公務員試験の勉強の始め方を知りたい。
これから公務員を目指そうと思ってるけど、いったい何から手をつけたらいいのか分からない・・・
頑張りたい気持ちはあるけど、効率の良い手順が分からないので、何か具体的な方法を教えてください。
このような疑問に答えていきます。
本文では、
公務員試験の勉強の始め方【6ヶ月で合格できる】
について解説しています。
もくじ
公務員試験の勉強の始め方
- 目標:公務員試験に合格
- 環境作り:公務員専門学校を利用すればOK
- 公務員試験の基本:そもそも公務員試験ってどんなの?
- 学習手順:問題集による基礎学習
記事の信頼性
記事を書いている私は、公務員歴15年以上。
とある政令指定都市で働く、中堅職員です。
詳しいプロフィールが知りたい方は以下の記事をどうぞ。
読者の方へのメッセージ
本記事では「これから公務員を目指したいけど、何から手をつけていいか分からない・・・」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「公務員試験の勉強の具体的な始め方、合格までのプロセス」までをイメージできるようになると思います。
「民間企業はしんどいから辞めたいなぁ・・・」と感じていた私を救ってくれたのが公務員でした。
控えめに言っても、公務員に転職して人生が楽になった私が、公務員という仕事に感謝しつつ、記事を書いています。
①目標:公務員試験に合格
当たり前の話ですが、目標は「公務員試験に合格すること」ですよね。
ですが、もう少し具体的な目標として「地元の自治体の採用試験に合格」とか「第一志望の自治体に合格する」とかを目標に掲げるといいかなと思います。
具体的な目標があった方が勉強のモチベーションを維持しやすいですからね。
公務員は高嶺の花ではない
ここで断言しますが、公務員試験に合格することは難しことではありません。
公務員になるのが難しいことではない理由
公務員といえども職種は様々なので、たとえば人手不足な土木職や、大人数を採用する警察官とかだと比較的簡単だと思います。
大半の方が「公務員=行政職」とイメージしがちですが、公務員の中には土木職のように「受験者全員合格」ということもわりとあるので、職種はこだわらないとかもアリですね。
ちなみに、土木職が公務員になりやすい理由については以下の記事で解説しています。
なお、公務員の職種は多種多様ですが、どの職も公務員の身分保障、年功序列、定年まで安泰といった恩恵は同様になっています。
私の周りでも、民間企業から公務員に転職した人はわりといるので・・・民間企業で疲弊してるくらいなら思い切って公務員を目指して転職すべきですね。
仕事のストレスで精神的に病んでしまう人が問題となっているので、やはり「健全な仕事に就く」のは大切だなと思います。
ちなみに、民間企業で辛さと戦いながら働いてる人の脱出方法は「公務員になること」でして、それについては以下の記事で解説しています。
②環境作り:公務員専門学校を利用すればOK
よくある質問で「公務員専門学校に行った方がいいですか?」と聞かれます。
結論:お金が工面できるなら、公務員予備校を利用すべき
公務員予備校は安くても20万円近くしますが、コスパは最強です。
公務員を目指すなら、強力なパートナーになってくれるのは間違いありません。
オススメの公務員予備校
オススメの公務員予備校は上記の通りです。
なお、LECは公務員予備校の最大手なので人気は高いのですが・・・。
他社に比べて受講料が高いので、特に選ぶ理由はないかなと思います。
- 学校に通って生講義を受けたい人→資格の大栄 or 東京アカデミー
- 学校に通う時間がない or なるべくお金をかけたくない→クレアール or アガルート
という感じでいいかなと。
ちなみに私は資格の大栄に通って、公務員試験に合格しました。
お金がない人が、公務員予備校を利用する方法
「お金がないから公務員予備校に行くのは無理・・・」と諦めるにはまだ早いです。
というのも、世の中にはひと手間かけるだけで誰でも簡単に10万円くらいなら稼げる方法があります。
ちなみに、これだけの情報だと怪しそうですが、ここで紹介する方法は極めて普通な方法で10万円稼げます。
結論から言うと「セルフバックを利用する」ですが、セルフバックって何?という方が大半だと思います。
セルフバックはキャッシュバックみたいなもので、要するに「楽天カードを作ったら楽天ポイント5000円分プレゼント」みたいなのと同じ感じです。
ちなみに、セルフバックで10万円稼ぐ方法は以下の記事で解説していますので、興味のある方は合わせて読んでみてください。
※以下の記事は公務員向けに書いていますが、公務員じゃない方でも出来るので安心して読み進めてくださいね。
③公務員試験の基本:そもそも公務員試験とはどんなもの?
公務員試験には「教養試験」と「専門試験」があり、政令指定都市や特別区といった大きな自治体では「教養試験」と「専門試験」の両方が課せられるケースが多いです。
一方、1次の筆記試験は教養試験のみという自治体も増えてきており、自治体ごとによって異なるのが基本です。
そのほかに、公務員試験を受けるまでに最低限把握しておかなければならない情報は以下の通り。
- 試験区分(教養試験と専門試験が課せられるのか)
- 試験日程
- 受験資格年齢
上記の感じで、基本的には自治体の公式サイトの「採用情報」から確認することができます。
また、公務員試験には普通の採用試験のほかに「社会人経験者枠」と呼ばれる試験があります。
社会人経験者枠の試験の良いところは、倍率が低いのでシンプルに公務員になりやすいところにあります。
ちなみに、社会人経験者枠の試験については、クレアールが無料で発行している「社会人のための公務員転職ハンドブック」を読めば一通りの有益な情報は網羅されているので、興味のある方はぜひ資料請求して読んでみましょう。
▶︎公務員試験の情報を知るにはこれ1冊でOK!
④学習手順:問題集による基礎学習
学習方法の基礎は次の通りです。
- 問題を解く
- 間違えた問題をやり直す
シンプルにこれだけです。
公務員専門学校に通っても、問題集を購入して独学しても、勉強方法の流れは上記の通りです。
大切なので繰り返し言いますが、「問題を解く→間違えた問題をやり直す」という流れです。
効率的に暗記する方法
暗記するにはコツがあるのですが、暗記が苦手・・・という方は下記の記事を読んでみてください。
わりと参考になると思います。
問題集を使って勉強する方法
基本的に以下の手順でOKです。
- まずは一通り解いてみる。最初は正解率は30%程度だと思います。
- 1周目に間違えた問題のみをする。正解率は60%を超えたいところ。
- さらに間違えた問題のみをする。あとはその繰り返し。
こんな感じです。
問題集をやる時に、毎回最初からやる人がいますが、ぶっちゃけ時間の無駄ですね。
まぐれで正解した問題は別として、基本的に解けた問題は何度やっても解けますので、間違えた問題だけをやればOKです。
ちなみに、この学習方法については以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。
どの科目から勉強すればいいか?
結論から言いますと、数的処理から始めましょう。
数的処理から始めるべき理由
公務員試験で最も出題数の多い科目だから。
各科目から何問ずつ出題されるかは自治体によって微妙に異なりますが、基本的にどの自治体でも数的処理だけで全体の2~3割出題されます。
なお、公務員試験の勉強は数的処理から行うべき理由や、オススメの問題集については以下の記事で解説しています。
よくある質問
公務員専門学校ってどうなの?
私が公務員を目指していた頃から公務員専門学校は盛況ですが、結論として「独学でモチベーションを維持しながら勉強できないなら利用すべき」と思います。
事実として、別に公務員専門学校に行かなくても公務員にはなれます。
じゃあ、公務員専門学校に通う1番のメリットは何かというと「勉強のモチベーションを維持しやすい点」だと思っています。
公務員試験の勉強をしたことがある方なら分かると思いますが、勉強は孤独です。
おそらく大半の人が途中で挫折してしまうくらい、独学での勉強はモチベーションを保つのが難しい。
一方、公務員専門学校を利用するとモチベーションを維持しやすいので、途中で挫折するリスクを圧倒的に減らすことができます。
とはいえ、最終的に頑張るのは本人次第なので、「公務員試験に絶対に合格してみせる」という気持ちを持ち続けられるなら、独学でもいいと思います。
なお、記事の前半でもオススメの公務員専門学校を紹介しましたが、下記の記事では掘り下げて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
どれくらい勉強すれば公務員試験に合格できるの?
努力次第ですが、6ヶ月あれば合格できます。
私は公務員専門学校に通って半年で3つの自治体に合格しましたが、どれくらい勉強をしていたかというと以下の通りです。
- 1日8~10時間勉強(公務員専門学校の授業含む)
- 基本的に毎日勉強
- 友人の遊びの誘いはシャットアウト
これくらいやれば、半年あれば合格できます。
勉強を始める前だと、「えっ!?そんなに頑張れない・・・」という感じだと思いますが、勉強を進めていると案外慣れるものです。
ちなみに、公務員試験の勉強を毎日することの重要性は、以下の記事で解説していますので合わせてどうぞ。
というわけで以上となります。
これから公務員を目指そうと思う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▶︎公務員試験になりたいならまずはこれだけは読んでおくべき!
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