくない。
土曜日は午前中だけ仕事をしに行き、午後からは爆睡。実質の休みは日曜日しかない感じ。
これが忙しい部署で働かされている公務員の実態です。
公務員が激務な理由
公務員の仕事が忙しくなる最大の理由は「尋常じゃない無駄な作業」にあると考えています。
決済を取るのに何度も承認が必要 → 自分の仕事が進まない → 残業せざるを得なくなる → 無駄な飲み会も多い → プライベートな時間が減っていく・・・
無駄な仕事が多いだけでなく、そもそも人員が足りていない職場も多く、仕事量と給料が割にあっていないケースって実は多いんです。
そこで、公務員の無駄な仕事にどんなものがあるかをランキング形式で発表したいと思います。
公務員の無駄な仕事5位:職場の飲み会
飲みニケーション大好き公務員が職場には必ずいるため、無駄な飲み会ってホント多いんですよね。
とくに飲み会だとお酒の力でタガが外れて『普段言えないことを撒き散らす』というのは結構よくあります。
上司からダメ出し・罵倒とかって当たり前にあります。
- 延々と上司から日頃の仕事ぶりをダメ出しされる
- 2次会、3次会は当たり前の無駄な時間
- 「職場の親睦のため」ではなく、ただ単に飲みたいだけ
春先の歓送迎会シーズン、夏のビール会、年末の忘年会、年度末の送別会など、飲み会好きが多い部署では何かと理由をつけて月1回のペースで行うところも。
公務員の飲み会が無駄な理由
ペーペーの職員は「上司や先輩にどれだけ良い気分で飲み会を過ごせるか」に全力を注がないといけないから。
常に上司の顔色を伺ってヨイショし、時には「グラスが空いていないか」などもチェック。
職場の同僚であって友人ではないので、会話の内容は「◯◯さんが出先に異動したらしい。出世の目は消えたね。」などの噂話や、その飲み会を欠席した人の悪口とかですね。
上記の理由から、公務員の飲み会は「出世のために上司にコビを売る」という目的以外には何も得るものはないと断言できます。
公務員の無駄な仕事4位:無駄な会議
会議が大好きなのも公務員の特徴。
理由はシンプルに、
会議しとけば仕事してる気になれるから。
部署にもよりますが、だいたい朝と夕方の2回は会議を行う人が多いのではないでしょうか。
- 日に2回の会議
- 数ヶ月に一度開かれる研修
上記の無駄な会議や研修に費やす時間は年間で換算すると相当な物。
パワハラやセクハラのために「公務員倫理研修」を毎年やらないといけない事情は分かりますが、研修したってどうせやる人はやりますからね。
公務員の無駄な仕事3位:無駄な買い出し・会費の回収
部署によっては毎月会費を集めて、
- コーヒーや紅茶
- 箱ティッシュ
- その他の共有物
上記を若手が買い出しに行かなければなりません。
もちろん勤務時間中に行くわけにはいかないので、休みの日、もしくは仕事帰りに行くことに・・・。
まとめて買えば頻繁に行く必要はありませんが、それでもお店に行って買うとなると面倒くさいですよね。
おまけに会費を忘れる人が必ずいるので、その人に声掛けしてその月の会費を払ってもらうのも時間が奪われます。
公務員の無駄な仕事2位:無駄な資格勉強
公務員って資格とは無縁に思う方もいるかもですが、無駄な資格を取らされるケースもあります。
危険物、法務、財務検定、FPなど、部署によって求められる資格が異なるものの、一度は資格取得を勧められた経験がある方もいるはず。
公務員の資格取得って何がツライって、資格を取っても手当が何もないんです。
まさに自己満足というか、労力と時間をかける意味がないのでモチベーションが1ミリもわきません。
どの資格もある程度の勉強時間を費やさないといけないくせに、仕事で役に立つことはほぼ無し(苦笑)
公務員の無駄な仕事1位:無駄な決済に追われる
これはほとんどの公務員の方が共感してくれるはず(笑)
公務員は上司の許可が必要な場合、その都度「決済」を取らなければいけません。
- 予算を執行する
- 関係各位に通知や依頼文を送る
- 国への補助金の申請
- 年休、産休、病休の取得
- 物品の購入
ザックリ説明すると、書類を作成したあとに直属の偉い人たちに「はい、了解したよ!」とハンコを押してもらう必要があるってことです。
いまだに「紙ベース」での事務手続き
たとえば休み(年休)を取りたい場合、以下の手続きが必要になります。
- 年休取得申請書を提出
- 課長補佐のハンコ
- 庶務のハンコ
- 課長のハンコ
つまり、休みを取るだけなのに最低でも3人のハンコが必要になるわけです。
しかも申請はすべて書類、この時代にいまだ紙ベースで行っています。
時間も資源も無駄でしかないですね・・・。
私が公務員を辞めた理由
公務員を辞めた理由は人それぞれあると思いますが、私の場合は「自分のやりたい事をしたかったから」ですね。
公務員という職業に特別不満があったわけではありません。
私は「無駄な時間」を我慢して定年までこなし続けるのではなく、「今後生きていく上で必要なスキルや知識の習得」のために人生を費やしたいと思いました。
だから今はこうして執筆業をしたり、作曲をしたりしています。
そんな私があなたに1つだけ質問するとしたら、
今後、自分のスキルや知識を武器にして生きていきたいですか?
とお聞きしたいです。
もし、「そこまでの覚悟はない・・・」なら、公務員を簡単に辞めない方がいいですし、「多少いばらの道でも今の状況を変えたい!」なら今後のことを真剣に考えることをお勧めします。
まとめ:激務な公務員を辞めたい方へ
私は公務員を辞めたことで、今まで無駄に過ごしていた時間を「インターネットの世界で生きていくためのスキル・知識習得」のために費やしています。
実際、それで得たスキル・知識を活用してこのようにブログの運営もやっています。
人は誰でも「覚悟」さえあれば、どうにかこうにか生きていくことは出来ます。
公務員を激務で辞めたいけど「まだ覚悟がない」という方へ
「激務で辞めたいけど、辞めたあとのことを考えると心配だし覚悟もない・・・」と思う方もたくさんいますよね。
もし、「労働と給料の対価が釣り合っていない」とか、金銭的な部分の不満が多いなら、副業で稼ぐのもオススメです。
みんなあまり大きな声で言わないだけで、実は公務員でも副業をしている人はたくさんいます。
バレない方法を理解すれば大丈夫ですので、下記で解説しますね。
公務員が転職するならここを選ぶべし!
サクっと優良企業に就職したいなら転職エージェントに相談しよう!
出世に繋がる!上司を手玉に取れる最強のコミュニケーション術!