技能労務職

調理員はどんな仕事してるの?試験問題は?について徹底解説します

某政令指定都市で公務員として働いている、赤ずきん(@akazukinkun2018)です。
数あるサイトの中から当ブログに足を運んでいただきありがとうございます。

本文では、技能労務職の仕事の1つである「調理員」はどんな仕事なのか?また、どんな試験問題が出るのかについて書いています。

 

調理員の仕事といえば、学校給食を作るというのが世間一般的なイメージだと思いますが、給食を作る以外にも行っている業務はあります。

また、調理員の仕事内容の話だけではなく、調理員になるためにはどのような勉強をすればいいかといった話についても紹介していきますね。

技能労務職の調理員はどんな仕事?


調理員というのは、保育園や認定こども園、また小中学校に運ぶ給食調理業務に従事する者です。

簡単に言ってしまえば「学校の給食を作る人」です。

このように調理員と聞くと、「学校給食を作っている人」という印象だと思いますが、ほかにどのような仕事をしているかご存知ですか?

 

調理員の仕事はざっくり言いますと、

・給食の調理

・調理室の清掃、消毒

・食器の清掃、消毒

の3点です。

 

「なんだ、調理員の仕事ってこれだけ?」と思った方もいると思いますが、子供の口に入るものを作る仕事のため、公務員の中でも特に神経を使う仕事となっています。

刺身などの生ものを扱うことはないので食中毒のリスクは低いものの、それでも食中毒が起こる可能性はゼロではありません。

 

行政指導を行う側の役所が自ら食中毒を出したのでは示しがつかないため、清掃・消毒の業務はこれでもかという程、気をつけて行っています。

それでは次に、調理員が1日8時間の間にどのような仕事をしているか見ていきましょう。

何歳まで受けれる?調理師免許とかいるの?


自治体にもよりますが、調理員の試験は35歳、または40歳まで受験資格があります。

普通、技能労務職(清掃や学校用務員、下水)の受験資格は35歳までという自治体がほとんどですが、調理員だけは40歳まで受けれる自治体が多くなっています。

 

これは、子育てが少し落ち着いて働きに出ようという主婦に少しでもチャンスがあるように、清掃業務員や下水業務員よりも受験資格の年齢幅を広くしているという配慮があってのことです。

また、調理員と聞くと「調理師免許が必要なんじゃないの?」と心配に思う人もいるかもしれませんが、結論からいうとそういった資格が無くても受けれます。

 

ただし、調理師免許を持っていれば面接試験で自分の強みとしてアピールすることができますので、持っているほうが有利なのは間違いありません。

もし調理師免許を取る機会がある人は取っておいて損はないと思います。

調理員の1日の勤務内容は?


調理員は8:30~17:15が勤務時間となっています。

そして昼休憩は12:00~13:00の1時間で、自治体によっては12:15~13:00までの45分となっている所もあります。

調理員の1日の始まりは自身の身支度から始まります。

 

飲食店でバイトしたことがある人は想像つくと思いますが、調理員がまず始めに行うのは

・自分の髪が出ないように帽子を被る

・マスクをしっかり着用する

・指先から肘まで入念に手洗いする

ことです。

 

ちなみに、身支度よりも先にラジオ体操から始まる自治体もあるそうです(笑)

ここで、まずしっかりやらないといけないのが手洗いです。

一般的な手だけをゴシゴシ洗う手洗いとは違い、肘まで石けんで綺麗に洗い、爪の中もたわしのようなブラシで入念に洗います。

 

そして速乾性のある消毒液で消毒したら本格的な業務に入ります。

まず始めに行うのが調理室の清掃と消毒です。

次亜塩素酸と呼ばれる消毒液で綺麗に調理を行うテーブルを拭きます。

 

ちなみに次亜塩素酸は嘔吐した時などの清掃の仕上げに使用するくらい、強力な消毒力を持っています。

8:30~9:00まで身支度や清掃、消毒を行い、9:00から実際に調理業務に入ります。

肉や魚などのメインの食材は1人分にカットして仕分けされた物を使いますが、野菜や果物は洗浄、カットを自分たちで行わなければなりません。

 

午前中に調理と配膳を全て行うと調理員は昼休憩に入ります。

昼休憩が終わると、午後からは給食を終えて戻ってきた食器の洗浄、消毒を行います。

食器は食洗機を使って行いますが、量(枚数)が多いので食洗機を使って自動だから楽!というわけにはいきません。

 

汚れが付着している食器に関しては水で洗い流してから食洗機に入れるため、決して楽な作業ではありません。

だいたい食器や調理器具の洗浄、消毒は15:30には終わりますので、そうなれば17:15までは休息時間です。

15時台には1日の仕事が終わるという実働時間の短さは、清掃業務員や学校用務員と同じく技能労務職の特徴の1つですね。

 

洗濯機が備え付けられている職場が多いため、その休憩時間に調理服を洗濯したりすることもできます。

以上が、調理員の1日の仕事内容です。

 

ここまで読んでいただいたら分かるように、調理員の仕事は残業がありません。

よほど何か業務上のトラブル(機器の故障など)がないかぎりは、残業はしなくていいと思っていただいて構いません。

調理員は異動があるの?その頻度は?


調理員にも異動はあります。

調理員の異動先は幼稚園、認定こども園、または学校の給食を一括で作る給食センターといったところです。

市役所や区役所で働く一般行政職の職員と同様、3~5年程度での異動が一般的です。

 

なので、最初に配属された学校で定年まで勤める、といったことはありません。

とは言っても、調理員として採用されたので、調理員以外の仕事をさせられる心配はありません。

 

「来年4月からは区役所の窓口で働く」なんてことにはなりませんので、全ての部・局に異動させられて、全く畑違いの仕事を異動のたびにしなければならない一般行政職に比べたら異動のストレスはあまりないと言えます。

調理員はどんな試験問題が出るの?


技能労務職の試験というのは、地方初級レベルの一般教養試験が行われるのですが、調理員に限っては少し試験内容が異なります。

というのも、清掃業務員や下水業務員、学校用務員などは50問(自治体によっては40問)の一般教養試験が出題されますが、調理員の試験は一般教養の問題数が少ない代わりに「調理業務に必要な基礎知識問題」という問題が出題され、自治体によっては全体の半分近く調理業務に関する問題が出題されることもあります。

「調理業務に必要な基礎知識問題」ってどんな問題?何を勉強したらいいの?という方のために、実際に出題された問題を以下に掲載しますので参考にしてみてくださいね。

調理業務に必要な基礎知識問題

 

ちなみに、実際に自治体の技能労務職の採用試験で出題された問題を「知りたい」「解いてみたい」という方は、82問掲載されたnote(ノート)がワンコイン(500円)で販売されています。

これから試験を受けられる方は、ぜひ購入して問題を解いてみましょう。

▶︎実際に自治体の試験で出題された82個の問題はこれだ!

▶︎技能労務職の問題集(note)はこちらから

調理員の教養試験対策は?


技能労務職の筆記試験は、一般的な公務員試験と同じく教養試験が課されます。

先ほども少し触れましたが、地方初級公務員試験と同じくらいの難易度の問題が出題されますので、勉強方法としては地方初級の公務員試験の問題集などを解けばいいでしょう。

 

技能労務職の試験の問題や勉強方法については、技能労務職の採用試験の難易度と、過去に出題された問題はこれだ!の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

リンク先の問題がほとんど解けなかったという人は、はっきりと言うならば試験に合格するのは難しいでしょう。

 

技能労務職といえども試験で点を取れないことには合格できません。

しかし、「やっぱりわたしが公務員になるなんて無理だったんだ・・・」と簡単に諦めないでください!

先ほどの問題がほとんど解けない人でも、独学での勉強を諦めて公務員専門学校、もしくは通信講座で試験勉強をしっかり行えば技能労務職の試験は必ず合格できます!

 

後ほど紹介していますが、技能労務職の仕事というのは民間委託などで、どんどん縮小傾向にあります。

あなたが今年度受けようとしている調理員の試験が今年限りで、来年からはもう新規採用が無い・・・ということも十分可能性があるからです。

なので、1年でも早く公務員試験に合格する必要がありまして、そのためには1回のチャンスも無駄にしないでくださいね。

 

公務員専門学校、もしくは通信講座を利用した方がいいと言いましたが、一般行政職を目指す訳ではないので、受講料の高い公務員専門学校の大手であるLECやTACといったスクールに通う必要はありません。

受講料のリーズナブルな専門学校もありますので、そちらを利用すれば調理員の試験に合格することは十分可能です。

 

講義の動画をスマホやパソコンで見ながら、いつでも好きな時間に勉強したい人には、WEB通信に特化したクレアールがおすすめです。

午前中空いた時間や夜寝る前など、自分の好きな時間に勉強できるので、クレアールは忙しい主婦にはもってこいの公務員専門学校なんです。

学校を街中に構えていない専門学校なので、その分受講料もリーズナブルなのもおすすめポイントです。

 

また、もっと受講料を抑えたい人はヒューマンアカデミー通信講座『たのまな』がおすすめです。

「たのまな」は教材が送られて来て、そちらを見ながら勉強するといった学習システムになっています。

 

どちらがいいかはすぐには決めれないと思いますので、まずはクレアールとたのまな両方に資料請求をして、両社を比較してみてください。

当然ながら、資料請求は無料で行えますし、資料請求したからといってしつこい勧誘は一切ありませんので、安心して利用してみてくださいね。

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調理員の試験の倍率はどれくらい?


調理員の試験の倍率がどれくらいなのか、実際に行われた試験のデータを見てみましょう。

こちらは広島市の調理員(技能労務職)の過去の採用試験結果です。

最も倍率の高い年は96.5倍と、一般行政職よりも高い倍率となっています。

しかし近年の倍率は10~20倍の間を推移しているので、民間企業の雇用状況が改善しているのが影響しているのかもしれませんね。

続きまして、こちらは愛知県豊川市と豊田市の採用試験結果です。

広島市と比べると受験者数が少ないので、競争率が低く、試験に合格しやすい市町村と言えます。

調理員の給料はどれくらいもらえるの?


調理員は技能労務職であるため、市役所や区役所で働く一般行政職の職員に比べると給料は低く設定されています。

しかし、技能労務職といえども立派な公務員であるため、給料は安定していますし、ボーナスに関しては一般行政職の人と同じヶ月分夏と冬に支給されます。

 

年齢、職歴によって給料表のスタートラインがそれぞれ変わってくるので、「調理員の1年目の年収は◯万円くらい」とは言えませんが、パートは当然のこと、企業でOLをするより給料が良いのは間違いありません。

ざっくり言うと、30代の人が調理員に採用されて1年目の年収は、400万円はいくと思います。

 

また、技能労務職で採用されると途中で出世が頭打ちになります。

調理員でいうと「主任」という役職くらいが頭打ちなので、「課長や部長まで出世して稼ぎたい!」という人は、技能労務職ではなく一般行政職で入庁したほうがいいということになります。

調理員のこれから


調理員の仕事は多くの自治体で民間委託が進んでいます。

また、民間委託ではないにしろ、非正規職員(バイト)を採用して退職者の不足分をカバーし、新規採用はストップしてゆくゆくは民間委託を考えている自治体が多くなっています。

 

「民間委託されたらせっかく公務員になったのに仕事を失うことになるんでは・・・」と不安に思う人もいるでしょう。

しかし、公務員というのは現役職員を正当な理由なしにクビにすることは滅多にありません。

 

先ほども説明した通り、新規採用をストップして自然現象の形に持っていくのがセオリーなので、言いかえれば入庁さえしてしまえば高い確率で定年までは公務員として面倒を見てもらえます。

なので、調理員を考えている人は、希望の自治体の採用が無くなる前に、1年でも早く試験に合格して公務員になりましょう。

まとめ

  1. 調理員は、学校の給食を作るのが主な仕事
  2. そして調理室や食器の清掃、消毒も日常業務として行っている
  3. 資格は無くても受験できる
  4. 一般の公務員に比べると給料は低いが、ボーナスは同じヶ月分支給される
  5. 試験の難易度は地方初級公務員試験と同レベル

調理員の試験といえども、長年主婦をやっていたりして勉強から遠ざかった状態で挑むのは非常に難しいと思います。

なので、比較的リーズナブルに利用できる公務員専門学校である「クレアール」もしくは「たのまな」を利用して、効率的に勉強することも考えてみましょう。

 

まずは両社に資料請求して、どちらが安いか、そしてどちらが自分に向いているか比較検討してみましょう!

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公務員というのは基本的に「なってしまった者勝ち」なので、技能労務職といえども採用されたら定年まで公務員として働き続けれる可能性が高いんです。

「今年ダメでもまた来年・・・」という甘い考えでいては厳しい試験を勝ち抜くことはできませんし、来年もう採用試験がない可能性だってあります。

1度のチャンスも無駄にしないためにも、公務員専門学校や通信講座を利用して、1年でも早く公務員になりましょう!

 

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