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就職する前に知っておきたい公務員と民間企業の働き方、そして流儀の違い

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公務員と民間企業の違いについて考えたことがあるでしょうか?

営利を目的とするか否かや、仕事内容や職場の環境など・・・様々なところで両者には違いがあります。

これから公務員を目指す人に知っておいて欲しいのが、公務員試験の面接でかなり高い確率で以下の質問をされるということ。

 

民間企業と公務員の違いは何だとお考えですか?

 

ちなみに、私が現在働いている政令指定都市の試験を受けた時も、上記の質問は受けました。

というわけで、

 

本文では、

  • 公務員と民間企業の違い
  • 転職する前に考えておくべきこと

について解説しています。

一般論に加え、公務員として15年以上働く私の主観も交えつつ解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

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公務員と民間企業の違い

公務員と民間企業の違いって、営利を目的とするかどうかと、労働者の給料の出どころが税金かどうかくらいしか思いつかない方も多いですよね?

ちなみに、公務員と民間企業の違いは以下の通りです。

  1. 最終決定の方法が違う
  2. 担当する業務の守備範囲が違う
  3. 仕事をする上での優先順位が違う

①:最終決定の方法が違う

公務員と民間企業の1番の違いは、最終決定の方法にあります。

公務員の仕事の進め方はほぼテンプレートがあるため、その方法や書式に従ってやりながら最終的に上司の決済を取ればOK。

部長よりも上の役職の人は完全に下に任せているため、仕事の進め方にいちいち口出しはしませんし、上層部の意思によって決定事項がひっくり返ることはありません。

 

一方、民間企業では最終決定はトップのさじ加減で決まることが多く、仕事のやり方も社員によって様々。

民間企業ではシンプルに業務に対するスキルが重要ですが、「根回し」や「忖度(そんたく)」が重要な公務員の仕事の方が「空気を読む」という見えないスキルが重要になってきます。

②:担当する業務の守備範囲が違う

次に、公務員と民間企業の違いは、社員(職員)の担当する業務の守備範囲にあります。

 

公務員は職員の数が多いほど部署の細分化が民間企業よりも進んでおり、ざっくりいうと「広く浅く」といった働き方が求められます。

一方、民間企業は専門性、いわゆるスペシャリストであることが重視されるため、その働き方は「狭く深く」といった特徴があります。

たとえば私が公務員になる前に勤めていたゼネコンの仕事では、主な仕事は以下の3つがありました。

 

  • 施工管理(現場監督)
  • 設計
  • 営業

これがもし公務員なら3年ごとに違う仕事をやることになるのですが、民間企業では施工管理の人が営業の仕事に異動になることはほぼありません。

③:仕事をする上での優先順位が違う

公務員と民間企業には他にも違いがたくさんありますが、働き方や流儀の違いという観点では、最終決定と業務の範囲と専門性が大きな違いですね。

では、公務員から民間企業へ転職したり、その逆の場合、どのような問題が発生するでしょうか?

 

公務員から民間企業へ転職した場合

公務員から民間企業へ転職した場合、まずは儲けに対するシビアさや仕事のスピードについていけない可能性があります。

また、公務員の仕事は基本的にチームワークですが、民間企業だと業種によっては完全に個人プレーなので、その責任の重さに押しつぶされるかもしれません。

 

民間企業から公務員へ転職した場合

民間企業から公務員に転職した場合は、根回しや忖度を始め、何から何まで決済に明け暮れる業務の面倒さ。

そしてスピード感の無さや、職場の派閥といっためんどくさい人間関係に神経をすり減らすことにウンザリすると思います。

両者を比べた場合、どちらも大変なのですが、民間企業から公務員へ転職する方が、「業務についていけない」ということは無いので、問題は少ないのではないでしょうか。

 

ちなみに、公務員は「大学生がなりたい仕事ランキング」で常に上位なほど人気職業ですが、実はデメリットもあるんです。

それについては以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。

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転職する前に考えておくべきこと

ここまで紹介したように、公務員と民間企業には大きな違いがあり、それは仕事の進め方を含めた業務の範囲や、職場での人間関係にあります。

 

なので転職するときは、両者の違いを理解した上で飛び込むと比較的スムーズに仕事ができるのではないでしょうか。

また、民間企業から公務員に転職する人は、何よりも優先して「根回し」に慣れること。

そして資格や仕事のスキルよりも、まずはコミュニケーション能力を身につけるべきですね。

転職後は仕事を覚えるよりも、まずは職場の人と良い人間関係を構築することを重視しましょう。

 

一方、公務員から民間企業に転職する人は、とにかく仕事のスピード感に慣れること。

そして、ぬるい公務員体質を改善し、スキルや業務の専門的な知識を身につけるように努力しましょう。

 

ちなみに、民間企業から公務員に転職し、気がついたら15年以上働いている私が思うことについてを以下の記事で書いていますので合わせて読んでみてくださいね。

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まとめ

  1. 最終決定の方法が違う
  2. 担当する業務の守備範囲が違う
  3. 仕事をする上での優先順位が違う

公務員と民間企業の違いについてまとめてみました。

 

転職した後にスムーズに職場に馴染むためには、あらかじめ上記の違いを理解しておくことが大切です。

とは言え、公務員にしろ民間企業にしろ結局は向き不向きがあるため、まずは自分自身の性格(長所や短所)を踏まえた上で決めるのがいいかなと。

 

ちなみに、自分が公務員に向いているかどうかは、自分の性格を自己分析して客観的に見てみましょう。

方法は簡単でして、無料で自分の隠れた性格まで診断してくれる「グッドポイント診断」をすればOKです。

 

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質問に答えていくだけであなたの性格を5つの特徴に絞って診断してくれるのですが、その診断結果はとても無料とは思えないくらいの充実度なんです。

自己診断をしたことがない方は、遊び半分でもいいのでまずはグッドポイント診断をしてみましょう。

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