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【特別区の電気・完全攻略ガイド】低い倍率で公務員になれる最大のチャンスを活かせ!

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お悩みさん
お悩みさん
・特別区の電気の職員になりたいんだけど・・・

・採用試験ってどんな感じなの?

・コツとかあれば教えて欲しい!

こんな疑問にお答えします!

 

特別区とは東京23区のことで、23区で働く公務員になりたい場合、特別区の採用試験に合格しなければなりません。

また、「千代田区の公務員になりたい」とか「港区の公務員になりたい」といったように勤務地の希望があると思いますが、試験は一括して行われます。

つまり、希望する区に行きたい場合、特別区の採用試験になるべく上位合格し、その後に行われる区面接に合格すれば希望の区の職員になることが出来るわけです。

ちなみに、電気をはじめとした「技術職」は事務職と比べて倍率が低いため、「合格しやすい」と言えます。

 

試験区分 倍率
事務 3.6倍
電気 1.8倍

 

上記は令和4年度の事務職と電気の倍率なのですが、上記を見れば一目瞭然、電気の倍率は低いので、特別区の職員になりたい人にとってはまさに「穴場の職種」と言えます。

また、令和5年の採用試験から簡易化され、受験対策も楽になりました。

 

これまで 令和5年度から
教養試験 専門試験
専門試験
論文試験

 

公務員になりたい、電気職の試験について詳しく知りたいという方は、ぜひ記事の最後までお付き合いください!

赤ずきん
赤ずきん
1次試験が専門試験のみになったので、試験対策がめっちゃ楽になったよ!

特別区:電気の受験資格

受験資格は年齢だけで、令和4年度の試験では下記の通りです。

 

22歳以上32歳未満の人が試験対象となります

 

大学で電気工学を専攻経験が無くてもいいですし、資格も必要ありませんし、そもそも大卒である必要もありません。

高卒、フリーター、無職でも誰でも受験OKです。

上記の年齢だけクリアしていれば、東京都に住んでいようと地方に住んでいようと構いません。

赤ずきん
赤ずきん
法学部でもオッケーだし、福岡県に住んでいる人でもオッケー!

 

ただし、1次試験で課せられる専門試験は電気の問題が出題されるので、大学で電気を学んでいたとかだと知識の面で圧倒的に有利ですね。

  1. 電気・電子回路
  2. 電気磁気学
  3. 材料・制御(電気応用含む)
  4. 電気機器
  5. 配送配電
  6. 情報・通信
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特別区の採用スケジュール

特別区の採用試験はその他の自治体とは異なり、採用までの流れが少し特殊なのが特徴です。

ちなみに、合格までの流れをザックリ説明すると以下の通り。

 

  1. 特別区採用試験の受験申込
  2. 特別区採用試験を受験
  3. 特別区採用試験に合格
  4. 各区面接の受験
  5. 各区面接の合格(内定)

 

上記を見れば分かる通り、特別区が行う試験と各区が行う試験の2つに分かれています。

つまり、特別区が行う試験(1次と2次試験)に合格するだけでは、まだどこの区の職員になるか決まらないということです。

区面接と呼ばれる試験によって、どこの区の職員になるかが決定します。

では、令和4年度の合格までのスケジュールを見ていきましょう。

 

3月18日
試験案内・申込書の配布、情報開示

3月18日~4月4日
受験申し込み

※原則インターネットによる申し込み

※この段階で希望する区を第1希望から第3希望まで選ばなければいけません

5月1日
1次試験
試験内容:教養試験・専門試験・論文試験

6月24日
1次試験の合格発表

※合格通知に2次試験の試験日や集合時間などの情報が記載されています

7月5日~7月14日
2次試験
試験内容:個別面接

7月26日(技術職)、8月3日(技術職以外)
合格発表

8月3日~
区面接
合格順位・希望区などから、特定の区から面接の連絡がある

※受験者は自分で面接を受けたい区を選べないので、ただひたすら連絡を待つのみ

採用内定
面接を受けた区から採用内定連絡が来たら採用!

※もし面接試験で落ちた場合、別の区から再び面接の案内が来ます。

 

このように、特別区の採用試験に合格したあとにファイナルステージともいえる「区の面接試験」があります。

ちなみに、国家公務員試験の官庁訪問のように、自分から受けたい区を選ぶことはできません。

特別区の採用試験の順位をもとに、あなたにとって適切な区が選ばれ、その区からあなたのもとに連絡が来ます。

つまり、合格順位が高ければ第一希望の区を受けることが出来るし、合格順位が低ければ不人気だったり、あなたの希望する区へ行けない可能性が高まるということになります。

 

また、区面接で不合格になったとしてもまだチャンスはあります!

区面接で落ちた場合、また別の区の面接試験に受けに行くことになり、基本的にはどこかに採用されるまで面接を受け続けることになります。

赤ずきん
赤ずきん
よほどの事をやらかさない限り、どこかの区に採用されるので採用漏れの心配はしなくても大丈夫!
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特別区:電気の試験内容

これまでにお話したように、特別区の職員として採用が決定するまでは以下の3つの試験に合格しなければなりません。

そして、各試験に合格するための対策方法も紹介していきます。

  1. 1次試験
  2. 2次試験
  3. 区面接

①:1次試験

すべての受験者が受けるのがこの1次試験です。

冒頭でお話したとおり、令和5年度の採用試験から1次は専門試験のみになりました。

これまでは教養試験・専門試験・論文試験の順番に行われ、1日ですべてを受験しなければいけないためなかなかハードな試験でしたが、それを思うとずいぶん楽になりましたね。

 

専門試験

記述式、語群選択式等。6題中4題選択解答。

電気の出題範囲

  1. 電気・電子回路
  2. 電気磁気学
  3. 材料・制御(電気応用を含む。)
  4. 電気機器
  5. 発送配電
  6. 情報・通信

 

赤ずきん
赤ずきん
合格を左右する論文試験を制するための対策方法は以下のnoteで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

②:2次試験

1次試験に合格した受験者は、その後2次試験に進みます。

時期は7月上旬~下旬に行われ、試験日は指定されます。

試験内容は「個別面接のみ」なので、シンプルがゆえに『失敗が許されない一発勝負の試験』となります。

赤ずきん
赤ずきん
特別区の面接試験で頻出の質問や模範回答、そして面接官の狙いがすべて分かる対策方法は以下のnoteで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください

③:区面接

通常の自治体では最終試験に合格したら採用決定なのですが、特別区はさらに「区面接」と呼ばれる最終試験が実施されます。

あなたの希望と試験成績を総合して、もっとも適切な区から連絡が来ます。

ここで合格すれば、その区の公務員となることが決定します!

試験内容は区によって微妙に違いがあり、個別面接のみの区もあれば集団討論を行う区もあります。

赤ずきん
赤ずきん
区面接については以下の記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてくださいね!

特別区:電気の倍率

特別区は日本で最も人気の高い自治体ですが、採用人数が多く、それでいて電気職は受験者が比較的少ないので倍率は低めです。

むしろ公務員になりたいなら電気職はコスパ最強と言えますね!

 

年度 受験者 1次合格 最終合格 倍率
令和4年度 56 49 32 1.8
令和3年度 72 55 24 3.0
令和2年度 72 58 23 3.1
令和元年度 126 110 64 2.0
平成30年度 128 114 67 1.9

 

電気はとくに倍率が減少傾向にあるので、ますます公務員になりやすい試験になっていますね!

赤ずきん
赤ずきん
これよりも前の年度の倍率を知りたい方は以下の記事で紹介していますので、合わせてチェックしてみてくださいね!

特別区:電気の勤務地と職務内容

電気は技術職と呼ばれる職種の中の一つで、電気に関する業務を行う公務員です。

機械職の勤務地

基本的には本庁の電気関連の部署に配属され、そこで勤務することになります。

ちなみに、配属される主な部署は次の通りです。

  1. 建築課
  2. 営繕課
  3. 清掃工場

 

また、事務職に比べて出先機関に勤務することも多いのが特徴です。

出先機関のメリットは駐車場が確保されているため車で通勤することが可能なところ。

また、働く職員数も少ないため、人間関係の煩わしさが少ないのもメリットの一つですね。

電気職の職務内容

  1. 電気設備の計画・設計・施工管理
  2. 電気設備の監督業務
  3. 電気設備の維持管理

 

事務職に比べて勤務地が限られていますし、仕事内容も幅広くないため、専門性が身に付きやすいです。

とはいえ、民間企業で働く電気技師や設計ほど専門的な知識を有していなくても十分務まる仕事内容といえます。

赤ずきん
赤ずきん
事務職にありがちな出世レースの消耗もないため、働きやすい職場環境だと思います。

知らないとヤバい!特別区の採用試験の特徴と対策

他の自治体と試験日がかぶらない

特別区Ⅰ類電気の採用試験は毎年、他の公務員試験よりも1ヶ月半ほど試験日が早く行われます。

 

自治体 試験日
特別区 5月上旬
その他の自治体の多く 6月第3日曜日

 

たとえば政令指定都市や中核市のような市役所と都道府県庁は同じ6月第3日曜日に行われるため、両方を受験することが出来ません。

しかし、特別区はだいたいゴールデンウィーク中に開催されるため、市役所や都道府県庁と併願することが可能になります。

希望の区に入りたいなら採用試験で上位合格しなければならない

馴染みのある区、憧れのある区などから第一希望から第三希望を決めることになりますが、希望の区に入りたい場合、採用試験で上位の成績をおさめる必要があります。

たとえば港区や千代田区あたりは人気が高いため、採用されるには面接試験次第といっても過言ではありません。

試験はリセット方式ではない

1次試験の結果を最終合格の判断材料に使わない、いわゆる「リセット方式」で採用を行う自治体が多いですが、

特別区Ⅰ類電気の採用試験はリセット方式ではないため、1次試験の成績も最終合格の材料に使用されます。

なので、2次試験の面接の結果がイマイチだったとしても、1次試験の専門試験で点数を稼いで面接での不足分をカバーするという戦略を取ることが出来ます。

面接試験を制する者は試験を制す

繰り返しになりますが、特別区の採用試験の特徴は面接試験の配点が圧倒的に高いことです。

具体的な配点は公表されていませんが、多くの公務員予備校の研究によると面接さえ出来がよければ合格できます。

つまり、

 

「面接試験を制するものは試験を制す」

 

という訳です。

合格するには面接での失敗は許されませんし、希望の区に入るために上位合格したいのであれば、面接で出来るだけ高得点を叩き出す必要があります。

特別区の採用試験は勉強を始めて半年くらいで合格する人も多いですが、それは面接の配点が非常に高いからだと言われています。

特別区の採用試験はぶっちゃけ面接ができれば受かるみたいなところがあるので、面接対策だけは甘く見ずにしっかり対策しておきましょう!

しかし、面接は我流でやるとどのように回答すればいいか分からないですし、配点が高いだけあって一般的に難易度が高い試験とされています。

赤ずきん
赤ずきん
特別区の面接で高得点をマークし、絶対に合格したい方はぜひ以下の頻出の質問&模範回答集を参考にしてみてください!

 

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