【岩手県庁の採用試験まとめ】面接・論文で失敗しない方法を解説します

上記の疑問や不安を解決する記事になっています。

 

 

岩手県庁を志望する方のために、採用試験について分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

岩手県庁の採用試験の流れ

岩手県庁の採用試験の申し込みから最終合格までの流れは以下の通りです。

岩手県庁：試験の日程

令和6年度の採用試験は以下の日時で開催予定となっております。

 

Ⅰ種(アピール試験型)【4月実施】	4月21日(日)
Ⅰ種(アピール試験型)【6月実施】	6月16日(日)
Ⅰ種(専門試験型)	6月16日(日)
Ⅱ種	9月22日(日)
Ⅲ種	9月22日(日)
障がい者を対象	10月20日(日)

 

岩手県庁が望む人物像

最終合格までの試験を通じて、岩手県は以下のような人を採用したい思いがあります。

 

 

簡単に言うと上記ですが、もう少しかみ砕いて説明すると次の通りです。

 

地域への深い愛情と責任感：公務員には岩手県に対する深い愛情と誇りを持ち、地域社会への責任感を持って行動することが求められます。地域の文化や歴史を尊重し、その発展に尽力する姿勢が重要です。

協力と協調の精神：岩手県庁の公務員は他の職員と協力し、地域の課題解決や目標達成に向けて協調の精神を持つことが求められます。情報共有や連携を通じて、地域の発展に貢献する姿勢が重要です。

倫理観と誠実さ：公務員は高い倫理観を持ち、誠実で正直な態度を貫くことが求められます。市民の信頼を守り、公正な判断と行動を心掛ける姿勢が重要です。

創造的な発想と問題解決力：岩手県庁の公務員は地域の課題に対して創造的な発想を持ち、論理的思考と問題解決力を駆使して解決策を模索する能力が求められます。地域社会の発展に向けて積極的に取り組む姿勢が重要です。

情報提供とコミュニケーション力：公務員は市民との円滑なコミュニケーションを図り、適切な情報提供や対応を行う能力が求められます。市民の要望や問題に真摯に向き合い、信頼関係を築く姿勢が重要です。

継続的な学習と成長：岩手県庁の公務員は専門知識やスキルの向上に努め、常に学び続ける姿勢を持つことが求められます。地域の変化に適応し、より高い専門性を発揮するための努力が重要です。

サービス精神と市民への配慮：公務員は市民に対するサービス精神を持ち、市民の利益を最優先に考える姿勢が求められます。市民の声に耳を傾け、親切で丁寧な対応を心がけることが重要です。

 

以上が、岩手県が公務員に求める一般的な人物像です。

面接での受け答えや、あなたのビジネスマナーを見ることにより「上記に当てはまる人材かどうか」を品定めされることになります。

岩手県庁の採用試験に強い公務員予備校

岩手県庁の採用試験は言うまでもなく厳しい試験になります。

合格するには他の受験生よりも1歩も2歩もリードしなければならないのですが、その時に大きな力になってくれるのが「公務員予備校」です。

独学で合格できる人もいますが、お金をかけて確実性を買うのは効率が良く、公務員予備校を利用するのは非常に賢い選択だと思いますね。

岩手県庁の採用試験について

「採用予定数」と「募集職種」は以下の通りです。

令和6年度

Ⅰ種

一般行政A	37名程度
社会福祉	10名程度
心理	4名程度
農学	7名程度
畜産	3名程度
林学	7名程度
水産	1名程度
総合土木A	13名程度
建築	2名程度
機械	1名程度
電気	1名程度
環境化学・食品衛生	6名程度

 

Ⅰ種（アピール試験型）

一般行政B	15名程度
農学B	5名程度
畜産B	若干名
林学B	5名程度
水産B	若干名
総合土木B	10名程度

 

Ⅱ種

一般事務A(教育事務)	8名程度
一般事務B(勤務地限定)	5名程度
警察事務	2名程度

 

Ⅲ種

一般事務A	40名程度
一般事務B(勤務地限定)	5名程度
警察事務	2名程度
林業	1名程度
総合土木	3名程度
建築	1名程度
電気	1名程度

 

障がい者を対象

一般事務

5名程度

 

令和5年度

Ⅰ種

一般行政A	40名程度
社会福祉	9名程度
心理	4名程度
農学	10名程度
畜産	3名程度
林学	7名程度
水産	2名程度
総合土木A	11名程度
建築	1名程度
機械	1名程度
電気	1名程度
環境化学・食品衛生	6名程度

 

民間経験者

一般行政B(先行実施枠)	5名程度
総合土木B(先行実施枠)	若干名
一般行政B(通常枠)	若干名
総合土木B(通常枠)	若干名

 

Ⅱ種

一般事務	7名程度
警察事務	4名程度

 

Ⅲ種

一般事務	32名程度
警察事務	4名程度
林業	1名程度
総合土木	2名程度
機械	1名程度
電気	1名程度

 

障がい者を対象

一般事務

6名程度

 

令和4年度

Ⅰ種

一般行政A	48名程度
社会福祉	13名程度
心理	3名程度
農学	9名程度
畜産	4名程度
林学	5名程度
水産	4名程度
総合土木A	6名程度
建築	2名程度
機械	1名程度
電気	1名程度
総合化学	7名程度

 

民間経験者

一般行政B	10名程度
総合土木B	若干名

 

Ⅱ種

一般事務	10名程度
警察事務	3名程度

 

Ⅲ種

一般事務	44名程度
警察事務	3名程度
林業	1名程度
総合土木	2名程度
機械	1名程度
電気	1名程度

 

障がい者を対象

一般事務

12名程度

 

令和3年度

Ⅰ種

一般行政A	55名程度
社会福祉	15名程度
心理	6名程度
農学	9名程度
畜産	6名程度
林学	4名程度
水産	4名程度
総合土木A	7名程度
建築	1名程度
機械	1名程度
電気	1名程度
総合化学	6名程度

 

民間経験者

一般行政B	10名程度
総合土木B	3名程度

 

Ⅱ種

一般事務	12名程度
警察事務	3名程度

 

Ⅲ種

一般事務	48名程度
警察事務	3名程度
林業	1名程度
総合土木	2名程度
機械	1名程度
電気	1名程度

 

障がい者を対象

一般事務

19名程度

 

令和2年度

Ⅰ種

一般行政A	59名程度
社会福祉	13名程度
心理	3名程度
農学	15名程度
畜産	2名程度
林学	4名程度
水産	2名程度
総合土木A	21名程度
建築	3名程度
機械	1名程度
電気	3名程度
総合化学	6名程度

 

民間経験者

一般行政B	5名程度
総合土木B	4名程度

 

Ⅱ種

一般事務	6名程度
警察事務	2名程度

 

Ⅲ種

一般事務	45名程度
警察事務	2名程度
林業	2名程度
総合土木	5名程度
機械	1名程度
電気	1名程度

 

障がい者を対象

一般事務

11名程度

 

岩手県立病院職員

薬剤師	16名程度
放射線技師	10名程度
臨床検査技師	16名程度
臨床工学技士	若干名
理学療法士	9名程度
作業療法士	6名程度
言語聴覚士	3名程度
管理栄養士	3名程度
調理師	5名程度
助産師A	3名程度
看護師A	10名程度
助産師B	10名程度
看護師B	128名程度

 

というわけで突然ですがあなたに質問です！

公務員の採用試験でどのような質問がされるかご存知ですか？

面接試験を受けるにあたり絶対に過去問は頭に入れておくべきなのですが、もしどんな質問がされるのか分からずに不安を感じている方はぜひ以下の記事を読んでみてください。

岩手県庁の論文試験について

論文試験があるとなると、「作文が苦手だからどうしよう」とか、「書き慣れてないから何を書けばいいか分からない」というように考える方も多いかもですが・・・

実は、公務員試験の論文には書き方のコツがあって、それさえ把握しておけば何も怖くありません。

むしろ、何を聞かれるか分からない面接試験よりも、圧倒的に準備がしやすいんです。

なので、岩手県庁の採用試験のポイントは論文試験で失敗しないことでして、そのために試験本番までに論文の書き方を知っておきましょう。

覚えるだけでスラスラ書ける！最強の論文テクニック

論文は論理的な文章を書けばいいのですが、文章を書き慣れていない人にとっては難易度の高いことだと思います。

しかし心配は要りません。

結論から言いますと公務員試験の論文の書き方にはテンプレートがありまして、その雛形に合わせて書けばどのようなテーマであれどんどん筆が進んでいきます。

 

ちなみに、岩手県庁の論文（作文）試験のすべてを以下の記事で詳しく解説しています。

岩手県庁の面接試験について

多くの自治体では面接試験の質問材料にするために、面接カードの記入が行われます。

試験当日までに書いておく自治体もあれば、試験当日に現地で書く自治体もあり、その提出時期はさまざま。

そしてご存知のように、公務員試験では筆記試験よりも面接試験に重きを置くようにシフトされています。

ということは、面接試験でより一層人物の品定めをされるということなので、ぶっちゃけ凄くシビアになります。

要するに、「面接試験でつまずく＝不合格になる」でして、面接試験で失敗しないためのファーストステップは面接カードを万全に仕上げることになります。

知らなきゃヤバイ！頻出の質問と面接ノウハウ

面接試験と聞くと、「ただ質問に答える形で書けばいいんでしょ？」と、甘く見る人が多いのですが・・・。

そんな甘い考えでは、公務員試験で最大の難関である面接で落とされるのが関の山なので注意が必要です！

 

ちなみに、あなたは面接カードを書く上で重要なことが何かご存じですか？

結論から言うと、「面接をコントロールするように書くこと」が合格へのカギとなります。

岩手県庁の採用試験で合否を決めるといっても過言ではない面接試験ですが、

 

 

上記を知ることで面接に苦手意識がある人でも有利に進めることが出来ます。

面接に自信がある人も苦手な人も、以下の記事で岩手県庁の面接試験のすべてを解説しているのでぜひ合わせて読んでみてください！

岩手県庁のグループワークについて

岩手県庁では一部の試験区分でグループワークが行われます。

グループワークとは集団討論やグループディスカッションと同じもので、簡単な自己紹介のあとにテーマを与えられて複数人の受験者が討論する形態の試験です。

たとえば、「少子化に向けて行政が出来ることは？」というテーマが与えられて、各々少子化の対策について語り合うといった感じです。

ここを見られてる！？面接官がグループワークでチェックするものとは？

グループワークって多くの人があまり経験がないかと思います。

それもそのはず、グループワークを行う自治体はそれほど多くはありません。

では、なぜこのような珍しい形態の試験を行うのかと言うと、理由は以下の通りです。

 

 

グループワークはとにかく喋ればいい、と思っている人も多いですが・・・

そういうスタンスだと試験に落とされるので注意が必要です。

岩手県庁の採用試験の倍率

採用試験の結果は、以下の通りです。

令和6年度

Ⅰ種

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般行政A	107	90	49	2.2
一般行政B(先行)	100	59	27	3.7
一般行政B	55	20	6	9.1
社会福祉	9	8	6	1.5
心理	10	8	6	1.7
農学A	12	12	7	1.8
農学B(先行)	7	4	4	1.0
農学B	3	3	3	2.0
畜産A	6	5	3	2.0
畜産B(先行)	2	1	0	ー
畜産B	1	0	ー	ー
林学A	1	1	1	1.0
林学B(先行)	6	5	4	1.5
林学B	1	0	ー	ー
水産A	1	1	1	1.0
水産B(先行)	2	1	1	2.0
水産B	3	2	2	1.5
総合土木A	5	5	3	1.7
総合土木B(先行)	11	9	7	1.6
総合土木B	3	3	2	1.5
建築	0	ー	ー	ー
機械	2	1	1	2.0
電気	3	2	1	3.0
環境化学・食品衛生	8	8	7	1.1

 

Ⅱ種

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般事務
警察事務

 

Ⅲ種

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般事務
警察事務
林業
総合土木
機械
電気

 

障がい者を対象

試験区分	受験者	最終合格	倍率
事務

 

令和5年度

Ⅰ種

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般行政A	139	117	52	2.7
一般行政B(先行)	137	25	11	12.5
一般行政B	53	7	3	17.7
社会福祉	19	17	10	1.9
心理	7	7	7	1.0
農学A	17	16	10	1.7
畜産A	4	4	2	2.0
林学A	6	4	3	2.0
水産A	7	6	3	2.3
総合土木A	11	10	5	2.2
総合土木B(先行)	4	3	1	4.0
総合土木B	1	0	ー	ー
建築	0	ー	ー	ー
機械	4	4	1	4.0
電気	3	2	1	3.0
環境化学・食品衛生	9	8	8	1.1

 

Ⅱ種

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般事務	65	22	10	6.5
警察事務	23	12	5	4.6

 

Ⅲ種

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般事務	188	100	51	3.7
警察事務	17	11	4	4.3
林業	2	2	2	1.0
総合土木	5	5	4	1.3
機械	0	ー	ー	ー
電気	2	2	2	1.0

 

障がい者を対象

試験区分	受験者	最終合格	倍率
事務	28	4	7.0

 

令和4年度

Ⅰ種

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般行政A	143	124	65	2.2
一般行政B	51	39	11	4.6
社会福祉	27	24	16	1.7
心理	4	4	3	1.3
農学	15	14	9	1.7
畜産	7	6	3	2.3
林学	4	3	3	1.3
水産	8	7	3	2.7
総合土木A	20	20	11	1.8
総合土木B	3	2	1	3.0
建築	0	ー	ー	ー
機械	2	1	0	ー
電気	1	1	1	1.0
総合化学	14	12	9	1.6

 

Ⅱ種

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般事務	91	30	15	6.1
警察事務	35	18	9	3.9

 

Ⅲ種

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般事務	276	148	62	4.5
警察事務	25	12	6	4.2
林業	3	3	2	1.5
総合土木	6	6	4	1.5
機械	1	1	1	1.0
電気	1	1	1	1.0

 

障がい者を対象

試験区分	受験者	最終合格	倍率
事務	21	5	4.2

 

岩手県庁の給料・ボーナス・初任給など

岩手県庁の職員(行政職)の給料やボーナスといった各種データは以下の通りです。

 

平均年齢	42.7歳
平均年収	622万4688円
平均月額基本給	32万円
平均総支給給料(月額)	38万9449円
ボーナス	155万1300円
退職金(60歳定年)	2260万7000円

 

岩手県庁職員の初任給は？

岩手県庁の初任給は次の通りです。

Ⅰ種(行政職)	19万7800円
Ⅰ種(研究職)	20万3300円
Ⅱ種	18万500円
Ⅲ種	16万7900円

 

さいごに

岩手県庁の採用試験情報についてまとめてみました。

長い記事になりましたが、今回は以上で終わりにしたいと思います。

と言いたいところですが、最後に1点だけ！

 

ここまで記事にお付き合いいただき本当にありがとうございます。

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