山形県警察の採用試験を受けようと思ってるんだけど、県警のホームページって見にくいし、いちいちpdfファイルだったりしてうっとおしい・・・
もう少し分かりやすくまとめられてサイトってないのかな?
そんなあなたのために、山形県の警察官採用試験について、どこよりも分かりやすく説明します。
本文では、
- 山形県警察の採用試験の流れ
- 採用試験について
- 論文試験について
- 面接カードについて
- 適性検査について
- 集団討論について
- 体力検査について
- 採用試験の倍率
- 山形県警察官の給料・ボーナス・初任給など
について解説しています。
山形県の警察官を志望する方のために、採用試験について分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本記事は、令和2年度の採用試験情報を元にまとめています。試験概要に変更があればその都度更新しますが、山形県警察の採用試験を受けられる方は必ず最新の山形県警採用情報を確認ください。
山形市役所の採用試験はこちら
山形県庁の採用試験はこちら
これさえ読めば面接試験はもう怖くない!
もくじ
山形県警察の採用試験の流れ

山形県警察の採用試験の申し込みから最終合格までの流れは以下の通りです。
- 電子申請による申し込み
- 1次試験実施 & 1次合格者発表
- 2次試験実施 & 最終合格者発表
①:電子申請による申し込み
山形県警察の職員採用試験を受けるには、まずはインターネット、もしくは郵送による申し込みをしなければいけません。
山形県警察の採用試験を受けるための申込み方法については、公式ホームページで詳しく説明されています。
②:1次試験実施 & 1次合格者発表
令和2年の採用試験は以下の日時で開催予定となっております。
警察官A | 7月12日(日) |
警察官B | 9月20日(日) |
警察官(再採用) | 12月15日(火) |
③:2次試験実施 & 最終合格者発表
山形県警察の採用試験ではありとあらゆる試験が行われます。
また、最終合格までの試験を通じて、山形県警察は以下のような人を採用したい思いがあります。
- 警察官として必要な倫理観と使命感を持っている人
- 自らを高める努力を続け、周りから信頼される人
- 責任を持ち、粘り強く行動することができる人
- コミュニケーションを円滑に取れ、協働して課題解決に取り組むことができる人
面接での受け答えや、あなたのビジネスマナーを見ることにより「上記に当てはまる人材かどうか」を品定めされることになります。
山形県警察の採用試験について

令和2年度採用試験の「採用人数」と「募集区分」は以下の通りです。
男性 | 女性 | |
警察官A(大卒) | 37名程度 | 8名程度 |
警察官B(高卒) | 26名程度 | 5名程度 |
警察官(再採用) | 若干名 |
試験内容
- 1次試験:教養試験・体力検査
- 2次試験:作文試験・適性検査・身体測定・体力検査・集団討論・個別面接
※集団討論は警察官Aのみ実施
山形県警察の採用試験はありとあらゆる試験でふるにかけてくるので、全国的に見ても難易度は高めです。
山形県警察の論文試験について

作文試験(以下論文)があるとなると、「作文が苦手だからどうしよう」とか、「書き慣れてないから何を書けばいいか分からない」というように考える方も多いかもですが・・・
実は、公務員試験の論文には書き方のコツがあって、それさえ把握しておけば何も怖くありません。
むしろ、何を聞かれるか分からない面接試験よりも、圧倒的に準備がしやすいんです。
なので、山形県警察の採用試験のポイントは論文試験で失敗しないことでして、そのために試験本番までに論文の書き方を知っておきましょう。
論文のテーマってどんな感じなの?
山形県警察の採用試験で実際に出題された論文のテーマは次の通りです。
警察官A
平成31年度 | 「働く」上で、あなたが大切と考えることは何か。これまでの経験を踏まえながら、その理由も含めて述べなさい。 |
平成30年度 | 今の自分に欠けている点を挙げ、今後、警察官として働いていくために、その欠点とどう向き合っていくか、あなたの考えを述べなさい。 |
平成29年度 | あなたが過去において経験した失敗や挫折を一つ挙げ、そこから学んだことや克服した経験をどう活かしているか述べなさい。 |
警察官B
平成31年度 | これまでのあなたの経験で「心が動かされた」出来事を挙げ、そこから感じたこと、学んだことを述べなさい。 |
平成30年度 | なぜ罪を犯してはいけないのか、あなたの考えを述べなさい。 |
平成29年度 | あなたが警察官として仕事をするうえでの自信と不安を、その理由と併せて述べなさい。 |
なぜ、論文試験が実施されるの?
論文試験と聞くと、「文章の流れが分からない」といったように苦手意識が強い人が多いのが事実。
では、なぜ山形県警察サイドが多くの受験者が苦手意識のある論文試験を行うかというと、理由は以下の通りです。
山形県警察と同じビジョンを持っている人を採用したいから。
論文試験で与えられるテーマは、その自治体のビジョンについてだったり、抱える問題だったりします。
その与えられたテーマについてのあなたの考えが、警察サイドの思いと似たものであればOKというわけです。
それと、論文試験を通じて自分の考えを整理して文章にまとめるスキルを見られています。
覚えるだけでスラスラ書ける!最強の論文テンプレート
論文は論理的な文章を書けばいいのですが、文章を書き慣れていない人にとっては難易度の高いことだと思います。
しかし心配は要りません。
結論から言いますと公務員試験の論文の書き方にはテンプレートがありまして、その雛形に合わせて書けば、どのようなテーマであれどんどん筆が進んでいきます。
ちなみに、論文をサクサク書けるようになるテンプレートについては、以下のnoteで解説しています。
山形県警察の面接カードについて

多くの自治体では面接試験の質問材料にするために、面接カードの記入が行われます。
試験当日までに書いておく自治体もあれば、試験当日に現地で書く自治体もあり、その提出時期はさまざま。
そしてご存知のように、公務員試験では筆記試験よりも面接試験に重きを置くようにシフトされています。
ということは、面接試験でより一層人物の品定めをされるということなので、ぶっちゃけ凄くシビアになります。
要するに、「面接試験でつまずく=不合格になる」でして、面接試験で失敗しないためのファーストステップは面接カードを万全に仕上げることになります。
知らなきゃヤバイ!試験で失敗しない面接カードの書き方
面接カードと聞くと、「ただ質問に答える形で書けばいいんでしょ?」と、甘く見る人が多いのですが・・・
それだと間違いなく面接試験で落とされることになります。
結論から言うと、「面接をコントロールするように書くこと」が合格へのカギとなります。
ちなみに、面接に苦手意識がある人でも有利に進めることが出来る「面接カードを書く方法」については、以下のnoteで解説しています。
山形県警察の適性検査について

適性検査をご存知でしょうか?
自治体によって形態が若干異なりますが、警察官の試験では基本的には以下のことを検査するための試験となっています。
- 警察官の仕事に向いているかどうか
- 積極性や情緒が安定しているかどうか
- 社会適応能力があるかどうか
単純な質問を100問以上答えていくことで上記について診断され、その結果を合否の判断材料にされます。
具体的には以下の感じです。
- 人とのコミュニケーションで生じるストレス耐性
- 難しい目標や課題に直面した時に生じるストレス耐性
- 忙しいこと、時間や手間を有する作業等が発生した際のストレス耐性
- 組織の決まりや職務上の制約で行動を制限された際にかかるストレス耐性
- 仕事を最後までやり通すことができるかを見極める
当ブログでは今後、警察官の適性検査試験についての対策も発信していこうと考えています。
山形県警察の集団討論について

山形県警では2次試験で集団討論が行われます。
集団討論とは簡単な自己紹介のあとに複数人の受験者が同時に面接をする形態の試験です。
たとえば、
「あおり運転による事故を未然に防止するためにドライバー、そして警察としてどのような対応をとるべきか」
というテーマが与えられて、各々上記の対策について語り合うといった感じです。
公務員試験で集団討論を行う意図とは?
集団討論って多くの人があまり経験がないかと思います。
それもそのはず、集団討論を行う自治体はそれほど多くはありません。
では、なぜこのような珍しい形態の試験を行うのかと言うと、理由は以下の通りです。
他人の意見を聞きつつ、自分の意見も言える「調整力」があるかどうかを見るため。
集団討論はとにかく喋ればいい、と思っている人も多いですが・・・
そういうスタンスだと試験に落とされるので注意が必要です。
山形県警察の体力試験について

警察官の試験では体力検査が行われますが、「実際どれくらい出来ればいいの?」と、疑問に思いますよね。
ちなみに山形県警察が行なう体力試験の内容は以下の通りです。
- 反復横跳び
- 握力
- 上体起こし(30秒間)
- 立ち幅とび
- 20メートルシャトルラン
ちなみに、上記のテストでどれくらいの数値を出せばいいのか気になりますよね?
残念ながら山形県警では具体的な数字を公表していないため、別の自治体の合格ラインのデータを紹介します。
男性 | 女性 | |
反復横跳び | 36回以上 | 30回以上 |
握力 | 41kg以上 | 24kg以上 |
上体起こし | 15回以上 | 9回以上 |
立ち幅跳び | 180cm以上 | 128cm以上 |
20mシャトルラン | 24回以上 | 14回以上 |
普通の人であれば上記は難しい数値ではないため、「体力無しのため不合格」なんてことにはならないと思います。
山形県警察の採用試験の倍率

採用試験の結果は、以下の通りです。
令和2年度
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
男性A | 166 | 130 | 37 | 4.5 |
女性A | 45 | 31 | 9 | 5.0 |
男性B | 168 | 95 | 37 | 4.5 |
女性B | 53 | 21 | 9 | 5.9 |
令和元年度
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
男性A | 180 | 126 | 35 | 5.1 |
女性A | 43 | 30 | 9 | 4.8 |
男性B | 168 | 82 | 27 | 6.2 |
女性B | 54 | 17 | 8 | 6.8 |
警察官の全国平均は7~10倍くらいなので、山形県警察は全国平均に比べて競争率は低めですね。
山形県警察の給料・ボーナスその他まとめ

山形県警察の給料やボーナスといった各種データは以下の通りです。
平均年齢 | 38.9歳 |
平均年収 | 685万6788円 |
平均月額基本給 | 32万4500円 |
平均総支給給料(月額) | 44万4949円 |
ボーナス | 151万7400円 |
退職金(60歳定年) | 2215万4000円 |
山形県警察の初任給は?
山形県警察の初任給は次の通りです。
警察官A | 21万300円 |
警察官B | 17万300円 |
さいごに

山形県警察の採用試験情報についてまとめてみました。
本記事ですでに紹介しましたが、山形県警察が採用したい人物像は次の通りです。
- 警察官として必要な倫理観と使命感を持っている人
- 自らを高める努力を続け、周りから信頼される人
- 責任を持ち、粘り強く行動することができる人
- コミュニケーションを円滑に取れ、協働して課題解決に取り組むことができる人
上記をチェックするために、面接試験や論文試験といった「あなたの内面をチェックする試験」に重きを置いています。
なので面接に自信が無い方ほど「面接での受け答えとかコミュ力ないからマジでヤバイ・・・」と思うかもですが、実はそれほど気負うことはありません。
繰り返しになりますが、私のnoteで紹介するテクニックを用いて面接カードを書けば、ある程度面接官からの質問をコントロールすることが出来ます。
なので、コミュニケーションに自信がない人こそ、「試験を制する面接カードの書き方」を自己投資だと思って参考にしてみてくださいね!
それでは今回は以上で終わりになります。
と言いたいところですが、最後に1点だけ!
それでは最後に、「リクナビNEXTの『グッドポイント診断』」についてご紹介させてください。
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警察官の採用試験に合格してる人には1つだけ秘密があるのですが、それは「合格してる人はみんな自己分析をしている」ということ。
つまり、「警察官になりたいなら自己分析はやっておくべき!」という訳なので、今この機会にぜひ自己分析をやっておきましょう!
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