・公務員って転職に困るって本当?
・公務員の具体的な転職先はどこ?
といった疑問を抱えているあなたの悩みを解決できる記事になっています。
これまで公務員を辞めて転職していった同僚を何人も見てきた私が『公務員が転職を成功させるポイント・公務員の具体的な転職先』について解説します。
本記事を読めば、
「公務員の将来性ってどうなの?」
「公務員辞めても大丈夫?」
「これから自分はどうすればいいの?」
といった悩みが無くなりますよ!
まずはあなただけでなく、数多くの公務員が「辞めたいと思っている」という事実を知りましょう。
もくじ
公務員を辞める人は年々増加中!
上の画像は『公務員(行政職)の年齢階層別離職率を表したグラフ』です。
このグラフを見ると、若い人ほど「公務員を辞めている」ということが分かります。
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20代公務員の転職理由5つ!
公務員を辞めて他の転職先で働きたいと思った理由を5つに絞って紹介します。
誤解がないように最初にお伝えします。以下で紹介することは、日本で働く公務員みんなに共通する部分が多い内容です。
- 「安定した生き方」よりも「どんな生き方をしたいか」を考えるようになった
- 無駄なことに時間を費やしたくなかったから
- 楽だと思ったら仕事が意外と激務だった
- 出世の先に待つのは家庭の崩壊しかないから
- 自分の思うように生きたいから
①:「安定した生き方」よりも「どんな生き方をしたいか」を考えるようになった
今は安定よりも「どんな生き方をしたいか」を第一に考え、その生き方に合わせて仕事をチョイスする時代になってきています。
ここ数年で転職サイトはどんどん充実しており、世の中には今この瞬間も「脱公務員」をしている人が増えています。
別に「公務員」という仕事にこだわらなくても、「あなたの生き方」にマッチした仕事が出来るはずです!
だからこそ「自分のやりたいようにやろう!」と決意し、公務員を辞める人が多いのだと思います。
②:無駄なことに時間を費やしたくなかったから
日本中の公務員の「毎日のスケジュール」には無駄が溢れかえっています。
- 毎日、やらなくても問題ない会議や朝礼
- 毎日、無駄な書類の作成
- 定期的にある、形だけの研修や勉強会
みたいなことって非常に多いですよね。
ある日突然この無駄な連続に「自分の人生の貴重な時間を費やすのがバカらしくなった」という人も多いはず。
③:楽だと思ったら仕事が意外と激務だった
私も含め、公務員を辞めた人の話を聞いていると「思ってたよりも忙しくてしんどい」という人が非常に多いです。
- 朝8時過ぎに出勤し、帰りはだいたい20時過ぎるくらい
- 意味のない資格取得の圧をかけられ、土日を使って勉強しなければならない
- 金曜日の晩は行きたくもない飲みに参加しなければならない
私はアフターファイブや土日の時間は「自分の人生を充実させるために時間を使いたかった」ので辞めました。
④:出世の先に待つのは家庭の崩壊しかないから
これは公務員時代の上司の愚痴ですが、以下の内容で悩んでいました。
- 出世をすると上と下に挟まれて、それまでの2倍のストレスがかかる
- 激務の部署に配属されることが多かったので、家に帰ると子供がすでに寝てる
- 帰宅時間は日付が変わることもあり、土日はクタクタで休んでるから家族サービスができない
家族や子供との触れ合いの時間が取れず、自由ない時間もない生活。
「安定のためとは言え、自分の人生このままでいいのか?」と考えるも、家族もいるので転職する訳にもいかず我慢するしかないといった感じでした。
そういった話を聞くと公務員は出世しても「ツライことが多い」という結論に至りました。
⑤:自分の思うように生きたいから
毎日朝早く起きて、満員電車に1時間乗って、意味があるのか無いのかよく分からない仕事をして、20時に帰宅する。
一度きりの人生なのに「我慢しながらルーティンワークに明け暮れる日々」とかツライですよね?
実はみんな大なり小なり「公務員辞めたいな・・・」と思っています。30代を過ぎた人の多くは辞めるに辞めれなくて働いてるだけです。
ただし、若いからといってネガティブな転職理由ばかり伝えても「この人とは働きたくないな」と転職先での担当者から思われて転職活動は上手くいきません。
そのため「転職先の企業が納得する、転職理由の伝え方」を具体的な回答例とともに以下の記事で紹介しています。
公務員からの転職は実は上手くいく!
実際に公務員から新しい企業へ転職した人の話を聞いていて感じたのですが、公務員からの転職って実は有利です!むしろ転職先から大歓迎されます!
理由はシンプルでして、「公務員試験を突破した優秀な人」という認識をしてくれているからです。
「公務員に対する期待」を活用しよう
転職先の企業が公務員に持つイメージは「高い競争率の採用試験を突破した優秀な人材」です。
また、真面目で勤勉なイメージがあり、意外と高学歴で努力もできる公務員が多いため、「畑違いの仕事でも活躍してくれそうだな!」と思って企業からの人気は高いんです!
よく「公務員辞めたら民間ではやっていけない!」なんてセリフを聞いたことがあるかもですが・・・あれは大昔の話。
大昔は民間企業に就職できない能力の低い人が公務員になっていたという事実があります。
そんな時代の常識を現代に持ち込んで当てはめるのってなんだかバカバカしいですよね?
企業は「元公務員」という肩書きをプラスに捉えているのは間違いありません。
公務員の転職先はどんな業界がマッチするの?
これは転職エージェントがよく言っていることです。
28歳以下の公務員なら転職先からめちゃくちゃ歓迎されますよ!
23歳~28歳の公務員は社会人としての常識が身についており、それでいて何と言ってもまだ若い!
なので、第ニ新卒の枠で有利に採用されやすいようです。
また「学歴があり、ストレス耐性があり、真面目、社会的倫理観もある」っていうのは大きな武器ですし、控えめにいって採用するにはもってこいの人材なんです。
なので、28歳以下の人は『公務員ブランド』をぜひとも上手に利用してください!
20代公務員の人気転職先は「IT・webマーケティング・ベンチャー企業」
20代で公務員を辞めた同僚は「IT・webマーケティング・ベンチャー企業」が転職先として希望者が多かったです。
上記の業界は「世の中の変化やトレンドを掴むのが早い業界」なので、今の若者の「古い慣習はもうウンザリ」という思いとマッチしているからです。
具体的には「転勤がない、残業も少ない、副業OK、リモートワークOK」といった感じで、働き方の自由度が高いところも人気なようです。
転職するのに「知識・スキル・経験」なんて必要なし!未経験の公務員も心配なし!
若手公務員が転職先の業界について考えるとき、
- 経験もスキルも無いけど大丈夫だろうか
- 元公務員なんてどうせ雇ってもらえないよな
といったようにネガティブに考える人が多いですが、そんな心配は1ミリも必要ありません!
多くの企業の採用担当者は30代や40代には即戦力としてのスキルや経験を充実しますが、20代のあなたが即戦力になるとは誰も期待していません。
企業側が見ているのは「あなたの考えやスタンスが会社にマッチしているどうか」です。
実は多い!公務員から公務員への転職
公務員を辞めてまた新たな自治体で公務員になるという人も意外と多くいます。
- 行政職を辞めて警察官
- 消防士を辞めて行政職
- 田舎の自治体を辞めて都会の自治体
働いていた仕事内容が合わなかっただけで、本来安定思考のため転職先も公務員を考える人は非常に多いんです。
公務員からの転職を成功させるための2つのコツ
公務員が転職をお考えなら以下の2つのコツが重要になってきます。
- 「どんな生き方をしたいか」のビジョンを明確にする
- 『転職エージェント』を利用する
①:「どんな生き方をしたいか」のビジョンを明確にする
「どんな生き方をしたいか」が決まると、その生き方をするために必要な「知識・スキル・仕事」がイメージできます。
あとは「その生き方を実現してくれそうな企業」で働いて、徐々にスキルや経験を積み上げていけばいいだけですね。
あなたも公務員を選んだ際は、
- 公務員なら安定しているはず
- 公務員なら仕事が楽そう
- 公務員なら残業が少なく働けそう
上記のような生き方を実現してくれそうだから公務員に進む道を決めたはずです。
結果的に望んだ生き方を公務員では実現できなかったかもですが、次の仕事を決めるときもまずは「どんな生き方がしたいか」を明確にすることから始めましょう!
②:『転職エージェント』を利用する
転職エージェントとかよく分からないし、面倒くさそうだから自力で転職活動するのでいいや!と考える人がいますが・・・。
理由はシンプルでして、「どうやって転職活動すればいいか」が全く分からないだけでなく、何より今の仕事を続けながらの転職活動だと圧倒的に時間がないからです。
ちなみに、転職エージェントを利用すると以下のメリットがあります。
- 「あなたの理想とする生き方に合った仕事」を転職支援のプロが紹介してくれる
- 「あなたの理想とする生き方や働き方」を客観的に言語化してくれる
- 企業との面接の日程調整をしてくれる
- 面接対策をしてくれる
- 給料やその他条件の交渉を代わりに行ってくれる
転職活動の経験がないと何から始めていいか戸惑ってしまうことも、転職エージェントなら転職支援のプロが完全無料で何から何まで手伝ってくれます。
脱公務員したい人にオススメする転職エージェントは1つだけ
転職活動を無駄なく確実に進めるには転職エージェントに頼り、相談するのが最も上手くいく方法です。
しかし転職活動をしたことがない人にとって、転職エージェントってどこを利用すればいいの?って感じですよね。
なので、これまで脱公務員を成功させた同僚たちの多くが利用していた「オススメの転職エージェント」を1つに絞って紹介します。
あれやこれや登録するのも面倒くさいと思うので、これから紹介するエージェント以外は登録は不要ですね。
転職先を探すならリクルートエージェント
こんな方におすすめ!
- たくさんの職種や業界を紹介してほしい方
- 大手企業から中堅まで幅広く転職先候補にしたい方
- 公務員時代よりも年収アップさせたい方
利用してよかった点
- 転職業界No.1企業だけあって、転職サポートの充実ぶりがハンパない。
- 職務経歴書や履歴書などの添削、志望する企業への推薦など行ってくれる
- 知名度・実績が申し分ないので、人生を左右する「転職」をするのに安心感がある
- 1人あたりの求人紹介数が転職エージェント業界トップクラス
・転職活動は初めてだから手取り足取り丁寧に教えてほしい
・転職が決めるまでサポートしてほしい
・出来れば給料のいい、大きな企業がいい
このような方にリクルートエージェントはおすすめですね!
▶︎無料登録して万全なサポートをして転職活動を!
公務員を辞めたいけど「まだ踏ん切りがつかない」という方へ
ストレス半端ないし辞めたいけど、せっかくなれた公務員なので「辞める」となるとまだ踏ん切りがつかない・・・と思っている方へ!
もし、「ストレスはあるけど辞めるほどではない」「もう少し給料がよければ我慢できる」と思っているなら、副業で稼ぐのもオススメです。
これはあまり知られていない話ですが、公務員でもこっそりと副業している人は増えています。
- ブログ(アフィリエイト)
- YouTuber
- 転売
など、今の世の中、稼ごうと思ったら手段はいくらでもあります!
実はバレない副業はたくさんありますし、仮にバレてもクビとかは無いですからね。
公務員で副業をしている人はたくさんいますので、下記の記事で解説します。
さいごに:転職したい公務員の具体的な流れ
転職エージェントを利用する流れは次の6ステップです。
- リクルートエージェントへの登録
- 求人状況を確認する
- キャリアアドバイザーとの面談
- 面接対策・職務経歴書の添削
- 求人への応募・採用試験
- 内定・公務員退職・入社
①:リクルートエージェントへの登録
リクルートエージェントの公式サイトにアクセスし、
- 転職の希望時期
- 勤務地(転勤の有無)
- 職種
- 希望年収
などを入力し、リクルートエージェントのアカウントを作成します。
②:求人状況を確認する
入力した内容を見て、転職エージェントがたくさんの求人情報の中から「あなたの希望に沿った求人」を調べます。
早ければ1週間以内に転職エージェントから面談日程などについての連絡が届きます。
③:キャリアアドバイザーとの面談
キャリアアドバイザーとの面談では「あなたの希望」を確認し、第三者目線であなたに的確なアドバイスをくれます。
※キャリアアドバイザーと実際に会って話すよりも電話がいいのであればそちらも可能です。
④:面接対策・職務経歴書の添削
面談であなたの希望をキャリアアドバイザーに伝えたら、いよいよ求人の紹介をしてくれます。
採用担当者が食いつく「職務経歴書の書き方」や、採用したいと思わせる「面接テクニック」についても教えてくれます。
⑤:求人への応募・採用試験
あなたの考えにマッチする企業が決まったら、キャリアアドバイザーが推薦状を送ってくれます。
こういう点が自力で転職活動することとの大きな違いですね。
⑥:内定・公務員退職・入社
内容が決まったら、あとは入社する日の調整や条件面の最終的な話になります。
当然、このような「1人だと不安・・・」と感じる交渉もすべてキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
これらを全て「無料」でやってくれるから驚きですよね!
もちろん転職エージェントはボランティアではなく、就職が決まると企業から報酬が入る仕組みになっているので、あなた・企業・エージェントのすべてがwin-winになるように出来ています(笑)
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公務員を辞めたいあなたへ!私が脱公務員をした理由
サクっと優良企業に就職したいなら転職エージェントに相談しよう!
出世に繋がる!上司を手玉に取れる最強のコミュニケーション術!