技能労務職

清掃業務員はどんな仕事してるの?試験問題は?について徹底解説します

清掃業務員に興味があるんだけど、あまり情報が出回っていなくて困ってる。

清掃業務員の採用試験を受けようと思ってるんだけど、仕事内容とか詳しいことが知りたい。

それと、清掃業務員の採用試験ってどうやって勉強すればいいのかアドバイスがほしい。

このような疑問にお答えします。

 

本文では、

  • 清掃業務員の仕事内容について
  • 清掃業務員の採用試験について
  • 清掃業務員の試験の倍率

について解説しています。

 

清掃業務員の仕事内容について触れつつ、これから清掃業務員を目指す方にとって有益な情報をメインに解説していきます。

実際に出題された問題や勉強方法についても紹介しますので、記事の最後までお付き合いください。

技能労務職の清掃業務員はどんな仕事?

清掃業務員の仕事は大きく分けて3つあります。

 

  1. ごみの回収
  2. ごみの焼却
  3. 動物の死骸の撤去

 

どんな仕事か説明不要かもですが、順番にみていきましょう。

①:ごみの回収

清掃業務員の仕事は多くの人がイメージする通り、パッカー車と呼ばれるごみ収集車に乗ってごみの回収を行うことが主な仕事です。

ご存知の通り、燃えるごみ・燃えないごみ・資源ごみといったように曜日によって回収するごみの種類、場所が違いますので、それらのスケジュール通りに収集場所に行ってごみを集めてまわります。

 

ちなみに、ごみ収集車の運転は出世した職員が行うため、新人がいきなり運転するといったことは多くの自治体でありません。

具体的には公務員のキャリア10年以上の職員が運転手になるケースが多いようです。

②:ごみの焼却

清掃業務と聞くと、「ごみを回収するだけの仕事」という印象だと思いますが、ほかにもごみの焼却を行っています。

清掃業務員が回収したごみは焼却センターや環境事業所と呼ばれる施設に運ばれ、そこで焼却して処理されます。

ちなみにごみの焼却は機械が行うため、所定の場所にごみを落とし込んだら、あとはボタンを押すだけで焼却されます。

 

清掃業務員の通勤のメリット

清掃業務員は市役所や区役所に通勤するのではなく、焼却センター(環境事業所)に毎日出勤することになります。

窓口などで働く一般行政職の職員は、ほとんどの自治体で車通勤することができません。

職員全員分の駐車場が確保できないので当然ですよね。

一方、清掃業務員は環境事業所(焼却センター)に直接出勤してするため、車通勤できる自治体がほとんどです。

 

毎朝、電車やバスで揉みくちゃにされながら通勤するのってそれだけでストレスですよね?

清掃業務員だけでなく、技能労務職の職員は出先の施設(市役所や区役所には通勤しない)に出勤するため、車通勤が認められるケースが大半です。

 

また、焼却センターには技能労務職員だけでなく、機械・電気といった専門職(地方上級試験を経て採用される)の職員も働いています。

というのも、焼却センターにはゴミを焼却・運搬する機械があり、その機械は電気制御で動いているため、万が一の故障などに備え専門職の職員が常時配置されています。

なので、突然のトラブルが発生しても担当してくれる職員がいるため「清掃業務員が機械を修理しないといけない・・・」なんてことはありません。

③:動物の死骸の撤去

「動物の死骸の撤去」ですが、これも清掃業務員の仕事です。

 

道路などで猫やたぬきなどが車に轢かれて亡くなっているのを見かけたことがありますよね?

気がついたら撤去されているかと思いますが、実はあれは清掃業務員の方が撤去してくれているんです。

ちなみに、以前清掃業務員をしていた私の友人に聞くと、動物の死骸の撤去をすると1体につき数百円の手当がつくようです。

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清掃業務員の採用試験について


自治体にもよりますが、清掃業務員の試験は35歳くらいまで受験資格があります。

普通、一般職の試験の受験資格は30歳までという自治体がほとんどですが、清掃業務員をはじめとした技能労務職の多くは35歳まで受けれる自治体が多くなっています。

これは、民間企業を辞めて中途採用で公務員になりたい人のために、少しでもチャンスがあるように一般職よりも受験資格の年齢幅を広くしているという配慮があってのことです。

 

また、清掃業務員を受験するのに何か特別な資格は必要ありません。

受験資格のある年齢の方なら義務教育さえ受けていれば誰でも受験することができます。

ただし、ゴミを収集するのにパッカー車に乗るわけですから、普通運転免許くらいは持っておいた方がいいでしょう。

もし清掃業務員の受験を考えていて、まだ普通運転免許を持っていない人は試験までに取っておいて損はないと思います。

 

ちなみに、清掃業務員の仕事内容や職場環境の話を中心とした話は以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。

清掃業務員の1日の勤務内容は?

清掃業務員の勤務時間内のタイムスケジュールは以下の通りです。

 

8:30~12:00 午前のごみ収集
12:00~13:00 昼休憩
13:00~15:00 ごみの焼却
15:00~17:00 風呂や休憩
17:15 終業

 

8:30からさっそく収集車に乗り込み、決められたルートに従ってゴミを収集して回ります。

午前中に全て巡回して、午後からは焼却を行います。

 

15時から終業までの約2時間は、風呂に入って汗を流したり、洗濯をしたりして過ごします。

動物の死骸の撤去などのイレギュラーな仕事が入ると、焼却の時間が後ろにズレ込みます。

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清掃業務員は異動あるの?その頻度は?


清掃業務員にも異動はあります。

清掃業務員の異動先はその自治体にある各環境事業所(焼却センター)なので、異動とは言え、区が変わる程度でやるべき仕事内容は変わりません。

それと異動の頻度ですが、市役所や区役所で働く一般行政職の職員と同様、3~5年程度での異動が一般的です。

 

なので、最初に配属された環境事業所で定年まで勤める、といったことはありません。

また、清掃業務員として採用されたので、清掃業務以外の仕事をさせられることはありません。

 

「来年4月からは区役所の窓口で働く」なんてことにはなりませんので、全ての部・局に異動させられて、全く畑違いの仕事を異動のたびにしなければならない一般行政職に比べたら異動のストレスはあまりないと言えます。

清掃業務員はどんな試験問題が出るの?

技能労務職の試験というのは、地方初級レベルの一般教養試験が行われるのですが、清掃業務員の試験もこれと同様です。

清掃業務員の試験は下水業務員、学校用務員などと同一の問題で、問題数は50問(自治体によっては40問)の一般教養試験が行わるのが一般的です。

また試験内容ですが、数的処理、日本史、世界史、地理、物理、化学、生物、時事問題など、一般的な公務員試験と同様、様々な科目から出題されますので、技能労務職といえども本腰を入れて勉強しなければ合格することは難しいでしょう。

技能労務職の中でも調理員は調理に関する専門的な問題が出題されますが、清掃業務員の試験では清掃に関する何か特別な問題というのは出題されません。

 

ちなみに、実際に自治体の技能労務職の採用試験で出題された問題を「知りたい」「解いてみたい」という方は、82問掲載されたnote(ノート)をぜひご覧ください。

これから試験を受けられる方は問題に慣れる意味でも、購入して目を通しておくことをオススメします。

▶︎実際に自治体の試験で出題された82個の問題はこれだ!

▶︎技能労務職の問題集(note)はこちらから

清掃業務員の教養試験対策は?

技能労務職の筆記試験は、一般的な公務員試験と同じく一般教養試験が課されます。

技能労務職の試験の問題や勉強方法については、技能労務職の採用試験の難易度と、過去に出題された問題はこれだ!の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

上記の記事内で技能労務職の試験で実際に出題された問題を掲載していますが、「ほとんど解けなかった・・・」という方は試験に合格するのは現状では難しいかもしれません。

 

当たり前の話ですが、技能労務職といえども試験で点を取れないことには合格できません。

しかし、「やっぱりわたしが公務員になるなんて無理だったんだ・・・」と簡単に諦めないでください。

先ほどの問題がほとんど解けない人でも、これから努力して試験勉強をしっかり行えば技能労務職の試験は必ず合格できます。

 

公務員試験の勉強というと「公務員専門学校を利用した方がいいのかな?」という方が多いかもですが、結論からいいますと「技能労務職の試験であればWEB通信でOK」です。

30万円以上受講料を払って、LECやTACといった大手公務員専門学校を利用しなくても技能労務職の試験には合格できます。

受講料のリーズナブルな専門学校(WEB学習)もありますので、そちらを利用すれば清掃業務員の試験に合格することは十分可能です。

 

清掃業務員になりたい方が利用すべき学習方法とは?

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清掃業務員の試験の倍率はどれくらい?


清掃業務員の試験の倍率がどれくらいなのか、実際に行われた試験のデータを見てみましょう。

こちらは広島市の清掃業務員(技能労務職)の過去の採用試験結果です。

 

年度 1次受験者 1次合格 2次合格 倍率
平成29年度 24 12 3 8.0
平成28年度 43 12 3 14.3
平成27年度(採用なし)
平成26年度 55 10 2 27.5

 

平成27年度は採用試験が行われていませんが、考えられる理由は以下の通りです。

 

  • 清掃業務員の退職者がいなかった
  • 自治体が技能労務職員の定数を減らしたい

 

公務員というのは基本的に退職者により、減った人数と同じだけの人数を採用するのが一般的です。

もし退職者がいるにもかかわらず新規採用をしていないとなると、技能労務職員の数を減らし、段階的に民間委託をしたいという思惑が自治体側にある可能性が高いと言えます。

 

次に倍率を見てみましょう。

最も倍率の高い年は27.5倍と、一般行政職の採用試験よりも高い倍率となっています。

 

続きまして、こちらは豊橋市の採用試験結果です。

 

年度 1次受験者 1次合格 2次合格 倍率
平成30年度 104 39 10 10.4
平成29年度 169 35 9 18.7
平成28年度 170 43 14 12.1
平成27年度 171 40 9 19.0
平成26年度 215 42 12 17.9
平成25年度 209 30 8 26.1
平成24年度 284 39 9 31.6
平成23年度 277 24 10 27.7
平成22年度 244 18 5 48.8

 

豊橋市は清掃業務員を毎年採用しているので今後も継続的に採用が続くでしょうし、民営化の心配もないのではないかと予想できます。

清掃業務員の給料はどれくらいもらえるの?


清掃業務員は技能労務職であるため、市役所や区役所で働く一般行政職の職員に比べると給料は低く設定されています。

しかし技能労務職といえども公務員であるため、給料は安定していますし、ボーナスに関しては一般行政職の人と同じ4.5ヶ月分支給されます。

 

年齢、職歴によって給料表のスタートラインがそれぞれ変わってくるので、「清掃業務員の1年目の年収は◯万円くらい」とは言えませんが、非正規は当然のこと、中小企業で働くよりも給料が良いのは間違いありません。

ざっくり言うと、30代の人が清掃業務員に採用されて1年目の年収は、400~500万円くらいです。

 

ちなみに、清掃業務員の給料やボーナスについては以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。

清掃業務員のこれから


清掃業務員の仕事は多くの自治体で民間委託が進んでいます。

また、民間委託ではないにしろ、非正規職員(バイト)を採用して、退職者の不足分をカバーし、新規採用はストップしてゆくゆくは民間委託を考えている自治体が多くなっています。

 

「民間委託されたらせっかく公務員になったのに仕事を失うことになるんでは・・・」と不安に思う人もいるでしょう。

しかし、役所というのは現役職員を正当な理由なしにクビにすることは滅多にありません。

 

先ほども説明した通り、新規採用をストップして自然減少の形に持っていくのがセオリーなので、言いかえれば入庁さえしてしまえば高い確率で定年までは公務員として面倒を見てもらえます。

なので、清掃業務員を考えている人は、希望の自治体の採用が無くなる前に、1年でも早く試験に合格して公務員になりましょう。

 

ちなみに、技能労務職の今後がどうなるかについては以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。

まとめ

  1. 清掃業務員は、ゴミを回収して回るのが主な仕事
  2. そしてゴミの焼却や、道路で亡くなっている動物の死骸の撤去も行う
  3. 資格は無くても受験できる
  4. 一般の公務員に比べると給料は低いが、ボーナスは同じヶ月分支給される
  5. 試験の難易度は地方初級公務員試験と同レベル

 

清掃業務員の試験といえども、学校を卒業して何年も勉強から遠ざかった状態で挑むのは大変だと思います。

なので、比較的リーズナブルに利用できるWEB学習システムである「スタディング」を利用して効率的に勉強することをオススメします。

 

公務員は基本的になってしまった者勝ちなので、技能労務職といえども採用されたら定年まで公務員として働き続けれる可能性が高いんです。

なので、「今年ダメでもまた来年・・・」という甘い考えでいては厳しい試験を勝ち抜くことはできませんし、来年もう採用試験がない可能性だってあります。

1度のチャンスも無駄にしないためにもスタディングを利用して、1年でも早く公務員になりましょう!

それでは記事の最後になりましたが、これから技能労務職の採用試験を受ける方のために技能労務職の試験問題を紹介しておきます。

 

実際に技能労務職の試験で出題された問題はこれ!

技能労務職の試験とはいえ舐めてかかると絶対に落ちますので、油断しないようにしなければいけません。

繰り返しになりますが、技能労務職の試験は問題の難易度が低い代わりに、8割以上正解しないと合格は難しいでしょうから、まんべんなく学習することが大切です。

また、これはあまり知られていませんが、問題の傾向は毎年似ていますのでなるべく過去問に触れておくことが合格へのコツだったりします。

なので、「絶対に合格したい!」という方は、ぜひ以下のnoteで掲載している問題を解いてみてくださいね!

 

赤ずきん
赤ずきん
これから技能労務職の試験を受ける方は、実際に試験で出題された問題に目を通しておいてくださいね!

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