公務員になりたいけど、「思ってたのと違う・・・」ってなるのが怖い。
公務員は世間的に人気だけど、SNSでは公務員を辞めたくて仕方ない人をたくさん見かける・・・
とはいえ、民間企業でこのまま働き続けるのも嫌だし・・・どうしたらいいんだろう。
このような疑問にお答えします。
本文では、
- 公務員に転職して失敗する人の共通点とは
- 上昇志向の強い人は公務員に向いていない
- 公務員に転職して失敗しない為にやるべきこと
について解説しています。
この記事を書いている私は、新卒でゼネコンに就職しました。
そしてその後に公務員に転職して、辞めたくなることもありましたが、結果として15年以上働いています。
本記事は公務員の中でも、特に市役所職員にフォーカスしています。
民間企業から公務員に転職する人も多いけど・・・ぶっちゃけ向き不向きがあるのは事実。
なお、この記事は20代の読者向けに書いており、民間企業から公務員に転職して失敗したくない方はぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。
公務員に転職して失敗する人の共通点とは
失敗する人の特徴は、現場を見ていないこと。
現場を見ないで自治体を決めると・・・失敗しがちです
民間企業に就職する際は口コミなどを見ると思いますが、自治体の口コミってなかなか無いですよね?
じゃあどうするかと言うと、学生ならインターンをして現場を見るべきです。
- 職場の雰囲気はどんな感じか?
- 就職したら、働き方はどんな感じか?
- 職員の身だしなみはどんな感じか?
- 窓口の受け答えはどうか?
- 楽しく働けそうな環境か?職員は優しそうか?
こういった感じで、まずは現場を見て、そして職場の空気感を体験することが大切です。
というわけで繰り返しになりますが、まずは現場を見てみましょう。
それがスタートラインですね。
ちなみに、官公庁のインターン募集はリクナビNEXTで探すことができます。
リクナビNEXTは登録も利用も完全無料で行えるので、とりあえず登録だけでもしておくべきかなと思います。
▶︎リクナビNEXTに登録して、官公庁のインターンを探してみましょう
あれこれ悩んでいても時間の無駄です
以前、下記の記事で「民間企業から公務員に転職するメリットとデメリット」について解説しました。
この記事を読んだ方から、たまに質問がきます。
公務員に転職したいのですが・・・オススメの自治体とかってありますか?
私は特に資格やスキルがある訳ではありませんが、公務員になりたいと思っています。
上記の感じです。
こういった質問に対する私の答えは以下です。
まずは自分の目で見ておくことが大切です。
職員との交流会をしている自治体であればどんどん参加したらいいと思います。
そういった機会が持てないなら、とにかく規模の大きい自治体を受けるべきかなと。
ちなみに、志望する自治体選びについては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。
上昇志向の強い人は公務員に向いていない
上昇志向があるのは必ずしも悪い訳ではないのですが・・・公務員に関して言うと、上昇志向が嫌われるケースが多いです。
公務員に求められる人材とは
決められた慣習に従える人。
自分のやり方で働きたい人はNGです。
世の中には「人の上に立ちたい」や「早く出世したい」という人もいますが、公務員の世界だとそういうタイプはあまり向いていないのかなと。
ちなみに、公務員に向いていない人の特徴は以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。
私が公務員に転職して思ったこと
公務員の仕事はイージーです。
民間企業だと利益を追求しないとですが・・・公務員はその逆です。無駄があっても気にしない。
一部の部署は民間企業よりも残業が多く激務ですが、大半の部署では圧倒的に民間企業よりも楽です。
なので、今働いている会社の残業の多さや、激務から解放されたいなら公務員に転職するのがいいですね。
ちなみに、民間企業で働くのはどこの会社でもだいたい辛さしかありません。
そんな日々ストレスを感じている人ほど公務員に転職すべきでして、以下の記事ではそのことについて解説しています。
早く決断し、公務員に転職しました
新卒でゼネコンに就職したのですが、1年も経たずに退職しました。
その理由はシンプルで、建設業界に合わなかったから。
そして民間企業を辞めた後に公務員専門学校へ行き、勉強にフルコミットすることにしました。
独学ではなく公務員専門学校の利用を選んだことが正解でして、結果的に最短距離で公務員になれました。
もちろんお金はかかりましたが、無事に公務員になれたので良かったです。
公務員になりたいなら、公務員専門学校を利用するのがいい
公務員になりたいなら、公務員専門学校を利用して勉強するのがいいと思います。
じゃあどこを選べばいいか、ですが・・・基本的にどこも似たようなものなので、気に入ったとこを選べばOKです。
オススメの公務員専門学校
どこも似たようなもの、と言うと元も子もないので、中でもオススメの公務員専門学校をいくつかピックアップしますね。
オススメは上記の通りです。
各社の売りや、受講コースや料金といった詳しい内容を知りたい方は、ぜひ資料請求してみてください。
資料請求は無料なので、比較しながら吟味してみることをオススメします。
公務員に転職して失敗しない為にやるべきこと
次の3つを頭に入れておきましょう。
- 上昇志向を持たない
- チームワークを大切にする
- 頑張りすぎない
①:上昇志向を持たない
記事の前半でも触れましたが、上昇志向を持たないことです。
ギラついた野心は嫌われますし、そもそも公務員は年功序列なので、黙っていてもそこそこの役職までは出世できるかなと。
そして、周りをよく見て空気を読むべきです。
上昇志向を持っていても、煙たがられるだけですからね。
②:チームワークを大切にする
公務員の仕事は基本的にチームワークです。
1人で仕事して、1人だけ成果を上げて・・・なんてことをしても誰も評価してくれません。
みんなで仲良くマイペースで仕事をしていれば問題ないので、そういった心がけでいるべきですね。
③:頑張りすぎない
これは少し先ほどと似た話ですが・・・
必要以上に頑張っても煙たがれるだけですし、そして、公務員の世界は仕事がデキる者は激務になり、仕事がデキない者はより暇になるという変わった世界です。
もしあなたがどうしても出世したいなら止めませんが、そこそこでいいならなるべく頑張らずに、そして余計な仕事を振られないように忙しい空気を出しておけばいいと思います。
公務員は出世しても劇的に年収は増えませんし、仕事がデキないからといってリストラもされません。
ぶっちゃけ頑張らない方がメリットが多いですね。
ちなみに、公務員は「一生懸命働いてもバカを見るだけ」ですが、そのことについては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。
さいごに
最近よく思うのですが、それは「人は経験からしか説得力のある発言は出来ない」ということ。
どういうことかと言いますと、
- 公務員のことは、公務員にしか語れない
- 大企業のことは、大企業のサラリーマンにしか語れない
- 経営者のことは、経営者にしか語れない
私の場合は、「新卒でゼネコンに入社し、1年以内に辞めて公務員へ転職した」という経験をしました。
なので、大企業サラリーマンのことは分からないし、経営者の悩みも語れません。
知りたいことがあったら「経験者から話を聞いてみる」ことだと思います。
公務員じゃない人に公務員のことを聞いても、あまり参考になる意見は得られないはずです。
なるべくたくさんの人に話を聞き、様々な角度や切り口から話を聞いてみることが大切だと思います。
というわけで今回は以上です。
公務員に転職して失敗しないためにも、まずは本記事を参考にして取り入れてみてくださいね。
合格する人がみんなやってる自己分析
社会人から公務員へ転職する方へ
自分の市場価値を測定したい方へ