ツイッターで公務員を目指す方を見ていて感じるのが、「モチベーションを維持する難しさ」
個人的にはあまり深く考えずに、「最終目標を掲げること+毎日のタスクの管理」が重要だと考えています。
あなたの最終目標は当たり前の話ですが、「本命の試験の合格」だと思いますが、それとは別にあとは毎日のタスクを実行するだけ。
そして、毎日の進捗状況を管理しておけば、わりと合格に繋がりやすいと思います。
本文では、
・公務員受験者がモチベーションを維持する方法
・モチベーション維持の疑問への答え
について解説しています。
勉強しなければいけないのは分かっちゃいるけど、どうしてもモチベーションが維持できない・・・
と悩んでいる方は、ぜひ本記事を読んで参考にしてみてください。
公務員受験者がモチベーションを維持する方法
勉強のモチベーションを維持するのにはポイントがありまして、それは下記の3つです。
- 最終目標を掲げる
- 毎日行うタスクを決める
- 毎日、勉強の進み具合を管理する
では、順番に見ていきましょう。
①:最終目標を掲げる
まずは、来年の今頃どうしていたいかを考えます。
おそらく本命の自治体などで、公務員として働いている姿が想像できたと思います。
あなたの最終目標は当然、公務員試験合格だと思いますが、ここで大事なのは「いつまでに合格する」という期限まで決めることです。
「目標に数字(期限)を入れること」で、俄然目標が明確になりますからね。
ちなみに、「1発で合格する」という目標は高いなと思うかもですが・・・やる気さえあれば公務員の試験は半年もあれば合格できます。
なお、昔の私は「受ける公務員試験は全て合格する」といった目標を掲げていました。
このように無理に自分を追い込むほどの高い目標を設定する必要はないですが、大切なのは目標をしっかりと明確にすることです。
②:毎日行うタスクを決める
最終目標を決めたら、それを達成するための「毎日行うタスク(勉強)」を決めます。
私が実行していた毎日のタスク(勉強)
- 平日は8時間以上勉強する
- 土日は6時間勉強する
実にシンプルですが、これだけです。
本来勉強のタスクを決める際、時間でカウントするのはオススメしませんが、個人的には時間で管理する方がしっくり来るので昔からこのやり方です。
基本的にただひたすら機械のように・・・とは行きませんが、なるべく余計なことは考えずに毎日淡々と勉強していました。
大切なのは「モチベーションを高める」という考えではなく、「モチベーションを維持する」といった思考です。
むしろ、モチベーションとかどうでもよく、「ただひたすら目の前のタスクを片付ける」といった感じです。
私はモチベーションが上がらない時は、ブラック企業での日々を思い出していました。
なぜなら、あの頃には絶対戻りたくない!という思いから、ひたすら勉強するしかなかったからです。
ちなみに、毎日のタスクを決めるのが苦手という方は、以下の記事で紹介している予定表を使えば驚くほどタスク決めが捗(はかど)りますのでオススメです。
③:毎日、勉強の進み具合を管理する
毎日の予定を立て、それを実行できるようになったら、ほぼ確実に手応えを感じていると思いますが・・・
とはいえ、知識を詰め込むだけで効率の良い暗記が出来ていなかったとかもありえるので、毎日、勉強の進み具合を管理すると良いです。
私の場合だと、チェックするポイントは下記の通りです。
- 問題集→今週予定を立てた通りに進んでいるか確認する。出来ていない場合は原因を考えて翌週に解決する。予定をクリアできている場合は、そのまま継続する。
- 過去問→定期的に過去問を解く。正答率が右肩上がりなら問題無し。何週間も正答率が上がらない、もしくは下がっているなら、勉強方法を見直す。
これもシンプルですが、間違いなく正攻法です。
あれこれと難しく考えずに、「毎日継続→毎週確認→出来ていなければ改善」という繰り返しです。
勉強と復習と改善を繰り返していれば、あとは勝手に知識が積み上がって合格に近づいていきます。
ちなみに、勉強を毎日継続するのは非常に辛いですが、続けていれば徐々になります。
それについては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。
モチベーション維持の疑問への答え
モチベーションが上がらない、予定の立て方が分からない、といった悩みや疑問もあるかと思いますので、答えていきますね。
ちなみに、よくある疑問は以下の通りです。
- 毎日の勉強はどれくらいしたらいいですか?
- モチベーションが上がらない時、どうしたらいいですか?
- 目標(志望先)が決まらない場合、どうしたらいいですか?
①:毎日の勉強はどれくらいしたらいいですか?
「無理のない程度」が基本です。
なぜ100%勉強にコミットしないかというと、疲れて毎日継続するのが難しくなるから。
1日10時間やって次の日疲れて何もしないより、毎日5時間勉強した方が効率良く勉強できることが科学的に証明されています。
仮に自分を追い込むにしても、本命試験までのラスト1~2ヶ月くらいでいいと思います。
※勉強を続けていたらその辛さに徐々に慣れてきますが、最初のうちは毎日勉強するだけで疲れるので無理は禁物です。
社会人が勉強するにはどうしたらいいか?
社会人だと、なかなか公務員試験の勉強をする時間がないですよね。
難しいかもしれませんが、まず最初にやるべきは「定時で帰ること」です。
もしくは通勤時間を利用して少しずつ勉強するとか・・・
あまり効率は良くないかもしれませんが、やらないよりはマシですね。
余裕がなくても、まずは「勉強の時間を確保すること」から始めないと、モチベーション維持以前の問題で結果が出ないかなと思います。
公務員に転職して人生を変えたいなら、少なくとも1日2時間と休みの日に6時間は勉強したいところですね。
ちなみに、社会人から公務員への転職を考えている人は、以下で紹介している無料でもらえるハンドブックをぜひ読んでみてください。
- 忙しい社会人がどのように勉強して公務員試験に合格したか
- 社会人が公務員になるためのルートについて
といった情報が、無料とは思えないほどの充実ぶりな内容になっています。
②:モチベーションが上がらない時、どうしたらいいですか?
あまりモチベーションうんぬんを意識しないことです。
そもそもモチベーションを一定に保つとか無理です。
生活の中で嫌なことがあったら、それだけで勉強なんてしたくなくなりますからね。
なので、モチベーションが高かろうが、低かろうが、毎日決めた量のタスクをこなすだけです。
むしろ、モチベーションの高さによって勉強量を変化させてしまうと、勉強量がバラつくことで量が少ない日に幻滅してしまいがち・・・
なので、モチベーションに任せることなく、淡々と勉強する。
これだけです。
ちなみに、モチベーションを上げる方法については過去の記事で書いていますので、合わせて読んでみてくださいね。
③:目標(志望先)が決まらない場合、どうしたらいいですか?
目標(志望先)が決まらないということは、公務員になりたい熱意が不足しています。
シンプルに「今の仕事から脱出したい」とか「この自治体で働きたい」とか思ったら、自然と熱意が湧いてくると思うので、そういった自分の気持ちに向き合えばOKです。
なお参考までに、昔の私は「公務員になって転勤から逃れたい」という思いがありました。
なので、目標としては転勤のない「地方公務員」でして、中でも「地元の政令指定都市」を最終目標に掲げました。
ちなみに、受験する市役所を選ぶときのポイントについては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。
合格する人は、モチベーションに悩まない
最後に当たり前の話ですが、モチベーションで悩むということは、エネルギーと時間の無駄です。
というのも、悩むべきはそこではなくて、正しくは「どうすれば公務員試験に合格できるか」ということにフォーカスすべきなので。
モチベーションが上がらない・・・なんて悩んでいたら、それはつまり「さほど公務員になりたい熱意がない」という事実でもあるので、注意が必要です。
繰り返しますが、「最終目標を掲げる→毎日のタスクの実行→毎週勉強の進み具合の管理→出来ていなければ改善」
これだけでOKです。
公務員試験の勉強は実にシンプルで、上記を続けていればほぼ確実に合格できます。
大抵の人は「モチベーションが維持できない」といったように、やたらと勉強しない理由を探すので、継続できる人はそれだけでアドバンテージですね。
それでは今回は以上となります。
モチベーションの維持ができない・・・という人はぜひ本記事を参考にして、毎日淡々とタスクをこなす勉強法を実践してみてくださいね。
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