・落ち続けたら採用漏れするって本当?
・希望区に合格するためにやるべきことがあれば知りたい!
このような疑問や不安を解決する記事になっています!
特別区の公務員になるには、採用試験の1次試験と2次試験を突破した後、それぞれの区が実施する「区面接」にも合格しなければいけません。
そこで、特別区を目指す方にとって一番気になるのは、「採用漏れって本当にあるの?」ということですよね?
そんなあなたにまず伝えておきたいのは、
採用漏れはある!
ということ。
実際に採用漏れにあった人の話は聞いたことがありませんが、特別区の公式が以下のように採用漏れについて言及しています。
ただし、欠員状況によっては提示されず、その結果、採用されない場合もあります。最終合格が採用内定ではないことにご注意ください。
出典:特別区職員採用試験・選考 最終合格者の皆さんへ
なので、2次試験に合格(いわゆる最終合格)しても、区面接に合格しないと採用漏れは起こりえるし、可能性はゼロじゃないよ!ということを公式にアナウンスしている訳ですね。
なので、最終合格したからと言って浮かれることなく、区面接には最高の準備をして臨まなければいけません!
というわけで、
本文では、
- どういう人が採用漏れになるの?
- 区面接で落ちないためにやるべきこと
を解説しています。
特別区の公務員を目指す人はぜひ記事の最後までお付き合いくださいね!
もくじ
特別区の試験で採用漏れになるケース
①:辞退を続ける人
区面接はあなたの希望、そして採用試験の順位を判断材料として、あなたに合った区から連絡があります。
当たり前の話ですが人気の区には希望者が集中するため、上位合格者でなければ区面接を受けるチャンスすら回って来ないことがあります。
区面接は合格するとその区に採用決定なので、気に入らない区からの連絡に対して面接を辞退して再び別の区からの連絡を待つこともできます。
しかし、希望区ではないからといって辞退し続けるうちにほかの区が定員で埋まって、結局行く区が無くなって採用漏れ・・・ということになってしまうことがあります。
なので、区面接のオファーはよほどの事が無い限り辞退せずに受験することをオススメします。
区面接で落ちてしまう
採用試験で合格したのだから、区面接は形式的なものでほぼ出来レースなんじゃないの?という人もいますが・・・
不人気の区だとよほど非常識なことを言わなければ合格できますが、人気の区の場合、倍率が高いので普通に落とされてしまいます。
なので、あなたの希望の区から連絡があったからといって油断することなく本気で試験に臨むように心掛けましょう!
区面接に落ちる人はこんな人!特徴と対策はこれだ!
落ちる人はだいたい油断している人
面接試験で非常識な態度、言動をする人は論外として、それ以外に区面接で落ちる人の特徴はと言うと、それは区面接に対して油断している人です。
受験者の中には、採用試験で上位成績だったから区面接も余裕に違いない!と自信満々な人もいるのですが、これが一番ヤバい!
なぜなら、
採用試験の成績上位だからといって有利になるとは限らないから
です。
当ブログでは面接試験で合格するテクニックとして、「自治体が採用したい人物像に自分を近づけること」と頻繁に言っていますが、これは当然特別区の区面接でも当てはまります。
つまり、各区が採用したい人物像に近いかどうかが合格できるかどうかの最大の基準でして、決して「採用試験で上位成績をあげた人」が採用したい人物像なわけではありません。
これを履き違えてると痛い目にあう可能性大なので注意が必要です!
当たり前の話ですが、各区それぞれ採用したい人物像は微妙に異なるため、受験者がどんな人材かをチェックするために区面接では集団討論を実施したり、面接カードをガッツリ書かせる区もあります。
つまり、各区によって区面接の内容は微妙に異なるということです。
区面接で落とされないためにするべき対策
じゃあ、どうやって面接対策すればいいか?ですが、まずはその区の情報を出来るだけ多く集めることです。
実際に区を訪れて散歩してみたり、区の公式サイトをくまなくチェックしたり、そういった少しずつの積み重ねが合格に繋がるはじめの一歩となります。
また、区内を散歩するときのテクニックですが、なるべく良い所を見つけながら歩いてみましょう!
区面接で区について話すときに、ダメ出しばかりされると面接官からすると「感じの悪い受験者だな・・・」となってしまいます。
そうじゃなくて、「先日区内を散歩していると、◯◯に気がつきました。こういうちょっとしたことが住民の暮らしやすさに繋がっていて素敵だなと思いました」といったエピソードトークが出来るようになるためにも、なるべく区の良い所を歩きながら探してみてください!
それと、各区が定めている「基本構想」には必ず目を通しておきましょう!
基本構想とは、自治体の進むべき方向を定めるもので、自治体の憲法のようなものです。
区の公式ホームページに必ず載っているので、区面接を受ける前には必ず読んでおくことをオススメします。
最高の準備をするためにするべきこと
特別区の採用試験に上位合格したからといって区面接の合格を約束された訳ではありません。
また、逆にいえば採用試験をギリギリ合格したからといって、区面接を不利な立場からスタートかというとそうでもありません。
すべての受験者が区面接のために今一度しっかりと準備をし、最高の対策をして臨むことが必要になります。
区面接の対策はこれでバッチリ!最強の面接対策方法はこれ!
SNSで特別区の内定を勝ち取った合格者を見て、
「自分もこうなりたい」
「特別区の公務員になりたい」
と羨ましく思ったりしますよね。しかし、残念ながら多くの人が採用試験に落ちてしまいます。
なぜなら、ほとんどの人が羨ましく思うだけで、実際に合格するための行動に移さないから。
何となくやってる勉強を続けていればいつか合格できるだろうと甘く考えているし、失敗したときのことを考えると怖くて行動できないし、「ここで頑張らないと!」と思っても結局は次の日にはその熱意は冷めてしまっている。
ほとんどの人はこういった感じで、成功するための行動を起こしません。
そして、行動に移せたごく一部の人もほとんどが継続することが出来ないでいます。
これが特別区の試験で内定を勝ち取る人間がごく少数しか存在しない理由です。
私の好きな言葉に、
やる気があればなんでも出来る!
というものがあります。
やる気があればなんでも出来るし、やる気がなければ何も出来ない。でもほとんどの人は最初から「できない」と決めつけてやる気を出そうとさえしません。
人って何か目標があるとき、感情が動いたときにもっとも行動することが出来るんです。私も「自分が目標とする姿」、つまり公務員試験に合格している姿をリアルに想像して、「俺ならできる!」と信じて行動し続けました。
新卒で入社したブラック企業を抜け出すために全力で行動した結果、受験した公務員試験にすべて合格することが出来ました。
民間企業はどれだけ大手に勤めても終身雇用も年功序列型の給料制度もほぼ終わっています。
多くの人が、
「今のままではダメだ」
「何か行動しないと」
と思ってはいるものの、すぐに熱が冷めてしまったり、最初から「できない」と決めつけて行動に移さない。
できないって想像して、できない未来を自分で作り出しているのではないかと思います。
特別区の採用試験に合格して公務員になりたいのなら、「あなたの望む未来」は自分で作り出すしかありません。
そんな覚悟で『【特別区の面接質問集】面接官の心をガッチリ掴むスーパー模範回答はこれだ!』を読んで他人よりワンランク努力すれば、そして未来の自分のために自己投資して一歩踏み出すと意外と簡単に成功して、今の生活を変えることが出来ますよ!
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