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サービス残業に悩んでいる公務員の方必見!真っ当に残業代が支払われない時の対処法

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毎月けっこうな残業をしているけど、そのほとんどがサービス残業。

世の中には残業代をもらえてる公務員の人もいるみたいだけど・・・

労働条件が悪いのは自分の自治体だけなんだろうか・・・?

公務員の残業代のリアルを知りたい。

それと、支払われない残業代を払ってもらう方法があれば知りたい。

このような悩みにお答えします。

 

本文では、

公務員の残業代のリアル

について解説しています。

 

結論から言いますと、公務員は職場・部署によって残業代がもらえる・もらえないがハッキリと分かれます。

そして、サービス残業が当たり前の職場だとお手上げですので、まだ転職できる年齢であれば規模の大きい自治体に転職すべきです。

公務員歴15年以上の私がこれまで見てきた経験をもとにお話していきます。

 

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仕事のわりに給料が少なすぎる

  • 残業のわりに給料が少なすぎる
  • よその自治体は残業代をしっかりともらってると聞く
  • 仕事をしない上司だけ給料が高いのは許せない

 

残業代が支払われずに少ない給料で激務に耐えていると、上記のような不満がわいてきますよね。

働いているのに賃金がまともに支払われないというのは最もストレスが溜まり、仕事へのモチベーションも下がってしまいます。

そして職場内がギクシャクしてきて、コミュニケーションも円滑に進まなくなる・・・。

これはかなりマズイ状況ですが、労働と対価のバランスが悪いと、こういうことが現実に起きてしまいます。

よその自治体との比較

年齢が同じであればどこの自治体も初任給は似たようなものですし、まずは公務員になることが目標なので入庁してからの給料の多い・少ないにはあまり意識がいかない人が多いですよね。

というより、入庁してみないと給料がどうとか、残業代がどうとかって分からないので、気にしてもしょうがないと思います。

ところが、公務員になったら出世のだいたいの道が見えて来ますし、ほかの自治体の給料や残業代の話を聞くと、自分の置かれている状況が良いのか悪いのかがハッキリと分かってきます。

そして、「なんて自分の自治体(部署)はブラックなんだ!」と思うようになるわけです。

 

ちなみに、以下の記事では公務員の残業代についての色々を書いています。

記事の最後では「残業代に頼らずに年収を増やす方法」についても書いていますので、合わせて読んでみてくださいね。

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サービス残業を強いられている公務員は多い

私はあまり残業しないタイプとはいえ、月に20~30時間は時間外勤務をしています。

財政が比較的健全な政令指定都市で働いているということもあってか、これまでサービス残業になったケースは15年以上一度もありません。

とはいえ、世の中には月に100時間超えの残業をしても、20時間程度しか残業代が支払われないといった自治体が多いのも事実。

また同じ自治体でも、部署によって残業の多い・少ないも違えば、残業代が支払われる・支払われないも変わってきます。

このことが起きる大きな要因は2つあるのですが、それは以下の通りです。

  1. 予算が少ない
  2. 厳しい上司がいる

①:予算が少ない

シンプルに残業代を支払らいたくても、予算がないので払えないケースです。

 

「じゃあ、払えないのなら残業させるな!」と言いたくなるところですが、部署のほぼ全員が残業していると声に出しにくいですし、言ってもどうにもならないのも事実。

市役所では、同じ自治体とはいえ部署によって予算の多い・少ないに圧倒的な差があります。

ご存知かもですが、総務とか財政あたりは予算が潤沢なので、忙しい代わりにきちんと残業代がもらえるので月の給料は多い傾向があります。

一方、本庁ではない区役所といった予算の少ない部署に配属されると、残業のほとんどがサービス残業は当たり前・・・なんてことも珍しくありません。

②:厳しい上司がいる

なかなか残業をつけてくれない、いわゆる「厳しい上司」がいる職場だと、せっかく残業してもサービス残業になることがほとんど。

私の隣の部署で働く同僚は、厳しい上司から残業時間を少なく訂正するように言われたと言っていました。

「自分のお金じゃないんだから、そこまで厳しくしなくても・・・」と思いますが、意地悪な上司が1人いるだけでサービス残業が当たり前の部署が出来上がってしまいます。

と、ここまでサービス残業がはびこる大きな要因について紹介しましたが、そういった現状にうんざりしている人からすると、

 

支払われない残業代を払ってもらう方法ってないの?

 

と思いますよね?

サービス残業分の賃金を支払ってもらうことは可能ですが・・・

ぶっちゃけ、労力と今後の職場での居場所あたりを総合的に考えると、割りに合わないかなと思います。

自治体の上層部に持ちかける、そしてそれでも効果がなければ訴えるとかになってくると思いますが、そんなことをしてもわずかな残業代の代わりに職場で干されて終わりだと思います。

いつの時代も雇われの身は弱いということですね。

公務員の年収のモデルケースは?

自分の給料が少なすぎるんじゃないか?と思っている方は、私が働く自治体の年収のモデルケースを見てください。

 

年齢 市役所(行政職)の年収
23歳 293万6,819円
24歳 308万5,198円
25歳 322万8,148円
26歳 335万6,623円
27歳 346万8,812円
28歳 375万1,094円
29歳 387万5,949円
30歳 398万9,948円
31歳 411万4,803円
32歳 423万6,040円
33歳 433万9,181円
34歳 467万5,748円
35歳 479万5,175円
36歳 489万6,507円
37歳 502万8,601円
38歳 516万6,123円
39歳 530万0,026円
40歳 561万4,879円
41歳 576万5,067円
42歳 591万7,065円
43歳 607万0,873円
44歳 621万3,823円
45歳 633万6,869円
46歳 644万5,439円
47歳 682万0,006円
48歳 695万9,337円
49歳 707万1,526円
50歳 716万5,620円
51歳 723万2,572円
52歳 742万7,998円
53歳 756万3,710円
54歳 767万4,090円
55歳 777万5,422円
56歳 785万1,421円
57歳 790万7,515円
58歳 797万4,467円
59歳 821万8,749円
60歳 834万3,605円

 

ちなみに、上記は残業代を含めていない年収となりますが、あなたの年収の方が上記に比べて圧倒的に低い場合、今の自治体に見切りをつけた方がいいかもしれません。

今の部署だけ残業代が出ないのなら、異動のタイミングまで我慢するしかないですが・・・

もし、自治体全体の暗黙のルールとしてサービス残業が行われているのであれば、改善の見込みはないので、あなたがまだ財政の健全な自治体に転職できる年齢であればそちらをおすすめします。

 

ちなみに、以下の記事では市役所で働く公務員の給料やボーナスについてまとめていますので、合わせて読んでみてくださいね。

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さいごに

公務員になることばかりが先に立って、その後の給料のことまで頭が回らないのが普通だと思います。

しかし、同じ公務員といえども、残業代が支払われるかサービス残業になるかは自治体、または部署によって圧倒的な差があります。

もしあなたの職場がサービス残業が当たり前なら、財政の健全な自治体への転職も視野に入れておきましょう。

また、今の自分の給料が適正かどうかについては、MIIDASの市場価値を行なってみて、あなたの適正な年収を測定してみましょう。

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市役所で働く公務員の給料まとめ

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