プロテインって筋トレしてる人が飲むものでしょ?
運動してない人が飲むと太るって聞くし、腎臓への負担も気になる。
それと、子供に飲ませていいものかどうか・・・。
一部の人の間では「ムキムキになる魔法の粉」と思われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
というわけで、
本文では、
- プロテインの弊害
- たんぱく質の過剰摂取について
- プロテインを飲むとこんなに良いことがある
について解説しています。
結論から言いますと、腎臓を始めとした体に悪いことは無く、過剰摂取についてもあまり気にしなくていいということ。
むしろ運動していない人も積極的にプロテインを飲むべきでして、本記事ではプロテインの優秀さについて書いていきます。
もくじ
プロテインの弊害とは

プロテインを飲む、言い換えるとタンパク質を取ることのデメリットは2点あります。
それは次の通りです。
- 体内にアンモニアが発生する
- 便とオナラが臭くなる
①:体内にアンモニアが発生する
タンパク質が体内で分解されるときにアンモニアが発生するのですが、アンモニアは毒素であるため、発生し過ぎるのは良くありません。
ただし、次の章で解説しますが、アンモニアの過剰発生はタンパク質の過剰摂取をしなければ起こり得ないものでして、人間の身体はタンパク質を過剰摂取できないように出来ています。
それについては後ほど解説しますので、このまま読み進めてくださいね。
アンモニアはたしかに毒素ですが、通常は肝臓で尿素に変えられて尿として出るので問題ありません。
なので、デメリットの1つとして挙げましたが、プロテインを飲むことで発生するアンモニアについては気にしないでOKです。
②:便とオナラが臭くなる
これは弊害という程のことでもないですが・・・。
タンパク質を摂ると便やオナラが臭くなります。
その原因はタンパク質を摂取した後に作られる硫化水素でして、肉食動物の便が臭いのはこのような理由があります。
硫化水素やアンモニアが発生するので、やっぱりタンパク質は控えた方がいいのでは・・・と思う方もいるかもですが。
その考えは間違いでしかありません。
人間の身体の20%はタンパク質から出来ており、常に分解と再生を繰り返しています。
なので、全ての栄養素の中でタンパク質こそが重要でして、それを控えるなんて体調不良を引き起こす原因になるだけです。
また、乳清(ヨーグルトの上澄みの水分)から作られるホエイプロテインを飲めば、腸に穴を開けてしまう「リーキッド」を治す働きがあります。
適切に飲めば身体に良いことばかりなのがプロテインという訳です。
タンパク質の過剰摂取について

記事の前半で、以下のことをお話しました。
人間の身体はタンパク質を過剰摂取できないように出来ています
これについて詳しく説明しますと、プロテインの1日の適正な摂取量は「体重 × 1.5〜2g」と言われています。
体重が60kgの方なら食事で摂取するタンパク質以外に、1日90〜120gのプロテインを飲んでもOKということです。
この量は子供も同じで、体重20kgの子供なら1日30〜40gであれば体に負担がかかるなんてことにはなりません。
では、人間の身体はタンパク質を過剰摂取できないように出来ているとはどういうことかと言いますと、タンパク質をある一定の量を摂取すると、下痢、もしくはお腹がムカムカしてそれ以上飲めなくなります。
身体の防衛本能が働くので、飲みたくても飲めないようになります。
ちなみにプロテインで腎臓をはじめとした「身体に負担がかかる量」というのは、1kgのプロテイン1袋を3日で飲み切る量です。
普通に考えてプロテイン1袋を3日で飲み切る人なんていないですよね?
なので、タンパク質の過剰摂取を気にする人が世の中にはたくさんいますが、1日体重 × 1〜2gの量のプロテインを飲む程度では問題ありません。
プロテインを飲んで腎機能の数値が上がっても大丈夫
2014年にコクラン共同計画という組織が行ったレビューが次の通りです。
- 高タンパクな食事は腎臓のフィルタリング速度を上げてくれる
- 尿で排出される尿素・カルシウム・尿酸の量を増やしてくれる
つまり、高タンパクな食事によって腎臓の働きが良くなり、しっかり処理をしてくれているということです。
「腎臓の働きが良くなる=一時的に数値が上がる」なので、プロテインを飲んで一時的に腎機能の数値が上昇してもあまり心配する必要はないと精神科医で栄養学についての情報発信を行っている藤川徳美医師もおっしゃっています。
プロテインの摂取を気をつけたい方がいいケース
結論から言いますと、腎臓に何かしらの持病がある方です。
タンパク質の取り過ぎで腎臓が壊れたという話をよく聞きますが、その真実は腎臓に病のある人がタンパク質を控えたら腎機能の数値が良くなったということです。
健康な人がプロテインが原因で腎臓が悪くなったという研究結果はありませんので、健康な人はどんどんプロテインを摂るべきです。
ただし一点だけ気をつけて欲しいことがあるのですが、それは以下の通りです。
プロテインを飲むならお酒は飲むな!
ご存知の通り、お酒を飲むとアルコールを分解するのに腎臓や肝臓がフル活動します。
タンパク質をアミノ酸に分解するのも腎臓のため、お酒とタンパク質を大量に摂取すると・・・腎臓の処理能力がキャパオーバーに・・・。
なので、どうしてもお酒を飲まないといけない日はプロテインを飲むのをやめておきましょう。
▶︎藤川医師もすすめるプロテインはビーレジェンド!
プロテインを飲むとこんなに良いことがある

プロテインを飲むことにより、得られる良いことは次の通りです。
- 太らない(ダイエット出来る)
- 心を穏やかに保てる(イライラ解消)
①:太らない(ダイエット出来る)
プロテインを飲むことでなぜ太らないようになるかと言うと、タンパク質が満ち足りている状態だと甘い物を欲しなくなるからです。
逆に言うと、タンパク質が枯渇していると身体は本来タンパク質を求めているのですが、脳はなぜか「カロリーを摂取しなさい」という信号を送ります。
その結果、お菓子やジュースといった甘いものを食べてしまい、そして太ってしまうことに・・・。
多くの人が、
と気にしますが、砂糖について気にする人はあまりいませんよね?
実は精製された砂糖はかなり身体に悪く、ファストフードなどのジャンクな食事やコンビニスイーツといった精製された砂糖をこれでもかと使っているお菓子を食べる方がよっぽど腎臓や肝臓に負担をかけます。
プロテインのことを気にするぐらいであれば、それよりも砂糖を気にしたほうがいいですね。
以上のことから、痩せたい人こそプロテインを飲むべきでして、ダイエットの2大定番である「ジョギング」と「食事制限」は実はどちらも間違った方法なんです。
プロテインが太らない研究の結果
ノバ・サウスイースタン大学の研究結果は次の通りです。
14人の筋トレ好きな人たちを対象に、超高タンパク質な食事を1年間続けてもらいました。筋トレをしているので元々1日に2500キロカロリーを摂っている人達でした。ここにタンパク質をさらに上乗せしましたから1日に2900キロカロリー摂取することに。
実験前、1日に体重1kg当たり2.5 gのたんぱく質を3.3 g まで増やしましたから、ボディビルダーを上回るぐらいの摂取量に。
その状態で1年経った結果は、超高タンパクな生活をしても太るなどの悪影響はありませんでした。
普通の食事の人と比べても「腎臓」「肝臓」「コレステロール」「中性脂肪」の数値に差は見られなかったそうです。
要するに、タンパク質により摂取カロリーを増やしても太っていないだけでなく、さまざまな数値も影響が出なかったということです。
このことからも、やはりタンパク質(プロテイン)は太りにくいと言えますね。
②:心を穏やかに保てる(イライラ解消)
鉄分とタンパク質は心を落ち着かせる「セロトニン」や、喜びを感じさせる「ドーパミン」を生成するのに必要な栄養素です。
鉄とタンパク質が不足すると、脳内の情報伝達に滞りが生じて心を穏やかに保つのが難しくなります。
なので、イライラしがちだったりストレスを溜め込みやすい人は鉄とタンパク質が不足しているケースが多いようです。
また、他にもプロテインを摂取することで体に起こる「良い変化」は次のことがあるといわれています。
<プロテイン服用の効果>
- うつ病、パニック障害を含めすべての病気の回復が早まる
- 摂食障害の特効薬である
- 朝目覚めが良くなり、疲れにくくなる
- 立ちくらみ、めまいがなくなる
- 爪、髪が強くなり、綺麗になる
- 肌の調子が良くなり、化粧のノリが良くなる
- 甘いものに興味がなくなる
- ダイエットに効果があり、適正体重まで減少する
- ウエストが細くなる
- 気候変動に強くなる
- 夏バテしなくなる
- 胃腸の調子が良くなり、胃腸が強くなる
- 免疫力が向上して、風邪を引きにくくなる
- ストレスに強くなり、落ち込んでも立ち直りが早くなる
- 末梢(手足)の冷えが改善する
- 高血圧が改善する
- 糖尿病が改善する
- リウマチなどによる体内炎症を軽減する
- 甲状腺機能を正常化させる
- がんに対する抵抗力を向上させる
- ケガや手術からの回復を早める
- 妊娠時、授乳期には、胎児や新生児の成長を促す
- 貧血が改善する
- 動脈硬化が改善する
- 脳卒中、冠動脈疾患を予防する
- 頭の回転が良くなり、集中力が向上する
- 子どもの知能が改善する
- 認知症の進行を抑える
- 神経難病を改善させる
- 寿命が延びる
- 減薬しやすくなる
- メガビタミンを開始することができ、ビタミンの効果も高まる
上記の話をより詳しく知りたい方は、以下の本を読んでみることをオススメします。
まとめ

- プロテインは太る? → 太らない
- 腎臓に悪い? → 適切な量なら全く問題なし
- プロテインの1日の上限は? → 体重 × 1.5〜2g
- お酒を飲む日はプロテインは飲まない
- 腎臓に病を抱えている人はプロテインを飲まない
- プロテインを飲めばイライラしなくなる
本記事の内容をまとめてみました。
プロテインを飲むことで食欲が抑えられたり、甘い物を欲しなくなるので、ダイエットしたい方こそプロテインを積極的に飲むべきですね。
また、健康被害についても心配はなく、むしろイライラしなくなったり、発達障害・うつ病・パニック障害にも効くので、精神疾患に不安のある方も摂取すべきだと思います。
「飲みやすい」「溶けやすい」「藤川医師推奨」と三拍子揃ったプロテイン
「プロテインって種類が一杯あるけど、どれを買ったらいいの・・・?」と思っている方へ!
藤川徳美医師は著書の中で、プロテインは基本的にどこのメーカーでもいいが、中でもビーレジェンドがオススメ!と語っています。
事実、藤川徳美医師のクリニックの薬局では、ビーレジェンドのプロテインを豊富にラインナップしています。
私はこれまで「ザバス」「グロング」「マイプロテイン」など、様々なメーカーのプロテインを試してきましたが、評価は次の感じです。
- ザバス:値段が高いのでお財布に優しくない
- グロング:溶けにくい。値上げしたので割安感が無くなった
- マイプロテイン:国産じゃないので少し不安。虫が混入のトラブルもあり
- ビーレジェンド:価格・溶けやすさ・味どれを取ってもハイクオリティ
ぶっちゃけビーレジェンドしか選択肢がないと言ってもいいですね。
ちなみに、ビーレジェンドは7,000円以上購入すると送料無料になるので、2つくらいまとめて買うとかがいいですね。
ちなみに、初めて購入される方はどの味が好みが決めにくいと思うので、下の29種類の味がセットになった「お試しプロテイン」がオススメです!

ちなみに私のオススメは、
- 激うまチョコ風味
- マンゴー風味
- くまもんバージョン みかん風味
上記3つですね!参考にしてみてくださいね!
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