こんにちは、赤ずきん(@akazukinkun2018)です。
会社を辞めたいと思っている人は世の中ゴマンといると思いますが、あなたはいつ、どのタイミングで辞めたいと思いましたか?
ちなみに私はといいますと、実は前職(上場企業のゼネコン)を辞めたいと思ったのは働き始める前からだったんです。
「えっ!?まだ働いてもないのに?」と思うかもしれませんが、私は働く前から土木の施工管理の会社に行くのなんて嫌で嫌で仕方ありませんでした。
そして案の定、1年も経たないうちに辞めたって訳です。
最初からやる気がなかったとは言え、どうしてそんな事になったのかになったのか。
ここではそんな私の体験談をつらつらとお話したいと思います。
もくじ
内定が決まってから既に憂うつでしかなかった
適当に就職活動してたにも関わらず内定が決まり、大学の単位も3年間でほぼ取得していた私は、毎日趣味のバンド活動に明け暮れていました。
理系の学科に在籍していたためゼミで卒業研究もしていたのですが、教授がやる気のかけらもないような人だったので週に1度ゼミに顔を出して作業してるフリしとけば許されるような環境でした。
そして時は流れ、3月の卒業式へあと数日とカウントダウンが始まると、私も周りも社会人生活へ不安と憂鬱な気持ちで一杯でした。
そんな中、
・興味のない仕事をこれから何年続けていかなくてはいけない憂うつさ
・そもそもやる気のない自分に仕事がちゃんと勤まるのか
・職場の上司や同期など、人間関係はどうなるか
といったように、私の頭の中はもう既に仕事に行きたくない、辞めたい気持ちでいっぱいでした。
過酷さだけの新人研修登山で疲労こんぱい
とうとう入社式を迎えた私ですが、初日は入社式と自己紹介などであっという間に過ぎ、2日目、3日目は工場見学に連行されました。
この時点でコンクリートの種類がどうとか、自社の強みがどうのこうのとか私にとってはどうでもいい話なので右から左へと受け流していました。
そして入社して5日目には、新人研修の目玉となる「新人登山研修」という過酷さしかない研修が待ち構えていたのです・・・!
当然「なぜ研修で登山をやらされるのか意味が分からない!」といったように、やる気のない私はただただ自分の入った会社に嫌気が差していました。
最近では新人研修で登山を行う会社も増えてきているようですが、私が入社した当時はあまり研修で登山をしてる会社というのは聞きませんでした。
なので登る前からブルーなのは言うまでもありませんし、この新人研修の登山の時点で私の会社辞めたいゲージは半分以上超えていたかと思います。
ちなみに、新人研修での登山についての悲話は以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。
ゴマをするしか能の無い太鼓持ちばかり
研修の登山で6時間くらい散々歩かされた後、宿泊施設でさらに同じメンバーで一晩を過ごさないといけないという、なんともブラック感満載なアフターが待ち構えていたのです。
泊まりということなので、当然夜は宴会がはじまります。
この時点でもう既にヤバさしか感じないのですが、新入社員は嫌だろうとただただ従うしかありません。
そして宴会が始まるやいなや、同期や中堅の社員が一斉に、この宴会から現れた上司にペコペコとこうべを垂れてお酌をして周り出したのです。
お酒を注ぎながら自分を売り込む者あり、無茶振りされて似ていないにも程があるモノマネをしてる者あり、
「えっ!?、ここPL学園の野球部でしたっけ??」
と疑いたくなるようなゴリゴリの縦社会の光景が目の前に広がっていました・・・
とくにヤバイと感じたのは、若手・中堅だけではなく50歳に届きそうなもうベテランといっていい社員ですら、ペコペコとゴマをすっているのです。
入社早々、やる気もなし、出世する気だって全くない私からすると、それらはもう阿鼻叫喚でしかない光景でした。
ちなみに、建築業界(ゼネコン)で働く人が知っておくべき実態については以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。
しょうもない先輩・上司に価値観を押し付けられる
現場に配属されてしばらく経ったある日、突然上司から苦言を呈されました。
「新入社員たるもの早く来て事務所を掃除機して、みんなのデスクを拭くくらいしたらどうだ」というものでした。
私からすればさほど事務所は汚れてもいないし、そもそも下っ端(したっぱ)は暑い中一日中現場にいるので現場事務所なんて夕方以降からしか居ないんです。
日中クーラーの効いた事務所にずっといる人が掃除機くらいかければいいし、どうしてもやれというなら朝早く出社した分の時間外手当は払うできであると思います。
そんな生意気な私なので当然上司から可愛がられることもなく、あまり良い人間関係を築けないでいました。
もちろん言い返したりはしなかったですが、私はこういう事を言う上司は尊敬できなかったし、こんな事が当たり前な会社の体質に違和感しか感じませんでした。
それと、風邪を引いてゴホゴホと咳はするわ、熱が出てグッタリとしてるのに働いている中堅社員を見た上司が、
「あいつはああいう状態でもがんばってる。お前も見習えよ!」なんて言われた日には、開いた口が塞がらなかったです。。。
このブログを読んでいるあなたにこそ公務員になってもらいたい
このブログに何かの縁で訪れて、ここまで記事を読んでくださった方にはぜひとも公務員を目指して、現在の不満のある社会人生活から脱却していただきたいと願っております。
また、公務員を目指している学生の方には、私がブラック企業で働くことで若い貴重な時間を無駄にしてしまったような事はしてほしくありません。
・大学で○○学科を出たからその業界の仕事をしなければならない
・理系の大学を出たら技術的な専門の仕事しか雇ってもらえない
・公務員には興味があるけど高嶺の花だから自分には無理だ
なんてことをついつい大学生の頃って思いがちですよね。
実際に私も「卒業したら施工管理か設計の仕事を興味がなくてもやるしかないんだな・・・」と思い込んでいました。
そして結果1年足らずで仕事を辞めて、時間的にも精神的にも多くの損失を余儀なくされました。
そんな私のようにならないためにも、自分の常識に囚われずに、自分にはどんな仕事が向いているか考えてみましょう。
自分では気づいていないかもしれませんが、本文を読んでいる時点であなたは今の仕事に不満があり、そしてその仕事はきっとあなたには向いていないはずです。
・残業せずに早く家に帰りたい
・土日、祝日しっかり休みたい
・やりたい事がとくに無いので楽な仕事であれば何でもいい
といったように、あなたが仕事に求める優先順位がハッキリしていれば、自分に向いている仕事を見つけることは容易です。
私は施工管理の仕事を辞めて公務員になることで、
・残業のない生活
・週休2日休みがしっかりある生活
・身分の保証
・老後の不安のない生活
を手に入れることができました。
なのでこの記事を読んで、あなたがもし「自分も公務員になって今の生活から抜け出したい!」という思いがあるならなるべく早いうちに行動を起こしましょう!
そして、まずはあなたが公務員に向いているかどうかを調べてみることから始めてみましょう。
公務員に向いている、向いていないについては以下の記事で紹介していますので読んでみてくださいね。
社会人から公務員へ転職する方へ
公務員に向いているかどうか知りたい方へ
特別区(23区)の公務員になりたい方へ