公務員試験の勉強をするのに、おすすめの問題集を知りたい。
公務員試験では数的処理が大切とよく聞くけど、それだけでは合格できないので、他の科目も勉強できるおすすめの問題集が知りたいので、教えてください。
上記の疑問に答えます。
本文では、
・公務員試験の問題集【買って損しない】
・今日から始めるべき勉強
について解説しています。
この記事を書いている私は、政令指定都市で働く公務員。
現在は趣味のブログで公務員を目指す方を応援しつつ、公務員試験に合格するためのノウハウなどを学んでいます。
その中で、公務員試験に合格された方から情報を集めることで、「本当にオススメできる問題集」が分かってきました。
今回は「おすすめの問題集」を厳選して3冊ピックアップしてみたいと思いますので、気になる本があったら、購入して解いてみてくださいね。
公務員試験の問題集【買って損しない】
私がオススメする問題集は、次の3冊です。
- 地方上級 教養試験 過去問500
- 畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラス
- 公務員試験 速攻の時事
①:地方上級 教養試験 過去問500
説明不要のド定番の問題集です。
公務員試験の問題集で1番売り上げてると言っても過言ではないくらい有名で、収録内容は「近年の過去問500問」です。
なので、実際の試験の難易度や問題の傾向を知ることができます。
なお、こちらの問題集は「イチから勉強する」というよりも、「実力試し」みたいな感じです。
まだ公務員試験の勉強を始めたばかりの方が解いても、ほとんど解けないと思います。
この問題集は正解するのが目的ではなく、下記のように使うのが良いと思いますね。
- 実際の公務員試験の難易度を図る
- 自分の弱点を知る
地方上級 教養試験 過去問500は毎年発売される大ヒット問題集でして、公務員を目指す人には胸を張っておすすめしたいと思える一冊です。
②:畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラス
問題集の感想を一言でいうと、「頼もしい」です。
ショボい感想だと怒られるかもですが、この問題集は基礎から難問まで幅広く抑えられているので、どのレベルの方でも活用できると思います。
ちなみに、畑中敦子氏は公務員試験の問題集界隈では超有名でして、さまざまな数的推理の問題集を著作されています。
「数的処理といえば畑中敦子さん」と言っても過言ではないくらいですので、問題集選びに悩んだら畑中著書の問題集を買っておけば間違いないですね。
③:公務員試験 速攻の時事
この本はテーマに分けてまとめられており、読み進めやすいです。
というのも、普段からニュースや新聞を読む習慣がある人にとっては「すでに知っている話」もあるので、そこは読み飛ばして知らない箇所だけを読んだりできます。
公務員試験の時事問題で重要な点とは
- 試験問題として出題される
- 面接で時事を絡めた質問をされる
時事問題は1次の筆記試験で出題されるだけではありません。
面接試験においても、「最近関心のあるニュースは?」とか「少子化を解消するにはどうしたらいいとお考えですか?」といったように、時事を絡めた質問をされることがよくあります。
今までは、「面接試験=定番の質問」だけでしたが、年々面接試験を重視するようになっているので、こういった質問もよくされるようになっていますね。
そして、この傾向はどの自治体でも起こっていることでして、私が受験した自治体でも時事を絡めた質問をされる所がほとんどでした。
公務員になるべく早くなっておくべき理由
気付いている方もいると思いますが、大企業に勤めたからといって定年まで安泰という時代ではなくなってきています。
先日もトヨタと経団連会長が「終身雇用制度を維持するのは難しい」という発言をしており、天下のトヨタですらこの有様なのですから・・・
控えめにいっても民間企業に勤めるのは絶望しかないですね。
このような時代なので、解決策としては公務員になるしかないですね。
ぶっちゃけ「大企業に勤めることが正義」という時代ではないですし、終身雇用制度のもと定年まで安心して働きたいなら公務員一択かもしれません。
定年が何歳になるか分からない
これはよく語られていることですが、「年金が支払えないから定年を引き延ばす」の流れでして、もしかすると70歳過ぎてもまだ働き続けないといけないかもしれません。
なお、「70歳まで働き続ける」といっても「まともな仕事があれば」の話ですから、世の中の大半の人は安い給料で老体にムチを打ちながら老後苦労するはず。
日本の年金制度はすでに崩壊していますので、今の20~30代は自分でなんとかしないとヤバイと思います。
なので、定年まで安心して働けて、定年後も再雇用で面倒を見てもらえる公務員になるべく早く動き出すのがベストだと個人的には思います。
ちなみに、公務員を目指すのは30代になってからでも遅くはないのですが、それについては以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。
今日から公務員になるための勉強を始めよう
終身雇用制度が崩壊した時代の働き方として、重要な方法は下記だと思います。
- 採用人数が減らされる前に公務員になる
AIが劇的な速度で進化し、我々の生活の中でも活用され始めています。
なお、AIが公務員の仕事にも今後導入されるのは当然でして、仕事が効率化されたら、新規採用を減らすことで人員が縮小されるのは間違いありません。
窓口業務なんかはAIに任せたら、今の半分の人員でこなせるでしょうからね。
私の主張:公務員になりましょう
現代では「大企業>公務員」かもですが、近未来の高給取りは「公務員」な気がします。
現代だと「大企業のサラリーマン=高給取り」ですが、終身雇用が崩壊したら一気に奈落の底なので。
そうなったときに、定年まで安泰の公務員になっておくのが一番のセーフティーネットですね。
私の主張は上記の通りでして、終身雇用崩壊時代、そしてAI時代こそ「公務員」として生きていくのがベストだと思っています。
なお、現時点で公務員を目指しておかないと、これからどんどん新規採用は減っていくので、要するに倍率は高くなる一方です。
なので、本記事で紹介した問題集を勉強することから始めるとかでもいいので、まずは公務員を目指すために動き出してみましょう。
ちなみに、公務員を目指すには公務員専門学校を利用するのが最も効率が良いのですが、私が心からオススメする公務員専門学校は以下の記事で紹介しています。
まとめ
買って損しない問題集は上記の通りです。
定番すぎる問題集たちですが、どの自治体の試験でも対応できると思いますし、勉強しやすい問題集だと思います。
なんとも当たり前の結論となってしまいましたが、「売れている問題集=役に立つ」なので、これから公務員試験の勉強を始めようという方はぜひ上記の問題集を買ってみましょう。
本記事で紹介した問題集を解きつつ、ぜひ公務員試験合格を目指してくださいね。
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