技能労務職

清掃業務員はどんな仕事してるの?試験問題は?について徹底解説します

某政令指定都市で公務員として働いている、赤ずきんです。

数あるサイトの中から当ブログに足を運んでいただきありがとうございます。

本文では、技能労務職の仕事の1つである「清掃業務員」はどんな仕事なのか?また、どんな試験問題が出るのかについて書いています。

 

清掃業務員の仕事といえば、ゴミを回収するというのが世間一般的なイメージだと思いますが、ゴミ収集以外にも行っている業務はあります。

また、清掃業務員の仕事内容の話だけではなく、清掃業務員になるためにはどのような勉強をすればいいかといった話についても紹介していきますね。

技能労務職の清掃業務員はどんな仕事?

清掃業務員の仕事内容

清掃業務員の仕事は多くの人がイメージする通り、パッカー車と呼ばれる車に乗ってゴミの回収を行うことが主な仕事です。

このように清掃業務と聞くと、「ゴミを回収するだけの仕事」という印象だと思いますが、ほかにどのような仕事をしているかご存知ですか?

 

清掃業務員の仕事はざっくり言いますと、

・ゴミの回収

・ゴミの焼却

・動物の死骸の撤去

の3点です。

 

清掃業務員が回収したゴミは焼却センターや環境事業所と呼ばれる施設に運ばれ、そこで焼却して処理されます。

そして、先ほど挙げた主な仕事の1つである「動物の死骸の撤去」ですが、これも清掃業務員の仕事なんです。

道路などで猫やその他の動物が車に轢かれて亡くなっているのを見かけたことがありますよね?

 

気がついたら撤去されているかと思いますが、実はあれは清掃業務員の方が処理してくれているんです。

ちなみに、以前清掃業務員をしていた私の友人に聞くと、動物の死骸の撤去をすると1体につき数百円の手当がつくようです。

清掃業務員のメリット

清掃業務員は市役所や区役所に通勤するのではなく、焼却センターに毎日出勤することになります。

窓口などで働く一般行政職の職員は、よほどの田舎でない限り車で通勤することはできません。

 

職員全員分の駐車場が確保できないので当然ですよね。

一方、清掃業務員は環境事業所(焼却センター)に直接出勤してするため、車通勤できる自治体がほとんどなんです。

 

毎朝、電車やバスで揉みくちゃにされながら通勤するのってそれだけでストレスですよね?

清掃業務員だけでなく、技能労務職の職員は出先の施設(市役所や区役所には通勤しない)に出勤するため、車通勤が認められるケースが大半です。

清掃業務のその他について

焼却センターには技能労務職員だけでなく、機械・電気といった専門職(地方上級試験を経て採用される)の職員も働いています。

というのも、焼却センターにはゴミを焼却・運搬する機械があり、その機械は電気制御で動いているため、万が一の故障などに備え専門職の職員が常時配置されています。

 

ということは、機械や電気で採用された職員も、環境部局に配属されている間は車通勤をすることができます。

何歳まで受けれる?資格とかいるの?


自治体にもよりますが、清掃業務員の試験は35歳くらいまで受験資格があります。

普通、一般職の試験の受験資格は30歳までという自治体がほとんどですが、清掃業務員をはじめとした技能労務職の多くは35歳まで受けれる自治体が多くなっています。

 

これは、民間企業を辞めて中途採用で公務員になりたい人のために、少しでもチャンスがあるように一般職よりも受験資格の年齢幅を広くしているという配慮があってのことです。

清掃業務を受験するのに何か特別な資格は必要ありません。受験資格のある年齢の方なら義務教育さえ受けていれば誰でも受験することができます。

 

ただし、ゴミを収集するのにパッカー車に乗るわけですから、普通運転免許くらいは持っておいた方がいいでしょう。

もし清掃業務員の受験を考えていて、まだ普通運転免許を持っていない人は試験までに取っておいて損はないと思います。

清掃業務員の1日の勤務内容は?


清掃業務員は8:30~17:15が勤務時間となっています。そして昼休憩は12:00~13:00の1時間で、自治体によっては12:15~13:00までの45分となっている所もあります。

8:30からさっそくパッカー車に乗り込み、決められたルートに従ってゴミを収集して回ります。

午前中にできるだけ巡回して、残りは昼休憩のあと午後から回ります。

 

その日のゴミの量などにもよりますが、15時にはその日集めなければならない箇所を全て終えていることがほとんどです。

15時から17:15までの約2時間は、風呂に入って汗を流したり、洗濯をしたりして過ごします。

動物の死骸の撤去などのイレギュラーな仕事が入ると、その分仕事が終わる時間が後ろにズレこみます。

清掃業務員は異動あるの?その頻度は?


清掃業務員にも異動はあります。

清掃業務員の異動先はその自治体にある各環境事業所(焼却センター)なので、区が変わる程度でやるべき仕事内容は変わりません。

それと異動の頻度ですが、市役所や区役所で働く一般行政職の職員と同様、3~5年程度での異動が一般的です。

 

なので、最初に配属された環境事業所で定年まで勤める、といったことはありません。

また、清掃業務員として採用されたので、清掃業務以外の仕事をさせられることはありません。

 

「来年4月からは区役所の窓口で働く」なんてことにはなりませんので、全ての部・局に異動させられて、全く畑違いの仕事を異動のたびにしなければならない一般行政職に比べたら異動のストレスはあまりないと言えます。

清掃業務員はどんな試験問題が出るの?


技能労務職の試験というのは、地方初級レベルの一般教養試験が行われるのですが、清掃業務員の試験もこれと同様です。

清掃業務員の試験は下水業務員、学校用務員などと同一の問題で、問題数は50問(自治体によっては40問)の一般教養試験が行われます。

 

数的処理、日本史、世界史、地理、物理、化学、生物、時事問題など、一般的な公務員試験と同様、様々な科目から出題されますので、技能労務職といえども本腰を入れて勉強しなければ合格することは難しいでしょう。

技能労務職の中でも調理員は調理に関する専門的な問題が出題されますが、清掃業務員の試験では清掃に関する専門的な問題というのは出題されません。

 

ちなみに、実際に自治体の技能労務職の採用試験で出題された問題を「知りたい」「解いてみたい」という方は、82問掲載されたnote(ノート)がワンコイン(500円)で販売されています。

これから試験を受けられる方は購入しておきましょう。

▶︎実際に自治体の試験で出題された82個の問題はこれだ!

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清掃業務員の教養試験対策は?


技能労務職の筆記試験は、一般的な公務員試験と同じく一般教養試験が課されます。

先ほども少し触れましたが、地方初級公務員試験と同じくらいの難易度の問題が出題されますので、勉強方法としては地方初級の公務員試験の問題集などを解けばいいでしょう。

 

技能労務職の試験の問題や勉強方法については、技能労務職の採用試験の難易度と、過去に出題された問題はこれだ!の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

リンク先の問題がほとんど解けなかったという人は、はっきりと言うならば試験に合格するのは難しいでしょう。

 

技能労務職といえども試験で点を取れないことには合格できません。

しかし、「やっぱりわたしが公務員になるなんて無理だったんだ・・・」と簡単に諦めないでください!

 

先ほどの問題がほとんど解けない人でも、独学での勉強を諦めて公務員専門学校、もしくは通信講座で試験勉強をしっかり行えば技能労務職の試験は必ず合格できます!

後ほど紹介していますが、技能労務職の仕事というのは民間委託などで、どんどん縮小傾向にあります。

 

あなたが今年度受けようとしている清掃業務員の試験が今年限りで、来年からはもう新規採用が無い・・・ということも十分可能性があるからです。

なので、1年でも早く公務員試験に合格する必要がありまして、そのためには1回のチャンスも無駄にしないでくださいね。

 

公務員専門学校、もしくは通信講座を利用した方がいいと言いましたが、一般行政職を目指す訳ではないので、受講料の高い公務員専門学校の大手であるLECやTACといったスクールに通う必要はありません。

受講料のリーズナブルな専門学校もありますので、そちらを利用すれば清掃業務員の試験に合格することは十分可能です。

 

講義の動画をスマホやパソコンで見ながら、いつでも好きな時間に勉強したい人には、WEB通信に特化した「クレアール」がおすすめです。

午前中空いた時間や夜寝る前など、自分の好きな時間に勉強できるので、クレアールは忙しい社会人にはもってこいの公務員専門学校なんです。

学校を街中に構えていない専門学校なので、その分受講料もリーズナブルなのもおすすめポイントなんです。

 

また、もっと受講料を抑えたい人はヒューマンアカデミー通信講座『たのまな』がおすすめです。

こちらは教材が送られて来て、そちらを見ながら勉強するといった学習システムになっています。

どちらがいいかすぐには決めれないと思いますので、まずはクレアールとたのまな両方に資料請求をして、両社を比較してみてください。

当然ながら、資料請求は無料で行えますし、資料請求したからといってしつこい勧誘は一切ありませんので、安心して利用してみてくださいね。

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清掃業務員の試験の倍率はどれくらい?


清掃業務員の試験の倍率がどれくらいなのか、実際に行われた試験のデータを見てみましょう。

こちらは広島市の清掃業務員(技能労務職)の過去の採用試験結果です。

まず始めに直近14年間の間に、半分以上である9年間で採用試験が行われていません。

これはおそらくですが、

  1. 清掃業務員の退職者がいなかった
  2. 自治体が技能労務職員の人数を減らしたい

といった理由が考えられます。

 

公務員というのは基本的に退職者により、減った人数と同じだけの人数を採用するのが一般的です。

もし退職者がいるにもかかわらず新規採用をしていないとなると、技能労務職員の数を減らし、段階的に民間委託をしたいという思惑が自治体側にある可能性が高いと言えます。

 

次に倍率を見てみましょう。

最も倍率の高い年は80.5倍と、一般行政職よりもはるかに高い倍率となっています。

しかし近年の倍率は8、そして14.3倍と、ほどほどの倍率に落ち着いていることがわかります。

続きまして、こちらは愛知県豊田市と豊橋市の採用試験結果です。

豊橋市は直近の12年、毎年採用しているので今後も継続的に採用が続くでしょうし、民営化の心配もないのではないかと予想できます。

清掃業務員の給料はどれくらいもらえるの?


清掃業務員は技能労務職であるため、市役所や区役所で働く一般行政職の職員に比べると給料は低く設定されています。

しかし、技能労務職といえども立派な公務員であるため、給料は安定していますし、ボーナスに関しては一般行政職の人と同じヶ月分夏と冬に支給されます。

 

年齢、職歴によって給料表のスタートラインがそれぞれ変わってくるので、「清掃業務員の1年目の年収は◯万円くらい」とは言えませんが、非正規は当然のこと、中小企業で働くよりも給料が良いのは間違いありません。

ざっくり言うと、30代の人が清掃業務員に採用されて1年目の年収は、400~500万円はあるでしょう。

 

また、技能労務職で採用されると途中で出世が頭打ちになります。

清掃業務員でいうと「主任」という役職くらいが頭打ちなので、「課長や部長まで出世して稼ぎたい!」という人は、技能労務職ではなく一般行政職で入庁したほうがいいということになります。

清掃業務員のこれから


清掃業務員の仕事は多くの自治体で民間委託が進んでいます。

また、民間委託ではないにしろ、非正規職員(バイト)を採用して、退職者の不足分をカバーし、新規採用はストップしてゆくゆくは民間委託を考えている自治体が多くなっています。

 

「民間委託されたらせっかく公務員になったのに仕事を失うことになるんでは・・・」と不安に思う人もいるでしょう。

しかし、役所というのは現役職員を正当な理由なしにクビにすることは滅多にありません。

 

先ほども説明した通り、新規採用をストップして自然減少の形に持っていくのがセオリーなので、言いかえれば入庁さえしてしまえば高い確率で定年までは公務員として面倒を見てもらえます。

なので、清掃業務員を考えている人は、希望の自治体の採用が無くなる前に、1年でも早く試験に合格して公務員になりましょう。

 

また、清掃業務員には人によっては仕事をする上でストレスに感じられることもあるようです。

そのストレスに耐え切れず、せっかく採用されたのに私の友人は清掃業務員の仕事を辞めましたのですが、そちらについての話は、技能労務職(現業)として働く事のデメリットを4つ徹底解説するよ!の記事で詳しく紹介していますので、興味のある方は読んでみてくださいね。

まとめ

  1. 清掃業務員は、ゴミを回収して回るのが主な仕事
  2. そしてゴミの焼却や、道路で亡くなっている動物の死骸の撤去も行う
  3. 資格は無くても受験できる
  4. 一般の公務員に比べると給料は低いが、ボーナスは同じヶ月分支給される
  5. 試験の難易度は地方初級公務員試験と同レベル

清掃業務員の試験といえども、学校を卒業して何年も勉強から遠ざかった状態で挑むのは大変だと思います。

なので、比較的リーズナブルに利用できる公務員専門学校である「クレアール」もしくは「たのまな」を利用して、効率的に勉強することも考えてみましょう。

 

まずは両社に資料請求して、どちらが安いか、そしてどちらが自分に向いているか比較検討してみましょう!

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公務員はなってしまった者勝ちなので、技能労務職といえども採用されたら定年まで公務員として働き続けれる可能性が高いんです。

なので、「今年ダメでもまた来年・・・」という甘い考えでいては厳しい試験を勝ち抜くことはできませんし、来年もう採用試験がない可能性だってあります。

1度のチャンスも無駄にしないためにも、公務員専門学校や通信講座を利用して、1年でも早く公務員になりましょう!

 

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