公務員のホントのところ PR

公務員の今後は明るい?それとも暗い?将来はどうなるのか徹底解説

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公務員になったら人生バラ色!

安定を手に入れて、今後の人生何1つ不安な事はない。

「そうだったらいいのになぁ・・・」と現役の公務員である私もいつも思うのですが、一体今後公務員の仕事はどうなっていき、我々の生活はこのまま安泰でハッピーエンドを迎えれるのでしょうか?

そして、これから公務員を目指すあなたにとって「公務員になる」という選択は間違っていないのか・・・非常に気になりますよね。

 

本文では、

公務員の将来は今後どうなるのか?

について解説しています。

 

この記事を書く私は某政令指定都市で働く公務員で、キャリアは15年を超えました。

公務員として日々働き、実際に現場のリアルを見ている私の観点から書いていますので、

これから公務員を目指す人は本文を読んで、公務員を目指すのがいいのか悪いのかについて考える材料にし、参考にしてみてくださいね。

公務員の安定神話はいまなお続いている

私の勤めている市役所にも毎年、厳しい競争を勝ち抜いてきた新規職員がたくさん入ってきます。

景気が良くなってきているとは言え、公務員人気は相変わらず健在で、今年も新入職員の多くは公務員専門学校に通って勉強をしてきた人が多数派なようです。

 

赤ずきん
赤ずきん
公務員専門学校を利用してガチで勉強しないと、なかなか試験に合格できない状況は続いてるみたいだよ。
狼くん
狼くん
まだまだ公務員人気は衰える事を知らないな・・・!

 

それもそのはず、2018年3月にアニヴェルセルが調査・発表した「親が子供に就かせたい職業ランキング」において男女ともに公務員は2位でした。

子供の将来を考えたら安定、安泰、堅実な職業である公務員になってもらいたいという、安定志向の親が多いという結果になっています。

 

このことからも分かるように、世間的に公務員のイメージは以下の通りです。

  • 給料とボーナスは景気にあまり左右されない
  • 退職金がしっかり出る
  • リストラの心配がない
  • 老後も年金があるので心配なし

 

では、実際に公務員は世間の人がイメージしている通りなのかといいますと、おおむねその通りだと言えます。

リーマンショックほどの景気の落ち込みの時ですらボーナスは大きく下がりませんでしたし、年功序列&終身雇用は今後も間違いなく続いていくでしょう。

なので、多くの親御さんが子供に公務員になってもらいたいと考えるのは、当然なことかもしれませんね。

 

ちなみに、公務員がどれくらい給料をもらっているかについては、私が働く市役所のリアルなデータを用いて以下の記事で解説しています。

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自分たちは今後も安泰だと信じて疑わない公務員

実際に公務員として働いている人たちは自分たちの今後がどうなると思っているのでしょうか?

職員の数ほど考え方は様々あるのですが、私の市役所においては世代によって考え方の違いがあります。

ちなみに、世代別の考え方の違いは以下のとおり。

 

  • 50代以降:公務員の安泰は今後も続いていく
  • 30~40代:厳しい時代が来るとは思うけど、たぶん何とかなる
  • 20代:公務員といえども今後はどうなるか分からない

このように、下の世代に行けばいくほど危機感を持っています。

 

若い世代はいわゆる「ゆとり世代」や「さとり世代」と呼ばれる年代で、生まれてからずっと景気の良さというものを実感した事がない世代なんです。

なので何事も慎重に、そしてネガティブに考える傾向があります。

逆に上の世代に行けば行くほど日本がまだ景気が良く、イケイケの時代を知っているので「この先も何とかなるんじゃないか!」といった楽観主義の人が多いのが特徴ですね。

ちなみに私の意見はと言いますと・・・現状の水準は無理だろうけど、「人員を大幅カット」みたいな危機は起こらないと考えています。

 

私の市役所では若い世代の職員の方が人口が圧倒的に少ないため、役所全体で見ると「公務員はこのまま安泰」「自分たちの身分はこれからも保証される」と考えている人の方が多数派です。

特に50代の人たちは定年までの残り約10年のうちに自分たちがリストラされたり、大幅に給料が減らされたりする事は無いと思っています。

公務員総悲観だった時代が過去にあった

このように、今でこそこういった楽観ムードに溢れていますが、郵政民営化が行われた当時、

「自分たちの仕事も民営化されて、いずれ公務員でいられなくなるんじゃないか・・・!」などと、あちこちで戦々恐々とした声が上がっていました。

しかしあれから10年以上経ちますが、公務員の仕事が民営化されたのは小さな規模でしか行われていません。

 

特に何千、何万人がごっそり公務員の身分を失うという郵政民営化クラスの民営化は行われていません。

そもそも郵政民営化は政治的パフォーマンスだったり、外国からの圧力があったのではないかなど、本来やらなくてもよかったものとして様々な憶測をよんでいます。

 

したがって、今後政治的パフォーマンスに利用される事が起きない限り、公務員の仕事は安泰であると考えていいでしょう。

もちろん今後何が起こるかは誰にも解りませんが、リーマンショック、東日本大震災を乗り切った今、公務員の未来は明るくはないけど暗くもないのかなと。

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公務員の今後はヤバイと煽るエセ公務員ブロガー

公務員ブロガーに限っては、公務員の今後はヤバイと警鐘を鳴らしています。

「今後公務員の安定が崩れる」と、なぜ彼らがこんなにも煽っているのかについては以下の通り。

 

  1. 公務員もリストラされている
  2. 公務員の給料が減ってきている
  3. 公務員の給料がそもそも多くない
  4. 不祥事を起こすとメディアで報道される

上記の理由により、公務員の今後は暗いなどと書かれていますが、現役バリバリの公務員である私なりの意見で1つ1つ考察していきたいと思います。

①:公務員もリストラされている

「公務員もリストラされている」と書かれているので調べてみると、大阪市役所で2人ほど分限免職(クビ)にされた記事を見つけました。

これについて詳細をググってみたところ、そのクビになった2人は普段から上司に嘘をつきまくっていたり、とにかく普段から勤務態度が悪かったようです。

 

赤ずきん
赤ずきん
普通簡単にクビにはならないからね。行いが普通じゃなかったって事だよ。
狼くん
狼くん
大阪市はヤ○ザと紙一重みたいなのもいるし・・・アウトレイジ市役所って感じだなwww

 

公務員は身分が保障されていると言われているように、余程の事をしないとクビになりません。

例えば、飲んでケンカをして相手にケガをさせても減給くらいの処分で済みますからね。

 

ちなみに公務員がクビになる「余程の事」というのは、殺人、放火、飲酒運転といった普通ではありえない事件を犯した時と思っていただいたらいいかと思います。

以前ニュースで大阪市役所の職員に「入れ墨」が入っている職員がいるなどと世間を騒がせていましたが、このクビになった2人というのは高い確率で「余程の事」をしたのではないかと推測されます。

②:公務員の給料が減ってきている

次に公務員の給料が減ってきていると指摘されていますが、2018年に公務員の給料はわずかですが増えています。

アベノミクスで株価が上がり、民間企業が儲かっているのでそれにともない公務員の給料にも少しずつですが反映されているといった具合です。

スズメの涙ほどの賃上げですが、決して公務員の給料は減らされていません。

③:公務員の給料がそもそも多くない

続いて公務員の給料は多くないと煽っている記事についてです。

公務員とひとくくりに言いますが、職種がたくさんあるので一概に給料が多い・少ないとは言えませんが、公務員の給料は中小企業よりも多いのは確かです。

東証一部の大企業と比べたら給料は確かに少ないですが、日本の企業のピラミッドの上位と給料を比べたらそれは負けるのは当然ですよね。

 

それに公務員の魅力は給料の高さではなく時間のゆとりです。

給料が一部上場企業と比べて少ないからといって、公務員の今後は暗いということには繋がらないのではないでしょうか。

 

ちなみに、地方公務員の20代から40代の職員がどれくらい給料をもらっているかについては、以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてください。

④:不祥事を起こすとメディアで報道される

最後に不祥事を起こすとメディアで報道される、という言い分についてです。

当たり前の話ですが、公務員も企業に勤めるサラリーマンも基本的に不祥事を起こすとメディアで報道されて、実名から役職まで全て公開されます。

 

「公務員の今後はヤバイ」と煽るブロガーは、いかにも「公務員だけヤバイ」みたいな論調ですが、不祥事なんて誰が起こしてもヤバイですからね。

というより、不祥事を起こさなければ何も困る事はありません。

 

ちなみに、近年では大手企業に勤めたからと言って将来安泰ではないのですが、それについては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。

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公務員は今後はどうなっていくのか

公務員の今後は厳しいという意見の中で最も目立つのは、以下の2点です。

  1. 人口が今後減ってくるので、それにともなって公務員も減少していく
  2. 公務員の仕事はAIに食われる

この2点についてです。

①:人口が今後減ってくるので、それにともなって公務員も減少していく

人口が減ると公務員の数も当然減っていくのは間違いありません。

単純に国民の数が減れば仕事量も減るので、それにともない職員の数は減らされていくでしょう。

ただし、公務員ブロガーが煽るような突然クビを言い渡されることはありません。

 

新規採用をストップして職員を自然減少で徐々に減らしていく方法を取るでしょうから、公務員として働いている人は、定年まで面倒を見てもらえるはずです。

なので人口が減ることと、公務員の今後が暗いということは必ずしも一致しないというわけです。

簡単に言ってしまえば「公務員になったもの勝ち!」ですね。

 

そもそも、人口が減るから公務員の今後はヤバイと煽っていますが、その統計の材料は2050年、もっと言えば2100年のデータを出していますからね。

2100年なんて誰が生きていますか?(笑)

それに、2050年にしても今の人口の10%強が減少するだけですからね。

それくらいの変化では「公務員の仕事では食えなくなる・・・」なんてことにはならないでしょう。

②:公務員の仕事はAIに食われる

最近一番よく見かける意見として、「AIの進歩によって仕事が効率化され、公務員が要らなくなる」というものです。

確かに今後急速にAIなどの技術革新が進めば、今公務員がしている仕事は機械がより効率的にしてくれるでしょう。

しかしみなさんよく考えてみてください。

 

パソコンの登場から何年が経ったでしょうか?

 

パソコンの登場により事務手続きは人間がやるよりも桁違いに速くなりました。

しかしパソコンが急速に普及し始めた90年代後半と比べて公務員はどうなったでしょうか?

あの頃よりも公務員人気はむしろ高まっていますし、パソコンの登場により公務員の安定が崩壊したなどということは起こっていません。

 

このことから分かるように、AIが進化しようと公務員の仕事が奪われる・・・といった深刻な問題には発展しないでしょう。

もしかすると、「AIにより仕事が効率化されて給料が下げられる」といったことが起こるかもしれませんが・・・

そのときは公務員の副業が全面的に解禁されているでしょうから、減らされた分を他で稼げばOK。

発想はいたってシンプルですね。

 

ちなみに、AIの導入により公務員の仕事はどうなるか?については、以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。

これから公務員を目指すあなたに伝えたい事

公務員の今後は暗いとか、安定が保障される時代じゃなくなる等、ネットではネガティブな記事をたくさん目にすることもあると思います。

しかし公務員になりたいと思ってる方には、ぜひそのようなネガティブな意見に惑わされないでください。

 

公務員の未来は引き続き明るいと私は考えております。

それはなぜか?

結論から言いますと、「国を動かしているのは公務員だから、自分たちが苦しむルール作りはしない」ということです。

 

先行きが明るかろうが暗かろうが、公務員の身分さえ手に入れてしまえば後は何とかなります。

先ほども言いましたが、公務員になった者勝ちってやつですね。

 

私が入庁してからも、うちの市役所は財政が厳しいので「第2の夕張市になる可能性だってある・・・!」などと散々脅されてきましたが、現在は給料が上がるほどに財政は回復しています。

ですから、公務員になりたいあなたはぜひ1年でも早く試験に合格し、公務員として定年まで国に面倒を見てもらいましょう。

 

ちなみに、私が民間企業から公務員に転職してからの給料の変化や待遇の違いについては、以下の記事で解説しています。

法律上はいつでも公務員をクビにできる


公務員の仕事は今後も安定が続く、という話をここまでしてきましたが、法律上はいつでも公務員をリストラできる!ということだけは頭に入れておいてください。

「採用したからには定年まで雇用しないといけない」などという決まりはないので、自治体側はいつでも職員をクビにできるんです。

狼くん
狼くん
いやいや、さっきと話が違うじゃないか・・・!

 

これは煽っているわけではなく、一応リストラの可能性もゼロじゃないですよ、ということです。

でも、今後万が一・・・なんて事が起こるかと思うと、不安でたまらないですよね?

 

当面の不安は、AIにより仕事を奪われるというシナリオが一番恐怖なわけですが、もしAIが進出してきたら我々公務員は指を咥えて仕事を奪われるのをじっと待つしかないのでしょうか?

そんな事はありません!

AIと言えども所詮はプログラム、もしくは機械です。

 

機械は自分では動けません。

AIに支持を出すのは人間ですし、維持管理をするのも人間です。

必ず人間の力も必要になってきます。

 

その時に自分が必要であるという「強み」を持っていれば、近い将来、公務員の仕事が脅かされる事になっても生き抜いていけるに違いありません。

強みがある人間というのは言い換えると「市場価値が高い人」であるため、仮にリストラをしなければいけない時がきても、市場価値の高い人を役所はクビにせず職員として残すでしょう。

 

ところであなたは自分の市場価値がどのくらいか分かりますか?

民間企業でヘッドハンティングをされるなどという経験があれば、自分の市場価値がどのくらいか分かりますが、公務員として働いていると検討もつかないですよね?

実は、自分の市場価値をネットで測定できる方法がありますので、次の章で紹介していきますね。

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自分の市場価値を知ろう!


あなたは自分の市場価値がどれくらいか知りたくないですか?

実はMIIDAS(ミイダス)というサイトで簡単に自分の市場価値を知ることができるんです。

 

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市場価値が自分が思ってたよりも高く評価されたら、あなたの今後の仕事へのモチベーションにもつながるのではないでしょうか。

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まとめ

  1. 世間も公務員も大多数の人は公務員が安定、安泰、堅実と思っている
  2. 公務員の先行きは暗いなどと煽るブログは無視でOK!
  3. 公務員は今後も安定している可能性が高い
  4. AIの進歩でも食べれなくなるほど深刻な事態にはならない
  5. 1日でも早く公務員になった者勝ち
  6. 今後のために自分の市場価値は知っておこう

 

「公務員なんてオワコンwww」

なんて煽る人もネットの世界にはたくさんいますが、実際に公務員として働いていて思うのは、「こんなに良い仕事なかなかないぞ!」ということです。

年功序列で勝手に給料は毎年上がっていきますし、特別忙しい部署でなければ有給も気兼ねなく取得できますしね。

 

そして何より、仕事のデキない人が多い50代があと10年もすればいなくなりますので、そうしたら公務員の世界もだいぶ浄化され、風通しの良い職場になるはずです。

ですから、公務員を目指している方は、安心してそのまま突き進んでくださいね!

 

それでは今回は以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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