【横浜市・消防士の採用試験まとめ】合格したいなら知っておくべき面接・論文テクニック

横浜市・消防士の採用試験に合格して、公務員になりたいけど・・・。

 

 

このような悩みや疑問でいっぱいだと思います。

そんなあなたのために、

 

 

横浜市・消防士を志望する方のために、採用試験について分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

横浜市・消防士の採用試験の流れ

採用試験の申し込みから最終合格までの流れは以下の通りです。

横浜市・消防士：試験の日程

令和6年度の採用試験は以下の日時で開催予定です。

 

大卒程度	6月16日(日)
高卒程度	9月29日(日)

 

横浜市が消防士に望む人物像

他の自治体同様、横浜市・消防士の採用試験も、筆記試験より面接による人物重視の傾向にあります。

ちなみに最終合格までのさまざまな試験を通じて、横浜市は以下のような人を採用したい思いがあります。

 

 

要約すると上記ですが、もう少しかみ砕いて説明すると次の通りです。

 

危機管理能力：横浜市の消防士には、危機的な状況での冷静な判断力と迅速な行動力が求められます。火災や災害発生時には、迅速に現場に到着し、状況を正確に把握して的確な対応を行う能力が重要です。

チームワーク能力：消防士はチームでの活動が中心です。他の消防士や関係機関との円滑なコミュニケーションと協力が不可欠です。チームの一員として効果的に協力し、信頼関係を築きながら任務を遂行する能力が求められます。

身体的な健康と体力：消防士は肉体的に過酷な状況に直面することがあります。火災現場や救助活動では、重い装備を着用し、体力を要する作業が行われます。そのため、健康な身体と充実した体力を維持する努力が必要です。

専門知識と技術：横浜市の消防士には、火災鎮火や救助活動に関する専門知識と技術が求められます。消防法や消防機材の取り扱い、救急医療など、幅広い領域での知識を習得し、実践的な技術を身につける必要があります。

社会的な責任感と使命感：消防士は地域の安全を守る重要な役割を担っています。横浜市の消防士には、高い社会的な責任感と使命感が求められます。地域住民の生命と財産を守るために、使命感を持って仕事に取り組むことが重要です。

継続的な学習と向上心：横浜市の消防士には、常に最新の知識や技術に対する学習意欲と向上心が求められます。消防の専門知識や災害対策に関する情報を追求し、自己啓発を行うことが重要です。新たな技術や手法の習得に努めることで、より効果的な災害対応が可能となります。

 

以上が、横浜市が消防士に求める人物像になります。

主に面接での発言や振る舞いを見て、上記に当てはまる人材かどうかをチェックされます。

横浜市の採用試験に強い公務員予備校

横浜市の採用試験は言うまでもなく厳しい試験になります。

合格するには他の受験生よりも1歩も2歩もリードしなければならないのですが、その時に大きな力になってくれるのが「公務員予備校」です。

独学で合格できる人もいますが、お金をかけて確実性を買うのは効率が良く、賢い選択だと思いますね。

横浜市・消防士の採用試験について

「採用人数」と「募集職種」は以下の通りです。

令和6年度

消防(一般)	35名程度
消防(専門)	数名
救急救命士	10名程度
消防士(高卒)	35名程度
救急救命士(高卒)	15名程度

 

令和5年度

消防(一般)	35名程度
消防(専門)	数名
救急救命士	9名程度
消防士(高卒)	55名程度
救急救命士(高卒)	15名程度

 

令和4年度

消防(一般)	50名程度
消防(専門)	5名程度
救急救命士	15名程度
消防士(高卒)	45名程度
救急救命士(高卒)	15名程度

 

令和3年度

消防(一般)	65名程度
消防(専門)	数名
救急救命士	20名程度
消防士(高卒)	45名程度
救急救命士(高卒)	10名程度

 

令和2年度

消防(一般)	55名
消防(専門)	数名
救急救命士	20名程度
消防士(高卒)	55名程度
救急救命士(高卒)	15名程度

 

試験内容

 

面接試験や作文試験では、人柄や公務員にふさわしい人材かどうかを十分にチェックされます。

特に重視されるのが面接試験なのですが、面接対策で第一にやるべきことは「過去にどんな質問をされたのか」を知ること。

 

というわけで突然ですがあなたに質問です！

消防士の採用試験でどのような質問がされるかご存知ですか？

面接試験を受けるにあたり絶対に過去問は頭に入れておくべきなのですが、もしどんな質問がされるのか分からずに不安を感じている方はぜひ以下の記事を読んでみてください。

横浜市・消防士の論文試験について

論文(作文)試験があるとなると、「作文が苦手だからどうしよう」とか、「書き慣れてないから何を書けばいいか分からない」というように考える方も多いかもですが・・・

実は、公務員試験の論文には書き方のコツがあって、それさえ把握しておけば何も怖くありません。

むしろ、何を聞かれるか分からない面接試験よりも、圧倒的に準備がしやすいんです。

なので、横浜市・消防士の採用試験のポイントは論文試験で失敗しないことでして、そのために試験本番までに論文の書き方を知っておきましょう。

横浜市・消防士：論文(作文)の過去問

大卒程度

	課題
令和5年度
令和4年度	横浜市消防局は、複雑多様化する災害への対応能力の向上及び安全管理体制の充実強化等を目標に掲げ、あらゆる災害への的確な対処と安全・安心な暮らしのサポート等の施策に取り組んでいます。市民から信頼される消防職員として業務を遂行していくために、あなたはどのように取り組むべきか、現場の最前線で市民の生命・身体・財産を守る部隊組織の一員として求められる資質に触れながら、今までのご自身の経験等を踏まえ、簡潔に述べなさい。
令和3年度	横浜市消防局は、自然災害や都市型災害、感染症対応など複雑多様化するあらゆる災害へ的確に対処するため、消防体制等の充実強化が求められています。 そこで、まずあなたにとって仕事とは何かを述べ、横浜市消防局の使命を実現するために、あなたの個性や能力をどのように生かすことができるか、考えを述べなさい。
令和2年度	横浜市消防局は、横浜市民の安全・安心を支える社会インフラを提供する一員であり、全体の奉仕者としての責任を自覚し、高い倫理観を持って、誠実かつ公正に職務を遂行できる職員の育成に取り組んでいます。 そこで、あなたが考える横浜市消防職員が果たすべき役割について触れ、あなたが消防職員としてどのように仕事に取り組むべきか、考えを述べなさい。
令和元年度	全国各地で大災害が頻発していることや、災害が複雑・多様化している状況等を踏まえ、横浜市では社会からのニーズを的確に捉え、それに全力で応えられる消防職員の人材育成を行っています。 これを踏まえ、あなたが横浜市において、消防職員としてどのように仕事に取り組むべきか述べなさい。

 

高卒程度

	課題
令和5年度	様々なリスクを伴う消防業務を遂行する上で、同僚、上司と良好にコミュニケーションを取ることは大変重要です。他者とコミュニケーションを取る上で大切なことを、あなたの経験を踏まえて述べなさい。
令和4年度	市民及び横浜を訪れる人の安全・安心を守る消防職員は、業務を遂行するうえで規律を守る必要があり、高い協調性が求められています。そこで「組織」におけるチームワークの重要性と、なぜ「組織」にはルールが存在し守らなければならないのか、今までの経験を踏まえて書きなさい。
令和3年度	近年、本市でも風水害により大きな被害が発生していることを踏まえ、風水害による被害を未然に防除し、かつ、発生した際の被害を軽減するために消防職員が市民から期待されていることは何か、あなたの考えを具体的に述べなさい。
令和2年度	消防職員が市民から求められる役割は何だと思いますか。また、その役割を果たすために、あなたの強みがどう生かせるか述べなさい。
令和元年度	横浜市消防局では、「私達、消防職員は、いついかなる時も消防職員としての誇りと自覚をもって行動します。」という行動指針を定め、職員の勤務規律の徹底に努めています。　これを踏まえ、横浜市の消防職員として働く上で必要な自覚や規律について、あなたの考えを述べなさい。

 

なぜ、論文試験が行われるの？

論文試験と聞くと、「文章の流れが分からない」といったように苦手意識が強い人が多いのが事実。

では、なぜ横浜市サイドが多くの受験者が苦手意識のある論文試験を行うかというと、理由は以下の通りです。

 

 

論文試験で与えられるテーマは、その自治体のビジョンについてだったり、抱える問題だったりします。

その与えられたテーマについてのあなたの考えが、自治体サイドの思いと似たものであればOKというわけです。

それと、論文試験を通じて自分の考えを整理して文章にまとめるスキルを見られています。

覚えるだけでスラスラ書ける！最強の論文・作文模範例文

論文は論理的な文章を書けばいいのですが、文章を書き慣れていない人にとっては難易度の高いことだと思います。

しかし心配は要りません。

結論から言いますと公務員試験の論文・作文は模範例文をある程度頭に入れておけば誰でも簡単にスラスラ書けるようになります！

模範例文のフレーズをそのまま使えるので、似たテーマが出題されたらどんどん筆が進んでいきます。

 

ちなみに、論文・作文をサクサク書けるようになる模範例文と、消防士の論文・作文で頻出でこれからも出題が予想される30個のテーマについては、以下のnoteで解説・紹介しています。

横浜市・消防士の面接試験について

多くの自治体では面接試験の質問材料にするために、面接カードの記入が行われます。

試験当日までに書いておく自治体もあれば、試験当日に現地で書く自治体もあり、その提出時期はさまざま。

そしてご存知のように、公務員試験では筆記試験よりも面接試験に重きを置くようにシフトされています。

ということは、面接試験でより一層人物の品定めをされるということなので、ぶっちゃけ凄くシビアになります。

要するに、「面接試験でつまずく＝不合格になる」でして、面接試験で失敗しないためのファーストステップは面接カードを万全に仕上げることになります。

知らなきゃヤバイ！よくある質問と面接カードの書き方

面接カードと聞くと、「ただ質問に答える形で書けばいいんでしょ？」と、甘く見る人が多いのですが・・・

それだと間違いなく面接試験で落とされることになるので注意が必要！

あなたは面接カードを書く上で重要なことが何かご存じですか？

結論から言うと、「面接をコントロールするように書くこと」が合格へのカギとなります。

 

ちなみに、横浜市で合否を決めるといっても過言ではない面接試験ですが、

 

 

上記を知ることで面接に苦手意識がある人でも有利に進めることが出来ます。

面接に自信がある人も苦手な人も、以下の記事で横浜市の面接試験のすべてを解説しているのでぜひ合わせて読んでみてください！

横浜市・消防士の体力検査について

消防士の試験では体力試験が行われますが、「実際どれくらい出来ればいいの？」と、疑問に思いますよね。

ちなみに横浜市・消防士の採用試験で実施される種目は次の通りです。

 

 

上記のテストでどれくらいの数値を出せばいいのか気になりますよね？

残念ながら、横浜市は具体的な数字を公表していません。

あくまでも、

 

 

とあるので、平均的な記録を残せば問題ないと思います。

ちなみに、警察官の試験では多くの自治体で以下の数字が基準値とされています。

 

	男性	女性
握力	37kg以上	21kg以上
上体起こし(30秒)	12回以上	5回以上
反復横跳び	31回以上	27回以上
20mシャトルラン	18回以上	10回以上
立ち幅跳び	162cm以上	113cm以上
長座体前屈	27cm以上	31cm以上

 

警察官の基準値なので、消防士とは違うかもですが、一応参考にしてみてくださいね。

横浜市・消防士の採用試験の倍率

採用試験の結果は、以下の通りです。

令和6年度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
消防(一般)	339	139	60	5.7
消防(専門)	2	0	ー	ー
救急救命士	92	54	20	4.6
消防(高卒)
救急救命士(高卒)

 

令和5年度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
消防(一般)	457	201	60	7.6
消防(専門)	2	2	1	2.0
救急救命士	97	52	16	6.1
消防(高卒)	364	143	56	6.5
救急救命士(高卒)	83	38	19	4.4

 

令和4年度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
消防(一般)	475	183	84	5.7
消防(専門)	3	3	2	1.5
救急救命士	189	56	26	7.3
消防(高卒)	416	158	43	9.7
救急救命士(高卒)	66	37	13	5.1

 

令和3年度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
消防(一般)	467	251	114	4.1
消防(専門)	5	4	1	5.0
救急救命士	211	87	43	4.9
消防(高卒)	400	171	42	9.5
救急救命士(高卒)	67	46	13	5.2

 

令和2年度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
消防(一般)	573	213	105	5.5
消防(専門)	4	4	3	1.3
救急救命士	195	102	62	3.1
消防(高卒)	429	159	59	7.3
救急救命士(高卒)	70	34	17	4.1

 

令和元年度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
消防(一般)	581	203	110	5.3
消防(専門)	2	1	1	2.0
救急救命士	160	87	55	2.9
消防(高卒)	548	194	58	9.4
救急救命士(高卒)	45	31	13	3.5

 

平成30年度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
消防(一般)	685	237	114	6.0
消防(専門)	2	2	2	1.0
救急救命士	193	77	44	4.4
消防(高卒)	691	181	50	13.8
救急救命士(高卒)	114	46	15	7.6

 

平成29年度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
消防(一般)	605	213	98	6.2
消防(専門)	3	3	2	1.5
救急救命士	167	104	48	3.5
消防(高卒)	814	197	78	10.4
救急救命士(高卒)	97	50	23	4.2

 

横浜市役所の給料・ボーナスその他まとめ

横浜市役所(行政職)の給料やボーナスといった各種データは以下の通りです。

 

平均年齢	40.4歳
平均年収	698万5272円
平均月額基本給	31万3500円
平均総支給給料(月額)	42万4906円
ボーナス	188万6400円
退職金(60歳定年)	2318万1000円

 

横浜市・消防士の初任給は？

横浜市・消防士の初任給は次の通りです。

消防(大学院卒)	25万560円
消防(大卒)	23万8612円
消防(短大卒)	19万9868円
消防(高卒)	19万588円

 

さいごに

横浜市・消防士の採用試験情報についてまとめてみました。

長い記事になりましたが、今回は以上で終わりにしたいと思います。

と言いたいところですが、最後に1点だけ！

最後になりましたが、『公務員ミニ模試』についてご紹介させてください。

問題を手に入れて活用しないと損をするので、必ず読んでみてくださいね！

手に入れる方法は簡単、資格スクール大栄に資料請求するだけなので、面倒や負担は一切ナシです！

 

公務員ミニ模試とは？

 

なぜオススメするかと言うと、これ1冊だけで、

 

 

といった、本番に自信を持って挑むために大いに役立つコンテンツだからです。

ご存知の方もいるかもですが、消防士の採用試験では「数的処理」がウェイトを大きく占めます。

で、こちらのミニ模試はそこをピンポイントに攻めているので、控えめに言って「全受験者が解いておくべき問題」しか掲載されていません。

繰り返しになりますが、公務員ミニ模試は誰でも無料でもらえるので、ぶっちゃけもらわないだけ損！

もちろん、資料請求したからといってしつこい勧誘とかダイレクトメールとか一切無いので、その点についても安心してください！

 

ただ1つだけ注意点があるのですが、それは「数量限定」ということ。

つまり、「無料だけど無くなったらそこで終了！」という訳なので、なるべく早めに手に入れてください。

実はこの記事を書く私は資格スクール大栄の受講生でした。

私は受験した公務員試験にすべて合格してきた輝かしい実績があるのですが、それは決して私が優秀だったのではなく、資格スクール大栄が公務員試験に有効なアプローチを提供しているので、無駄のない対策が出来たからです。