公務員の出世・仕事論 PR

【公務員の出世事情】局長・部長・課長・課長補佐・係長(次長)・主任に何歳でなれるか平均年齢データを紹介

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お悩みさん
お悩みさん
・公務員が出世できる年齢を知りたい

・主任や課長補佐、課長には何歳でなれるものなの?

・今後の参考にしたいから具体的なデータを教えてほしい

このような疑問にお答えします!

 

本記事では、

  • 各役職の平均年齢
  • 高卒と大卒でどのくらい出世に差があるのか

について解説しています。

 

総務省が公開している地方公務員給与実態調査を元にまとめていますので、限りなくリアルなデータとなっています。

何歳の時にどの役職になれるんだろう?とか、自分は出世コースに乗っていると言えるのかそれとも乗っていないのか気になっている方は参考にしてみてください!

また、記事の最後に「公務員が出世するための処世術」も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

局長・部長・課長・課長補佐・係長(次長)・主任に何歳でなれる?

役職ごとの平均年齢を、

 

  1. 都道府県
  2. 政令指定都市
  3. 市役所
  4. 町村
  5. 特別区

 

上記の団体ごとに紹介していきます。

局長・部長に昇格できる平均年齢

局長・部長級の役職に就く平均年齢は次の通りです。

 

団体 平均年齢
都道府県 57.1歳
政令指定都市 57.2歳(局長)、55.8歳(部長)
市役所 56.3歳
町村 局長・部長の役職なし
特別区 56.4歳

 

どの団体も定年までラスト3年くらいで出世するケースが多いですね。

課長に昇格できる平均年齢

課長の役職に就く平均年齢は次の通りです。

 

団体 平均年齢
都道府県 54.6歳
政令指定都市 53.0歳
市役所 53.4歳
町村 54.5歳
特別区 51.1歳

 

特別区は若干早いですが、その他の団体はラスト6年を残すところで昇格するケースが多いですね。

課長補佐に昇格できる平均年齢

課長補佐の役職に就く平均年齢は次の通りです。

 

団体 平均年齢
都道府県 50.8歳
政令指定都市 50.3歳
市役所 49.8歳
町村 49.4歳
特別区 54.2歳

 

特別区は出世コースに乗った一部分しか課長になれなく、大半が課長補佐で終わるケースが多いため課長補佐の平均年齢の方が課長よりも高いという逆転現象が起きています。

そのほかの団体は50歳あたりで昇格するケースがほとんどですね。

係長(次長)に昇格できる平均年齢

係長、自治体によっては次長という役職名になるクラスに昇格できる平均年齢は次の通りです。

 

団体 平均年齢
都道府県 44.8歳
政令指定都市 46.0歳
市役所 44.6歳
町村 43.4歳
特別区 48.5歳

 

だいたい40代半ばで昇格するケースが多いですね。

ちなみに出世コースから外れていても、係長クラスには全員がなれる自治体が多いですね。

主任に昇格できる平均年齢

主任の役職に就く平均年齢は次の通りです。

 

団体 平均年齢
都道府県 32.3歳
政令指定都市 36.1歳
市役所 33.3歳
町村 31.7歳
特別区 36.7歳

 

主任は1番最初の出世といえる役職で、主任になると給料表が4級に上がります。

主任へ上がる年齢はどんなに優秀だったとしてもだいたいみんな横並びなので、主任時代にいかに「出世するための処世術」を駆使して出世コースに乗るかが今後出世するための正攻法と言えます。

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大卒・短大卒・高卒による局長・部長への出世の差

学歴による出世の違いがどれくらいかについてまとめました。

ちなみに、比較データは役職ごとの平均年齢を元に算出しています。

都道府県(56〜59歳):学歴ごとの役職人数割合

試験区分 大卒 短大卒 高卒
局長・部長級 17.6% 1.9% 2.2%
課長級 39.5% 18.1% 20.5%
課長補佐級 29.7% 39.5% 42.0%
係長級 10.6% 28.4% 24.7%
主任級 2.6% 12.1% 10.6%

 

都道府県の局長・部長級の平均年齢は57.1歳なので、56〜59歳のゾーンで比較しました。

この表から分かることは、下記の通り。

 

  • 大卒の5〜6人に1人が局長・部長クラスになれる
  • 短大卒の50人に1 人が局長・部長クラスになれる
  • 高卒の50人に1 人が局長・部長クラスになれる

 

最終出世ラインとしては、都道府県で働く大卒公務員は課長・課長補佐クラスで定年を迎える人が全体の約7割、短大卒と高卒は課長補佐クラスで定年する人が多数派になります。

ちなみに課長と課長補佐はそれほど年収は変わらないので、キャリアハイの年収が800万円台という人が大半ということになりますね。

公務員は基本的に年功序列で出世していきますので、短大卒や高卒ではなかなか上に行けないということがデータに出ています。

市役所(56〜59歳):学歴ごとの役職人数割合

試験区分 大卒 短大卒 高卒
局長・部長級 38.0% 15.1% 20.9%
課長級 33.8% 29.7% 32.6%
課長補佐級 14.6% 26.3% 21.9%
係長級 9.3% 9.4% 16.7%
主任級 4.4% 9.5% 7.9%

 

市役所の局長・部長級の平均年齢は56.3歳なので、56〜59歳のゾーンで比較しました。

この表から分かることは、下記の通り。

 

  • 大卒の3人に1人が局長・部長クラスになれる
  • 短大卒の7人に1 人が局長・部長クラスになれる
  • 高卒の5人に1 人が局長・部長クラスになれる

 

最終出世ラインとしては、市役所で働く大卒公務員は局部長・課長クラスまで上り詰める人が全体の約7割、短大卒と高卒は局部長・課長クラスで定年する人が約半分になります。

大卒が出世において有利なのは明白ですが、都道府県に比べて短大卒・高卒でも出世できる割合が高いですね。

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大卒・短大卒・高卒による課長への出世の差

学歴による出世の違いがどれくらいかについてまとめました。

ちなみに、比較データは役職ごとの平均年齢を元に算出しています。

都道府県(52〜55歳):学歴ごとの役職人数割合

試験区分 大卒 短大卒 高卒
局長・部長級 3.2% 0.2% 0.5%
課長級 33.9% 9.2% 12.5%
課長補佐級 42.9% 42.4% 43.8%
係長級 16% 33.4% 29.8%
主任級 4% 14.7% 13.4%

 

都道府県の課長級の平均年齢は54.6歳なので、52〜55歳のゾーンで比較しました。

この表から分かることは、下記の通り。

 

  • 大卒の3人に1人が課長クラスになれる
  • 短大卒の11人に1 人が課長クラスになれる
  • 高卒の8人に1 人が課長クラスになれる

 

52〜55歳は課長に出世できる適齢期ですが、その多くが大卒ということが分かります。

ただし、短大卒・高卒にとって課長は手が届かない存在という訳ではないのがデータで現れてますね。

頑張り次第では課長クラスまで出世することは十分可能なので、あとはいかに上司へのアピールを上手くするかにかかっているでしょう。

52〜55歳の最大ゾーンは課長補佐なので、出世コースに乗っていなくても普通にしてれば50代半ばで課長補佐になれることが分かります。

市役所(52〜55歳):学歴ごとの役職人数割合

試験区分 大卒 短大卒 高卒
局長・部長級 13.8% 4.5% 6.2%
課長級 42.5% 27.1% 32%
課長補佐級 23.6% 30.9% 27.9%
係長級 14.3% 25.3% 23.5%
主任級 5.7% 12.2% 10.4%

 

市役所の課長級の平均年齢は53.4歳なので、52〜55歳のゾーンで比較しました。

この表から分かることは、下記の通り。

 

  • 大卒の2.5人に1人が課長クラスになれる
  • 短大卒の4人に1 人が課長クラスになれる
  • 高卒の3人に1 人が課長クラスになれる

 

局長・部長クラスの時と同じく、都道府県に比べて市役所の方が短大卒・高卒の人が課長クラスまで出世できる割合が高いのが分かります。

これは単純に都道府県庁よりも市役所の方が出世ポストが多かったり、出先機関が多いとかが要因だと思います。

まとめ

  1. 局長・部長の平均年齢は約57歳
  2. 課長の平均年齢は約54歳
  3. 課長補佐の平均年齢は約50歳
  4. 係長の平均年齢は約45歳
  5. 主任の平均年齢は約34歳
  6. 大卒が圧倒的に出世しやすい
  7. 都道府県よりも市役所の方が短大卒・高卒でも出世しやすい

 

総務省が公開している地方公務員給与実態調査を元にまとめていますので、当然自治体ごとに偏りはあります。

以前、大阪市で橋下徹さんが公務員の出世を年功序列ではなく能力制へと改革を行おうとしましたが、なんだかんだ公務員の世界は年功序列が色濃く残っています。

仕事の内容が利益を追求するものでも他者と差別化を図れるものではないので、致し方ない面もありますが。

また、公務員が出世するのに大事なのは年功序列以外に「上司へのアピール」になるのですが、

最後に『上司からの評価アップを狙う!本気で出世したい公務員が知っておくべき「パーフェクト処世術」』を紹介させてください!

何がなんでも出世したい公務員の方へ

出世コースに乗っていない、短大卒もしくは高卒だから出世を諦めている、そんなあなたに1つだけ勧めたい武器がある。

それは仕事をフルパワーで頑張れという精神論でも、とにかく資格をとって勉強しろという根性論でもない。

公務員が出世するために最も効果を発揮できるものが1つだけある。

それがこの上司からの評価アップを狙う!本気で出世したい公務員が知っておくべき「パーフェクト処世術」

 

他でもない、この処世術を知らないばかりに、いつまでも評価されることなく出世から遠のいてしまう苦い思い出をあなたに味わって欲しくないからこういっているのだ。

あなたも知っていると思うが、公務員は日々の頑張りや能力ではなかなか評価されにくい。

人よりも頑張っているのに世渡り上手だけが取り柄の奴に出世レースで負けるなんてこともザラである。

 

公務員の出世はコミュニケーション能力がモノを言う

出世したければ上司と上手く付き合う必要があるのだが、ここで『上司からの評価アップを狙う!本気で出世したい公務員が知っておくべき「パーフェクト処世術」を知らないと悔しい思いをする。

分かっていると思うが、公務員が出世するにはコミュ力がモノを言う。

仕事で優劣がつけにくいからだ。

あなたが仕事の頑張りだけで出世しようと思っているなら、ぶっちゃけコスパが悪すぎるのでオススメしない。

多くの人は実力で出世を勝ち取ろうとするが、なかなか上手くいってないのが実情である。

考えてみてほしい。

仕事ができる部下と可愛げだけが取り柄の部下を。

あなたが上司だったとして、どちらを出世させてやりたいかと聞かれたら後者を選ぶのではないだろうか。

 

公務員の出世はときに理不尽である

たしかに努力してればいつかは報われると思うかもしれない。

でも、現実は違うのだ。

頑張っているのに評価されるのは自分よりも仕事が出来ない奴で、その理不尽さが嫌になってだんだん仕事に行くのが辛くなっていくものである。

途中でそのことに気づいても時すでに遅し、出世するには年齢を重ね過ぎてしまった・・・という羽目になる。

そんな思いをあなたはしたくないですよね?

『上司からの評価アップを狙う!本気で出世したい公務員が知っておくべき「パーフェクト処世術」』を知らなかったばっかりに出世の目が消える。

そうならないで欲しいと心底思っている。

▶︎出世はちょっとしたコミュニケーションテクニックで勝ち取れる!

▶︎上司からの評価アップを狙う!本気で出世したい公務員が知っておくべき「パーフェクト処世術」

 

高卒はデメリットばかりじゃない!

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