公務員の土木職の採用事情を知りたい。
大学では土木工学を専攻しているけど、公務員の土木職が気になる。
どんな仕事をしているのか分からないけど、公務員だから将来安泰だし良いんじゃないかな?
こういった疑問に答えます。
本文では、
- 土木職の公務員の採用事情【圧倒的に人手不足】
- 土木職として公務員に採用される方法【方法は2つある】
について解説しています。
この記事を書いている私は大学時代、土木工学を専攻しており、今は地方公務員として働いております。
大学時代の友人にも公務員は多く、その大半が「土木の専門職」で公務員として働いています。
そして、その友人誰に聞いても「土木職は人手不足」とのこと。
政令指定都市のような競争率の高い自治体でも、土木職だけは全然人が足りていません。
なので、公務員になるには土木職はわりと狙い目なのかなと。
未経験の人でも、今から頑張れば簡単に公務員になれるかなと思います。
今大学で土木を学んでいる方、また、施工管理や設計など土木の仕事をしている方で公務員に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
土木職の公務員の採用事情【圧倒的に人手不足】
冒頭でも言った通り、公務員の土木職は圧倒的に人手不足の状況です。
事実、私の友人は30歳過ぎてから土木職で公務員試験を受けたのですが・・・
結果は、3名募集のところに3名しか受験者がおらず、なんと受験者全員合格ということに(笑)
これは一見ミラクルのように感じますが、受験者全員合格という自治体は毎年あるようです。
これは公務員の土木職が不人気というのではなく、そもそも「土木や建築」が今の学生に不人気なので、今後も自治体の人手不足は継続するでしょう。
公務員だけじゃなく、民間企業でも土木は人手不足
最近では定員割れを起こしてる民間企業もあるようです。
- 休みが日曜日しかない
- 月の残業が100時間超えは当たり前
- 夏も冬も外の現場に張り付き
- ヤ◯ザと紙一重の職人に指示を出さないといけない
施工管理の仕事は上記の通りでして、控えめにいって誰もやりたくない仕事ですよね。
私も新卒でゼネコンに入社しましたが、上記の理由から1年も経たずに仕事を辞めました。
建設業界自体がいまだに体質が古いままなので、若い人が離れていくのも当然なのかなと思います。
こういった流れは加速することが予想されるので、大学で土木を学んでいる方は民間企業に就職したら地獄なので、公務員になるのがいいんじゃないかなと思います。
土木職として公務員に採用される方法【方法は2つある】
結論としては、次の2つの方法があります。
- 土木職の採用試験を受ける
- 社会人経験者枠の試験を受ける
①:土木職の採用試験を受ける
当たり前の方法ですが、公務員試験で土木職の採用試験を受ければOKです。
ちなみに、次に紹介する「社会人経験者枠」の方がさらに競争率は低いですが、土木職なら普通の採用試験でもかなり倍率は低めです。
記事の序盤でも書きましたが、普通の採用試験でも受験者全員合格なんてことが起こっています。
②:社会人採用者枠の試験を受ける
「社会人採用者枠の試験って何?」という方もいるかもですが・・・
ザックリ説明すると、民間企業に勤めている、もしくは勤めていた経験者を積極的に中途採用しよう、といった制度です。
「経験者とか即戦力を求められてそうで自分には無理・・・」と思うかもですが、そうやってビビって行動しないのはナンセンスです。
というのも、専門職とはいえ所詮公務員なので、採用された後に難しい仕事なんてありません。
施工管理をするわけではないので、測量やCADが使えなくてもOK。
一番NGなのは、「自分には無理・・・」と、尻込みして始めから行動を起こさないこと。
とりあえず兆戦してみることが重要でして、民間企業に勤めても施工管理なら激務で消耗して終わりです。
社会人経験者枠について詳しく知りたい方へ
社会人経験者枠について詳しく知れるのが、クレアールが無料で発行している「社会人のための公務員転職ハンドブック」です。
こちらは、
- 普通の試験と社会人経験者採用試験の違い
- 社会人経験者採用について
- 社会人から公務員になった方の合格体験談
- 各自治体の試験日程
上記の情報が掲載されており、無料とは思えないくらいの充実した内容となっています。
私も資料請求して読んでみましたが、「社会人から公務員に転職したい人は絶対に読んでおくべき」だと思いました。
クレアールの公式サイトのリンクを以下に貼っておきますので、社会人経験者採用試験について詳しく知りたい方は、ぜひ手に入れて読んでみてくださいね。
▶︎社会人経験者枠について詳しい情報を知りたい方へ!
さいごに
というわけで今回は以上となります。
土木を学んでいたり、施工管理経験者なら公務員になった方がいいのは間違いないです。
公務員なら残業も少ないですし、景気にあまり左右さされず給料、ボーナス、退職金もしっかりもらえますからね。
確実に安定した人生を送れるので、少しでも興味があるならぜひ公務員への道にチャレンジしてみるのがいいんじゃないかと思います。
▶︎土木職で公務員になりたい方はまずは読んでおきましょう
合格する人がみんなやってる自己分析
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