こんな人のための記事です。
特別区を志望する人にとって、希望区選びって重要ですよね。
「採用人数が多い区がいいのかな?」
「人気そうな区は避けた方がいい?」
「とにかくライバルが少なそうな区を選びたい」
などなど、「希望区をどこにすればいいか悩んでる」という人は少なくないと思います。
結論というか、この記事で伝えたいのは、希望区選びで大事なのは、「想定される失敗を避ける」ことです。
というわけで、
本文では、
失敗しない希望区選びのポイント
について解説しています。
この記事を書く私は、
・公務員として20年働き、
・公務員になりたい人を応援するメディアを6年間運営し、
・多くの公務員試験合格者を見てきた
・執筆するノウハウnoteはベストセラー
という経験の持ち主。
もくじ
希望区の選び方①:採用数のバランスが良い
希望する区を選ぶとき、まず気にしてほしいのが、
ポイントは多すぎず、少なすぎず。
どういう事かと言うと、採用人数が多い区は一見「採用されやすいかも」と思いがちですが、それだけ希望者数も増えるため、思ったよりも倍率が下がらないんですね。
逆に、採用数が少ないと、どうあっても競争率が高くなるので、このケースもオススメできません。
オススメの区:採用数が4〜6番目に多い区
具体的に言うと、採用数が4〜6番目に多い区がいいですね。
採用者数が多いベスト3は、どうしても希望者数が集まりがちですが、そこよりも若干少ない4〜6番目の区は狙い目と言えます。
希望区の選び方②:縁とゆかりがある
◯◯区で生まれ育ったとか、大学があったとか、何かしら縁とゆかりがある場合、それを理由として区を選ぶのもいいと思います。
もちろん、港区とか千代田区といった人気区にたまたま縁とゆかりがある場合、採用されるには狭き門だと言われていますが、どうせ世のため人のために公務員として働くのでしたら、縁のある区に尽力したいですよね?
なので、縁とゆかりをモチベーションにするのは良いことだと思います。
しかし、「大好きな女子アナが働いてるフジテレビがあるから港区がいい」という、ハンパな理由で決めるのはNGですね。
そんな理由で競争相手がたくさんいる区を目指すのはリスクが高すぎるし、何より区面接で志望した理由を聞かれたときに「女子アナ」では・・・(苦笑)
希望区の選び方③:通いやすさを優先する
社会人になるわけですから、「通勤」があります。だから、通勤時間は職場を決める上で大きな要因になります。
たとえば自宅から片道1時間30分かかるとしたら、
90分 × 2(往復)× 5日 = 900分
900分、つまり1週間に15時間も通勤時間にプライベートな時間を削られることになります。
- 家事・育児・介護
- 家族、友人や恋人との時間
- 食事・睡眠・風呂・身支度
といった時間にシワ寄せが来るので、できるだけ通勤時間はかからないようにしたいところ。
実際、仕事をしている人たちにとって、最もストレスを感じるのは「プライベートの時間がなくなること」と言われています。
なので、通いやすさや、通勤時間が少なくて済む区を選ぶというのは、賢い選択なのではないでしょうか。
希望区の選び方④:残業が少なそう
仕事をする以上、
このように感じる瞬間は必ずやってきます。
「仕事に慣れてきて、やりがいも特に感じなくなったな」
「結構、思ってたよりも仕事しんどいな」
「残業が多くて疲れすぎ・・・」
「仕事の後に飲み会はなるべく行きたくないんだよなぁ」
こんな時、残業の多い・少ないはホントにあなたのメンタルを大きく左右します。
結局、どの区で働くかよりも、残業が多いか少ないかで選んだ方が幸せになれる確率は高いですからね。
希望区の選び方まとめ
という人は、
- 採用人数のバランスが良い
- 縁とゆかりがある
- 通いやすさを優先する
- 残業が少なそう
上記を希望区選びをするときの指標にしましょう!
実際、どの区で働くかによって、あなたの人生は大きく変わります。
なので、最良の選択ができるよう、時間いっぱいまで悩み抜いてみてくださいね。
区面接を受ける前に!頻出の質問をチェック!
あなただけに教える!特別区の年収ランキング
特別区の平均年齢ランキングはこれだ!