四日市市・消防士の採用試験に合格して、公務員になりたいけど・・・。
「公務員人気が高まってるから競争率激しそう・・・」
「面接試験のコツとか秘訣があれば教えてほしい」
このような悩みや疑問でいっぱいだと思います。
そんなあなたのために、
本文では、
- 四日市市・消防士の試験日程
- 求める人物像
- 試験に強い、オススメの公務員予備校
- 採用試験について
- 作文試験について
- 面接試験について
- 集団面接について
- 適性検査について
- 体力検査について
- 採用試験の倍率
- 四日市市・消防士の給料・ボーナス・初任給など
について解説しています。
四日市市・消防士を志望する方のために、採用試験について分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本記事は、令和6年度の採用試験情報を元にまとめています。試験概要に変更があればその都度更新しますが、四日市市・消防士の採用試験を受けられる方は必ず最新の四日市市採用情報を確認ください。
面接でそのまま使える!頻出の質問と模範回答
消防士の論文・作文試験はこれでもう怖くない!
もくじ
四日市市・消防士の採用試験の流れ
採用試験の申し込みから最終合格までの流れは以下の通りです。
- 受験申し込み
- 1次試験実施 & 1次試験合格者発表
- 2次試験実施 & 最終合格者発表
四日市市・消防士:試験の日程
令和6年度の採用試験は以下の日時で開催予定です。
試験日 | 9月22日(日) |
四日市市が消防士に望む人物像
他の自治体同様、四日市市・消防士の採用試験も筆記試験より面接による人物重視の傾向にあります。
ちなみに、最終合格までのさまざまな試験を通じて、四日市市は以下のような人を採用したい思いがあります。
- 公務員としての倫理観や責任感がある人
- 四日市市をより良くしたいという熱い思いのある人
- 失敗を恐れず、チャレンジ精神に溢れた人
要約すると上記ですが、もう少しかみ砕いて説明すると次の通りです。
地域への献身と責任感:消防士は四日市市の安全を守り、地域住民の命と財産を保護する使命を担います。地域への献身と責任感を持ち、市民の安全を最優先に考えることが求められます。
チームワークと協力:消防士はチームでの作業が主です。他の隊員との協力や円滑なチームワークが必要であり、災害時にはチーム全体が一体となって的確に行動することが求められます。
冷静な判断力:緊急事態では冷静な判断が必要です。変化する状況に対応し、迅速かつ適切な判断を下す能力が求められます。
高いストレス耐性と体力:消防士の勤務は非常に過酷な場面もあります。高いストレス耐性と十分な体力を持ち、長時間の勤務や激しい体力を要する状況にも耐えることが求められます。
地域社会との密接な連携:地域住民との信頼関係を築き、地域全体の安全を確保することが重要です。市民とのコミュニケーションを通じて地域のニーズを理解し、積極的に協力する姿勢が求められます。
主に面接での発言や振る舞いを見て、上記に当てはまる人材かどうかをチェックされます。
四日市市の採用試験に強い公務員予備校
四日市市の採用試験は言うまでもなく厳しい試験になります。
合格するには他の受験生よりも1歩も2歩もリードしなければならないのですが、その時に大きな力になってくれるのが「公務員予備校」です。
独学で合格できる人もいますが、お金をかけて確実性を買うのは効率が良く、賢い選択だと思いますね。
四日市市・消防士の採用試験について
採用人数
「採用人数」と「募集職種」は以下の通りです。
令和6年度
大卒以上 | 4名程度 |
短大及び高卒以上 | 4名程度 |
令和5年度 | 6名程度 |
令和4年度 | 8名程度 |
令和3年度 | 10名程度 |
令和2年度 | 15名程度 |
試験内容
- 1次試験:教養試験・適性検査・消防適性試験
- 2次試験:個別面接・作文試験・体力検査
厳しい採用試験を勝ち抜くのに特に重視されるのが面接試験なのですが、面接対策で第一にやるべきことは「過去にどんな質問をされたのか」を知ること。
というわけで突然ですがあなたに質問です!
消防士の採用試験でどのような質問がされるかご存知ですか?
面接試験を受けるにあたり絶対に過去問は頭に入れておくべきなのですが、もしどんな質問がされるのか分からずに不安を感じている方はぜひ以下の記事を読んでみてください。
四日市市・消防士の作文試験について
論文(作文)試験があるとなると、「作文が苦手だからどうしよう」とか、「書き慣れてないから何を書けばいいか分からない」というように考える方も多いかもですが・・・
実は、公務員試験の論文には書き方のコツがあって、それさえ把握しておけば何も怖くありません。
むしろ、何を聞かれるか分からない面接試験よりも、圧倒的に準備がしやすいんです。
なので、四日市市役所の採用試験のポイントは論文試験で失敗しないことでして、そのために試験本番までに論文の書き方を知っておきましょう。
作文のテーマはどんな感じなの?
四日市市・消防士の採用試験で過去に出題された作文テーマは次の通りです。
令和5年度 | 消防職員として必要だと思うものを「〇〇力」と題して、あなたの考えを述べなさい。 |
令和4年度 | 新型コロナウイルス感染症の感染拡大は社会に大きな影響を及ぼしていますが、あなたが最も関心を持った社会的影響を述べなさい。 |
令和3年度 | あなたがこれまでの人生経験と、そこから学んだことについて、これから消防職員としてどのように活かしていきたいか述べなさい。 |
令和2年度 | 市民が安心して暮らせる町づくりに応えるために、消防職員に求められることは何か、あなたの考えを述べなさい。 |
令和元年度 | あなたが当市の消防職員となったら、自分の長所・個性などを活かしながら、どのように住民に貢献していきたいか述べなさい。 |
※四日市市の公式ホームページより引用
なぜ、論文試験が実施されるの?
論文試験と聞くと、「文章の流れが分からない」といったように苦手意識が強い人が多いのが事実。
では、なぜ四日市市サイドが多くの受験者が苦手意識のある論文試験を行うかというと、理由は以下の通りです。
自治体と同じビジョンを持っている人を採用したいから。
論文試験で与えられるテーマは、その自治体のビジョンについてだったり、抱える問題だったりします。
その与えられたテーマについてのあなたの考えが、自治体サイドの思いと似たものであればOKというわけです。
それと、論文試験を通じて自分の考えを整理して文章にまとめるスキルを見られています。
覚えるだけでスラスラ書ける!最強の論文・作文模範例文
論文は論理的な文章を書けばいいのですが、文章を書き慣れていない人にとっては難易度の高いことだと思います。
しかし心配は要りません。
結論から言いますと公務員試験の論文・作文は模範例文をある程度頭に入れておけば誰でも簡単にスラスラ書けるようになります!
模範例文のフレーズをそのまま使えるので、似たテーマが出題されたらどんどん筆が進んでいきます。
ちなみに、論文・作文をサクサク書けるようになる模範例文と、消防士の論文・作文で頻出でこれからも出題が予想される30個のテーマについては、以下のnoteで解説・紹介しています。
四日市市・消防士の面接試験について
多くの自治体では面接試験の質問材料にするために、面接カードの記入が行われます。
試験当日までに書いておく自治体もあれば、試験当日に現地で書く自治体もあり、その提出時期はさまざま。
そしてご存知のように、公務員試験では筆記試験よりも面接試験に重きを置くようにシフトされています。
ということは、面接試験でより一層人物の品定めをされるということなので、ぶっちゃけ凄くシビアになります。
要するに、「面接試験でつまずく=不合格になる」でして、面接試験で失敗しないためのファーストステップは面接カードを万全に仕上げることになります。
知らなきゃヤバイ!よくある質問と面接カードの書き方
面接試験と聞くと、「質問に普通に答えていけばいいんでしょ?」と、甘く見る人が多いのですが・・・。
それだと間違いなく面接試験で落とされることになるので注意が必要!
私はこれまでに、「当たり障りのない回答ばかりで評価が低くなり試験で落とされた」という受験者を山ほど見てきました。
つまり、「面接官に自分を売り込める回答をしなければ、合格は難しい」ということです。
そんな四日市市・消防士の採用試験で合否を決めるといっても過言ではない面接試験ですが、
- 四日市市・消防士の面接試験の傾向と対策
- 四日市市・消防士の採用試験でよく聞かれる質問
- 面接での100点満点の回答
上記を知ることで、面接に苦手意識がある人でも有利に進めることが出来ます。
面接に自信がある人も苦手な人も、以下のnoteで四日市市・消防士の採用試験でそのまま使える面接攻略法のすべてを解説しているので、ぜひ合わせて読んでみてください!
四日市市・消防士の集団面接について
2022年度以降の採用試験では集団討論は実施されていません。
四日市市・消防士の採用試験では集団討論が行われます。
集団討論とは簡単な自己紹介のあとにテーマを与えられて、複数人の受験者が討論する形態の試験です。
たとえば、「少子化に向けて行政が出来ることは?」というテーマが与えられて、各々少子化の対策について語り合うといった感じです。
ちなみに、四日市市・消防士の過去の試験で出題された集団討論のテーマは次の通りです。
令和2年度 | 近年各地域において、台風や線状降水帯などによる局地的な集中豪雨など、風水害による被害が多発しています。このような現状において、被害の軽減に向けて行政や地域はどのような対策に取り組めばよいか、グループとして意見をまとめてください。 |
令和元年度 | 近年、大型台風の襲来や地震等の自然災害が多発しており、こうした被害への減災に向けて、「自助」を目的とした市民教育の取り組みが全国的に行われています。 その中でも、災害弱者と言われる幼少年期の子供に対して、どのような防火・防災教育に取り組めばよいか、グループとして意見をまとめてください。 |
平成30年度 | 本市の救急出動件数は平成 25 年に 14,442 件の過去最高の件数を記録し、その後もほぼ横ばいで推移しています。救急搬送された方の中には、緊急性のない軽症者もいるという現状もあるなかで、四日市市民が限りある数の救急車を上手に利用できるようにするには、市としてどのような取り組みを行うのが有効であるか、グループとして意見をまとめてください。 |
ここを見られてる!?面接官が集団討論でチェックするものとは?
集団討論って多くの人があまり経験がないかと思います。
それもそのはず、集団討論を行う自治体はそれほど多くはありません。
では、なぜこのような珍しい形態の試験を行うのかと言うと、理由は以下の通りです。
他人の意見を聞きつつ、自分の意見も言える「調整力」があるかどうかを見るため。
集団討論はとにかく喋ればいい、と思っている人も多いですが・・・
そういうスタンスだと試験に落とされるので注意が必要です。
四日市市・消防士の適性検査について
消防の適性検査は大きく分けて2タイプの試験があります。
- 簡単な質問に、「はい」「いいえ」で答えて性格や、適性を見抜く試験
- 図形の異同や、共通点を見つける試験
これまでの公務員試験では②を実施する自治体が多かったのですが、近年では「受験者の人柄や性格」を重視するようになっているので、①の適性検査(性格検査)を実施する自治体が増えてきています。
①の試験はあなたの性格や特性、そして「ウソをついているかどうか」を見抜くための試験なので、くれぐれも正直に、そして質問によって辻褄が合わないようにならぬよう注意してください。
舐めると痛い目を見る!適性検査は合否を左右する
近年では面接試験と同じくらいのレベルで適性検査を重視する傾向になっています。
つまり、適性検査をただのアンケートと捉えていると痛い目に合うので注意が必要です。
ちなみに、適性検査では基本的には以下のことを検査するための試験となっています。
- 消防士の仕事に向いているかどうか
- 積極性や情緒が安定しているかどうか
- 社会適応能力があるかどうか
単純な質問を100問以上答えていくことで上記について診断され、その結果を合否の判断材料にされます。
具体的には以下の感じです。
- 人とのコミュニケーションで生じるストレス耐性
- 難しい目標や課題に直面した時に生じるストレス耐性
- 忙しいこと、時間や手間を有する作業等が発生した際のストレス耐性
- 組織の決まりや職務上の制約で行動を制限された際にかかるストレス耐性
- 仕事を最後までやり通すことができるかを見極める
消防士の適性検査で失敗したくない方、そして適性検査の攻略法が知りたい方はぜひ以下の記事を参考にしてみてくださいね。
四日市市・消防士の体力検査について
消防士の試験では体力試験が行われますが、「実際どれくらい出来ればいいの?」と、疑問に思いますよね。
ちなみに、四日市市・消防士の体力検査で実施される種目は次の通りです。
- 握力
- 反復横とび
- 立ち幅とび
- 懸垂
上記のように四日市市は種目については公表していますが、残念ながらどの種目がどれくらい出来ればいいか?の基準値は公表していません。
あくまでも、
消防吏員として職務遂行に必要な体力について検査します
とあるので、平均的な記録を残せば問題ないと思います。
ちなみに、警察官の試験では多くの自治体で以下の数字が基準値とされています。
男性 | 女性 | |
握力 | 37kg以上 | 21kg以上 |
上体起こし(30秒) | 12回以上 | 5回以上 |
反復横跳び | 31回以上 | 27回以上 |
20mシャトルラン | 18回以上 | 10回以上 |
立ち幅跳び | 162cm以上 | 113cm以上 |
長座体前屈 | 27cm以上 | 31cm以上 |
警察官の基準値ですが、だいたい消防士の採用試験も実施されるのは上記の種目で、基準値も上記の感じですね。
四日市市・消防士の採用試験の倍率
採用試験の結果は、以下の通りです。
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
令和6年度 | 30 | 14 | ||
令和5年度 | 20 | 10 | ||
令和4年度 | 62 | 9 | 6.9 | |
令和3年度 | 46 | 10 | 4.6 |
四日市市役所の給料・ボーナスその他まとめ
四日市市役所(行政職)の給料やボーナスといった各種データは以下の通りです。
平均年齢 | 40.3歳 |
平均年収 | 734万5068円 |
平均月額基本給 | 31万1800円 |
平均総支給給料(月額) | 47万3789円 |
ボーナス | 165万9600円 |
退職金(60歳定年) | 2546万3000円 |
四日市市・消防士の初任給は?
四日市市・消防士の初任給(手当含む)は次の通りです。
大卒 | 22万8800円 |
短大卒 | 21万980円 |
高卒 | 19万3710円 |
さいごに
四日市市・消防士の採用試験情報についてまとめてみました。
長い記事になりましたが、今回は以上で終わりにしたいと思います。
と言いたいところですが、最後に1点だけ!
最後になりましたが、『公務員ミニ模試』についてご紹介させてください。
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といった、本番に自信を持って挑むために大いに役立つコンテンツだからです。
ご存知の方もいるかもですが、消防士の採用試験では「数的処理」がウェイトを大きく占めます。
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