・採用人数とか過去の倍率とか知りたい!
・面接や論文試験のコツとかあれば教えてほしい!
そんなあなたのために、長崎県の警察官採用試験について、どこよりも分かりやすく説明します。
本文では、
- 長崎県警察の試験日程
- 求める人物像
- 試験に強い、オススメの公務員予備校
- 採用試験について
- 論文試験について
- 面接カードについて
- 適性検査について
- 体力検査について
- 採用試験の倍率
- 長崎県警察官の給料・ボーナス・初任給など
について解説しています。
長崎県の警察官を志望する方のために、採用試験について分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本記事は、令和5年度の採用試験情報を元にまとめています。試験概要に変更があればその都度更新しますが、長崎県警察の採用試験を受けられる方は必ず最新の長崎県警採用情報を確認ください。
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もくじ
長崎県警察の採用試験の流れ

長崎県警察の採用試験の申し込みから最終合格までの流れは以下の通りです。
- 電子申請による申し込み
- 1次試験実施 & 1次合格者発表
- 2次試験実施 & 最終合格者発表
長崎県警察:試験の日程
令和5年度の採用試験は以下の日時で開催予定となっております。
Ⅰ類A(1回目) | 7月9日(日) |
Ⅰ類B(SPI方式) | 4月16日(日) |
Ⅰ類A(2回目) | 9月17日(日) |
Ⅲ類 | 10月15日(日) |
長崎県警察が望む人物像
最終合格までのありとあらゆる試験を通じて、長崎県警察は以下のような人を採用したい思いがあります。
- 困っている人を助ける優しい心を持った人
- 社会の安寧・秩序を果敢に守り抜く勇気と使命感にあふれる人
- 力強く、誠実で、真っ直ぐな心を持った人
要約すると上記ですが、もう少しかみ砕いて説明すると次の通りです。
素早い判断力と冷静な対応:長崎県警察では、警察官には素早い判断力と冷静な対応が求められます。緊急事態や犯罪現場での対応において、的確な判断を行い、冷静に行動することが重要です。
組織への忠誠心と協調性:長崎県警察では、警察官には組織への忠誠心と協調性が求められます。組織の目標や方針に対して真摯に取り組み、他のメンバーとの協力を通じてチームとしての活動を円滑に行うことが重要です。
高い倫理観と公正さ:長崎県警察では、警察官には高い倫理観と公正さが求められます。法律や規則を遵守し、個人的な感情や利益に左右されず、市民に対して公正かつ公平な取り扱いができることが重要です。
コミュニケーション能力と協力性:長崎県警察では、警察官には優れたコミュニケーション能力と協力性が求められます。市民との円滑なコミュニケーションや情報交換、警察内部でのチームワークや他部署との連携が必要とされます。
身体的な健康と体力:長崎県警察では、警察官には身体的な健康と体力が求められます。長時間の勤務や緊急事態においても、適切に対応するためには健康な体と十分な体力が必要です。
これらの要素を持つ人物が長崎県警察の警察官に求められます。
面接での受け答えや、あなたのビジネスマナーを見ることにより「上記に当てはまる人材かどうか」を品定めされることになります。
長崎県警察の採用試験について

「採用人数」と「募集区分」は以下の通りです。
令和5年度
男性 | 女性 | |
Ⅰ類A(第1回) | 28名程度 | 8名程度 |
Ⅰ類B(SPI方式) | 5名程度 | 3名程度 |
Ⅲ類 | 34名程度 | 14名程度 |
令和4年度
男性 | 女性 | |
Ⅰ類A(第1回) | 24名程度 | 8名程度 |
Ⅰ類B(SPI方式) | 3名程度 | 2名程度 |
Ⅰ類(第2回) | 3名程度 | 2名程度 |
Ⅲ類 | 34名程度 | 14名程度 |
令和3年度
男性 | 女性 | |
Ⅰ類(第1回) | 28名程度 | 8名程度 |
Ⅰ類(第2回) | 3名程度 | 2名程度 |
Ⅲ類 | 28名程度 | 8名程度 |
令和2年度
男性 | 女性 | |
Ⅰ類(第1回) | 37名程度 | 12名程度 |
Ⅰ類(第2回) | 3名程度 | 3名程度 |
Ⅲ類 | 37名程度 | 12名程度 |
試験内容
- 1次試験:教養試験
- 2次試験:個別面接・論文(作文)試験・適性検査・体力試験・身体検査
長崎県警察の採用試験は最終合格までに筆記・論文・面接と、比較的オーソドックスな試験内容となっています。
特に重視されるのが面接試験なのですが、面接対策で第一にやるべきことは「過去にどんな質問をされたのか」を知ること。
というわけで突然ですがあなたに質問です!
警察官の採用試験でどのような質問がされるかご存知ですか?
面接試験を受けるにあたり絶対に過去問は頭に入れておくべきなのですが、もしどんな質問がされるのか分からずに不安を感じている方はぜひ以下の記事を読んでみてください。
長崎県警察の論文試験について

論文(作文)試験があるとなると、「作文が苦手だからどうしよう」とか、「書き慣れてないから何を書けばいいか分からない」というように考える方も多いかもですが・・・
実は、公務員試験の論文には書き方のコツがあって、それさえ把握しておけば何も怖くありません。
むしろ、何を聞かれるか分からない面接試験よりも、圧倒的に準備がしやすいんです。
なので、長崎県警察の採用試験のポイントは論文試験で失敗しないことでして、そのために試験本番までに論文の書き方を知っておきましょう。
覚えるだけでスラスラ書ける!最強の論文テンプレート
論文は論理的な文章を書けばいいのですが、文章を書き慣れていない人にとっては難易度の高いことだと思います。
しかし心配は要りません。
結論から言いますと警察官の採用試験の論文の書き方にはコツがありまして、そのコツさえ知っていればどのようなテーマであれどんどん筆が進んでいきます。
ちなみに、長崎県警察の論文(作文)試験のすべてを以下の記事で詳しく解説しています。
長崎県警察の面接カードについて

多くの自治体では面接試験の質問材料にするために、面接カードの記入が行われます。
試験当日までに書いておく自治体もあれば、試験当日に現地で書く自治体もあり、その提出時期はさまざま。
そしてご存知のように、公務員試験では筆記試験よりも面接試験に重きを置くようにシフトされています。
ということは、面接試験でより一層人物の品定めをされるということなので、ぶっちゃけ凄くシビアになります。
要するに、「面接試験でつまずく=不合格になる」でして、面接試験で失敗しないためのファーストステップは面接カードを万全に仕上げることになります。
知らなきゃヤバイ!試験で失敗しない面接カードの書き方
面接カードと聞くと、「ただ質問に答える形で書けばいいんでしょ?」と、甘く見る人が多いのですが・・・
それだと間違いなく面接試験で落とされることになるので注意が必要!
あなたは面接カードを書く上で重要なことが何かご存じですか?
結論から言うと、「面接をコントロールするように書くこと」が合格へのカギとなります。
ちなみに、長崎県警察の採用試験で合否を決めるといっても過言ではない面接試験ですが、
- 長崎県警察の面接試験の傾向と対策
- 長崎県警察でよく聞かれる質問
- 面接カードの設問
- 面接カードの書き方
上記を知ることで面接に苦手意識がある人でも有利に進めることが出来ます。
面接に自信がある人も苦手な人も、以下の記事で長崎県警察の面接試験のすべてを解説しているのでぜひ合わせて読んでみてください!
長崎県警察の適性検査について

適性検査には大きく分けて2タイプの試験があります。
- 簡単な質問に、「はい」「いいえ」で答えて性格や、適性を見抜く試験
- 図形の異同や、共通点を見つける試験
市役所や都道府県庁の採用試験では②が実施されるケースも多いですが、警察官の採用試験では「警察官にふさわしい人材かどうか」を重視するようになっているので①の適性検査(性格検査)が実施されます。
①の試験はあなたの性格や特性、そして「ウソをついているかどうか」を見抜くための試験なので、くれぐれも正直に、そして質問によって辻褄(つじつま)が合わないようにならぬよう注意してください。
舐めると痛い目を見る!適性検査は合否を左右する
近年では面接試験と同じくらいのレベルで適性検査を重視する傾向になっています。
つまり、適性検査をただのアンケートと捉えていると痛い目に合うので注意が必要です。
ちなみに、適性検査では基本的には以下のことを検査するための試験となっています。
- 警察官の仕事に向いているかどうか
- 積極性や情緒が安定しているかどうか
- 社会適応能力があるかどうか
単純な質問を100問以上答えていくことで上記について診断され、その結果を合否の判断材料にされます。
具体的には以下の感じです。
- 人とのコミュニケーションで生じるストレス耐性
- 難しい目標や課題に直面した時に生じるストレス耐性
- 忙しいこと、時間や手間を有する作業等が発生した際のストレス耐性
- 組織の決まりや職務上の制約で行動を制限された際にかかるストレス耐性
- 仕事を最後までやり通すことができるかを見極める
長崎県警察の体力試験について

警察官の試験では体力検査が行われますが、「実際どれくらい出来ればいいの?」と、疑問に思いますよね。
ちなみに長崎県警察が行なう体力試験の内容は以下の通りです。
- 反復横跳び(20秒)
- 20mシャトルラン
- 上体起こし(30秒)
- 腕立て伏せ(2秒に1回)
ちなみに、上記のテストでどれくらいの数値を出せばいいのか気になりますよね?
長崎県警が公開している基準の数値は次の通りです。
男性 | 女性 | |
反復横跳び | 50回以上 | 40回以上 |
20mシャトルラン | 65回以上 | 35回以上 |
上体起こし | 25回以上 | 15回以上 |
腕立て伏せ | 30回以上 | 15回以上 |
普通の人であれば上記は難しい数値ではないため、「体力無しのため不合格」なんてことにはならないと思います。
長崎県警察の採用試験の倍率

採用試験の結果は、以下の通りです。
令和4年度
第1回
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
Ⅰ類A | 118 | 82 | 38 | 3.1 |
Ⅰ類A | 34 | 27 | 10 | 3.4 |
Ⅰ類B | 12 | 9 | 4 | 3.0 |
Ⅰ類B | 5 | 4 | 2 | 2.5 |
第2回
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
Ⅰ類 | 10 | 9 | 4 | 2.5 |
Ⅰ類 | 4 | 4 | 2 | 2.0 |
Ⅲ類 | 156 | 124 | 63 | 2.5 |
Ⅲ類 | 57 | 51 | 26 | 2.2 |
令和3年度
第1回
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
Ⅰ類 | 167 | 96 | 38 | 4.4 |
Ⅰ類 | 44 | 26 | 12 | 3.7 |
第2回
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
Ⅰ類 | 28 | 13 | 2 | 14.0 |
Ⅰ類 | 5 | 5 | 1 | 5.0 |
Ⅲ類 | 234 | 92 | 32 | 7.3 |
Ⅲ類 | 87 | 31 | 12 | 7.3 |
令和2年度
第1回
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
Ⅰ類 | 164 | 129 | 53 | 3.1 |
Ⅰ類 | 44 | 36 | 17 | 2.6 |
第2回
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
Ⅰ類 | 28 | 20 | 4 | 7.0 |
Ⅰ類 | 10 | 10 | 2 | 5.0 |
Ⅲ類 | 229 | 134 | 46 | 5.0 |
Ⅲ類 | 91 | 48 | 20 | 4.6 |
令和元年度
第1回
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
Ⅰ類 | 187 | 129 | 47 | 4.0 |
Ⅰ類 | 45 | 31 | 12 | 3.8 |
第2回
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
Ⅰ類 | 25 | 21 | 3 | 8.3 |
Ⅰ類 | 13 | 13 | 5 | 2.6 |
Ⅲ類 | 260 | 103 | 44 | 5.9 |
Ⅲ類 | 84 | 32 | 12 | 7.0 |
長崎県警察の給料・ボーナスその他まとめ

長崎県警察の給料やボーナスといった各種データは以下の通りです。
平均年齢 | 38.8歳 |
平均年収 | 698万3508円 |
平均月額基本給 | 32万900円 |
平均総支給給料(月額) | 45万184円 |
ボーナス | 158万1300円 |
退職金(60歳定年) | 2151万3000円 |
長崎県警察の初任給は?
長崎県警察の初任給は次の通りです。
Ⅰ類 | 20万3800円 |
Ⅲ類 | 17万3400円 |
さいごに

長崎県警察の採用試験情報についてまとめてみました。
本記事ですでに紹介しましたが、長崎県警察が採用したい人物像は次の通りです。
- 困っている人を助ける優しい心を持った人
- 社会の安寧・秩序を果敢に守り抜く勇気と使命感にあふれる人
- 力強く、誠実で、真っ直ぐな心を持った人
上記をチェックするために、面接試験や論文(作文)試験といった「あなたの内面をチェックする試験」に重きを置いています。
なので面接に自信が無い方ほど「面接での受け答えとかコミュ力ないからマジでヤバイ・・・」と思うかもですが、実はそれほど気負うことはありません。
繰り返しになりますが、私のnoteで紹介するテクニックを用いて面接カードを書けば、ある程度面接官からの質問をコントロールすることが出来ます。
なので、コミュニケーションに自信がない人こそ、「試験を制する面接カードの書き方」を自己投資だと思って参考にしてみてくださいね!
それでは今回は以上で終わりになります。
と言いたいところですが、最後に1点だけ!
それでは最後に、『【必勝のテクニック】警察官の面接試験で頻出の質問40個と最高の模範回答』についてご紹介させてください。
どんどん人物重視の採用基準になっている警察官の試験で間違いなく最重要な面接試験を情報不足によって失敗しないためにも、必ず読んでみてくださいね!
面接を制して警察官の試験を制す!
『【必勝のテクニック】警察官の面接試験で頻出の質問40個と最高の模範回答』とは、警察官のを勝ち抜くための面接に特化した試験戦略noteです。書籍や他のサイトには載っていないノウハウ・有益な情報が詰まっています!
なので、警察官を志望するあなたの夢を実現するためにもぜひ手に取ってほしいnoteとなっています。
どんな人でも面接の重要性は理解していると思います。
例えば、
- 公務員試験の中で面接試験が最も配点が高い
- 警察官の試験は年々、人物重視の採用基準になっている
- 世の中の評価基準が「コミュニケーション能力 > 学力」になってきている
などなど。
あなたが志望する警察の採用試験も面接が最も重要であり、採用する側は「警察官にふさわしい人材」を採用するために面接で人柄をチェックしようとするハズです。
なので、面接さえ上手くいけば、あなたの警察官になりたいという夢は一気に実現できるでしょう。
面接を成功するために必要なコトとは?
面接で何とか高い評価を得ることができないかと考え、書店で面接ノウハウ本を買ったり、ネットで面接テクニックを探してみたりする人はそこそこいます。
ただ、そのほとんどが結局失敗に終わります。
これには様々な理由が考えられるんですが、一番は「面接の本質を理解していないから」です。
面接で必要なスキルはコミュニケーション能力だ!だからコミュ力を身につけろ!
みたいな事ばかりノウハウ本では叫ばれていますが、そもそも面接においてコミュニケーション能力はマストなスキルではありません。
もっと大事なことがあるのですが、その「面接の本質」を知らないばっかりに、多くの受験生が失敗に終わっています。
競争率の高い警察官の試験に合格することは簡単ではないので、徹底的な準備と知識が必要ってわけですね。
面接に必要な準備とはナニか?
では、面接に必要な準備とは何か。
私は公務員になりたい方を応援するメディア運営を5年以上行っていますが、この準備を怠っている、もしくは知らない人が多いんですよね。
そこで真剣に警察官になりたい人の力になるために、警察官の面接に特化したnoteを書き上げました。
『【必勝のテクニック】警察官の面接試験で頻出の質問40個と最高の模範回答』は警察官の面接で頻出の質問40個と、その質問に対してどう答えればいいか、模範回答を掲載しています。
それに加え、なぜその質問をするのか、つまり「面接官の意図」も解説していますので、警察官になりたいのなら絶対にゲットするべき!
私は受験した公務員試験すべてに合格できたのですが、それには2つの理由があります。
1つは出題数の多い「数的処理」を勉強しまくって得点源にできたこと。
そしてもう1つは「採用試験で公務員にふさわしい人材だと面接官に思わせることができたから」ということです。
年々、面接試験の重要度は増してるのはご存知かと思いますが、面接試験で失敗する人の多くが自己分析をちゃんとしていないから「自分の発言に一貫性がなく評価を落としている」という採用担当者のみが知る裏事情があります。
また、受験者の性格、言い換えると「警察官としてふさわしい性格であるか」を判断するために面接試験が行われるのですが、質問量の多さから、途中で回答のつじつまが合わなくなることにより、
回答に一貫性がない → ウソつき → 警察官にふさわしくない
という評価をされて試験に落ちてしまう受験者が実はむちゃくちゃ多いんです。
つまり、「警察官になりたいなら当noteは頭に入れておくべき!」という訳なので、今この機会にぜひ読んで欲しいと思います。
これさえ読めば面接試験はもう怖くない!
面接をコントロールしたいなら面接カードを100%に仕上げるべき!
警察官の論文試験で出題が予想されるテーマはこれだ!
警察官にふさわしいと思われるために知っておくべき適性検査のテクニック