現在は無職(もしくはフリーター)だけど、そんな状態でも公務員になれるのだろうか。
もしフリーターや無職でも公務員になれるのなら、方法を知りたい。
そういった疑問に答えていきます。
本文では、
無職やフリーターから公務員になる方法
について解説しています。
この記事を書いている私は、公務員歴15年以上ほど。
最近は公務員になりたい人に有益な情報を届けるために、せっせとブログを書いています。
本記事を読めば、無職やフリーターから公務員になる方法が分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。
※ぶっちゃけ無職やフリーターだからといって公務員になれないなんてことはないので、記事を読みつつチャレンジしてください。
無職やフリーターから公務員になる方法
無職やフリーターといった、一見劣勢な環境にいる方が公務員になるための方法は以下の3つです。
- まずは情報を集める
- 公務員専門学校で勉強する
- 職歴を積む
繰り返しですが、無職やフリーターだからといって公務員になれないわけではないです。
それでは順番に解説していきますね。
※すでに職歴がある方は①と②をどうぞ。
①:まずは情報を集める
無職やフリーターの方が公務員を目指すにあたってまずやるべきことは「情報を集めること」です。
この記事を読むことも情報を集めることになるのですが、まず最低限知らなければならない情報というものがあります。
それは下記の通り。
- 公務員になるためのルート
- 試験の日程
- 試験科目(教養のみ or 専門試験もあるか)
公務員試験には「普通の採用試験」と「社会人経験者枠試験」と呼ばれる2つのルートがあります。
後ほど詳しく解説しますが、社会人経験者枠で公務員を目指す方が圧倒的に難易度は低いです。
とは言え、社会人から公務員になるための詳しい情報なんて知らない人の方が多いと思うので、まずはそこから情報を集めることから始めましょう。
ちなみに、社会人から公務員になるための知っておくべき情報は、公務員専門学校のクレアールが無料で発行している「社会人のための公務員転職ガイドブック」さえ読めばOK。
これさえあれば、社会人から公務員へ転職する際の必要な情報は網羅されています。
これから公務員へなりたいと考えている方は、ぜひともこの機会に手に入れて読んでみてください。
▶︎読んで損なし!公務員になりたい方は読んでおきましょう!
②:公務員専門学校で勉強する
断言しますが、公務員になりたいなら公務員専門学校での勉強がオススメです。
新規採用職員を見ていたら分かりますが、みなさんだいたい公務員専門学校を利用していた人たちです。
特別勉強が得意なら自力で独学でもいいのですが、無職やフリーターの方なら公務員専門学校での勉強を選んでおいて間違いないです。
おすすめの公務員専門学校
上記の感じです。
ここではLECを一応オススメしていますが・・・出来れば資格の大栄、もしくはクレアールがいいと思います。
というのも、公務員専門学校はぶっちゃけどこも大差ないので、受講料の高いLECやTACは特別選ぶ理由がないかなと。
実際私は公務員専門学校選びの際、LECやTACといった大手ではなく「資格の大栄」を選びました。
結果はどうなったかというと、受けた試験全て合格できましたので、何十万円もする大手を選ぶ必要は全くナシですね。
ちなみに、LECやTACといった大手以外の公務員専門学校でも20万円くらいは費用がかかってしまいます。
「そんなお金ないよ・・・」という方のために、半額で公務員専門学校を利用できる裏技がありますので、興味のある方は以下の記事をどうぞ。
③:職歴を積む
結論から言うと、経験者採用枠の試験で公務員を目指しましょう。
経験者採用者枠という試験は、普通の公務員試験に比べて以下のようなメリットがあります。
- 競争相手が少なく、単純に公務員になりやすい
- 受験資格の年齢制限の上限が広い
普通の公務員試験(行政職の場合)では倍率が10倍を超えることがほとんどなので、採用試験に合格するのは狭き門です。
それと比べて経験者採用者枠だと受験者が少ないので、圧倒的に公務員になりやすいという事実があります。
「えっ!?フリーターもしくは無職なんだけど・・・」という方もいるかもですが、そんな方は一時的に就職して実務経験を積めばOK。
期間は1年あれば十分ですね。
とくに公務員は土木職が人不足の状況になっている自治体が多いため、実務経験を積むなら土木の施工管理とかがオススメです。
なお、実務経験を積むための就職先を探す方法は2つあります。
- リクナビNEXTで仕事を探す
- 東京しごとセンターを利用する
リクナビNEXTで仕事を探す
就職・転職サイトは色々ありますが、なんだかんだ大手のリクナビNEXTが一番使いやすいと思います。
ちなみに、リクナビNEXTだと「グッドポイント診断」といった自己診断も無料で出来ますので、採用試験で長所を聞かれた際の回答で使えるのでオススメです。
まずはどんな求人があるか検索してみるだけでもいいので、リクナビNEXTにとりあえず無料登録だけでもしておくことをオススメします。
▶︎たくさんの求人情報を探すなら、リクナビNEXTがオススメ
東京しごとセンターを利用する
関東住まいの方なら、東京しごとセンターを利用するのもオススメです。
リクナビNEXTは基本的に自分で求人を探さないといけないのですが、東京しごとセンターならあなたに担当のアドバイザーがついてくれますので、相談しながら就職を探すことができます。
求人情報ってたくさんあるのはいいのですが、どれがあなたに合った案件かなど、初心者だとどれを選べばいいか難しかったりしますよね?
なので、東京しごとセンターに通える範囲にお住まいの方は、アドバイザーと相談しながら就職先を探すのがベストな方法だと思います。
▶︎1人で就職を探すのが不安な方は、東京しごとセンターを利用しましょう
公務員を目指す前の最初のハードル
公務員になりたい思いはあるのに、最初の一歩が踏み出せない人が多いです。
- 自分なんかが公務員になんてなれない
- どうやって勉強すればいいか分からない
- 採用試験の難易度が分からないので、不安・・・
大抵の人は上記のような悩みや不安を抱えていたりしますが、あまり気にしなくてOKです。
- 自分なんかが公務員になんてなれない→誰でも頑張れば公務員くらいなれます
- どうやって勉強すればいいか分からない→公務員専門学校を利用すればOK
- 採用試験の難易度が分からないので、不安・・・→社会人経験者枠なら難易度も倍率も低め
一歩さえ踏み出せたら合格へグッと近づきます。
勇気を出して踏み出した先には「公務員の人生」が広がっています。
無職やフリーターは不利になるのか不安な方へ
公務員への道は「社会人のための公務員転職ハンドブック」を読めば大丈夫だけど、そもそも無職やフリーターだと公務員試験で不利になるのでは・・・と気になる方へ。
無職、フリーターが不利と気にしないでいい
「無職やフリーターだと経歴が悪いから公務員試験で不利になるに違いない」と思っている方が多いですが・・・
結論から言うと、全く気にしないでOKです。
理由づけ出来ればOK
なぜ無職、もしくはフリーターなのか面接試験で説明できるようにしておくこと。
一見すると無職やフリーターだと採用されないように思えますが、ぶっちゃけそんなことありません。
私が働く政令指定都市でも、職歴のない人やフリーターは毎年何人も採用されていますし、要するに「なぜ無職なのか」や「何のためにフリーターをしているのか」を説明できれば大丈夫です。
フリーターの人の理由づけ
その時が楽しければいいからフリーターやってるとか思われると「社会不適合者」と見なされますが、生活のためと伝えれば大丈夫です。
どういったことかと言うと、公務員試験の勉強をするために就職していない、けど収入がないのは困るので、勉強時間を圧迫しないフリーターをしていると伝えればOKです。
あと、「やりたいことが見つからないのでフリーターをしてた」と素直に答えても構いません。
フリーターを経験する中で、人のために働きたいと思えるようになった。
人のためになる仕事はたくさんあるけど、その中でも全体に奉仕できる公務員が最も理想に近いと感じた。
上記の感じだとフリーターだったとしても不利にはならないと思います。
なので、別にフリーターだからといって後ろめたく考えずに、前向きに公務員を目指せばいいと思いますね。
ちなみに、高卒・ニート・フリーターといった人に誇れる学歴や職歴が無い人ほど公務員になるべきでして、それについては以下の記事で解説しています。
無職、フリーターの時間的余裕を活かすべき
無職、フリーターの最大の特権が、勉強時間を捻出できることです。
普通の社会人は勉強しようにもなかなか時間の確保が難しいですからね。
先ほども少し触れましたが、実際に私も仕事を辞めて無職状態で採用試験を受けたのですが、結果は受けた試験全て合格することができました。
無職、フリーターをデメリットに捉えるのではなく、むしろ時間の余裕を勉強にフルコミットすれば最強になります。
というわけで今回は以上です。
記事を最後まで読んで気づいたかもですが、無職やフリーターから公務員になるのは難しくないです。
むしろ勉強する時間がたくさんあるので、新卒の大学生や社会人に比べて有利性は高いと思います。
無職やフリーターの就職先として公務員は大いにアリだと思うので、ぜひトライしてみてくださいね。
▶︎公務員になりたい方はまずは読んでおきましょう