こんにちは、赤ずきん(@akazukinkun2018)です。
私は大卒ですが、大学で学んだことは今では何も覚えていません。
とはいえ、大学に行ける環境にいるなら大学には行った方がいいと思っています。
とくに公務員になりたいと考えている人ほど、大学は卒業しておくべきだと考えています。
「じゃあ公務員になるのに、どうして大学は行っとくべきなの?」
といった疑問がある人のために、
本文では、
・公務員になるなら、とりあえず大学に行くべき
・大学は無駄だけど行っておくべき
・奨学金を利用してでも大学には行くべき
について解説しています。
高校を卒業して公務員として就職か、それとも大学にまずは行っておくべきか悩んでいる人は、ぜひ本記事を読んで参考にしてみてくださいね。
公務員になるなら、とりあえず大学に行くべき
「公務員になりたいのですが、高卒でなるのと大卒でなるのはどちらがいいですか?」
という質問が来ましたので答えたいと思います。
私の結論は「行ける環境ならばとりあえず大学は行っておくべき」と思っています。
大学に行く意味は勉強するだけでなく、人生で一番楽しい時間を謳歌する、一生付き合う友人を作るとかでして、コスパうんぬんではない価値があります。
簡単に私の自己紹介をしておくと、とある大学の土木学科に合格し、第一志望ではなかったのですが、浪人するのもめんどくさいのでとりあえず入学しました。
卒業後は中堅のゼネコン会社に就職して、その後すぐに会社を辞め、今は公務員として働いています。
大学は無駄だけど行っておくべき
「公務員になるのに大学行くのって意味ありますか?」という質問についてです。
結論から言うと、大学は無駄ですが、大学に行かない人生は要所要所で不利になると思います。
たとえば、下記の記事で詳しく解説していますが、公務員において大卒と高卒では生涯年収が2000万円以上変わってきます。
というのも、高卒では出世するにも限界があります。
また、大学に行けば一生付き合う友人に出会えるし、人生で一番楽しい時間を謳歌することができます。
そして、公務員ではなく民間に就職する時に有利な「新卒のカード」を手に入れることもできます。
今の時代、大卒でなければまともな会社に就職するのは本当に難しいですからね。
なので、私の意見としては「大学は無駄だけど、得られるものもあるので行くべき」ですね。
ちなみに、高卒と大卒で公務員になった後、どれくらい年収や待遇が変わるかについては以下の記事で解説しています。
大学時代は社会に出るまでの執行猶予期間
すいません、執行猶予期間とかっていうと表現が悪いかもですが・・・
しかし、この記事を書いている時点で15年以上働いてきて思うことがあるのですが、それは「どんな仕事でも社会に出ると辛い」ということです。
私たちが定年を迎える頃には「定年70歳」と言われていますが、もし本当にそうなるなら50年近くも働き続けることになります。
だったら大学に行って4年間くらい遊んで過ごすのも悪くないですし、人生の中で楽しい思い出を作る期間というのはその後の人間形成においても必要かなと。
とりあえず大学に行くことが「必要か必要ないか」という考えは捨てて、「社会に出るための準備期間として楽しい時間を過ごす」くらいゆるく考えてもいいと思います。
大学時代やっておくといいこと
大学では勉強するのは当たり前ですが、それとは別に「自分で考えて行動する癖をつける」と、いいと思います。
私は大学時代は音楽活動に明け暮れつつ、最低限度のバイトをし、そして大学の勉強も人並みにはしていました。
あとは、最後の1年間くらいですが、バイトではなく自分の発想で稼ぐという貴重な経験をしました。
まあ、こうやって言うとカッコよく聞こえますが、実際はただの転売なのですが(苦笑)
お金を自分の発想で稼ぐ経験をしておく
少し抽象的に聞こえるかもですが、これから公務員という「つまらない仕事」に就きたいのなら、お金を自分の発想で稼ぐ経験をしておくと大きいです。
大学は理系だと確かに忙しいですが、それでも3年生からは時間にも余裕が出てきます。
もちろん公務員を目指すなら公務員試験の勉強もしなければいけませんが、色んなことに興味を持ち、物の考え方の視野を広げておきましょう。
また、できればバイトとかではなく、「自分の力で1円でもいいので稼いでみる」という経験をしてみてください。
こういった経験は公務員の仕事からは得られませんし、就職するとなかなか時間的にも精神的にも余裕がなくてできないことの方が多いです。
このような経験を積んでいるかどうかで、公務員になっていざ「副業しなければ!」という時代が来ても、おそらく怖くない人生を送れると思います。
ちなみに、これから近い将来必ず公務員も副業するべきな時代がやってくるのですが、それについて詳しく知りたい方は以下の記事を合わせて読んでみてください。
奨学金を利用してでも大学には行くべき
「大学に行った方がいいのは分かるけど、遊びに行くために何百万円も学費を払えない・・・」という人もいるかもです。
最近の世の中の風潮は「奨学金を借りてまでFランクの大学に行くと人生詰む」というもの。
その発想の人が思い浮かべる人生はこうだと思います。
- 奨学金を借りてまで大学に入る→大学の偏差値が低い場合、ロクな就職がない→安月給の会社に入社→奨学金の返済で人生詰む
これだと確かに人生詰みますね。
ちなみに私の考える人生はこうです。
- 奨学金を借りて大学に入る→自分でお金を稼ぐ経験をしつつ、公務員試験の勉強→公務員試験合格→公務員として働きつつ奨学金を返す→公務員のかたわら副業をする
これだと人生は詰みませんね。
大学に行くことは人生の保険になる
大学に行くことは人生の保険になります。
- 大学に行かずに働く→高卒のため給料が安い。公務員になれなかった場合、ロクな就職先がない
- 大学に行った後に働く→公務員以外の選択肢も広がる。民間企業から公務員に転職する際に有利な場面が多い
最終的に公務員になるのに、高い学費を払ってまで大学に行く必要があるのか・・・と思う人も多いはず。
結論としては、公務員になるからこそ大学を卒業すべきと思います。
19歳から40年以上働くことは何だかんだ辛いですし、公務員になれなかったことを考えると高卒はリスクでしかないですね。
それと、これは私の偏見かもしれませんが、高卒は高卒、大卒は大卒といったように、人付き合いも必然的にそういった形になるので・・・
個人的には、大卒の人の方が物の考え方がしっかりしてる人が多いように感じます。
マイルドヤンキーみたいな人とつるんでいても、一向に視野が広くなることはないですからね。
ちなみに、社会人から公務員に転職するには正規の試験のほかに「社会人経験者枠」というルートがあり、それについてはクレアール(公務員専門学校)で無料でもらえるガイドブックにタメになる情報が詰まっています。
社会人から公務員に転職するためのガイドブックを手に入れる方法は、以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。
結論:大学は最低限行っておこう
繰り返しますが、大学は無駄です。
- 大学の教授の大半はやる気がない
- 大学生は単位とコンパのことで頭がいっぱい
- 一流企業に入れるのは一流大学卒の人のみ
上記の感じですが、大学に行くことは悪いことばかりではありません。
- 一生付き合える友人に出会える
- 就職までの間、人生を謳歌できる
- これからの人生を考える時間が持てる
上記の通りです。
ここまで偉そうに語っている私ですが、大学時代なんてバンド活動ばっかりしてたような人間ですからね。
そんな私ですら現在は某政令指定都市で働く公務員として生きれています。
世の中はハードモードばかりではないということが少しでも伝われば幸いです。
というわけで今回以上です。
世の中には「大学なんて無駄」「そんな時間を使うなら高卒で起業すべき」といった意見も聞きますが、私はたった一度の人生そんなリスキーな生き方はしたくないです。
人生は石橋を叩き過ぎるくらいで丁度いいと思っているので、「失敗したくない・・・」と思ってる方の手助けができればと思い、本記事を書きました。
「大学生活は自分と向き合うための時間」なんていうとちょっとカッコつけた感じですが、長い社会人生活の前に、大学の4年間はきっとあなたにとってかけがえのない時間になると思っています。