大学生が公務員試験を独学で合格する方法を知りたい。
これから公務員を目指して勉強していきたいけど、どんな感じてやっていけばいいんだろう?
公務員専門学校とかは授業料が高くてキツイので、できれば費用をかけずに学び、合格したいです。
こういった疑問に答えていきます。
本文では、
- 大学生が公務員試験を独学する手順
- 大学生が公務員試験の「基礎知識」を独学する方法
- 公務員の魅力に気付いた大学生は、幸運すぎる
について解説しています。
この記事を書いている私は、公務員歴15年以上ほど。
現在は中堅職員として日々マイペースで働いています。
今回は、大学生向けに「公務員試験の独学」について解説します。
控えめにいって「公務員は安定している」ので、記事を読みつつ、今日から公務員試験の勉強を始めてください。
学校と公務員試験の両立に忙しい学生にオススメの息抜きとは
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ただ1つだけ注意点があるのですが、それは「学生向け」ということ。
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大学生が公務員試験を独学する手順
基礎勉強→公務員のインターンに参加、でいいかなと思います。
※具体的な勉強方法は、少しお待ちください。
まずは公務員試験の勉強の概要を理解した方が良いので、先にこちらを解説します。
独学だけでは、合格は難しい
基礎勉強ばかりに力を入れる人がいますが、それだと公務員試験には合格できません。
公務員試験合格の結論
面接・論文対策もしっかり行うこと。
要するに、2次試験対策もしっかり行いましょう、ということです。
ちょっと余談ですが、公務員を目指していた私は面接対策の重要性にいち早く気付いて、2次試験対策を比較的早めに力を入れました。
その結果、面接・論文スキルは確実に上達しました。
ちなみに、論文が苦手で仕方ないといった方は、下記のnoteで「どんなテーマでも簡単に書けるようになる最強のテンプレート」を紹介しています。
ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
▶︎公務員試験の論文の書き方を知りたい人はこちらから
面接試験で説得力を持たすための経験を作る←これが難しい
志望動機や自己PRなど、面接試験での発言に説得力を持たせるための経験が欠かせないのですが、これには実践が大切です。
とはいえ、ここが独学では難しくて、いきなり「経験値をアップしたい」とか思っても、何から始めたらいいか分からない訳です。
効率的にスキルアップするには「面接で使える経験を身につけるための行動を取る」ことが最適解なのですが、これを自分でするとなるとわりと難しいです。
なので、公務員インターンを経験すればいいと思う、という話です。
まずはインターンすればいいと思う
独学で公務員の知識を身につけるのも難しいかもしれないので、まずはインターンがいいかなと思っています。
インターン先の選び方はシンプルで「志望先に近い自治体で働く」とかでいいと思います。
あなたの志望する自治体がインターンを受け入れてるならばそこでOKで、受け入れていないならなるべく似た自治体(規模など)を選びましょう。
大学生がインターン先を探す方法
リクナビに登録し、公務員のインターン募集を探して申し込む。
上記の通りです。
要するに、大手サイトで「官公庁のインターン募集」の情報を集める感じです。
自分で自治体に募集があるかどうか確認の電話とかだと大変だと思いますが、リクナビのような大手サイトなら、簡単に探すことができますよ。
そして、興味のある自治体があれば、申し込んでインターンしてみたらいいと思います。
インターンだとしても、実際に自治体で働けたら学びが多いと思いますし、実際に公務員志望者でインターンを希望する人は年々増えています。
インターン先を探すサイト
- リクナビNEXT:インターン募集してる自治体を探せる。無料で利用できます
※リクナビNEXTは基本的に就活サイトですが、自治体のインターン募集も掲載しています。
無料で使えるサイトなので、どんどん利用しちゃいましょう。
官公庁のインターンも選考はあります
当たり前の話ですが、民間企業のインターン同様、官公庁のインターンも志望動機(エントリーシート)による選考があります。
希望する自治体に申し込みの手続きを行い、その後自治体の指定する方法で志望動機を送付。
当然のことながら「志望動機を送付」というところが重要になってきます。
ただ単に志望動機を書けばインターンを受け入れてもらえる訳ではなく、しっかりとした目的、そしてあなたの熱意を伝えなければ採用されませんので、注意が必要です。
仮に「安定してるから公務員になりたい」といった動機だったとしても、その自治体に対して「どういったことが学びたいのか」という点を明確にしないとダメです。
ちなみに、仮にこれといったスキルがなくても「どうしてもその自治体で働いてみたい」というメッセージが伝われば、採用される確率も高いかと。
もちろん、正直に書くことが前提ですが、多少「盛って」でもインターンに採用されないと、その後の本番の公務員試験を有利に進められません。
大学生が公務員試験の「基礎知識」を独学する方法
インターンの話ばかりしてきましたが、ここからは試験勉強についてです。
独学方法の結論は驚くほどにシンプルで、下記の通りです。
独学方法(至ってシンプルです)
問題集や参考書で勉強→面接・論文対策を行う
面接対策は筆記試験を通過してから始めればいい、と考えている人も多いですが、それだと準備不足で本番で失敗するケースが多いです。
- 問題集や参考書で勉強
- 面接・論文対策を行う
それでは順番に解説していきますね。
①:問題集や参考書で勉強
とりあえず公務員試験で最も出題比率の高い「数的処理」の問題集をこなします。
そして、毎日勉強を継続しつつ、さらに勉強する科目を広げていくといった感じです。
「独学だとお金があまりかからない」と勘違いしてる人も多いですが、公務員試験は出題される科目数が多いので、必要な問題集を集めるだけで数万円は必ずかかります。
なので、「お金をかけたくないから独学」という考え方はコスパの面を考えるとぶっちゃけ微妙ですね。
このあたりは個人の価値観によって異なるので、一概には言えないですが、効率性を考えると公務員専門学校一択ですね。
公務員専門学校を利用するのもアリ
独学での公務員試験合格を解説している本記事で紹介するのもなんですが・・・
公務員試験に確実に合格したいなら、公務員専門学校の利用をオススメします。
公務員専門学校もあり(授業料はすぐ取り戻せますよ)
独学でもいいのですが、無駄なく、そして確実に合格したいなら公務員専門学校もアリです。
公務員専門学校だと安くても20万円とかするので学生だと痛い出費ですし、親に出してもらうのも気が引ける金額ですが・・・
公務員になったらボーナス1回分で回収できます。
なので、「有意義な自己投資」として公務員専門学校を利用するのもアリかなと思っています。
ここは自己判断ですが、公務員専門学校を利用すれば努力次第では半年もあれば合格できますので。
②:面接・論文対策を行う
独学の人は特に準備不足になりがちなのが「面接対策」と「論文対策」です。
これはどこの自治体にも共通することですが、公務員試験は筆記試験よりも面接試験を重視するようになってきています。
理由は下記の通り。
- 人柄の良い人を採用したい
- やる気(熱意)のある人を採用したい
公務員、とくに地方公務員は市民と接する機会も多いためコミュニケーション能力が高い人、また、公務員の仕事はチームワークであるため協調性のある人を採用したい。
なので、おろそかにしがちな面接対策をしっかりと行わなければ、面接試験で落とされる可能性も十分にあります。
面接対策について
面接対策や論文対策については、下記の記事を参考にしてみてください。
なお、先ほども触れましたが面接対策はなるべく早く取りかかる方がいいです。
というのも、1次試験の結果が発表されてから2次試験である面接までの期間って、思ったよりも短いんです。
なので、筆記試験の勉強をしつつ、面接対策も行うことをおすすめします。
官公庁のインターンに採用される人材になる方法
それは「自治体に貢献できる人材であることを証明すること」です。
もちろん学歴など他の要素もあると思いますが、公務員の職場なら「自治体への貢献能力」はわりと重視されると思います。
要するに、公務員の仕事は人と人とのやりとりなので、基本的に「利益を出す」とか「効率化を図る」といったことはあまり重視されません。
具体的には「世の中に役に立つ」という思いを自分の志望動機に落とし込めるかどうかが、インターンで採用される基準になると思います。
公務員の魅力に気付いた大学生は、幸運すぎる
大学生は圧倒的に有利です
ちなみに、大学生が有利な理由は以下の通りです。
- 時間に余裕がある
- 賃金なしでも働ける
- 体力がある
当たり前の話ですが、社会人になると時間がありません。
それもそのはず、朝6:30に起床して、夜21時くらいまで働いてから晩ご飯と風呂を済ませたらもう23時。
圧倒的に時間が無さすぎて、控えめにいってもツラさしかないです。
そして生活があるので、無料でインターンするとかも難しくなります。
そして、これが一番問題なのですが、年を取ると体力の減少と回復力の低下が深刻なことに・・・。
無料で働ける大学生は、無敵ですね。
ちなみに、無料で働くというと「そんなのやってられない」と思われがちですが・・・
- 公務員になる前に、公務員の仕事に触れられる
- インターンを経験しておけば、最終選考の際にアドバンテージになる
といった貴重な経験プラス、大きなアドバンテージも得ることができます。
なので、公務員になりたい大学生は絶対にインターンを経験しておくべきです。
行動するなら、なるべく早く
繰り返しですが、社会人になるとインターンを経験しようにも難しくなります。
仮に共働きなのでタダ働きでも良かったとしても、アラサーがインターンとかなかなか勇気が要りますからね。
なにごとも「早く動き出すこと」が重要でして、早く挑戦することで得られるアドバンテージは世の中にはたくさんあります。
早く挑戦することをオススメします
なので、この記事を読んでいる大学生はラッキーです。
このことにいち早く気付けていますし、仮にアルバイトをしてもあなたの市場価値は上がりません。
安い時給で働くくらいなら、未来に公務員になるために今はタダ働きでもいいんで自分のキャリアを積むべきです。
そして、学生のうちに公務員試験の勉強に時間を割いてください。
今ここで頑張れば、残り40年間ブラック企業で消耗する未来から逃れられますよ。
あと、確実に安定してる職業ですし、これからも公務員の仕事は安泰でしょうし、目指して損はありません。得するだけ。
今すぐ動き出そう
公務員は一部で、下記のように言われています。
- 公務員は、AIに仕事を奪われる
- 公務員は、オワコン
上記のような意見を言う人は、おそらくどこで働いてもダメな人で、たぶんそういった人からAIに駆逐される、という運命だと思います。
なので、気にせずに勉強するといいですよ。
というわけで今回は以上です。
大学生のみなさまの、輝かしい未来のための参考になりましたら幸いです。
社会人から公務員へ転職する方へ
公務員になりたい大学生に向けて
合格する人がみんなやってる自己分析