行政職、技術職、警察官、消防士。
公務員試験はさまざまな業種がありますが、どの試験でもよく聞かれる質問で以下があります。
公務員の仕事は多くの職種・部署で対人型の業務があるため、時にはクレーマー相手によるストレスにさらされることもよくあります。
最近ではコロナ禍のストレスを職員にぶつけるケースもよくあり、公務員が仕事で神経をすり減らすシーンも少なくなく、それにより最悪のケースとして仕事を離脱することも。
だからこそ、ストレス耐性がないよりも耐性がある受験生を出来るだけ採用したい!という面接官の狙い、採用基準があるわけです。
もくじ
ストレス解消法を聞かれて答えていけない回答
まず「ストレス耐性って何?」という方のためにまず説明すると、溜まったストレスと上手に付き合えるか、要するに、
自分なりのストレス解消法を持っているか
ということです。
ストレスを感じない、溜めないことが理想的ではありますが、そんなことってまぁ不可能ですよね?
遊んでいても友人との人間関係で少なからず誰しもがストレスを感じるのですから、仕事をする上でストレスを感じないなんて絶対に不可能。
だからこそ、ストレス社会である現代では「ストレス耐性」を持っている人が評価されるという訳です。
ストレス耐性が採用試験において一つの評価指標になっているため、面接では、
「ストレス解消法は何かありますか?」
という質問は必ずされます。
この質問に対する答えは人の数だけあるのですが、評価される回答と評価されない回答があります。
想像はつくと思いますが、具体的には以下の回答はアウトです。
- ギャンブル(パチンコなど)
- 風俗、キャバクラ、ホストクラブなど
- 旅行
えっ!?旅行もダメなの?と思ったあなた!
そうです。ダメなんです。
なぜなら、旅行は日常的に行える解消法じゃないから。
ストレスは日々蓄積していくものなので、定期的に解消できる趣味ではないといけません。
人にもよりますが、旅行ってよく行ったとして年に3〜4回とかですよね?
つまり、旅行がストレス解消法の人は定期的に解消できずにストレスが溜まっていき、いつか爆発する可能性が高いと思われてしまいます。
そんなリスクがある人を好んで採用したいとは思わないため、残念ながら「ストレス解消法はありますか?」の質問に対して「旅行です」はあまり適した回答とは言えません。
ストレス解消法の質問にどうやって答えればいいの?
では、ストレス解消法を聞かれた場合、どうやって答えればいいの?ですが、基本的にやろうと思えば毎日できるものがいいですね。
気軽に行える趣味であればあるほど、その日に溜めたストレスをその日のうちに解消することが出来るので健全です。
たとえば、
- ゲーム
- アニメ、映画鑑賞
- 友人と食事や飲み
などが一般的な回答ですね。
毎日できることに加え、出来るだけお金をかけないで行えるものの方がさらに良いですね。
お金がかかる解消法だと、これまた毎日できるという点で怪しくなってしまいます。
なので、サブスクに加入していれば見放題である映画やアニメとかって回答しやすい解消法と言えますね。
しかし、多くの受験生が映画鑑賞やアニメやゲームと答えるため、この回答ではその他大勢と同じで面接官に自己PRするにはチョット弱い。
そこで、ストレス解消法を聞かれた時の回答としてベストであり、スーパーな回答があるのですが、そちらについては以下のnoteで解説しています。
このnoteでは他にもよくある質問とその質問に対する模範回答を紹介しているため、面接で高評価を得るためのバイブルとなっています。
「どんな時にストレスを感じる?」の質問に対する門外不出の対策法
公務員試験の面接では、ストレス解消法とセットで以下の質問もよく行われます。
これって面接本番で聞かれると多くの受験生が回答に困ってしまい、変な間が空いたり、しどろもどろの回答になってしまいがちなんです。
では、突然ですがあなたに質問です!
「どんな時にストレスを感じやすいか?」の質問に対する回答としてどんなものがふさわしいか分かりますか?
分かる方は本記事で伝えたいことはすべてお話したので、ここでページを閉じてもらってOKです。
逆に、「どんな時にストレスを感じやすいか?」の質問に対してどう答えていいか分からない方はこのまま記事を読み進めてください。
絶対に参考になる方法をご紹介します。
自分がストレスを感じやすい要因を分析する方法
結論から言いますと、無料で行える『コンピテンシー診断』をやってみましょう!
『コンピテンシー診断とは何ぞや?』という方のためにザックリ説明します。
コンピテンシー診断は転職サイト「ミイダス」のサイト内で行える診断サービスで、ミイダスへの登録をするだけで誰でも行える自己診断です。
もちろんミイダスへの登録もコンピテンシー診断もすべて無料で行えますし、登録したからと言ってしつこい勧誘やメールなど一切ないのでその点も心配ありません!
コンピテンシー診断では複数の質問に回答していくことで、以下の5つの項目について自分の特性を分析し、文字化してくれます。
- マネジメント資質 (自分にマネジメント資質がどの程度あるのかの診断です。)
- パーソナリティの特徴 (9つの側面から仕事における自分の特徴を診断してくれます。)
- 職務適性 (17の職種への自分の適性に関する診断です。)
- 上下関係適性 (部下としての自分のタイプと上司としての自分のタイプを診断してくれます。)
- ストレス要因 (仕事において自分がストレスを感じやすい場面を分析してくれます。)
とくに、「④上下関係適正」と「⑤ストレス要因」が重要でして、この診断結果から、
「どんな場面でストレスを感じやすいか」
「自分がどんな部下のタイプか」
を把握し、それを回答に折り込むことで「説得力のある回答」をすることが出来るようになります。
コンピテンシー診断をすれば、自分がどんな場面でストレスを感じるか教えてくれるので、
そのストレスを蓄積しないために、どういった姿勢で仕事に取り組むか
を回答に折り込むことで、クオリティの高い回答にすることが出来ます。
また、あなたがどんな部下のタイプであるかも分析してくれるので、
- 私はこのようなタイプなので、◯◯を生かして働きたい
- こんなタイプなので、上司から◯◯思われないように気をつけていきたい
といった回答を作ることが出来るようになります!
まさに、コンピテンシー診断をやるとやらないとでは、回答のクオリティが段違いに変わります。
コンピテンシー診断のやり方
ここまで紹介したミイダスのコンピテンシー診断はホントに面接試験に役に立つのですが、診断をするには無料会員登録が必要です!
その気持ちすごく分かります。
でも、会員登録はチャチャッとやれば3分もあれば終わるので、それほど面倒でもないんです!
コンピテンシー診断のステップ
まずは『ミイダス公式サイト』にアクセスし、「現在の市場価値を調べる」もしくは「ログイン」をクリックします。
その後、基本情報の入力を求められます。
年収とかも入力するようになっていますが、「年収などの個人情報を入力するのはチョット嫌だな・・・」という方は適当に答えておけばOK!
そしてその後、「コンピテンシー診断を受ける」をクリックし、回答に応えていくのみで診断結果が得られます。
▶︎ストレスに対して自分がどういったタイプか調べてみませんか?
さいごに
『コンピテンシー診断』を行うことで、自分がストレスを感じやすい場面をあらかじめ知ることができます。
ストレスを感じやすい場面を事前に把握しておけば、
- ストレスを溜めない行動を取れる
- ストレス耐性を上げることができる
このように、ストレス耐性を重視される公務員にふさわしい人材であると自己PRすることも可能になります。
なので、ぜひこの機会に無料で出来ますので、コンピテンシー診断をしてみることをオススメします!
公務員試験で合否を左右するといっても過言ではない面接試験で回答に困ったり、失敗して冷や汗をかかないためにも、今ここでコンピテンシー診断をしておきませんか?
▶︎ストレスに対して自分がどういったタイプか調べてみませんか?