私が公務員試験を受けていた頃は、1次の筆記試験でいきなり8割以上の受験者をふるいにかけていましたが、最近ではそんなことはまずありません。
自治体によっては半数以上も2次試験の面接に進ませ、そこで人柄とやる気を吟味して受験者を採用しています。
というわけで、面接対策の概要から基礎を知りたい方向けです。
本文では、
面接対策の基本
について解説しています。
より深い内容を知りたい方向けに、各項目を深掘りした記事リンクも掲載しています。
受験した公務員試験をすべて合格し、今現在は公務員歴15年越えの私のノウハウ記事です。
公務員試験の面接で失敗したくない方は、ぜひともじっくりご覧ください。
面接対策の基本を解説します
面接対策とは、面接での質問に対してベストな回答をするための対策のことです。
なぜ、公務員試験において面接対策が重要なのか?
ズバリ、合否に直結するからです。
一般的には知られていませんが、公務員試験の面接でされる質問には1つ1つ意図があります。
例えば「あなたの長所を教えてください」という質問には、自己分析が出来る人間かどうかを調べる意図があります。
その言葉通りに、「この人は私の長所が知りたいんだな・・・」と、ただ普通に長所を答えただけでは面接で落とされてしまうので注意が必要です。
なので、面接官の質問には必ず「質問の意図がある」ということを忘れないようにしておいてくださいね。
一方、「公務員試験の面接で優劣はつきにくい」といった意見もありますが、ぶっちゃけそれは昔の話です。
最近では「合否は面接で判断する」といっても過言ではありませんので、面接対策の準備は万全の状態に仕上げておきましょう。
「面接を制する者は公務員試験を制す」ですね。
ちなみに、面接試験で必ず聞かれる「あなたの長所」を答える際に、失敗しない方法については以下の記事をご覧ください。
今と昔の公務員試験の違いとは?
公務員バッシングが起きるようになってからが転機でした。
筆記試験から面接試験へシフト
冒頭でも少し触れましたが、その昔公務員試験において面接はあまり重きを置いていなく、試験の合否は基本的に筆記試験の出来で判断していました。
そういった傾向が変わったのが2000年代に入ってくらいからでして、その傾向は年々強くなっています。
ちなみに、合否を左右する面接ですが、代表的な試験は以下の通り。
- 個別面接試験
- 集団討論
個別面接はみなさんがイメージする面接試験でして、大抵は面接官3~4人対受験者1人の形式で行われます。
一方、集団面接は何かテーマが与えられ、そのテーマにそって5人程度の受験者が議論する形式の面接試験です。
面接対策の基本を身につけるために最低限やるべきこと
まずは面接で質問されることを把握しておきましょう。
想定される質問を知っておくことで、効率的に準備をすることができます。
面接対策に関して知っておくべき4つのこと
とりあえず、下記の知識を身につけましょう。
- 面接での服装、髪型
- 熱意と人柄を伝える方法
- 面接での話し方
- 面接の流れと注意点
最低限上記4点をマスターしておけば、面接で大失敗することはなくなります。
①:面接での服装、髪型
公務員試験の面接で正しい身なりがあるのですが、これが意外に出来ていない人が多いんです。
当たり前の話ですが身だしなみがきちんとしていなければ、たとえどんなに質問への回答が素晴らしいものでも落とされてしまいます。
なので、基本中の基本である身だしなみの基本について自信がない片は、ぜひ以下の記事で学んでおきましょう。
②:熱意と人柄を伝える方法
記事の冒頭でも触れましたが、面接官は面接や集団討論といった試験を通じて「受験者の人柄と熱意」を品定めしようとしています。
自治体の運営を担う仕事ですから、当然採用側からすると優秀な人材が欲しいので当然入念に吟味することになります。
そこで「なんだか物足りないなぁ・・・」と思われないためにも、自分をしっかり売り込み、どうしてもその自治体で働きたい「やる気」を伝えましょう。
③:面接での話し方
面接を受けた感触は悪くないのに、「なぜか面接に合格できない・・・」と悩んでいる方にはある原因があります。
それは「相手に伝わる話し方が出来ていない」ことでして、そのような話し方だとこれからいくらチャレンジしても結果は一緒のことに・・・
自分では出来ているつもりでも結果が出ないので悩んでいる方は、ぜひ1度以下の記事を読んでみてくださいね。
④:面接の流れと注意点
公務員試験の面接を受けたことがない方にとっては、「一体どんな流れで、どんな雰囲気なんだろう・・・」と不安になってしまいますよね。
実は不安なまま本番を迎えると、「なんだか調子が出なかった・・・」なんてことにも。
そうならないためにも、まずは公務員試験の面接の流れと注意点を学んでおきましょう。
面接対策の基本を押さえたら実行しよう
ここまで紹介した記事を読んで基本を学んだら、あとはひたすら実戦形式から学びましょう。
実は多くの人が行う面接対策は、以下の2点だけなんです。
- 面接対策のノウハウ本を購入して読む
- 想定される質問に対する回答を準備しておく
これでもやらないよりかは全然いいのですが、これだけだと「十分な面接対策」とは言えません。
結論から言いますと、実戦形式の面接の場数をこなしましょう。
いわゆる模擬面接をしてもらう、もしくは実際に民間企業の採用面接を受けに行くとかですね。
当たり前の話ですが、実践形式で面接対策している人とそうでない人のスキルの差は雲泥の差があります。
というのも、ノウハウ本を読む対策がインプットなら、模擬面接のような実戦形式の面接はアウトプットになります。
面接スキルはインプットするだけじゃなく、それをアウトプットして始めて上達します。
なので面接対策の基礎を学びつつ、自分のダメな所を指摘してもらい改善して伸びるためにも、模擬面接を必ず行うようにしましょう。
というわけで今回は以上になります。
あなたが面接試験を無事突破できるよう、かげながら応援しております。
面接での定番の質問集と、実際に使える回答を掲載!
では最後に、【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!についてご紹介させてください。
【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!は、面接でどう回答すればいいか分からない方のために書いたnoteです。
回答例だけでなく、面接官が質問によって何をチェックしているかについても書いてありますので面接試験で絶対に失敗したくない方はぜひ読んでみてください!
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面接に自信がある人には勧めませんが、苦手意識がある人や100点満点の回答を知りたい人には絶対に読んでもらいたい内容になっています!
しつこいかもですが公務員になりたいなら、ぶっちゃけ読まないだけ損!
ただ1つだけ注意点があるのですが、それは「絶対に公務員になりたい人向け」ということ。
合計15000文字以上のガチすぎる内容になっているので、真剣な人にだけ読んでほしいと思っています。
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