面接試験が苦手なので本番で上手くいく自信がない。
1次試験に合格したからには何とか公務員試験に合格したい。
そのためには面接試験に合格しないといけないので、コツがあれば教えてほしい。
このような悩みにお答えします。
本文では、
- 面接に落ちてしまう人の特徴
- 面接試験を突破するコツは「場数を踏むこと」
について解説しています。
公務員試験の1次筆記試験は合格できるんだけど、いつも面接試験で落ちてしまう。
このように、面接に苦労している人ってたくさんいるんですよね。
「面接での振る舞い方が分からない」とか、「緊張して実力を出せない」とか原因は色々あると思います。
ちなみに面接試験に合格するコツですが、いきなり結論から言うと「面接の場数を増やすこと」です。
この記事を書く私は政令指定都市で働く公務員で、過去に受験した公務員試験はすべて合格しました。
別に私が特別優秀だからすべて合格できた訳ではなく、ただ単純に面接が得意だったからなのですが、そんな私の経験から書いていきますのでぜひ記事の最後までお付き合いください。
ノウハウコレクターになってないですか?
面接の攻略法を書いた本や、インターネットでの面接のノウハウなどは数え切れないほどあります。
それらを出来るだけ目を通しておくことは悪いことではありません。
ただ、ノウハウを頭に詰め込んだからといって「面接が得意になったはず」と勘違いしてはいけません。
プロ野球選手の投球術を学んだからといって150kmの速球が投げれる訳ではないし、中村俊輔選手のFKの蹴り方を見たからといって同じようには蹴れないのと一緒で、面接のノウハウを読んだからといってすぐそのまま実践できる訳ではありません。
多くの人がノウハウを読んだらもうマスターした気になって、次々と本やインターネットの情報に触れ続けているんです。
ノウハウを学ぶのはいいことですが、最も大事なのはそれらを実践して自分の身にしていくことです。
要するに「情報をインプットしたらしっかりとアウトプットしましょう」ということです。
本番の面接や模擬面接の場でもいいので、新しく得た知識をまずは試してみましょう。
そうしていくことで、気がついたらスラスラと面接の場で自己表現ができるようになって、自分自身の成長に驚くはずです。
緊張して面接で上手く話せない
面接が苦手な理由として1番あるあるなのは、「緊張して上手く話せない」ではないでしょうか。
面接では一度も噛んではいけないとかは全然ないのですが、それでも常識の範囲内でなめらかに話す必要はあります。
「えーと、」
「うーん、それは・・・」
といったように、質問のたびになかなか言葉が出てこないようではやはり印象が悪くなってしまいますからね。
面接で緊張して上手く話せない原因は「場数の少なさ」なので、面接の場数さえ増やしてやれば簡単に解決できます。
なので、面接試験に自信がない人は模擬面接でもいいので、とにかく本番さながらの形式で話しをする経験を増やしてみましょう。
模擬面接はどこですればいいの?
面接の模擬試験は大学生なら学校がやってくれるはずです。
一方、社会人や公務員浪人の方がするとなると、公務員予備校を利用するのが手っ取り早いです。
忙しくてスクールに通うのが難しい人でも自宅にいながら勉強できる「WEB学習」という形態の公務員予備校もあります。
それなら自分の自由な時間に勉強ができるので、スケジュールを立てやすいのでオススメです。
集団面接ってどうするのが正解なの?

政令指定都市のような大きな自治体、また多くの都道府県庁の採用試験では集団面接(討論)が実施されます。
ぶっちゃけ集団面接って何が正解か分からない方も多いはず。
- 人よりも多くしゃべって目立てばいいのか
- でしゃばるよりも少し引いた方がいいのか
- そもそもの立ち振る舞い方が分からない
集団面接なんて日常生活の中でも経験することが無いので戸惑うのも仕方ありません。
では集団面接の中では、どのように振る舞うのが正解なのでしょうか?
集団面接では、まず最低限守らなければならないことがいくつかあります。
面接慣れしてないから面接試験で落とされる
面接で落とされた理由を自己分析すると、ほとんどの人が「緊張して上手く喋れなかった」と答えます。
では面接に落ちた理由というのは本当にそれだけでしょうか?
面接官が見ているのは、あなたの「回答の内容」だけだと思っていませんか?
もしそう思っているなら、あなたは今後何回面接を受けても落ちてしまうでしょう。
なぜなら、面接官が見ているのはあなたの話の内容だけではないからです。
結論から言うと面接官は話の内容に加え、あなたの立ち振る舞いを見ています。
- 背筋がしっかり伸びて姿勢はいいか
- ハキハキと大きい声で話しているか
- 話す時に鼻や口周りなどを触る癖がないか
上記はその一部でして、会話とは別の部分を実はしっかりと見ています。
そして、「会話の中で主語と述語はちゃんとしているか」なども意識してよく聞いています。
これらを最初から上手くできる人なんてなかなかいません。
面接でボロが出ないように、そつなくこなせるには場数を踏むしかありません。
あなたが成功するには失敗しながら試行錯誤を重ね、成功にたどり着くのが1番の正攻法です。
しかし、なるべくなら公務員試験本番で失敗したくないですよね?
だったら練習の場を設けて、そこで失敗を重ねましょう。
面接の場数を増やす裏技はこれだ!
模擬面接は出来ても、実際の面接ってどうやって経験すればいいの?という方のためにオススメの方法ですが、それは次の通りです。
民間企業の採用試験(面接)を受けに行けばOK。
就職活動して民間企業の採用試験を受ける場合、1次で筆記試験やSPIの試験を行い、2次で面接試験を行う企業がほとんどのため、1次試験に合格しなければ面接まで進むことが出来ません。
しかし「転職サイト」を利用して採用試験を受ける場合、大半の企業は筆記試験がなくいきなり面接試験を行います。
この制度を上手く利用して面接の場数を増やすのが裏技です。
さいごに
せっかく筆記試験は合格したのに面接で落ちてしまった場合、精神的なダメージは非常に大きいと思います。
そんな悔しい思いをする前に、まずは面接試験に向き合うことからはじめてみましょう。
- なぜ面接に受からないのか
- 緊張はどうすれば解消されるのか
- 面接の経験を増やすにはどうしたらいいのか
上記を分析していけば、必ずあなたが面接試験において足りなかった原因が見つかります。
そしてその原因の多くは、面接の場数を踏んで経験値を増やせば解決することがほとんどです。
面接が不安で仕方ないという場合は、ぜひどんな手段でもいいので面接試験を受けて場数を増やしてみましょう。
ここで大切なのが、ただ面接を受けに行っただけではあなたの面接スキルがアップすることはありません。
受けに行く会社について自分なりに調べて、「その会社で働きたいんだ!」という熱意を見せれるようにしっかりと準備しましょう。
間違っても「面接の練習がてら来ました」というような姿勢ではいけません。
公務員試験は年々人物重視の傾向にあります。
要するに、筆記試験よりも面接試験の方が圧倒的に比重が高いんです。
そして面接で見られるのはあなたの「熱意と人柄」ですので、練習の場ですら熱意と人柄を伝えられないようでは公務員試験に合格するのは難しいと言えます。
ぜひ真剣に面接試験に向き合って、良い結果に繋げてみてくださいね。
では最後になりましたが、【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!についてご紹介させてください。
面接での定番の質問集と、実際に使える回答を掲載!
【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!は、面接対策をマスターし、受験したすべての公務員試験を合格した私が執筆したnoteです。
回答例だけでなく、面接官が質問によって何をチェックしているかについても書いてありますので、簡単に有益な情報を手に入れることが出来ます!
なぜオススメするかと言うと、これ1冊だけで「定番の質問内容」「回答例」「面接官が質問により何をチェックしているか」といった、非常に有益な情報が載っているからです。
面接に自信がある人には勧めませんが、苦手意識がある人や面接試験で絶対に失敗したくない人には絶対に読んでもらいたい内容になっています!
しつこいかもですが公務員になりたいなら、ぶっちゃけ読まないだけ損!
ただ1つだけ注意点があるのですが、それは「絶対に公務員になりたい人向け」ということ。
合計15000文字以上のガチすぎる内容になっているので、真剣な人にだけ読んでほしいと思っています。
絶対に公務員になりたい!面接試験を突破したい!という方は、ぜひ自己投資として以下のnoteを読んでみてくださいね!
面接での定番質問や、面接官の心理を知りたいならオススメ。
ガチ勢向けのボリュームになっているのでぜひ!
- 定番の質問内容
- 回答例
- 面接官が質問により何をチェックしているか
合格する人がみんなやってる自己分析
面接試験で困らない、100点満点の解答例はこれだ!
面接を完全にコントロールし、自分のペースにする方法