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公務員はうつになりやすいのか?【政令指定都市の現役職員が考察してみた】

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なんか最近、周りに精神的に病んでる人が多いような気がするけど・・・公務員はうつになる人が多いとも聞くし、実際はどうなんだろう?

ほかの自治体で働く公務員の方の意見を聞いてみたい。

このような疑問にお答えします。

 

本文では、

公務員はうつになりやすいのか?

について解説しています。

 

たしかに私が働く市役所でも、メンタルをやられて病気休暇を取得する人というのを聞くことは珍しいことではなくなっています。

なので、精神的に病んでしまう人が公務員に増加しているのは統計データでも、私の肌感覚的にも明らかです。

公務員とうつ病の関係について、公務員歴15年以上の経験からの私の見解を述べてみたいと思います。

私は一般の公務員です。医療関係者や専門家ではないため、本記事は医学的根拠に基づいた内容ではありません。

公務員がうつ病になりやすいと思う3つの理由

世間的には楽だと思われているかもですが、公務員にも色々とストレスがあります。

ストレスを抱える公務員が、他の仕事よりもうつ病になりやすいとすれば、その最たる理由は何か考えてみました。

  1. 向き・不向きがハッキリ分かれる仕事
  2. 真面目すぎる人が多い
  3. デスクワークがほとんど

①:向き・不向きがハッキリ分かれる仕事

公務員の仕事は人によって向き・不向きがハッキリ分かれます。

要するに、向かない人にとっては圧倒的なストレスがかかってしまう仕事だということです。

うつ病は大抵、精神的なストレスが引き金になりますから、過度のストレスは要注意。

本来公務員に向いていないのに、その仕事を続けていると精神的に病んでしまう可能性は高いと思います。

 

  • 単純作業が多い
  • 事務仕事が多い
  • 監視されてる感がある
  • 責任が重い

 

上記を仕事で感じている人は注意が必要かもしれません。

②:真面目すぎる人が多い

公務員の仕事はある種独特なプレッシャーがあります。

「ミスなく仕事をするのが当たり前」という思考で仕事をしている人も多くいますが・・・

こういった思考で働いていると、ついついストレスを溜め込んでしまいがちです。

 

  • ミスをしてはいけない
  • 市民に不完全な姿を見せてはいけない
  • 同僚よりも仕事を完璧にこなしたい

 

上記のような考え方をしていると、ストレスが圧倒的に溜まりやすいと思います。

そもそも公務員は真面目な人が多いので、その真面目さゆえにストレスに悩まされる人も少なくありません。

そして、クソ真面目な人や完璧主義な人はストレス解消をするのも下手な傾向がありますね。

③:デスクワークがほとんど

ご存知の通り、公務員の仕事はデスクワークがメインで、部署によっては一日中外に出ないなんてことも。

 

  • 基本的に人間関係が変わらない
  • 机に座ってパソコンを見る時間が長い
  • 外に出ない

 

自治体で働く公務員は上記の感じの人が多く、朝8:30から1日中、外に出て日の光を浴びないなんてこともよくあります。

これが思ってる以上に良くない状態でして、自律神経を整えるのに日光浴は重要だと言われています。

そんな中、公務員のように毎日デスクワークばかりで日光を浴びていないと・・・精神的に病みやすくなりがちです。

 

ちなみに、「自分は公務員に向いていないのではないか・・・」と不安になる人も多いかもすが、そのような人が取るべき対処法について以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。

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公務員がうつ病になりにくいと思う3つの理由

逆に、公務員はうつ病になりにくいんじゃないの?と思う理由についても挙げてみます。

  1. 時間に追われない
  2. 外部の人に会わない
  3. 不安が少ない

①:時間に追われない

うつ病になりにくい要因の一つに、「時間に追われない」があります。

 

  • 自分のペースで仕事ができる
  • ノルマや納期がない
  • 職場のやり方に従いさえすればいい

 

上記のように、ノルマや納期が無く、ある程度自分で仕事をコントロールできるので、公務員は時間的なストレスは少なめです。

ノルマや利益を追求する仕事だとこんな風にはいかないので、公務員は時間やノルマ的な観点から言うと仕事がやりやすいですね。

②:外部の人に会わない

公務員の仕事は、民間企業に比べて外部の人と接することが少ない仕事です。

もちろん市役所で働く職員は市民と接する機会はありますが、市民と接するのは窓口で働く一部の人だけで、公務員の多くは市民の目に触れない所で働いています。

また、業者と接する際は公務員の方が立場が上のため、人間関係のストレスは圧倒的に少ないですね。

 

  • お客の要望に振り回される
  • 顧客対応で消耗する
  • 相手にペコペコしないといけない

 

上記のようなストレスは溜まりにくいのが公務員の特徴です。

③:不安が少ない

不安が少ないのも公務員の良いところ。

 

  • リストラされるかもしれない
  • ノルマ達成しないと給料、ボーナスに影響する
  • スキルアップしないと生き残れない

 

社会人として働いていると、大なり小なり上記のような不安と向き合いながら生きていかなければいけませんが・・・

公務員ならこのような不安とは無縁です。

ご存知の通り、公務員は年功序列と終身雇用制度に守られているので、ぶっちゃけ頑張らなくても少しずつ年収は増えますし、余程のことをしない限りはクビもない。

こういった環境で働き続けれるのは公務員ならではかなと思います。

 

ちなみに、民間企業より楽と言われても、公務員として働いていると他人の目は気になりがち・・・

そんな人が取るべき対処法については、以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。

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まとめ

公務員歴15年超えの私からすると、公務員にはうつになりやすい人と、うつになりにくい人の2極化が進んでいると思います。

「公務員のうつ病発症率」の統計データが無いので、うつになりやすい・なりにくいというのは一概に言えませんが・・・

 

確かなのは、「深く考えない人は病みにくい」ということ。

 

私が思うに、公務員は下記のようなストレスが少ない仕事だと思っています。

  • お客の要望に振り回される
  • 顧客対応で消耗する
  • 相手にペコペコしないといけない

 

もちろん自治体や部署によって仕事の忙しさが違いますので、「公務員=ストレスがない」とは言いませんが・・・

とはいえ、ノルマや利益を追求しなければならない民間企業で働くのに比べると、圧倒的にストレスは少ないと思います。

なので、上手にストレス解消をしつつ、マイペースで働けばOKでしょう。

 

一方で、

  1. 向き・不向きがハッキリ分かれる仕事
  2. 真面目すぎる人が多い
  3. デスクワークがほとんど

という項目はうつ病の原因となりますので、なるべく深く考えずに、真面目になりすぎないことがメンタルを保ちつつ働くコツかなと思います。

 

というわけで今回は以上になります。

当ブログののみなさまが、これこらも健康で楽しい公務員ライフを送ってもらえたら幸いです。

 

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