「仕事が楽そうだし安定してるから公務員になりたい」と考えている人って多いですよね。
たしかに安定はしていますが、冷静に考えてみると公務員は部署によって仕事の激務さに差がありすぎます。
そして、忙しい部署に配属されて精神的に病んでしまう人も・・・実は意外と多いんですよね。
なので、私の考えとしては「技能労務職として働く方が、たぶん生きやすい」と思っています。
技能労務職なら公務員の安定・安泰の恩恵を受けつつ、仕事が楽で消耗しない生き方ができますよ。
本文では、
・技能労務職なら、楽な生き方ができる
・技能労務職になって楽な生き方をする手順
について解説しています。
人生に疲れていて、「とにかく楽な働き方がしたい・・・」という方は、ぜひ本記事を参考にして、技能労務職として生きていく道を候補にしてみてください。
技能労務職なら、楽な生き方ができる
社会人として定年まで働き続けることは大変です。
- 満員電車に揺られて通勤しないといけない
- スーツを着て、革靴を履かないといけない
- 顧客に気を使わないといけない
- サービス残業に苦しまないといけない
上記の感じでして、「社会人として普通に生きていく」って控えめに言っても大変です。
世の中には「仕事が楽しい」という人もいますが・・・大半の人は「ツライ・・・辞めたい・・・」と思っており、私もその1人でした。
社会人として働き続けるのはハードモード
私は公務員として生きていて、比較的マイペースで働けていますが、民間企業で働くのはハードだと思います。
たとえば下記の通りです。
- 出世レースに参加しないといけない
- ノルマを達成しなければいけない
- 異動があれば引越ししないといけない
- 気の乗らない飲み会に参加しないといけない
上記の感じで、なかなかに厳しいです。
民間企業で働いていると気がつかなかったりしますが、公務員になってみて客観的に民間企業を見ると、「大変だなぁ・・・」と思うことが多いです。
別に民間企業を否定するわけじゃなく、良いところもあると思いますが・・・
とはいえ、ブラック企業で働いた経験がある身としては、「圧倒的なストレス」を感じるので、私は民間企業よりも公務員として働くことをオススメします。
とくに技能労務職とかは、みなさんゆるく働いていて良い感じですね。
技能労務職の友人は圧倒的に楽している
技能労務職は単純労務職と呼ばれたりしますが、要するに「単純・簡単」な仕事です。
私は技能労務職じゃないですが、友達や知り合いには多いです。
そういった友達・知人は、技能労務職として働いていますが、同じ公務員とは思えないくらいラクそうにしています。
- 残業は基本的にない
- 1日の実働時間が圧倒的に少ない
- 仕事内容は単純業務
- 有給休暇はフルに取得できる
上記の感じで、民間企業はもちろん、一般の公務員と比べても圧倒的にゆるいです。
もちろん、民間企業だろうが公務員だろうが、基本的に自分に合った仕事をすればいいと思うのですが・・・
今の仕事に不満があったり、ストレスに悩まされているなら、楽な働き方をする方がいいと思いますよ。
ちなみに、「技能労務職の仕事はラクなのでオススメ!」ということについては、以下の記事で解説しています。
楽な仕事は、思ったよりも多いです
私が知っている&見た中でいうと、下記の感じです。
- 給食調理員:学校が休みの期間は仕事が特にない
- 清掃業務員:1日の実働時間が短い
- 下水業務員:1日の実働時間が短い
- 学校用務員:基本的に仕事量が少ない
上記のように、技能労務職であれば楽な仕事の選択肢は多いです。
現時点で「今の仕事が辛い・・・」と感じているなら、無理して働き続ける必要なしです。
企業で働くと、何だかんだノルマや利益を追求することからは逃れられないので、無理して働き続けても病んでしまうだけですからね。
仕事が辛い人に対する最適な方法は、さっさと辞めて転職することです。
楽な仕事に転職すればいいので、激務に耐える必要はないですよ。
定年までの期間が長過ぎると思う
これは少し余談ですが、近い将来定年が引き上げられます。
65歳まではすぐそこまで来ていて、この記事を読んでいるあなたの時代だと・・・たぶん70歳くらいになっているかもです。
23歳で就職して、70歳まで「激務の会社に勤める」とかって・・・控えめにいって「絶望すぎる人生」なので、やはりなるべく早く楽な仕事に転職した方がいいです。
50年近くも頑張って働き続けるとかって、どう考えても長すぎます。
ちなみに、公務員の定年が65歳に引き上げられる未来はすぐそこまで来ていて、そうなると我々公務員の給料や退職金が下げられる可能性があります。
そのことにつきましては、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
技能労務職になって楽な生き方をする手順
まずは「情報に敏感になること」が大切だと思います。
技能労務職の情報は極めて少ない
そもそも、「技能労務職の仕事が公務員である」ということを知らない人も世の中にはたくさんいます。
そして、公務員の試験は大抵がA日程やB日程といった日に試験が行われますが、技能労務職は独自の日程で行われることが多いです。
試験日情報を知らないと、「楽な仕事」に転職するスタートラインに立てないので、情報には敏感になるべきだと思います。
情報は積極的に拾っていくべき
大半の人は「技能労務職とか聞いたことないし・・・転職するのは不安」という感じだと思うので、できればもう少し情報を拾っていくべきです。
たとえば、公務員専門学校を利用して技能労務職の試験情報や、実際に合格した人の体験談のデータを見るとか、もしくはSNSで情報を集めるとかですね。
こういった行動をとると「得体の知れない技能労務職→楽さを重視すると、かなり働きやすい仕事」といったように考えが変わると思うので、すると転職への行動を起こしやすいのかなと。
技能労務職の仕事は、かなり楽です
先ほども書きましたが、楽して働きたいならたとえば「下水業務員」や「清掃業務員」として働くとかですね。もしくは「学校用務員」とかもあったりします。
一般の公務員として働いている私ですが、技能労務職の職員は、出世コースから外れて比較的楽な生き方をしてる私よりも楽そうにしています。
シンプルに「激務な仕事から離れて、うらやましいな」と思います。
そして、「もっと仕事を頑張らないと・・・」と思ってる人がいたら、まずは身近な人を思い浮かべてみてください。
みなさん「疲弊しながら、でも仕方なく働き続けている人ばかり」じゃないですか?
そういった人からは、我慢して現状維持で働き続ける生き方しか学べませんよ。
無理をして働くのは、やめにしましょう
仕事を辞めると給料が入らなくなるので不安だと思いますが・・・とはいえ、我慢して働き続けるのも辛いので、どこかで決断すべきです。
しかし、なにも全員に「技能労務職になれ」とは言ってません。
一般行政職になりたい人は普通に公務員になればいいですし、大学で土木や機械を学んでいたなら専門職として公務員になればいいわけです。
ただし、公務員といえども部署によって民間企業と同じ、もしくはそれ以上にハードですので、「とにかく楽な仕事がしたい」というなら技能労務職はまさにうってつけです。
技能労務職なんて・・・と見栄やプライドがある人もいるかもしれませんが、下手なプライドのために激務な仕事を続けるよりも、楽な仕事でプライベートを充実させる方が、正しい働き方だと思います。
我慢して働き続けて、精神的に病んでしまった・・・という結末になったら悲しいですからね。
精神的・肉体的にも余裕をもって働くのがベスト
長くなってしまいましたが、この記事は「私が見た、そして聞いた生の情報」でして、何度も繰り返しますが、「楽したいなら技能労務職がいいですよ」ということです。
別に技能労務職だけが楽な仕事ではないですし、他にもあなたに向いた仕事はあるかもですが、公務員の中で最も楽な仕事は技能労務職なのは間違いありません。
こんな感じで、技能労務職として生きる選択肢もありますし、現業職だからといって公務員なので、給料もボーナスも年金も全て安定していますからね。
無理してブラック企業で働いている人は「技能労務職の情報」を集めて、自分が楽して働ける方法を探していくといいかなと思います。
というわけで今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
記事の最後になりましたが、これから技能労務職の採用試験を受ける方のために技能労務職の試験問題を紹介しておきます。
技能労務職になりたい人必見!実際の試験で出題された問題はこれ!
最後に、『技能労務職の試験問題が知りたいあなたへ!実際に技能労務職の試験で出題された過去問はこれだ!【157問掲載】』についてご紹介させてください。
技能労務職の試験問題が知りたいあなたへ!実際に技能労務職の試験で出題された過去問はこれだ!【157問掲載】は、実際に出題された「ガチの問題」を集めた、技能労務職になりたいすべての方のために公務員試験を知り尽くした私がまとめたnoteです。
これはあまり知られていませんが、問題の傾向は毎年似ていますのでなるべく過去問に触れておくことが合格へのコツだったりします。あまり出回らない「技能労務職の試験問題」ですので、有益な情報を手に入れることが出来ます!
なぜオススメするかと言うと、ここで掲載している問題を知れば、「技能労務職の採用試験の対策方法が圧倒的に分かるから」です。
本気じゃない人には勧めませんが、技能労務職の試験に絶対合格したい人や現在の仕事にウンザリして公務員に転職したい人には絶対に読んでもらいたい内容になっています!
しつこいかもですが合格したいなら絶対に読んでおくべきでして、「問題を知らなかったばっかりに公務員試験に落ちた・・・」という苦い経験をあなたにしてほしくないのでぜひ手に取って欲しいと思います。
ただ1つだけ注意点があるのですが、それは「絶対に合格したい人向け」ということ。
リーズナブルとはいえ有料ですので、真剣な人にだけ読んでほしいと思っています。
絶対に合格したい!周りに負けたくない!という方は、ぜひ自己投資として以下の記事を読んでみませんか?
合格したい人や、試験の難易度や傾向を知りたいならオススメ!
本気で公務員になりたい人向けのボリュームになっているのでぜひ!
- 実際に出題された技能労務職の試験問題
- 周さまざまなタイプの問題を合計157問掲載
- 技能労務職の試験の難易度や対策が分かる