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給料安すぎって本当?新人&若手公務員の年収事情【安月給で消耗しない方法】

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公務員って若いうちは給料が安いとよく聞くけど、本当なのかな。

生活に困るくらい安いのかどうか気になるので、具体的な年収の数字を知りたい。

このような疑問にお答えします。

 

本文では、

  • 新人&若手公務員の年収事情
  • 公務員の若い世代の給料が安い理由

について解説しています。

 

この記事を書いている私は公務員歴15年以上の政令指定都市の職員。

自身が公務員としてこれまで稼いできた年収を元に、若手公務員の年収のリアルをお届けします。

新人&若手公務員の年収事情


あくまで参考ですが、新人や若手の間の公務員の年収は以下の通りです。

【職歴】 【年収】
1年目(新人) 293万6,819円
2年目 308万5,198円
3年目 322万8,148円

 

上記が年収でして、実際にもらえる手取りは以下の通り。

【職歴】 【年収】
1年目(新人) 243万7,560円
2年目 256万0,714円
3年目 267万9,363円

 

なぜ若い公務員の年収は低いのか?

結論は、年功序列だからです。

それと、公務員は基本給が安いから。

 

公務員は出世すると役職がワンランクアップするたびに、基本給が2万円くらい上がります。

なので、出世すればそこそこの給料になるのですが、出世できない若いうちはどうしても給料は少ないですね。

 

いくつになったら出世できるのか?

いくつになったら出世できるかですが、まず最初の昇格は入庁して5年が経ったくらいです。

新卒で入った場合、通常毎年7,000円くらいの昇給ですが、28歳の年には2万円ほど基本給が上がります。

そしてその次の昇格が32歳くらいなので、これくらいの年齢になるとだいぶ基本給が上がり、給料の低さは気にならなくなります。

 

「公務員は最初の10年間は辛抱しろ」という言葉をよく聞きますが、それはあながち間違いではないのかなと。

10年のキャリアを重ねる頃には、だいぶ給料は上がっています。

これは私の経験談ですので、わりと参考になる情報かなと思います。

 

ちなみに、公務員(市役所職員)の給料や年収、ボーナスなど「お金事情」の全ては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。

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【行政職】20代の月額基本給

【職歴】 月額基本給
1年目(新人) 16万2,300円
2年目 17万0,500円
3年目 17万8,400円
4年目 18万5,500円
5年目 19万1,700円
6年目 20万7,300円
7年目 21万4,200円

 

新卒23歳で入庁して、29歳までの月額基本給は上記の感じです。

先ほど3年目までの年収を載せましたが、20代の月額基本給のリアルはこんな感じですね。

6年目に昇格するまでは、給料がかなり低いのがこれを見ると分かっていただけると思います。

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【技能労務職】20代の月額基本給

【職歴】 月額基本給
1年目(新人) 16万3,000円
2年目 17万1,100円
3年目 17万8,600円
4年目 18万4,800円
5年目 19万1,200円
6年目 20万7,300円
7年目 21万4,200円

 

新卒23歳で技能労務職として入庁して、29歳までの月額基本給は上記の感じです。

技能労務職の若い間の給料は、行政職と大差ありません。

ただし、30歳を過ぎるあたりから昇格の速さなどが要因で、両者の給料に少しずつ開きが出てきます。

 

ちなみに、技能労務職の給料や年収、ボーナスなど「お金事情」の全ては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。

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【警察官(大卒)】20代の月額基本給

【職歴】 月額基本給
1年目(新人) 20万4,422円
2年目 20万9,900円
3年目 21万8,493円
4年目 22万4,861円
5年目 23万2,296円
6年目 24万0,461円
7年目 24万6,547円

 

警察官は「巡査」という役職でスタートしますが、最初の昇格である「巡査長」には最短で2年、大半は20代後半で昇格します。

上の給料表は「巡査」のままだった場合の月額基本給となっています。

市役所や都道府県庁といった自治体職員よりも給料が高いのが分かると思います。

警察官の仕事は大変な代わりに、ぶっちゃけ給料は良いですね。

 

ちなみに、警察官はどの役職でどれくらいの年収があるのか?については以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。

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給料の安い公務員がすべきこと


若いうちの給料の少なさを解消する方法は次の通りです。

  1. 固定費を削減する
  2. ブログで情報発信する

①:固定費を削減する

1人暮らしはお金がかかるので、実家に住めるなら実家へ。

そして、3大キャリアで携帯を契約してるなら、格安携帯会社(マイネオやUQモバイルなど)に乗り換えるべき。

給料が少ないからこそ、出て行くお金を節約すべきでして、特に毎月かかる固定費をいかにして削減するかが節約のカギとなります。

 

ちなみに、公務員が効果的に節約する方法については以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。

②:ブログで情報発信する

あまり知られていませんが、ブログで情報発信すると実はお金になります。

 

副収入をあげる方法は大きく分けて2つあって、1つは「アフィリエイト」です。

ざっくり説明すると、ブログの記事に広告を貼って、その商品が売れるとお金になるといったシステム。

難易度は高めですが、続けていれば月に1万円とかは普通に稼げるようになります。

 

副収入をあげるもう1つの方法は「グーグルアドセンス 」です。

アフィリエイトとは違い、広告をクリックされるだけで収入が発生するので、物が売れないと収益が発生しないアフィリエイトと比べるとハードルは低め。

ブログのアクセス数を稼げば、それに比例して収入が発生するので、これから副収入を得たい公務員にはオススメの方法ですね。

 

このように、ブログで情報発信をすれば、誰でも稼ぐことができます。

なので若い公務員の方こそ、ブログで情報発信をして本業以外の収入を増やすべきだと思います。

 

というわけで今回は以上となります。

公務員が若い間は給料が安いというのは真実でして、30代前半までは辛抱が必要です。

もし給料の安さに不安があったり、実際に消耗しているならぜひ固定費の削減、そしてブログでの情報発信を始めてみてくださいね。

 

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