【京都市：採用試験の難易度】ボーダーライン・合格率・偏差値を解説します

 

京都市の職員を目指す人からすると、試験の難易度やボーダーラインがどれくらいなんだろう・・・ってすごく気になるポイントですよね？

また、

 

こんな疑問や不安をよく耳にします。

というわけで、

 

 

この記事は、京都市の採用試験の難易度が気になる方の疑問を解消し、「自分には合格するの無理かも・・・」と弱気になっている方の背中をガッツリと押す内容となっています。

ぜひこの記事を足掛かりとし、京都市の公務員になる夢を叶えていただきたいと思います。

京都市：採用試験の難易度・合格率はどれくらい？

まず、京都市：事務職の採用試験の試験倍率を見てみましょう。

 

令和6年度の採用試験結果

試験区分	受験者	1次合格	2次合格	最終合格	倍率
京都方式	985	300	178	105	9.4
一般方式	310	171		89	3.5
秋季枠	308	103	58	37	8.3
高卒程度	21	7		4	5.3
経験者	367	138	81	56	6.6

 

令和5年度の採用試験結果

試験区分	受験者	1次合格	2次合格	最終合格	倍率
京都方式	691	204	94	69	10.0
一般方式	296	194	111	86	3.4
秋季枠	200	90	42	37	5.4
高卒程度	29	13		7	4.1
経験者	362	119	60	47	7.7

 

年度により多少の誤差はありますが、京都方式区分で10倍程度、

一般方式区分で3～4倍程度、

秋季枠区分で5～8倍程度、

高卒程度区分で4～5倍程度、

社会人経験者の区分で7〜8倍程度、になります。

他の自治体の大卒の行政職の平均倍率は7～10倍のため、京都市は若干倍率が低いと言えますね。

 

次に、1次試験を突破する倍率を見てみましょう。

 

令和6年度

試験区分	受験者	1次合格	倍率
京都方式	985	300	3.3
一般方式	310	171	1.8
秋季枠	308	103	3.0
高卒程度	21	7	3.0
経験者	367	138	2.7

 

令和5年度

試験区分	受験者	1次合格	倍率
京都方式	691	204	3.4
一般方式	296	194	1.5
秋季枠	200	90	2.2
高卒程度	29	13	2.2
経験者	362	119	3.0

 

こちらも年度によって倍率の高い・低いはありますが、大卒区分ではだいたい倍率にして約2倍程度、つまり、

 

 

ということが分かります。

近年は面接による「人物重視」の採用基準で行う自治体は、多いところでは受験者の7割を2次試験に通過させることも珍しくありません。

それに比べると、京都市は1次試験からそこそこの受験生がふるいにかけられるため、人柄やコミュニケーション能力はもちろんのこと、基礎学力もしっかりと重視されることが分かります。

では次に、最終試験の倍率を見てみましょう。

 

令和6年度

試験区分	2次合格	最終合格	倍率
京都方式	178	105	1.7
一般方式	171	89	1.9
秋季枠	58	37	1.6
高卒程度	7	4	1.8
経験者	81	56	1.5

 

令和5年度

試験区分	2次合格	最終合格	倍率
京都方式	94	69	1.4
一般方式	111	86	1.3
秋季枠	42	37	1.1
高卒程度	13	7	1.9
経験者	60	47	1.3

 

2次試験に進んだ受験生のうち、最終合格を勝ち取るのは約2人に1人が合格できることがデータから分かります。

先ほど、京都市の採用試験は学力も重視されると言いましたが、公務員試験の山場はやはり面接試験でして、面接で高い評価を得ることが出来るかどうかが合格を大きく左右するのは間違いありません。

しかも2次試験は厳しい1次試験を通過した「本気の人たちでの競争」なので、2次試験は数字以上に厳しい戦いになることを覚悟しておいた方がいいですね。

京都市：ボーダーライン・偏差値

京都市：ボーダーラインと偏差値はどれくらい？

公務員試験は採用人数や、その年の受験者数によって倍率や難易度が変わるため、一概に「何割取れたら合格できる」とは言えないのですが、京都市の場合、

 

1次試験は5～6割、

最終試験は6割取れれば通過（合格）できるでしょう。

 

ただ、これはあくまで目安なので、実際は「5割以下しか取れなかったけど2次に進めた」なんてことも当然ですがあります。

先ほどもお話した通り、京都市の採用試験で最難関は間違いなく面接試験ですが、そこに進むには筆記試験で点を取らなければいけません。

また、ご存知の方もいるかもですが、教養試験はかなり広い科目・範囲から出題されるため、

 

 

といった感じに、弱音を吐く人も少なくありません。

ですが、これはほぼ全ての受験生が同じ思いをしているため、苦しいのはあなただけじゃないので、何も気負うことはありません！

教養試験は数的処理と文章理解の出題数が多いため、そこを重点的に勉強するなど、「効率の良い勉強」をすればそれほど難易度って高くないんです。

 

 

京都市の採用試験の難易度は一般的には中の下と言われています。

具体的な難易度は、応募する職種やその年の採用数によって異なりますが、一般的には試験内容が幅広く、競争率も高い傾向にあります。

また、京都市は人口の多い地域であるため、多くの受験生が存在し、競争が激しい傾向があります。そのため、試験の合格率は一般的に高めであり、合格するためには十分な準備と対策が必要です。

そのため試験科目の傾向や出題形式をよく把握し、対策を立てることが重要です。また、面接などの選考においては、自己PRや志望動機、適性や人柄などをアピールすることが大切です。さらに、京都市の組織や業務内容、行政が抱える課題や社会情勢などについても事前に調べておくと良いでしょう。

京都市の人が有利？学歴は必要？

公務員になりたい人のよくある疑問で、下記があります。

 

 

結論から言うと、他の都道府県の人でも合格できますし、逆に京都市出身だからといって優遇されることはありません。

京都市の採用試験は完全に実力主義の試験です！

出身がどこだとか、現在どこに住んでいるとか、偏差値の高い学校を卒業しているとか、そういうのは一切関係ありません！

誰もが一発勝負で、試験で点を取れれば合格できる。

ただそれだけです。非常にシンプルです。

なので、あれこれ余計なことを考えず、試験本番に向けて最高の準備をするために行動するのみ！ですね。

京都市の公務員になりたいあなたへ

京都市の公務員を志望するあなたへのアドバイスは以下の通りです。

 

京都の歴史と文化への理解：京都市は古都として日本の歴史と文化を象徴しています。採用試験では、京都の歴史や文化に対する理解が求められることがあります。京都の名所や伝統文化、重要な歴史的背景について学び、それらを尊重し、誇りに思う姿勢を持つことが重要です。

地域の課題への関心とアプローチ：京都市は観光地として賑わっていますが、地域にはさまざまな課題が存在します。採用試験では、地域の課題に対する理解と具体的なアプローチが求められることがあります。地域の課題に対して独自の視点から提案し、自身の専門知識や経験を活かして解決に向けたアプローチを示すことが重要です。

持続可能性と地域への貢献意識：京都市は歴史的な遺産と自然環境を保護しながら、持続的な発展に努める重要な課題を抱えています。採用試験では、持続可能な取り組みへの関心と地域への貢献意識が重視されることがあります。環境への配慮や地域の発展に寄与する意欲を示し、将来的な展望について考える姿勢を持つことが求められます。

プレゼンテーションスキルとコミュニケーション力：採用試験では、プレゼンテーションスキルやコミュニケーション力が重視されることがあります。自身のアイデアや考えを明確に伝える能力や、他の応募者と協力しながら意見を交換する姿勢を示すことが重要です。プレゼンテーションの場で堂々とした姿勢で自己アピールし、円滑なコミュニケーションを実現できることを示しましょう。

自己成長と柔軟性：京都市の採用試験では、自己成長への意欲と柔軟性が重要視されることがあります。自己成長に向けた意欲的な姿勢や学習への意欲を示すとともに、変化に対応し柔軟に対応できる能力をアピールすることが求められます。

 

以上の要素に加えて、自己の意欲や誠実さ、チームワークやコミュニケーション能力など、応募する職種に応じた重要な要素もあります。試験前には充分な準備と研究を行い、自己を最大限にアピールできるよう努力しましょう。

 

上記のように採用試験に不安を抱えているなら、ぜひ記事の最後で紹介する「ノウハウが詰まったnote」を手に取って学習してみてください！

 

・受験した公務員試験にすべて合格した

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生半可な気持ちの人にはオススメすることはしませんが、「絶対に公務員になりたい！」と考えている本気のあなたの大きな力になれると思いますので、ぜひ手に取ってみてください。

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