勉強方法・コツ PR

暗記したことを忘れない5つのコツと復習のタイミングを学んで勉強を効率化

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

公務員の試験で勉強しなければならない科目は言うまでも無くたくさんあります。

そして、それらの多くは暗記物であり、計算を必要とする数的処理ですら効率的に学習しようとすると暗記しなければいけません。

 

公務員試験の勉強を頑張っているあなたにとって一番の悩みは、覚えたことでもある程度時間が経つと忘れてしまうことではないでしょうか?

問題集を1セットやり終えて、再びイチから始めるとまた間違ってしまった・・・!ということはよくあることだと思います。

 

そのたびに「なんで自分はこんなにも記憶力が悪いんだ。こんなんじゃ試験に合格なんてできやしない・・・」

なんて落ち込んでしまいますよね?

しかし、これらの悩みを抱えているのはあなただけではありません!

 

なぜなら、本来人間の脳は忘れるようにできているからです。

とは言え、覚えたことが記憶されないのでは勉強なんてやってられないですよね。

本文では、

一度覚えたことを忘れないようにするための効果的な勉強方法

について紹介しています。

本文を読んで、簡単に知識が抜けないようにするための学習方法を学んで、ぜひ日々の勉強に活かしてみてくださいね。

人はなぜ暗記したことを忘れるのか?


本来人間の脳は忘れるように出来ていると言いましたが、まずは以下のグラフをみてください。

このグラフは「エビングハウスの忘却曲線」と呼ばれるもので、人間が時間の経過とともにどれだけ暗記したものを忘れるかを数値化したものです。

このグラフから分かることは、

20分後:覚えた内容の42%を忘れる

1時間後:覚えた内容の56%を忘れる

1日後:覚えた内容の67%を忘れる

1週間後:覚えた内容の77%を忘れる

1ヶ月後:覚えた内容の79%を忘れる

ということです。

 

エビングハウスの忘却曲線は、「数字の羅列のような意味のないことを覚えた場合」という前提があるため、

公務員試験の勉強というのはあなたにとって関心があることなので、勉強したことを1時間後に半分以上忘れるといったことではありません。

しかし人間の頭は機械のように、一度覚えた物は忘れないで蓄積できるといった万能なモノではありません。

 

先ほども触れましたが、問題集を1セットやるのに1ヶ月かかった場合、再び最初から始めると一度やったことがあるにも関わらずまた間違える問題が多々ある・・・なんてことは普通のことなんです。

これはエビングハウスの忘却曲線と同じことが言えて、あなたが覚えた・解いた問題というのは1ヶ月の間に何%も忘れてしまっているんです。

スポンサーリンク




記憶を定着させるには復習しかない


「忘れることは人間の脳の能力上、仕方ないこと」とは言え、何時間・何日もかけて勉強したにもかかわらず、簡単に忘れてもらってはやってられないですよね?

「勉強したからといってすぐ忘れるんならやっても意味ないじゃん・・・!」

真面目にやっていればやっているほど、このように自暴自棄になってしまうのも無理もありません。

 

しかし、だからと言ってやる気をなくしてはいけません!

あなたは公務員になりたいのですから、諦めたらそこでゲーム終了です。

忘れないようにするにはシンプルですが、勉強するしかありません。

 

ただし、やみくもに時間をかけて勉強するのではなく、【暗記したことを忘れにくくする勉強】をする必要があります。

記憶を定着させるには「効率のいい復習」が必要不可欠なんです。

スポンサーリンク




暗記したことを忘れない5つのコツ

1.興味がないことは忘れやすいので、なるべく興味を持つ

エビングハウスの忘却曲線が示すように、人は興味のないことを暗記すると、1時間後には覚えた内容の56%を忘れるという結果になってしまいます。

なので、苦手な科目だからといってダラダラ勉強するのではなく、

興味を持って勉強する

集中して勉強する

という2点を意識しましょう。

 

というのも、何かを覚える、理解するという時には、ひらめきは必要ありません。

暗記するときは頭の中でゴロを合わせたり、既に知っている知識と紐付けするといったテクニックを無意識にやっているものなんです。

なので、あなたの頭の中で暗記するために最短距離で知識を紐付けさせるためにも、興味を持ち、集中して学習するようにしましょう。

2.勉強に時間をかけると知識の定着がしやすい

物を覚える時には、短時間よりもある程度の時間をかけて勉強した方が効率が良いんです。

忙しい社会人など1日1時間しか時間が取れない場合は仕方ないですが、できるだけ勉強に時間をかけた方が吸収できる情報もそれだけ多くなります。

なので、忙しい人もなるべく時間を作るようにして、少しでも毎日勉強時間を増やすようにしましょう。

3.復習を重ねるごとに忘れにくくなる

詳しくは次の章で解説しますが、復習の回数を重ねるごとに覚えた知識は忘れにくくなります。

一度読んだものは忘れないといった天才なら問題ないでしょうが、多くの人にとって一度や二度読んだだけでは完璧に暗記することは不可能ですよね?

 

なので、安定的に知識を頭の中に植え付けたいと思ったら、何度も復習して知識を定着させなければいけません。

そうすることで、頭の中の引き出しに知識が綺麗に整理されて、必要な時に欲しい知識がスッと頭から出てくるようになります。

4.一度に知識を詰め込むのではなく小分けにして覚える

先ほど「勉強に時間をかけると知識が定着しやすい」と言いましたが、一度に多くの知識を詰め込むのはおすすめしません。

2時間かけて新しい知識を詰め込んだとしても、最初に覚えた知識は1時間経過した頃にいくらか忘れてしまうんです。

そう、エビングハウスの忘却曲線です。

 

なので、知識はむやみやたらと詰め込むのではなく、小分けにして暗記しましょう。

たとえば同じ2時間勉強するにしても1科目を2時間やるのではなく、1科目40分を3科目分やるといった方法を取ります。

そうすることで、科目が変わるので新鮮な気持ちで勉強に取り組めますし、似たような知識を詰め込むのではないので、暗記したものが抜けにくくなります。

5.新しく覚えたことほど早めに復習する

これもエビングハウスの忘却曲線から言えることですが、新しく覚えたことほど早く忘れてしまいます。

なので完全に忘れてしまう前に、早めに復習するように心がけましょう。

 

人は新しく覚えたことはすぐ忘れてしまいます。

昔のことはよく覚えているのに、最近起きたことほど忘れてしまうことってよくありますよね?

実はあれは、昔のことは何度も思い出したりといった「復習」をすることで知識が定着しているから忘れないんです。

 

なので、あなたが公務員試験の勉強を効率的に行いたいなら、新しく覚えたことほど早めに復習するといった意識付けをするようにしましょう。

そうすることで、あなたの暗記の効果は劇的に上がりますよ!

効果的な復習のタイミングは?


覚えたことを忘れないようにするためには、復習が必要不可欠ということが分かってもらえたと思います。

では次に、どのように復習したら学習効率がアップするかを見ていきましょう。

下のグラフを見てください。

黒い線はあなたの記憶を表しています。

まず始めに何も知らなかった状態から勉強をし、覚えたての段階であなたの記憶は100%になります。

しかし、そのまま復習をしなければ黒い線のようにどんどん知識は抜けていき、7日目を過ぎる頃にはかなり忘れてしまっているのが分かると思います。

 

では、どのように復習すれば効果的に暗記することが出来るのかと言いますと、その方法についてはグラフの黄色い線を見てください。

勉強した後24時間以内に10分の復習をすると、なんと記憶したことが100%の状態に戻ります。

そして、ここからが重要なのですが、次の復習は7日以内に5分行えばまた暗記していたことを思い出すことができるのです。

 

また、その次は1ヶ月以内に2~4分復習するだけで、覚えたことが100%の状態に復活するのです。

これを知っているのと知らないのでは、勉強の効率が桁違いに変わってきます。

復習のタイミングさえ間違わなければ、合計20分弱の復習だけで1ヶ月経っても暗記したことを忘れずに済むことができるんです。

 

今日やった数的処理の問題や公務員専門学校の授業で習ったことを、勉強後1日以内、1週間以内、1ヶ月以内にわずかな時間を使って復習すれば、暗記していられるんです。

「でも毎日新たにやらないといけない勉強もあるし、そんなに復習に時間かけられない・・・!」

という人もいると思いますが、電車などの移動時間や夜寝る前に少しでも復習するだけで、やらないよりは格段に違いが出てきます。

 

もしこれを実践しなければ、今後も「1ヶ月ぶりに問題集を最初から解いたらまた間違えまくってしまった・・・」といったことになりかねません。

あなたがもし「効率的に勉強したい」「暗記したものを忘れないようにしたい」という思いがあるのなら、

勉強後1日以内、1週間以内、1ヶ月以内にわずかな時間を使って復習する方法を実践してしてみょう。

暗記が苦手な人ほど試してほしい


「勉強してるけど結果が出ない」

「問題集を何度もやってるのに毎回間違える」

といった人はたくさんいると思います。

 

結論から言いますと、そういうタイプの人は効率的に勉強ができていないんです。

そして、ただやみくもに勉強時間の多さだけにピントを合わせているので、なかなか思うように知識の定着ができていないんです。

そんな人にこそ先ほど説明した「効果的な復習のタイミング」を勉強に取り入れてやってほしいんです。

 

新しい知識を入れたら、1ヶ月の間にたった20分弱の復習をするだけであなたの暗記力は劇的に変わります。

こういった勉強のテクニックは即効性もありますので、効率よく勉強したい人はぜひ試してみてください。

まとめ


余程の天才でないかぎり一度や二度読んだだけでは、1ヶ月後も覚えていられるといったことにはなりません。

人は忘れる生き物です。

試験当日まで覚えておきたいことでも1週間、1ヶ月と、時間が経てば経つほど忘れてしまいます。

 

その数値をグラフ化したのがエビングハウスの忘却曲線です。

しかし諦めてはいけません!

【暗記したことを忘れない5つのコツ】

  1. 興味がないことは忘れやすいのでなるべく興味を持つ
  2. 勉強に時間をかけると知識の定着がしやすい
  3. 復習を重ねるごとに忘れにくくなる
  4. 一度に知識を詰め込むのではなく小分けにして覚える
  5. 新しく覚えたことほど早めに復習する

これらの5つのコツと、タイミングよく復習することさえ守れば、覚えたことを簡単に復活させることができます。

効果的な復習のタイミングは、

1日以内に10分

1週間以内に5分

1ヶ月以内に2~4分

のたった3回、時間にして20分弱です。

 

たったこれだけであなたの暗記の効率は驚くほどアップします。

この方法をあなたの勉強方法に上手く取り入れて、ぜひ公務員試験のに向けてワンランク学力をレベルアップさせましょう!

 

社会人から公務員へ転職する方へ

公務員になりたい大学生に向けて

合格する人がみんなやってる自己分析

 

同じカテゴリーの記事はこちら