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大手民間企業 vs 公務員 就職するならどっちがいいの?【注意点あり】

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大手民間企業か公務員か・・・どっちに就職するか迷っている学生ってたくさんいると思います。

「せっかく大学に行ったからには学んだことを活かした仕事がしたい」

「将来的なことを考えると公務員の安定は魅力的」

どちらを選ぶにしても一長一短あるので、22歳という若さだとなかなか決めきれないのも仕方ないと思います。

そこでそんな悩める学生さんに向けて、

 

本文では、

  • 大手民間企業 vs 公務員 就職するならどっち?
  • 新卒で就職先を選ぶときに、注意すべきこと

について解説しています。

 

この記事を書いている私は、公務員歴が15年以上の市役所中堅職員。

ちなみに私は1年間ですが上場企業(現在東証一部)への就職経験があります。

 

こういった職歴の私が「大学生が新卒で就職するなら大手企業 or 公務員のどっちがいいのか?」という疑問について答えようと思います。

結論をネタバレすると、民間企業よりも公務員の方が安定だけで言うと圧倒的です。

競争の中に身を置きたいなら話は別ですが、あまり頑張りたくないなら公務員になることをオススメします。

記事内ではそこらへんの話を詳しく解説していくので、わりと参考になると思います。

大手民間企業 vs 公務員 就職するならどっちがいいの?


いきなり申し訳ないですが、一概には比較できないです。

公務員の方が、安定度は高い

まず間違いなく言えるのは、公務員の方が安定度が高いです。

当たり前の話ですが、大手企業といえども10年先はどうなるか分かりません。

潰れる可能性はどの会社にもありますし、会社が潰れなくてもあなたがリストラされる可能性だってあります。

 

私の友人は財閥系の大企業に勤めていますが、収益を上げれないプロジェクトはそのチームごと他社に売却のようです。
大企業に入ったからといって定年まで安泰・・・というわけではないという感じです。

大手企業は給料が良いけど、危険もある

よくある話として「大手企業は給料がいいし、安定している」というものがあります。

しかしこれはちょっと勘違いで、たとえば下記のような働き方は危険です。

 

  • 大手企業に就職して、給料は良いものの激務で残業に明け暮れる。
  • 大手企業に就職して、その安心感から向上心を失う

 

上記の感じだと、ぶっちゃけあなたが定年までその会社で働くのは難しいでしょう。

たとえば大手広告代理店といえば誰もがうらやむような企業ですが、その実態は残業に明け暮れ精神的に病んでしまうといった感じです。

また、大手企業に就職したからといって向上心を失えば、その会社にとってあなたに価値がないので、たぶん定年を迎えるまでにクビを切られる危険性が高いです。

大切なこと:定年まで食いっぱぐれがないか

大企業だろうが公務員だろうがあまり関係なくて、大切なことは「定年まで食いっぱぐれがないか」だと思います。

大手に入っても結果を出せないとその後のキャリアは不透明ですし、公務員でも財政状況の悪い自治体へ入ると先行きは不安です。

 

パニック時こそ公務員が最強

2020年の新型コロナウィルス騒動でフリーランスや、観光業・飲食店といった会社は倒産寸前です。

また、潰れないまでもボーナスが出なくなったり給料が大幅に減らされる会社もたくさんあると思います。

一方、公務員はと言いますと・・・

 

コロナ騒動とかお構いなしで安定しています。

 

厚生労働省とかのお役人は死ぬほど忙しいでしょうが、市役所や都道府県庁といった自治体で働く公務員は普段と何も変わりません。

むしろ、無駄な飲み会などが無くなりラクになってるくらいです。

もちろん今後給料やボーナスが減るでしょうが、それでも3%くらいのものでクビにおびえることがないのは当然で、生活が苦しくなることもありません。

「不況に強い公務員」とよく言われるように、リーマンショック・東日本大震災、そして今回のコロナ騒動といったパニック時になるほど「公務員でよかった」と思いますね。

体験談:私はまずは民間企業を選びました

大手企業とは言えませんが、私は新卒で上場企業への就職を選びました。

その理由は「公務員試験への勉強が間に合わなかったから」です。

なんとも情けない話で申し訳ないのですが・・・とはいえ本音の話です。

 

なんだかんだ「この企業だと仕事が楽しそう」といった考え方よりも、もっとシンプルに「ここだと食いっぱぐれなさそう」という仕事を選べばいいと思います。

 

世の中の大半の仕事はつまらないですからね。

仕事が楽しいと感じられる人ってある意味特別な人ですから。

それでも大手企業か公務員か決めれないなら、私のようにまずはとりあえず民間企業に勤めてみて、そこが嫌なら公務員へ転職するのでいいと思います。

 

条件の良い大企業へは新卒でないとなかなか入るのは難しいですが、公務員ならアラサーでも十分転職可能ですからね。

大手企業 or 公務員どっちがいいかは、実際に入ってみないと分からないですし、自分に合わないと思えばやめればいいんです。

人生は長いですし、一度失敗したからといって20代であればぜんぜんやり直しがききますからね。

とくに民間企業だと終身雇用という時代でもないですし、就職したら一生安心とかも無いですからね。

赤ずきん
赤ずきん
ちなみに、私が新卒で入った会社を1年足らずで辞めて公務員に転職した話は以下の記事で紹介しています。
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大学生が就職先を選ぶ際に、注意すること


大学生が就職先を選ぶ際に注意することは以下の3点です。

 

  1. ノルマがあるかどうか
  2. 実力主義かどうか
  3. 営業職かどうか

 

このあたりはどこの会社にも当てはまる定番の注意事項なので、詳しく書いていきます。

①:ノルマがあるかどうか

銀行や保険会社に多いですが、給料がいい代わりにノルマがあるというもの。

メガバンクなどでは30代で年収が1000万円を超える所も珍しくないですが、「給料が良い=激務」なのは間違いありません。

上昇志向があり、「ノルマ・競争ばっちこい!」ならいいですが、そうじゃなければノルマや競争が厳しい企業はぶっちゃけ個人的にはオススメしません。

なぜかというと、当たり前な話ですが精神的に壊れてしまうからです。

 

鋼のメンタルがあるのならいいですが・・・そういう人って少ないと思うので、ゆったりノルマなくほどほどの給料をもらう方が、人生の安定化につながると思います。

事実、銀行員から公務員への転職者は後を絶ちません。

赤ずきん
赤ずきん
ちなみに、銀行員から公務員に転職した当ブログの読者様の体験談は以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

②:実力主義かどうか

ここは賛否両論あると思いますが、あくまでわたしの考えとして「実力主義の企業は無いな」と思います。

というのも、50歳過ぎてまで出世レースで消耗するのはしんどいですし、我々が定年を迎える頃には定年70歳になっているのはほぼ確実。

普通に考えて、その歳になって若い人に勝つのは無理な話ですし、勝てないということはそれはつまり「リストラされる」ことを意味します。

 

また、若い人の中には「年功序列はクソ」と思っている人っていますが、そんなこと言ってられるのも若い間だけですからね。

偏見があるかもですが、実力主義の仕事よりも年功序列の古い体質の方が精神的に楽に働けると思います。

③:営業職かどうか

これはあるあるな話なのですが、「学部不問」とか表向きは「IT業界っぽい雰囲気」だったとしても、実際は社員のほとんどが営業マンという会社があります。

 

営業マンの仕事が悪いとは言いませんが・・・営業の仕事は早く出世しないと悲惨なことになりますからね。

 

営業の仕事だとノルマからは逃れられないので、できれば営業ではない仕事を選ぶ方がいいと思いますよ。

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「雇ってもらう」ではなく「働いてやる」というスタンス


就職先で悩む人もいますが、大切なことは企業(もしくは自治体)から「この人を採用したい」と思われることだと思います。

そうすればどの職場でも居心地よく働けますし、自分に合わないと思えば条件の良い会社に転職するだけです。

こういったスタンスが取れるように頑張りつつ、日々勉強に取り組み、コツコツと知識を積み上げていくことが大切だと思います。

お金と知識はどれだけあっても邪魔にならないですからね。

 

というわけで今回は以上なのですが、ざっくり言うと「大手企業よりも公務員の方が安定度が高い」ということです。

大手企業だと出世レースは過酷ですし、それに勝たなければ給料アップは望めない。

しかし公務員であれば、与えられたことをこなしておけばとりあえずクビはないですからね。

民間企業ではなく公務員になりたい方へ

これまでの話を聞いて民間企業に勤めるのではなく公務員になりたい、そんなあなたに1つだけ勧めたいものがある。

それは猛勉強しろというを根性論でも、これさえやってれば合格するという魔法のノウハウでもない。

公務員になりたい人が最低限知っておくべきハンドブックが1つだけある。

それがクレアールが無料で発行しているこの社会人のための公務員転職ハンドブック

 

他でもない、公務員試験の概要を知らないばかりに、いつまでも間違った方向に努力するという残念な思いをあなたに味わって欲しくないからこういっているのだ。

あなたも知っていると思うが、公務員試験は独学ではなかなか合格しにくい。

自分よりも学力が下だと思っていた奴に公務員試験で負けるなんてこともザラである。

 

公務員を目指すならまずは概要を学ぶべき!

公務員試験に合格したいならまずは「公務員試験の概要」を学ぶ必要があるのだが、ここで『社会人のための公務員転職ハンドブック』を読まないと悔しい思いをする。

分かっていると思うが、公務員試験に勝つには有益な情報を集めるのが鉄則!

 

・いつ試験があるか

・どんな科目が何問出題されるか

・勉強の計画はどうやって立てるか

 

あなたが自分の頑張りだけで合格しようと思っているなら、ぶっちゃけコスパが悪すぎるのでオススメしない。

多くの人はただガムシャラに勉強して合格を勝ち取ろうとするが、なかなか上手くいってないのが実情である。

考えてみてほしい。

合格した先輩のテクニックを知っている人と知らない人。

どちらが合格に近いかと聞かれたら後者を選ぶのではないだろうか。

 

公務員はなるべく早くなるべき!

たしかに独学だろうとなんだろうと、努力してればいつかは報われると思うかもしれない。

でも、世の中の情勢は変わってきている。

就職氷河期、リーマンショック、東日本大震災、そして新型コロナウイルスの感染拡大。

こういった世の中のパニックで景気は悪化し、民間企業が採用を絞るので公務員人気が必然的に高まっていくものである。

途中でそのことに気づいても時すでに遅し、公務員になるには年齢を重ね過ぎてしまった・・・という羽目になる。

そんな思いをあなたはしたくないですよね?

『社会人のための公務員転職ハンドブック』で公務員の概要を学び、適切な学習計画を立てなかったばっかりに合格の目が消える。

そうならないで欲しいと心底思っている。

▶︎公務員を目指すなら最低限知っておくべきことがこれ1冊に載っている!

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