仕事を辞めることに後ろめたさやプライドを捨てると、人生をリスタートさせやすくなります。
たとえば、ブラック企業に勤めていて消耗しているなら、なるべく早く辞めた方がいいと思います。
仕事を辞めて同僚から陰口叩かれたとしても、その声はもうあなたには届かないので何も問題ないですね。
決断はなるべく早くが大切です。
本文では、
・プライドを捨てると人生をリスタートしやすい
・プライドを捨てて、働きやすい環境に身を置く方法
について解説しています。
「仕事を辞めるのが怖い・・・」という思いから決断が出来ないでいるあなたこそ、本記事を読んで人生をリスタートする第一歩を踏み出してみてくださいね。
プライドを捨てると人生をリスタートしやすい
プライドが高い人ほど「仕事を辞めるのは逃げ」なんて思ってますが、そういった考えは捨てた方がいいです。
プライドがある=問題を解決しにくい
まずは2点ほど具体例を挙げてみます。
まずは「人間関係のトラブル」についてです。
- 問題点:意見が対立して揉めた
- 解決方法:どちらかが折れる
- 心の中:仕方ないので、こちらから歩みよる
こういった状況の時は、速攻でこちらが折れるべきですね。
仕事は元より、結婚生活なんかはとくに毎日がこんな状況です。
意地を張っていても何の解決にもならないですからね。
自分が折れて問題が解決するなら、さっさと謝るべきかなと。
続いての具体例は、勉強の結果が出ない場合です。
- 問題点:勉強しても結果が出ない
- 解決方法:成功者のマネをする
- 心の中:他人のマネをするとかプライドが許さない
上記のケースだとどうでしょうか?
効率良く結果を出すにはどんなジャンルにおいても「成功者をパクる」ことでして、変なこだわりやプライドは邪魔にしかなりません。
挫折したら簡単にプライドを捨てられる
「下手なプライドは捨てるべき」なんて言葉をよく見聞きすると思いますが・・・
ぶっちゃけプライドを捨てるのって難しいです。
とくに男性だと見栄や格好をつけたいといった感情が働いて、プライドを捨てるのは思ってるほど容易じゃないですよね。
プライドを捨てる方法とは
挫折をすれば、プライドは捨てれます。
私は新卒で入社したブラック企業を4月の時点で辞めたかったのですが、
- 同期の中で最初に辞めたらダサい
- 大学時代の友達の中で最初に辞めたくない
上記の見栄やプライドがあり、辞める決心がつかずにズルズル惰性で働いていました。
その小さな見栄やプライドのために、精神的にも肉体的にも疲弊しただけでなく、若い貴重な時間を数ヶ月ですが無駄にしました。
そういった挫折経験があったからこそ、プライドを捨てることができるようになったかなと思っています。
プライドを捨てれば結果を出せます
先ほど触れたプライドの話を再度掲載します。
- 問題点:勉強しても結果が出ない
- 解決方法:成功者のマネをする
- 心の中:他人のマネをするとかプライドが許さない
これってまさに過去の私のことなんです。
「勉強しても思うように知識が積み上がってないな・・・」と悩んだ時期があったのですが・・・
その問題点は「オレ流のやり方で結果が出るはずだ」と奢ったプライドがあったからです。
しかし、現実には自分よりも頭の良い人はたくさんいて、その人たちは効率の良い学習方法を実践しています。
なので、「自分よりも優れた人のマネをする」というシンプルな方法を取ったら、しっかりと学力を伸ばすことができました。
そして、下手なプライドを捨てた甲斐あって、私は最初の挑戦で公務員試験に合格できました。
ちなみに、仕事を辞めることは逃げでも恥でもなく、「3年は働いてみるべき!」なんて助言は幻想でしかない話は、以下の記事で書いています。
プライドを捨てて、働きやすい環境に身を置く方法
とにかく挑戦を恐れずに、チャレンジし続けることです。
民間企業で働き続けても、おそらくジリ貧
民間企業で勤める人を全否定するつもりはないですが・・・あくまで私の経験や、友人を見ていて思うことです。
民間企業、とくに大手企業に就職すれば仕事のやりがいがあり、徐々に大きい仕事にチャレンジすることもできますが・・・
結局経営が傾けば、企業は社員を助けてくれません。
一方、公務員は大きな犯罪でも起こさない限り「クビ」はないですからね。
つまり、ほぼ100%定年まで面倒を見てもらえます。
ちなみに、もう気付いている方もいると思いますが、大企業に勤めたからといって定年まで安泰!という時代ではありません。
そのことについては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。
失敗、挫折を重ねれば下手なプライドは捨てれます
繰り返しですが、私は最初の就職で失敗しました。
そして、一番最初に辞めるのは抵抗があったのですが・・・
「それはしょうもないプライドだ」と気がつきました。
ぶっちゃけ当時はまだ見栄やプライドを完全には捨てきれずにいましたが・・・(笑)
今となっては「くだらないプライドなんてとっとと捨てるべき」と思えますし、過去を振り返ってみても「比較的早く決断できて良かった」と痛感しますね。
まさに「プライドを捨てることができたからこそ人生をリスタートできたのかな」と思っています。
自分の人生に向き合うことが大切
就職に失敗してからは、自分で選択・挑戦をして、人生に向き合っています。
というのも、それまで私は大きな決断の際に周囲からアドバイスを求めたり意見をゴリ押しされたりして、「自分の人生に責任を持つ」ということに欠けていました。
やはりそんな生き方ではなかなか人生は好転しにくいので・・・
今では「100%何か大きな決断をするときは自分で決めるべき」と思っています。
いつでも自分で決めて、人生に向き合っている人からしたら、そんなこと当たり前だと失笑されそうですが・・・
私は失敗することでようやく気がつくことができました。
ちなみに、私が公務員として15年以上働いてきた中で感じたことや、これから公務員を目指す方へのアドバイスは以下の記事で書いています。
挑戦できない人はプライドを捨てるべき
というわけで、今回の結論は「自分で責任を持って決断・挑戦すべし」なのですが、とは言っても決断・挑戦できない人って多いんです。
そんな人は、人生の節目の選択ほどの大きなことじゃなくてもいいので、まずは小さな挑戦からでも始めてみましょう。
そして、挑戦することに慣れてきて、今の仕事に不満があるのなら、なるべく早く決断をすべきです。
- 勤めている会社を辞める
- 公務員への転職を決意する
- 公務員専門学校を利用する
- 勉強にコミットする
上記の感じですね。
決断をする際に「失敗したらどうしよう」と考えると不安で仕方ないかもですが、なぜ不安かというと「失敗して恥をかくのが怖い」からだと思います。
そして、なぜ恥をかきたくないかというと、それは「プライド」じゃないかなと思います。
こういったプライドを捨てるには、挫折して自分の人生に向き合うしかありません。
自分にしっかりと向き合い、人生をリスタートさせたいなら下手なプライドなんて気にならなくなりますよ。
というわけで今回は以上となります。
偉そうに書いている私ですが、まだまだしょうもないプライドがあるので、さらに挫折して自分と向き合う人生を送りたいと思っています。